問題一覧
1
世界恐慌はいつ、どこで何によって始まったか
1929年10月24日, ニューヨークの株式取引所(ウォール街), 株価大暴落
2
大暴落の起きた10月24日は何と呼ばれるか
暗黒の木曜日
3
世界恐慌の原因を2つ答えよ
生産過剰, 購買力の低下
4
☆生産過剰は何故起きたか
企業の集中・独占や大量消費社会の到来によって生産が過剰になった
5
☆購買力は何故低下したか
ヨーロッパの農業が復興したことでアメリカの農産物の価格が下落し、農民の生活を直撃したから, アジアや植民地の工業化が進み、アメリカ製品の売れ行きが減少したことで、労働者は解雇され貧困化したから
6
世界恐慌は世界の国々を何と何に分けたか
持てる国, 持たざる国
7
持てる国の例は
米・英・仏
8
持たざる国の例は
日・独・伊
9
持てる国は何が形成した経済圏は? またその経済政策を何と言うか
自国と植民地などの間に排他的な自給自足の経済圏, ブロック経済
10
持たざる国で成立した体制は 背景も含めて答えよ
経済不況や社会不安を背景にファジズム体制が成立した
11
資本主義の自然回復力に期待して事実上不況を放置した米大統領は? また政党はどこ?
フーヴァー, 共和党
12
フーヴァーへ世界恐慌で財政危機になったドイツを救済するため、何と呼ばれる戦債支払いの一年間猶予令を出したか
フーヴァーモラトリアム
13
信頼を失ったフーヴァーに代わって新たに就任した大統領と党名は?
フランクリン=ローズヴェルト, 民主党
14
F=ローズヴェルトが実施した諸政策は? ふたつの言い方で答えよ
ニューディール, 新規まき直し
15
農民の救済を目的とし、農業生産の制限と過剰生産の政府買い上げによって農産物の価格を安定させ、農民の購買力の復活を目指した政策は? ふたつの言い方で答えよ また年号も。
農業調整法, AAA, 1933
16
労働者の救済を目的とし、企業には生産制限を課す一方でカルテルを認め、企業の利益を確保、労働者には団結権・団体交渉権などの権利を認め、最低賃金を保証することで購買力の復活を図った法律は? また年号を答えよ
全国産業復興法, NIRA, 1933
17
全国産業復興法はその後どうなったか
1935年に最高裁判所で違憲判決が出た
18
全国産業復興法の違憲判決を受けて、労働者の権利に関する部分のみを立法化した法は? また年号は
ワグナー法, 1935年
19
☆1935年に政府が制定し、失業保険や退職金の支給も保障した法は
社会保障法
20
労働者の権利拡大を受け、1938年に成立したものは
産業別組織会議, CIO
21
川流域に水路やダムを開発し、政府による電力供給を可能とした政策は? また年号は
テネシー川流域開発公社, TVA, 1933
22
テネシー川開発に伴う事業は何を実現させたか
大量の失業者の雇用
23
F=ローズヴェルトが行った外交政策は
善隣外交
24
善隣外交とは?
従来の膨張主義やドル外交を排し、ラテンアメリカとの経済的な一体化を目指して友好に務めた外交
25
善隣外交を行うアメリカは保護国化してたキューバに対して1934年に何を行ったか
プラット条項を廃してキューバの独立を承認
26
アメリカがこの時期に行った外交として特徴的なものを善隣外交以外に答えよ
1933年にファシズム勢力の台頭に対抗するため、ソ連を承認