問題一覧
1
個人と環境の継続的な相互作用を通して、さまざまな機能や構造が分化し、さらに統合されて個体が機能上より有能に、また構造上より複雑になっていく過程
発達
2
発達のうち、身体的な変化であるもの
成長
3
発達のうち、生殖能力に関わるもの
成熟
4
発達のうち、知識等に関わるもの
学習
5
発達の規定因を「遺伝か環境か」のいずれか一方によると考えるもの。初期の説であり、現在は否定されている。
単一要因説
6
発達には「遺伝も環境も」影響しているという説。どちらもよい違法が良い、ということになる。
輻輳説
7
遺伝と環境が相互に影響を与え合って発達に影響する説
相互作用説
8
相互作用説の代表的な理論
ジェンセンの環境閾値説
9
人間の発達過程における区分。教育制度などに基づく区分や、身体的発達によるもの、精神的な発達によるものなどがある。
発達段階
10
人の生涯のそれぞれの時期に生じる課題。それが達成できると人は幸福になり、次の発達課題の達成も容易になるが、失敗するとその人は不幸になり、社会から承認されず、次の課題達成も難しくなる。
発達課題
11
自分の将来を考える青年期に、いろいろと考えて自分のやりたいことや向いていることが見つかり、自分の将来像が明確で、将来の選択を自信を持ってできる状態。
アイデンティティ確立
12
アイデンティティ確立ができない場合に、自分の決定に自信が持てず、消極的になったり、意欲的に取り組めないとされている状態。
アイデンティティ拡散
13
受精後第8週〜誕生までのこと。人間の形態に近い状態になってくる。
胎児期
14
誕生〜生後1ヶ月ごろまでのこと。1日の8割が眠りであり、親などの擁護に完全に依存している。しかし決して無力な存在ではなく、感覚器官はかなり発達している
新生児期
15
新生児期以降〜1歳から1歳半頃までのこと。一生涯で最も発達が著しい時期。身長は約1.5倍、体重は約3倍に、脳重も2.7倍になる。乳児期の終わりまでに言葉の使用や歩行の開始が可能になる。
乳児期
16
生後1ヶ月頃から発現する、「快」を表現する発声のこと
クーイング
17
生後2ヶ月〜7,8ヶ月にかけて起こる、「マンマンマ」というような発音。
喃語
18
1歳前後で指差し行動と「マンマ」「ブーブー」などの( )の使用がおこる
一語文
19
愛着のこと。
アタッチメント
20
子供が特定の人に持続的な心理的結びつきを持っている状態。最初は誰に対しても反応し、積極的に関わっていくが、3ヶ月〜半年になると、特定の人に対して愛着を持って接するようになり、逆に知らない人を避けるようになる。
愛着
21
3ヶ月〜半年で、知らない人を避けるようになること。
人見知り
22
好奇心が旺盛、自我が芽生える時期であり、自己主張の現れとして起こる現象。
第一反抗期
23
対象を客観的に捉えず、対象物へ自分の感情や印象を介入させる傾向。
相貌的知覚
24
無生物を生き物のように捉える傾向。(例えば、「月が寂しそう」「太陽が笑ってる」など)
アニミズム
25
自他の視点の区別が難しく、他者の視点にたって捉えることが出来ず、自己の視点に中心化してしまう傾向のこと。
自己中心性
26
児童期はピアジェのいう「具体的操作の時期」であり、自己中心的ではなく事物の本質的な特徴を判断できるようになる。という概念。
保存の概念
27
青年期の身体に、生殖器官、内分泌系の成熟によって発言するもの。
二次性徴
28
青年期は、アイデンティティの確率のために、積極的にいろいろなことにチャレンジして「自分に何ができるのか」「何がやりたいのか」を確かめる過程でもある。その意味で青年期を「試行錯誤のための猶予期間( )」ともいう。
モラトリアム
29
青年期に、周囲の大人や社会的権威、制度や慣習について批判的・反抗的な態度がつよくなること。
第二反抗期
30
近年の若者が対人関係において、適度な距離を見出すことができないこと。近づきたいけど、近づきすぎたくないことをなんというか。
ヤマアラシのジレンマ
31
成人期とは、青年期以降、社会生活において一定の地位や基盤を確立する時期。ライフイベントとして、就職や結婚、出産、育児などがある。この時期の発達課題は( )である。
生殖性
32
子供の自立に付随して起こる「親の役割」の低下や喪失が、親としてのアイデンティティを拡散して、人生に対する虚無感・無意味感・喪失感を強める症候群で、頭痛・腹痛・めまい・肩こり・腰痛など不定愁訴としての身体症状を伴うこともある。
空の巣症候群
33
家庭での家事・育児の仕事を全面的に引き受けている女性が、「母親・妻の役割行動」によって規定される自己アイデンティティに疑問を抱いて、家事全般に強いストレスを感じ始めた時に発症しやすい症候群。同じ状況下であれば、男性でもなる。
台所症候群
34
高齢者の区分のうち、75歳までを(①)、75歳からを(②)、85歳以上を(③)としている。
前期高齢者, 後期高齢者, 超高齢期
35
従来高齢期のパーソナリティの変化は、「自己中心性」や「愚痴っぽさ」、「頑固」など、否定的な変化とされてきたが、近年は「円熟」「安定的」なパーソナリティを形成する場合も多い。これを、( )な老いと言う。
幸福
36
幸福な老いの別称
サクセスフルエイジング
37
発達障害のことを指し、最近では100人に1~2人存在するとも言われている。
自閉症
38
われわれは人工的・自然な物理環境だけではなく、多くの他者が存在する( )に生きている。
社会的環境
39
他者に対するさまざまな情報を手がかりとして、その人のパーソナリティや意図、人間関係の持ち方などを推論する働き。
対人認知
40
対人認知の一側面で、他者の顔や表情などの限られた情報からパーソナリティを推論すること。
印象形成
41
例えば、「友人はとあるアーティストが好きだが、自分はそれほど好きではない」という状態は、インバランスな状態なので、ストレスが生じる。そこで、「自分もそのアーティストが好きになる」または「友人を嫌いになる」という形でバランスを取ろうとする。という理論は?
ハイダーのバランス理論
42
身の回りに起こるさまざまな出来事や自分、他者の行動について、その原因を推測する過程。
原因帰属
43
原因帰属のうち、原因が環境の側にあるときをなんというか。
外的帰属
44
原因帰属のうち、原因が個人のパーソナリティなど内的特性の側にある時をなんというか。
内的帰属
45
他者に対する好意的・非好意的な態度。
対人魅力
46
対人魅力を規定する要因としては( )、( )、( )、( )などがある。
近接性, 身体的魅力, 類似性, 返報性
47
対人魅力の初期段階では、(1)や(2)の影響が重要であり、人間関係が進展すると(3)などの影響が大きくなるとされる。
近接性, 身体的魅力, 類似性
48
我々は自分に好意を持ってくれた相手に対して行為を持つ。これを好意の( )性という。
返報
49
集団のリーダーがメンバーに対して発揮する影響力。
リーダーシップ
50
個人がある課題を行う際に、他者がいることによって行動が促進されること。
社会的促進
51
社会的促進とは逆に他者の存在が行動を抑制すること。
社会的抑制
52
集団で共同作業を行う際に、メンバー1人当たりの努力量が1人で作業する時より低下すること。
社会的手抜き
53
少数派の意見や行動が集団の中の多数派の圧力により変化する過程。一方で、権威や確信を持った少数派によって多数派が影響されることもある。
同調
54
特定の対象に対して表れる、好意・非好意の感情を基礎とした反応・行動のある程度一貫した傾向。
態度
55
態度は新しい情報によって変化するが、この情報は、自分の行動で得る場合と他者からの働きかけによって得る場合とがある。 そのうち、他者からの働きかけによる態度変容のことをなんというか。
説得
56
説得のテクニックとして、はじめに大きな要請をして拒否されたところで、譲歩したように見せかけ小さい要請を受け入れさせるのはなにか。
譲歩的説得
57
譲歩的説得とは逆に、はじめに小さい要請をして、次により大きな真の要請をするのをなんというか。
段階的説得
58
例えば、メニューを2種類用意すると、値段の安い方が選ばれるが、3種類用意すると、真ん中のものが選ばれる。これをなんというか。
対比効果
59
情報が人々の間を伝わっていく過程で、その内容が事実であることを示すような具体的なデータがないのに、次々と伝えられ信じられていくこと。自然発生的である点でデマとは異なる。
流言
60
建築学と心理学が組み合わさりできたものは何か。
環境心理学
61
これからは建物を使う人のことを考えなければ!!
建築学
62
実験室の結果を実環境に応用するとどうなるんだろう??
心理学
63
他人が接近すると不愉快に感じる領域。
パーソナルスペース
64
恋人・家族、友達、仕事関係者、演説など、相手との関係値によって変わる距離のこと
対人距離