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インフラエンジニアの教科書2 改訂続き
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  • 問題数 75 • 5/25/2024

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    問題一覧

  • 1

    Unicodeとは?

    世界の主な言語のほとんどの文字を収録しており、通貨記号や約物など文字と共に使われる記号や絵文字なども登録されている。業界団体のUnicodeコンソーシアム(Unicode Consortium)が策定・改訂しており、ほぼ同じものがISO/IEC 10646として国際標準となっている。ISO/IEC側ではUnicodeに相当する文字集合の名称を「UCS」(Universal Coded Character Set)としている。 コードポイント Unicodeでは、登録された文字のそれぞれについて「コードポイント」(code point:符号点、符号位置と訳される)と呼ばれる一意の通し番号を与えている。

  • 2

    Shift_JISとは?

    JIS規格として標準化された日本語を含む様々な文字を収録した文字コードの一つ。正確には「Shift_JIS」と間にアンダーバーを挟んで表記する。MS-DOSやWindowsが標準の日本語文字コードとして採用したことから広く普及した。

  • 3

    Sambaとは?

    Windowsネットワークの諸機能をWindows以外のシステムで利用できるようにするソフトウェア。主にLinuxなどのUNIX系OSで動作するコンピュータをWindowsネットワーク上のサーバやクライアントとして利用するために用いられる。

  • 4

    ジャンクションとは?

    NTファイルシステム(NTFS)の機能の1つで、あるディレクトリを別のディレクトリにリンクさせられる機能

  • 5

    tune2fsとは?

    ext2、ext3、ext4ファイルシステムのパラメータを変更するコマンドです ※1。ボリュームラベルをはじめ、ファイルシステムの自動検査を行う頻度などを変更できます。

  • 6

    フラッディングとは?

    イーサネット(Ethernet)の集線装置の一種であるネットワークスイッチ(スイッチングハブ)では、あるポートから受信したフレームの宛先が分からず全ポートに転送する挙動をフラッディングという。 自らのMACアドレステーブルに載っていないアドレス宛てのフレームを受信した際、転送先で(多段接続先のスイッチなどにより)適切に処理されることを期待して行われる。受信した端末は自分宛てではなければフラッディングされたフレームを破棄する。

  • 7

    FDB(フォワーディングデータベース)とは?

    スイッチが受信フレームの転送先ポートを決定するために使用するデータベースです

  • 8

    VLANとは?

    Virtual Local Area Network」の略で、「仮想LAN」「バーチャルLAN」とも呼ばれます。コンピュータネットワークにおいて、物理的な接続形態とは別に仮想的(バーチャル)なLANセグメント(個々のネットワーク環境のこと)を作る技術のことをいいます。平たくいうと、1つのLANを、仮想的に複数のLANに分けたり、複数に分かれたLANを1つのLANに見せたりすることです。これは、社内ネットワーク構築の際によく使われています。

  • 9

    ポートVLANとは?

    スイッチングハブのポート(差込口)単位でVLANの割り当てを行う方法のことをいいます。たとえば、ポートAはVLAN1、ポートBはVLAN2といった具合でポートごとにVLANを設定します。

  • 10

    タグVLANとは?

    ネットワークを流れる個々のデータのフレームに、転送先のグループの識別番号を付与する方法です。この識別番号を目印に、同じグループに所属するネットワークへフレームを転送します。タグVLANであれば、スイッチングハブをまたいでVLANを作ることが可能。

  • 11

    トランクポートとは?

    VLAN(仮想LAN)が設定されたLANスイッチなどで、複数のVLANに所属し、それぞれのデータを混在させて伝送するポートのこと。主にスイッチ間接続で用いられる。 VLANは一つの物理的なLANの内部に互いに隔てられた仮想的なLANを構築する技術で、スイッチの設定でトランクポートに指定されたポートは、VLAN IDで指定された複数のVLANの通信を同時に行うことができる。

  • 12

    アクセスポートとは?

    一つのVLANのみに所属するポートは「アクセスポート」(access port)と呼ばれる。アクセスポートを用いてスイッチを繋ぐとVLANの数だけケーブルとポートが必要になるため、一つのトランクポート間接続でまとめて転送する。

  • 13

    トランクリンクとは?

    スイッチなどのトランクポート間を繋ぐ回線や接続を「トランクリンク」(trunk link)という。トランクリンクを流れるフレームは複数の異なるVLANのものが混在するため、どのフレームがどのVLANのものであるかを識別するために「トランキングプロトコル」(trunking protocol)が用いられる。

  • 14

    iSCSIとは?

    IPネットワークを利用してSAN(Storage Area Network)を構築するプロトコル規格

  • 15

    SSLオフロードとは?

    暗号化・復号を専門に処理する装置を用意し、Webサーバ本体からSSL/TLS関連の処理を肩代わりさせることで本体の負荷を軽減する。この装置を「SSLアクセラレータ」と呼び、サーバに内蔵する拡張カード型の製品と、Webサーバから独立した単体のアプライアンス型の製品がある。 単体の製品は一種のリバースプロキシとなっており、クライアントとWebサーバの間の通信を中継し、サーバ側からのデータを暗号化して転送、クライアント側からのデータを復号して転送する。ロードバランサの機能を兼ねており、複数のWebサーバを切り替えて使用することで負荷分散を図ることができる製品もある。

  • 16

    ファームウェアとは?

    機器内部に固定的に組み込まれ、内部のハードウェアと密接に結びついており、通常の使用や操作では原則として内容の変更を行わないことから、ハードウェアに性質が近いソフトウェアとして “firm” (堅い、固定の)という語が当てられている。 パソコンやサーバなどの汎用コンピュータのほか、スマートフォンやネットワーク機器、家庭用ゲーム機、デジタル家電などのコンピュータ応用製品(組み込み機器)にも搭載される。本体の主基板などに実装された読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)など、電源オフ時にも内容が維持される不揮発メモリに記録されることが多い。 パソコンやPCサーバ(IAサーバ)に搭載されるファームウェアはオペレーティングシステム(OS)との連携方法などが規格化されており、以前は「BIOS」(Basic Input/Output System)が、現在は「UEFI」(Unified Extensible Firmware Interface)が用いられる。UEFIは正確にはファームウェアとOSの通信規格だが、パソコンに内蔵されたUEFI対応ファームウェアを略してUEFIと呼んでいる。

  • 17

    オートネゴシエーションとは?

    イーサネットと一口に言っても世代によって10BASE-T(通信速度10Mbps)、100BASE-TX(100Mbps)、1000BASE-T(1Gbps)など様々な仕様があり、全二重通信(同時に双方向に通信可能)と半二重通信(一つの伝送路を送受信で共有)の通信モードの違いなどもある。 従来は同じ規格に対応したポート同士を探し出して接続するといった煩雑で柔軟性に欠ける対応が必要だったが、オートネゴシエーションに対応した機器同士はFLP(Fast Link Pulse)やNLP(Normal Link Pulse)などの特殊な信号のやり取りを通じて互いに利用可能な仕様の情報を交換し、最も適した方式で通信できるよう自動設定してくれる。

  • 18

    トポロジーとは?

    複数の装置や機器をケーブルなどで繋ぐ場合、具体的な装置の数や位置関係、配線の長さなどに違いがあっても、「繋がり方」はいくつかの類型に分類することができる。信号の伝送や通信路の制御の仕方は類型ごとに共通しており、それぞれ特徴がある。 装置の配線のトポロジー コンピュータや電子機器の内部の装置や回路間の接続、あるいは機器本体と外部の装置などとの接続形態は典型的ないくつかのトポロジーに分類される。最も単純なのは「ポイントツーポイント接続」で、2つの装置が直に一対一に繋がれた形態である。 複数の装置を共通の信号線を通して同時に接続する方式は「バス接続」という。このうち、信号線を枝分かれさせて複数の装置に繋ぐ方式を「マルチドロップ接続」、装置から装置に数珠つなぎに配線していく方式を「デイジーチェーン接続」という。

  • 19

    ASICとは?

    半導体集積回路(IC:Integrated Circuit)の分類の一つで、ある特定の機器や用途のために、必要な機能を組み合わせて設計、製造されるもの。 ASICは必要な機能を論理回路の形で一つのチップにまとめて作り込むため、汎用ICの組み合わせやプログラマブルIC(FPGAやPLCなど)を使う場合に比べ高速に動作し、実装面積や消費電力、大量生産時の製造単価などでも有利となる。 一方、回路設計などのために多数の人員、高いコスト、長い期間が必要である。半導体製造工程上の(製造個数に依らない)固定的なコストが高額なため、不具合や仕様の見直しによる設計変更が難しい。少数しか製造しない場合には単価が高くついてしまう。

  • 20

    UTPとは?

    「UTPケーブル」とは「シールド処理が施されていない、ペアの撚りケーブル」を指します。一般的なLANケーブルはこのUTPケーブルを意味しており、家庭やオフィスなど多くの環境で使用されています。 「シールド処理」とは、簡単に言えば外部ノイズを遮断するための処理です。シールド処理を実施することで、外部ノイズに対する耐性が強くなり通信速度や通信の安定 性が増します。 多数のネットワーク機器が設置されている一部の環境をのぞき、一般的なネットワーク環境ではシールドの有無が問題になるほど大きなノイズによる影響は考えられません。後述するSTPケーブルよりも安価なため、多くの環境ではUTPケーブルが選択されます。アース処理を実施する必要がない手軽さもメリットです

  • 21

    FPGAとは?

    Field Programmable Gate Arrayの文字通り、設計者がフィールド(現場)で論理回路の構成をプログラムできるゲート(論理回路)を集積したデバイスです。製造後は回路構成を変更できないLSI(集積回路)に対し、プログラムにより内部の回路構成、つまり処理内容を変更可能であることからこのように呼ばれます。近年はADコンバータやマイコンを内蔵したFPGAもあります。デバイスの見た目はLSIと何ら変わりなく、製造プロセスも同じですが、デバイス内部の処理内容を設計者が変更できる点が異なります。

  • 22

    ネットワークアダプタとは?

    コンピュータに他のコンピュータへ接続する機能を追加するための拡張カードのことである。 様々な呼びかたがあり、NIC(Network interface Card)やネットワークカード、LANカード、LANアダプター、LANボードとも呼ばれる。

  • 23

    オフロード機能とは?

    特に、ある特定のデータ処理に特化したハードウェアをコンピュータに装着し、CPUの処理を肩代わりして負荷を軽減することで、システム全体の処理性能を向上させることをオフロードということが多い。 通信・ネットワーク関連の定型的なデータ処理を、ネットワークカード(NIC)などに内蔵されたICチップに肩代わりさせてCPU負荷を軽減する手法が一般的で、業務用のサーバコンピュータなどでよく利用される。

  • 24

    トランザクションとは?

    データベースシステムや業務用ソフトウェアなどでよく用いられる概念で、金融機関のコンピュータシステムにおける入出金処理のように、一連の操作を全体として一つの処理として管理することを「トランザクション処理」(transaction processing)という。 ひとつづきのトランザクションとして登録された複数の操作は、必ず「すべて成功」か「すべて失敗」のいずれかとなるようシステムによって実行状態が管理される。処理の開始後、途中でいずれかの操作が失敗したら、それまでに行われた操作を取り消して最初からやり直す制御が自動的に行われる。 例えば、口座間の資金を移動をシステムで処理する場合に、出金と入金を個別に処理すると、片方の口座から出金した後に、もう一方の口座へ入金する前に障害が発生してシステムが停止してしまうと、出金した資金が宙に浮いてしまう。 このような事態を避けるため、出金と入金を一つのトランザクションとして管理する。出金後に障害で停止したら、復旧後に記録を参照して出金操作を取り消し、処理開始前の状態にデータベースの記録状態などを差し戻す。その後、必要に応じてもう一度出金から処理をやり直す。

  • 25

    クラッシュリカバリとは?

    データベースを整合した使用可能な状態に戻すプロセスのことです。 これは、未完了のトランザクションをロールバックし、 破損発生時にメモリーに残っていたコミット済みトランザクションを完了することによって行われます

  • 26

    外部キーとは?

    関連したテーブル間を結ぶために設定する列のことで、データの整合性をデータベースに保証させるために利用します。 例えば、従業員テーブルに「従業員番号、部署番号、姓、名」の項目があるとして、部署テーブルの「部署番号」関連づけしたい場合に外部キーを利用します。

  • 27

    読み取り一貫性とは?

    データベース中の特定のデータに対し変更の処理が行われている際、他の処理には変更が行われる前の確定した値を渡すことで、データの整合性を保つ機能のこと。

  • 28

    行ロックとは?

    データベースの話で出てくるロックの分類のひとつで、更新したりするレコード(行)のみをロックするやり方

  • 29

    GPLとは?

    ソフトウェアの利用許諾条件などを定めたライセンスの一つ。主にフリーソフトウェア(自由なソフトウェア)の開発・配布のために用いられるもので、FSF(Free Software Foundation)が公開している。 2021.12.7更新 目次 概要 関連用語 他の辞典の解説 関連リンク GPL もともとFSFが主催するGNUプロジェクトで開発されたソフトウェアの利用条件を提示するために作られたものだが、同プロジェクト以外にも多くのフリーソフトウェア、オープンソースソフトウェアで採用されている。 一般にソフトウェア開発では人間が理解しやすいプログラミング言語でソースコードを記述し、これをコンピュータが解釈可能なネイティブコードなどに変換して実行するが、GPLではこのソースコードの公開を大原則とし、誰でも自由に入手、使用、改変、再頒布(販売も含む)することを認めている。 また、GPLに基づいて公開されているプログラムを改変したり、自らのプログラムの一部として組み込んだ場合など、派生的・二次的なソフトウェアを作成した場合には、これにもGPLを適用して公開しなければならないと定めている。 このような派生著作物にGPLの適用を強制する方式は「コピーレフト」(copyleft)と呼ばれ、他の多くのオープンソースライセンスには見られない特徴的な条件となっている。この点を忌避してGPL以外のライセンスを採用する開発者も多い。

  • 30

    追記型アーキテクチャとは?

    削除の場合は更新前の行に削除フラグを立てて、更新後の行を追加するというアーキテクチャ

  • 31

    VACCUMとは?

    削除フラグが立てられて使用されなくなった行を回収する

  • 32

    マルチプロセスとは?

    1つのプログラムを複数に分割し、複数のプロセスで同時に処理を進める技術のこと。つまり、別々のプログラム間(別々の実行環境)でデータをやりとりしながら処理を進めることができる。プロセスは重量で、まったく別のプロセスとして実行されるため、プロセス間でデータの共有には特殊な手法が必要であり、プロセスの生成や破棄には時間とリソースが必要。

  • 33

    マルチスレッドとは?

    1つのプログラムを複数に分割し、同時に処理を進める技術のこと。つまり、1つのプログラム内で複数の処理を同時に実行することができる。スレッドは軽量で、同じプロセス内であるため、スレッド同士でのデータの共有が容易で、また、プロセスの生成や破棄が必要なく、プログラマの手間も少なくて済む。ただし、スレッド同士が同じデータにアクセスするときには、注意が必要で、スレッドの中で排他制御を行わなければ、データ競合が起こる可能性がある。(スレッドセーフの話)

  • 34

    SQLとは?

    RDBMSにおいて、データの操作や定義を行うための問い合わせ言語

  • 35

    DDL(データ定義言語)とは?

    データ定義言語と呼ばれ、テーブルや索引、シーケンスなどのデータベースオブジェクトを定義する言語です。データベースやテーブルを新規に作成(CREATE)する場合や、変更(ALTER)、削除(DROP)する際に使用します。また、テーブルに格納されているデータを一括ですべて削除するTRUNCATEも、DDLに含まれます。

  • 36

    DML(データ操作言語)とは?

    データ操作言語と呼ばれ、データベースを操作し、格納されているデータの検索や削除などを行うための言語です。データベースを使用する中で最も使用する言語と言えます。命令文は、データの検索(SELECT)、更新(UPDATE)、挿入(INSERT)、削除(DELETE)があります。

  • 37

    DCL(データ制御言語とは?)

    データやトランザクションを制御するための言語です。ユーザーに対してアクセス権限を付与(GRANT)する命令や、権限の取消(REVOKE)が含まれます。 データベース製品によっては、COMMITやROLLBACKなどトランザクションを制御する言語(TCL)も、DCLに含める場合があります。

  • 38

    ACID特性とは?

    関連する複数の処理を一つの単位として管理するトランザクション処理に求められる4つの特性 “Atomicity”(原子性)、“Consistency” (一貫性)、“Isolation”(独立性)、“Durability”(耐久性)の頭文字をつなぎ合わせたもの。

  • 39

    原子性(Atomicity)とは?

    トランザクションに含まれる個々の手順が「すべて実行される」か「一つも実行されない」のどちらかの状態になるという性質である。送金処理における出金と入金を一体的に扱うことなどが該当する。

  • 40

    一貫性(Consistency)とは?

    トランザクションの前後でデータの整合性が保たれ、矛盾の無い状態が継続される性質である。例えば、送金トランザクションによって口座の残高の値が負になるといったことが起きないようにする

  • 41

    独立性(Isolation)とは?

    トランザクション実行中の処理過程が外部から隠蔽され、他の処理などに影響を与えない性質である。例えば、送金処理の途上である「出金は実施済みだが入金は未実施」といった状態を外部から読み出されないよう排他制御などを行う。

  • 42

    耐久性\永続性(Durability)とは?

    トランザクションが完了したら、その結果は記録され、システム障害などが生じても失われることがないという性質である。データ操作の時系列の記録(ログ)をストレージなどに保存しておき、データ記録中に障害などで中断したら記録を元に更新を反映させるといった処理が行われる。

  • 43

    トランザクション分離レベルとは?

    分離性は他のトランザクションに影響を与えない性質ということで、他のトランザクションに影響を与えると幾つかの問題が発生します。 READ UNCOMMITTED ‥ダーティ、ファジー、ファントム READ COMMITED‥ファジー、ファントム REPEATABLE READ‥ファントム SERIALIZABLE‥発生しない

  • 44

    ダーティリードとは?

    トランザクションAとトランザクションBが同時に一つのテーブルを操作するとします。 トランザクションBでコミットされていないデータをトランザクションAで読み取ってしまう問題が起きます。

  • 45

    ファジーリードとは?

    トランザクションAとトランザクションBが同時に一つのテーブルを操作するとします。 トランザクションAでデータを複数回読み取っている途中で、トランザクションBでデータを更新してコミットした場合、トランザクションAで違う結果のデータを読み取ってしまう問題が起きます。(非再現リードとも呼ぶ)

  • 46

    ファントムリードとは?

    トランザクションAとトランザクションBが同時に一つのテーブルを操作するとします。 トランザクションAで一定の範囲のレコードに対して処理を行っている途中で、トランザクションBでデータを追加・削除してコミットした場合、トランザクションAで幻影のようにデータが反映されるため、処理の結果が変わってしまう問題が起きます。

  • 47

    デッドロックとは?

    二つのトランザクションが二つ以上の資源の確保をめぐって互いに相手を待つ状態となり,そこから先へ処理が進まなくなることをデッドロックといいます。 デッドロックは,一般に参照のトランザクションと更新(削除を含む)のトランザクションとの間で多く発生します。 お互いに相手が終わるのを待っていて身動き取れなくなっている状態

  • 48

    テーブルロックとは?

    指定したテーブル全体をロック

  • 49

    インデックスとは?

    データベースにおけるインデックスは、テーブル内のデータの検索やソートを高速化するために使用されるデータ構造です。インデックスは特定の列(または複数の列)に対して作成され、その列の値とそれに対応するデータの物理的な位置情報を持ちます。これにより、データベースエンジンはインデックスを使用して効率的なデータの検索や結合を行うことができます。 よく例えられるのは、本の目次です。 目的のページを、目次なしで探すのと、目次を見てから探すのでは、検索スピードは全く違うことは想像できると思います。

  • 50

    フルスキャンとは?

    指定された表の全てのデータにアクセスして、検索条件を満たす行を1行ずつチェックする方法

  • 51

    ストアドプロシージャとは?

    データベース管理システム(DBMS)の機能の一つで、データベースに対する連続した複数の処理を一つのプログラムにまとめ、データと共に保存できるようにしたもの。処理はDBMS側で行われ、外部からはクエリを発行するのと同じ手順で実行できる。 SQL文や専用の言語を組み合わせて処理手順を記述しDBMSに保存すると、すぐに実行可能な形式に変換されて外部から呼び出し可能な状態になる。複数のSQL文を組み合わせた複雑な処理を記述でき、一度の呼び出しでまとめて実行することができる。条件分岐やループなどの制御構文、変数、例外処理など一般のコンピュータプログラムと変わらない高度な機能を利用できる場合もある。 外部のプログラムからSQL文を発行してデータを受け取り処理する場合に比べ、すでにSQL文の構文解析などが済んだ状態で保存されているため高速に実行することができ、また、DBMSから呼び出し側へSQL文の実行結果を受け渡すのにかかる時間や帯域幅も節約できる。

  • 52

    コネクションプールとは?

    プログラムがデータベース管理システム(DBMS)へアクセスする際、アクセス要求のたびに接続や切断を繰り返すのではなく、一度形成した接続窓口(コネクション)を維持し続けて使い回す手法。 外部のプログラムがデータベースの内容を読み書きする場合、DBMSへ処理を依頼するが、そのためにはデータを送受信するコネクション(connection)の確立を行う必要がある。接続や切断の処理を行うたびに一定の負荷が生じるため、頻繁にアクセスが行われるシステムではこのオーバーヘッドのために性能が劣化する場合がある。 コネクションプーリングを用いると、一度確立されたコネクションは使用後に切断せずコネクションプールと呼ばれる待機場所に移され、次にアクセスする際に呼び出されて再び使われる。コネクションはあらかじめ設定された上限数まで生成されると、それ以上は作られずにプールにある空いたコネクションのみを使用する。

  • 53

    WAL(WrlteAheadLogging)とは?

    データベースにおいて、トランザクション処理に先行し、その内容をログに記録する仕組みのこと。 WALを利用することによって書き込み負荷を軽減し、また災害や故障の際に実行中だったトランザクションを適切に再実行(ロールフォワード)することができるようになる。

  • 54

    チェックポイントとは?

    データベース管理システム(DBMS)で、データベースへの変更をストレージ(外部記憶装置)上のファイルに書き込む処理や、最後にそのような書き込み処理が行われた時点のことをチェックポイントという。 データベースの内容の変更はまずメインメモリ(RAM)上で行われ、ストレージへの反映は変更内容がある程度溜まってからまとめて行われる。障害発生時にはチェックポイントのデータを元に復旧作業を行なうことが多い。 障害発生時にすでにコミットされたトランザクションの復旧には、チェックポイント時のデータにトランザクションログに記録された処理を適用していき、コミット時の状態に戻す。この作業を「ロールフォワード」(roll forward)という。 一方、障害発生時にコミットされていなかったトランザクションの場合は処理をすべて取り消して開始前の状態を復元し、最初からトランザクションをやり直す。これを「ロールバック」(rollback)という。

  • 55

    メモリバッファとは?

    異なる種類の機器や回路の間でデータをやり取りするときに、処理速度や転送速度の差、タイミングのズレなどを補うためにデータを一時的に保存しておく半導体メモリ装置やメモリ領域のこと。 例えば、プリンタの印刷速度は通信速度より遅いため、コンピュータなどからデータを受信しながら印刷を進めると、印刷が間に合わずに取りこぼすデータが出てしまう。これを防ぐため、プリンタ内部にバッファメモリを用意して受信したデータを貯めておき、順番に印刷するという制御が行われる。

  • 56

    ダーティバッファとは?

    ディスクへまだ書き出していない変更済みバッファ. データベースの内容を変更するとき,高速化のために最初にバッファ・キャッシュ内のバッファの内容を変更し,変更されたバッファ内容は非同期にデータ・ファイルに書き出されていく.

  • 57

    レプリケーションとは?

    マスターサーバからスレーブサーバに対してデータベースの更新情報を適時送信することで、リアルタイムにコピーする機能

  • 58

    マスターサーバとは?

    更新処理を行うサーバ

  • 59

    スレーブサーバとは?

    レプリケーション先となる参照系処理を行うサーバ

  • 60

    同期レプリケーションとは?

    他のサーバに同期が完了してから次の更新処理を行う。レスポンスが低下するが、元サーバがいきなり壊れても他のサーバに完全なコピーがある安心感がある。

  • 61

    非同期レプリケーションとは?

    他のサーバにデータを送っている途中でも次の更新処理を行う。レスポンスが向上するが、元サーバがいきなり壊れると一部データの消失が起こる可能性がある。

  • 62

    トランザクションログとは?

    データベース管理システム(DBMS)などが複数の関連する処理の整合性を保つため、データベースに加えられた変更を順番に記録したもの。ストレージ上のファイルとして記録されることが多い。 トランザクション開始以降のデータの追加や更新、削除などの操作内容を時系列に記録する。システム障害などで処理が中断したり取り消されると、DBMSはトランザクションログの記録を参照して更新済みのデータを元に戻し、開始前の状態に戻す。これを「ロールバック」(rollback)という。

  • 63

    シャーディングとは?

    データベースにおける分割手法の1つで、データを複数のノードのディスクに分割配置することで、データベースへのリクエストを分散し全体のスループットを上げる目的で利用されます。 基本的にはお互いのノードではシェアードナッシングの独立したデータを持っているので、各ノードは自分の担当するデータに対してクエリを実行します。

  • 64

    データキャッシュ機能とは?

    一度ハードディスクから読み込まれたデータをメモリ上に残しておくことで再度ディスクにアクセスすることを防ぐ

  • 65

    パーティショニングとは?

    データベースにおけるテーブル内のデータを分割して保持する機能です。 データの特性や利用目的に応じて分割条件の設計が必要です。データはその条件に従って分割したテーブルに格納されますが、アプリケーションからは1つのテーブルとして扱うことができます。

  • 66

    クラスタウェアとは?

    サーバなどの監視およびフェイルオーバーを実行するソフトウェアのこと

  • 67

    ハートビートとは?

    ネットワークで接続されたコンピューターやネットワーク機器が、接続が有効であることを確認するために、定期的に送信する信号のこと

  • 68

    分散キャッシュとは?

    複数のサーバによって共有されるキャッシュ

  • 69

    分散ロックとは?

    分散システムにおいて同じリソースにアクセスする際にロック(排他制御)する仕組み

  • 70

    TPSとは?

    システムが1秒間に処理できるトランザクション数を表す単位

  • 71

    システムログとは?

    システムが記録する動作履歴(ログ)。一般的には、オペレーティングシステム(OS)が稼働中に発生した重要な出来事を時系列に記録したものを指すことが多い。 より抽象的には、複数の要素が組み合わさって動作しているシステムやソフトウェアなどで、全体を管理する中核的なシステムが記録している動作履歴のこと。 OSが記録するシステムログは、そのコンピュータの動作にまつわる重要な出来事を日付や時刻と共に記録したもので、コンピュータの起動や終了、再起動、管理者のログインやログオフ、ハードウェアで発生した障害、カーネルで起きたエラー、サーバソフトやデーモン、常駐プログラムの起動や終了などが記録される。サーバやデーモン、サービスなどから送られてきた通知や警告、エラーなどのメッセージを共に記録する場合もある。 WindowsではOSの機能として内蔵されている「イベントログ」がシステムログに相当する。UNIX系OSではsyslogというツールでシステムログを収集・記録することが多い。

  • 72

    ライトバックとは?

    CPUがキャッシュメモリに書き込みを行う際、普段はキャッシュメモリにしか書き込みを行わず、主記憶装置への書き込みは後で行う方式のこと

  • 73

    ライトスルーとは?

    CPUがキャッシュメモリに書き込みを行う際、同時に主記憶装置(メインメモリ)にも書き込みを行う方式のこと

  • 74

    リストアとは?

    パソコンやサーバーにおいては、別の場所に保存しておいたデータやファイルを使って、不具合が生じたデータを復元するための操作

  • 75

    リカバリとは?

    サーバーやデータベースにおいては、リストアして戻したデータを正常化し、問題なく動かせる状態にすることがリカバリーです。 通常、データベースにはデータファイルとログファイルがあります。データファイルをリストアしただけでは、基本的にデータは利用できません。リストアしたバックアップデータに最新のログを適用することで、障害が発生する以前の状態に戻すことが可能となります。