前7世紀に中央ユーラシア西部の黒海北岸の草原地帯を支配した、文献上で知られる最初の遊牧国家を何というか。

中央ユーラシア東部では、前3世紀後半より騎馬遊牧民の統合の動きが始まったが、そのうちモンゴル高原では何という遊牧民が現れ、強力な遊牧国家を形成したか。

前3世紀末に即位した、匈奴の最盛期の君主は誰か。

隊商交易の中継地である中央アジアの諸都市(タリム盆地周縁部など)を結ぶ、東西交易路を何というか。

東方諸国を征服して中国を統一した奉王の政(始皇帝)は、都をどこにおいたか。

始皇帝は全国を直轄地とする、何という政治制度を施行したか。

始皇帝のもとで、丞相として権力をふるった法家の政治家は誰か。

李斯の建議により、始皇帝がおこなった思想・言論統制を何と呼ぶか。

始皇帝の死後におこった、中国史上初の農民反乱を何というか。

農民出身で、楚の軍勢を破って前202年に中国を統一し、漢(前漢)王朝を樹立したのは誰か。

前漢の都は、どこにおかれたか。

劉邦が採用した、封建制と郡県制を併用した政治制度を何というか。

郡国制はしだいに郡県制へと切り替えられていくが、前154年(景帝のとき)に諸王がこれに反対しておこした反乱を何というか。

匈奴を挟撃するため、前漢の武帝は西域の何という国に使者を派遣したか。

匈奴を挟撃するため、前漢の武帝が使者として派遣した人物は誰か。

武帝は朝鮮に4郡を設置(前108年)したが、そのなかの代表的な都の名を1つ記せ。

武帝は財政難打開のために、何の専売をおこなったか。2つあげよ。

財政難打開のため、武帝がとった物価調整策は何か。

財政難打開のため、武帝がとった物価安定策は何か。

後8年に前漢の皇帝を廃位し、みずから皇帝となった外戚は誰か。

王莽が新たに建てた王朝名を答えよ。

後漢を建国した人物は誰か。

後漢の都はどこにおかれたか。

184年におこった、後漢末の農民反乱を何というか。

スキタイや匈奴らの騎馬遊牧民が活躍した、ユーラシアの大ステップ地帯を貫くルートを何というか。

始皇帝が中国を統一したのは何年か。

泰で使用された円形方孔の貨幣で、始皇帝の征服活動により東方に広まり、東アジアの貨幣の基本形となったものを何というか。

匈奴の侵入を防ぐため、始皇帝が中国北辺に修築・連結した防御壁を何というか。

始皇帝陵の墓域に埋められた、数千体の等身大の陶製人馬像を何というか。

陳勝・呉広の乱に際して、陳勝がとなえたスローガンは何か。

秦の滅亡後、劉邦と覇権を争った楚の武将は誰か。

燕から亡命した衛満が朝鮮半島に建てたが、前108年に前漢の武帝により滅ぼされた国は何か。

秦末の混乱の際に、中国人の趙佗が広東を拠点に建てた国を何というか。武帝はこれを滅ぼして、南海郡など9郡をおいた。

王莽の建てた「新」王朝の時代に、華北一帯でおこった農民反乱を何というか。

儒学派官僚が宦官派に大弾圧された、後漢末におこった事件を何というか。

黄巾の乱は、張角が組織した何という宗教結社によっておこされたか。

後漢の滅亡は何年か。

前漢初期には黄老の政治思想が重んじられたが、その後、武帝の時代に何という学者の活躍により、儒学が官学とされるに至ったか。

後漢の時代に発展した、経書の字句の解釈を目的とする学問を何というか。

太古から武帝時代までを記述した、中国初の正史である「史記」を著したのは誰か。

前漢一代の歴史書である、「漢書」を著したのは誰か。

『史記』『漢書』はいずれも、どのような編纂形式で叙述されたか。

後91年に西域都護に任ぜられ、西城50余国を服属させた人物は誰か(班固の実弟にあたる)。

後漢時代に、宦官の蔡倫によって改良されたとされる技術は何か。

166年にローマ皇帝の使者が海路、日南郡に渡来したとされるが、この皇帝は中国の史料には何という名前で記されているか。

鮮卑が南下した後のモンゴル高原を支配した騎馬遊牧民(5~6世紀)で、南北朝時代の中国(北魏) と対抗したものを何というか。

後漢滅亡(220年)後、帝位についた曹丕(曹操の子)が、洛陽を都に華北に建てた王朝を何というか。

後漢滅亡後劉備が、成都を都に四川に建てた国を何というか。

同じく孫権が、建業を都に江南に建てた国を何というか。

魏の帝位を奪って晋(西晋) を建て、280年には呉を滅ぼして三国時代の分裂を統一した人物は誰か。

五胡の侵入をまねく結果となった、西晋末の帝位をめぐる内乱を何というか。

匈奴により西晋が滅んだのち、その一族の誰が江南に東晋 (317~420年) を再興したか。

東晋の都を、当時の名称で記せ。

西晋滅亡後の混乱した華北を439年に統一した王朝を何というか。

王朝を建国したのは、五胡のなかの何という民族か。

北魏王朝の最盛期の皇帝で、漢化政策を進め、均田制などを施行したのは誰か。

北魏の当初の都はどこか。

孝文帝が平城から遷都した、北魏の新しい都はどこか。

前漢時代には個学の経典が整理され、「五経」が編纂されたが、その名称をすべてあげよ。

漢の武帝が制定した官吏任用法で、優秀な人材を地方長官が中央に推薦した制度を何というか。豪族の官界進出を促進した。

馬融に師事し、訓詁学を大成した後漢の学者は誰か。

班超の部下で、ローマ帝国に派遣され、シリアまで到達したとされる人物は誰か。

五胡のうち、西晋を滅ぼした民族は何か。

五胡のうち、チベット系の民族を2つあげよ。

北魏を建国したのは、鮮卑のなかの何という氏族か。

6世紀半ばのモンゴル高原では、柔然にとってかわった、何というトルコ系遊牧民が勢力を伸ばしたか。

突厥と結んで、577年に華北を再統一した王朝は何か。

江南では東晋の滅亡後、建康に都をおいた4王朝が興亡するが、それらの王朝名を順にすべてあげよ。

漢代の郷里選にかわって、 魏に始まり南北朝時代まで行われた推薦制にもとづくく官吏任用制度を何というか。

九品中正は、結果的に豪族による高級官僚独占につながり、名門の家柄を固定化させた。このような勢力を何というか。

北魏でおこなわれた土地制度で、 国家による土地給付と返還を原則とするものを何というか。

後漢末の混乱による儒学の不振を背景に、魏・晋時代には道家思想や仏教の影響で、世俗を超越した自由な議論をおこなう風潮が流行した。これを何というか。

西域の亀茲の僧で、後趙で重用され、仏教を華北に広めたのは誰か。

同じく亀茲の僧で、前秦・後秦に迎えられて、布教や仏典漢訳で活躍したのは誰か。

陸路インドのグプタ朝に入り、仏典を得て海路帰国した東晋の僧は誰か。

法顕の旅行記を何というか。旅行した地域の歴史資料としても貴重。

莫高窟という石窟寺院で有名な、甘粛省西辺のオアシス都市を何というか。

山西省大同の西にある、ガンダーラ様式・グプタ様式の影響が残る石窟寺院を何というか。

北魏の洛陽遷都以後に造営された、洛陽の南方に残る石窟寺院は何か。

道教の教団をつくって北魏の太武帝に信任され、その国教化を推進した道士は誰か。

「帰去来辞」「桃花源記」などで知られる、東晋の田園詩人は誰か。

梁の昭明太子によって編纂された、四六駢儷体の名作を集めた詩文集を何というか。

「女史蔵図」の作者とされる東晋の画家で、「画聖」と称されるのは誰か。

「蘭亭序」で有名な東晋の書家で、「書聖」と称されるのは誰か。

朝鮮の三国時代に関して、中国東北地方の南部に前1世紀頃おこり、313年に楽浪郡を 滅ぼして朝鮮半島北部を支配した国を何というか。

4世紀には朝鮮半島南部でも統一が進むが、半島南部の東側に成立した国を何というか。

4世紀に、朝鮮半島南部の西側に成立した国を何というか。

『三国志』の「魏書」東夷伝によると、3世紀の日本には、魏から「親魏倭王」の称号を与えられた有力な国があったとされるが、この国を何というか

古くからの民間信仰や道家の説などとともに道教の一起源となった、仙人や不老不死を信じる思想を何というか。

高句麗の最盛期の王で、朝鮮半島南下を進め、新羅・百済を服属させたのは誰か。

邪馬台国の女王で、239年魏に朝貢し、冊封を受けたのは誰か。

4世紀以降、何という政権のもと、日本の統一が進んだか。

中国王朝が近隣勢力に官位や称号を与えて成立した、理念上の国際秩序を何というか。

隋の初代皇帝(文帝)となり、589年に南朝の陳を滅ぼして中国を統一した人物は誰か。

隋は従来の九品中正を廃止して、何という官吏任用制度(科目試験による)を始めたか。

隋の第2代皇帝で、さかんに対外遠征をおこなったのは誰か。

煬帝は何を開削することにより、華北と江南の交通運輸を便利にしたか。

隋の滅亡の原因は、3回におよぶ、何という国への遠征の失敗によるか。

鮮卑の拓跋氏の流れをくむ北朝から隋・唐に至る王朝を拓跋国家という。唐を建国し た人物は誰か。

唐の建国者である李淵の子であり、のちの第2代皇帝は誰か。