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古文単語 1〜55
  • 石川陽大

  • 問題数 53 • 5/19/2024

    問題一覧

  • 1

    うしろめたう思ひつつ寝ければ、ふと(おどろき)ぬ。

    目を覚まし

  • 2

    常に、「天照御神を(ねんじ)申せ。」といふ人あり。

    祈り

  • 3

    なほ苦しげなれど、(念じて、)二、三日のほどに見えたり。

    我慢して

  • 4

    つれづれ(わぶる)人は、いかなる心ならん。

    思い嘆く

  • 5

    世にあり(わぶる)女の、にげなき老法師、あやしの吾妻人なりとも、...

    かねる

  • 6

    大将殿も、常に(とぶらひ)聞こえ給へど、

    お見舞い

  • 7

    「いま来んよ。」と言ふも、聞きもたりて、まねび(ありく)。

    いつも(〜する)

  • 8

    いかにして過ぎにし方を過ぐしけむ暮らし(わづらふ)昨日今日かな

    かねる

  • 9

    世の人(悩み)申して、

    非難し

  • 10

    いふぜうはべることをも(あきらめ)はべりにしかな。

    晴らし

  • 11

    かかる人の親にて重きくらいにと見え給はず。若う(なまめかしき)御さまなり。

    みずみずしい

  • 12

    世の中は(ありがたく)、むつかしげなるものかな。

    (生きるのが)難しく

  • 13

    世に(はづかしき)方もあれど、みづからも、いみじと思へるけしき、かたくななり。

    気後れする

  • 14

    昨日今日みかどのたまはむことにつかむ、人聞き(やさし)。

    恥ずかしい

  • 15

    かくて明けゆく空の景色、昨日に変はりたりとは見えねど、ひきかへ(めずらしき)心地ぞする。

    目新しい

  • 16

    返り事は、かしこなる(おとなしき)人として書かせてあり。

    年配の

  • 17

    やうやう天の下にも(あぢきなう)人のもて悩み種になりて、

    面白くなく

  • 18

    (あぢきなき)ことに心をしめて、生ける限りこれを思ひ悩むべきなめり。

    どうしようもない

  • 19

    影(すさまじき)暁月夜に、雪はやうやう降り積む。

    殺風景な

  • 20

    遅桜また(すさまじ)。虫のつきたるのもむつかし。

    興ざめだ

  • 21

    (あやしき)賤・山がつも、力尽きて、

    卑しい

  • 22

    暮るるまでかくたち騒ぎて、はては闘じょうおこりて、(あさましき)事どもありけり。

    嘆かわしい

  • 23

    (つらき)こともありとも、さて濡れてきたらむは、憂きこともみな忘れぬべし。

    恨めしい

  • 24

    物思ふ人の魂はげにアクガルルものになむありける。

    離れさまよう

  • 25

    慎まがるべきものかなと思ふに、すずろに心地もアクガレにけり。

    落ち着かな

  • 26

    大将殿も、常にトブラヒ聞こえ給へど、

    見舞う

  • 27

    今日、川尻に船入りたちて、漕ぎのぼるに、川の水干て、悩みワヅラフ。

    苦しむ

  • 28

    いかにして過ぎにし方を過ぐしけむ暮らしワヅラフ昨日今日かな

    かねる

  • 29

    世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手カナシも

    心ひかれる

  • 30

    世に"はづかしき"方もあれど、みづからも、いみじと思へるけしき、かたくななり。

    気後れする

  • 31

    昨日今日帝ののたまむことにつかむ、人聞き"やさし"。

    恥ずかしい

  • 32

    御心ばへいと"なつかしう"、おいらかにおはしまして

    親しみが持て

  • 33

    万の鳥獣、小さき虫までも、心をとめて有様を見るに、子を思ひ、親を"なつかしく"し、夫婦を伴ひ、

    慕わしく

  • 34

    やうやう天の下にも"あぢきなう"人のもて悩み種になりて、

    おもしろくなく

  • 35

    "あぢきなき"ことに心をしめて、生ける限りこれを思ひ悩むべきなめり。

    どうにもならない

  • 36

    影すさまじき暁月夜に、

    殺風景な

  • 37

    遅桜また"すさまじ"。

    殺風景だ

  • 38

    取り難きものを、かく"あさましく"もて来る

    驚くあきれるほど

  • 39

    暮るるまでかくたち騒ぎて、はては闘じょう起こりて、あさましきことどもありけり。

    嘆かわしい

  • 40

    消えまどへる気色いと心苦しくらうたげなれば、

    気の毒で

  • 41

    ここら舟に乗りてまかりありくに、まだかかる"わびしき"目を見ず。

    つらい

  • 42

    いみじく築地など全きに、なかなか"わびしく"、

    つまらなく

  • 43

    "あたらしかり"し御かたちなど恋しくかなしとおぼす。

    すばらしかっ

  • 44

    右近は、ただ、あな"むつかし"と思ひける心地みなさめて、泣きまどふ様いといみじ。

    恐ろしい

  • 45

    この所に住みはじめし時は、"あからさま"と思ひしかども、今すでに五年を経たり。

    ほんのしばらく

  • 46

    大将の君も、御忌みに籠り給ひて、"あからさまにも"まかで給はず、明け暮れ近くさぶらひて、

    全く

  • 47

    飛び越え飛び越え焼けゆけば、おそろしなども"おろかなり"。

    不十分だ。

  • 48

    心も浮き立つものは、春の"けしき"にこそあめれ。

    有様

  • 49

    年越ゆるまで、"音"もせず。

    便り

  • 50

    伏しまろび泣きたる"影"の見えけむは、これにこそはありけれ。

    姿

  • 51

    官・位に思ひをかけ、主君の"かげ"を頼むほどの人は、

    恩恵

  • 52

    いと思わずにのみぞ、世はありける。

    夫婦の仲

  • 53

    長い"ちぎり"のなかりければ、ほどなくまかりぬべきなめりと思ひ、

    前世からの困縁