問題一覧
1
生体物質を構成する物質の中で【】は原子の数として9.4%を占めるが、地殻中には0.03%しか存在しない。このことは生体物質としての【】の重要性を示している。
炭素
2
炭素を含む化合物を【】といい、核酸・糖質などのように基本的な単位がいくつも連結してできるものが多い。
有機物
3
タンパク質は多数のアミノ酸が【】結合で繋がった【】である。
ペプチド, ポリペプチド
4
タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あり、【】の違いによって、アミノ酸の性質が異なる。
側鎖
5
脂質のうち【】はグリセロールに2本の脂肪酸と1つの【】を結合した形をとる。
リン脂質, リン酸
6
リン脂質分子の中で【】部分は親水性である。
リン酸
7
リン脂質分子の中で【】部分は疎水性である。
脂肪酸
8
リン脂質は【】を形成して生体膜の主要な成分となる。
脂質二重層
9
炭水化物とも呼ばれる糖質には、グルコースやガラクトースなどの【】類のほか、ショ糖や血液型抗原となる糖鎖などのオリゴ糖がある。
単糖
10
糖質には多数の単糖類がつながった【】類がある。貯蔵【】のデンプンは、多くのグルコースがつながったものである。
多糖
11
核酸には【】核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)の2種類がある。
デオキシリボ
12
DNAとRNAはどちらも基本単位の【】が多数つながった構造をしている。
ヌクレオチド
13
タンパク質は多数の【】がペプチド結合でつながった構造をしている。
アミノ酸
14
アミノ酸は1つの炭素原子に、水素、【】、カルボキシ基、側鎖が結合している。
アミノ基
15
アミノ酸にはそれぞれ固有の側鎖があり、即座の性質でアミノ酸の性質が決まる。塩基性や酸性、中性極性の側鎖を持つアミノ酸は【】である。
親水性
16
タンパク質には【】という方向性がある。
N末端からC末端
17
タンパク質の【】を1次構造という。
アミノ酸配列
18
分子内のアミノ酸どうしが【】結合によって形成する部分的な構造を二次構造という。
水素
19
2次構造には【】やβシートがある。
αヘリックス
20
1本の【】がとっている全体の構造を3次構造といい、複数の【】からなるタンパク質の構造を4次構造という。
ポリペプチド
21
4次構造をとるタンパク質ではそれぞれのポリペプチドは【】とよばれる。
サブユニット
22
ヘモグロビンは【】つのサブユニットからなる。
4
23
1つのタンパク質にはいくつかの機能単位があり、50から200個程度のアミノ酸からなるこの単位を【】という。リン酸化活性をもつキナーゼ【】などがある。
ドメイン
24
酵素は生体反応を進める【】であり、生体【】とも呼ばれる。
触媒
25
酵素は特定の【】と反応する。特定の酵素が特定の【】とだけ作用する性質を【】特異性という。
基質
26
酵素内で基質と結合する部位を【】という。
活性部位
27
酵素が最も高い活性を示す温度やpHをそれぞれ【】温度、【】pHという。
最適
28
強い酸性条件で働く消化酵素ペプシンの最適pHは【】である。
2
29
基質と似た構造を持つ物質が基質と活性部位を奪い合って反応を阻害するとき、これを【】的阻害という。
競争
30
アロステリック調節において、特に一連の最終産物が初めの反応をする酵素のアロステリック部位に反応して調節をする時、この調節を【】調節という。
フィードバック
31
【A】、【B】、【C】をなんというか。
小胞体, ミトコンドリア, 核小体
32
動物細胞に基本的に特有と考えられる細胞小器官は【】である。
中心体
33
【A】、【B】をなんというか。
ヌクレオソーム, クロマチン
34
【】の一部がくびれて小胞になり、ゴルジ体に移動する。
小胞体
35
その後、小胞とゴルジ体が【】することで小胞体内のタンパク質等がゴルジ体に運ばれる。さらに、ゴルジ体の一部がくびれて新たな小胞になり、これが細胞膜と【】する。
融合
36
小胞内部の物質は細胞外に【】される。
分泌
37
細胞小器官のうち、核・ミトコンドリア・葉緑体は【】の生体膜に包まれている。
二重
38
小胞体・ゴルジ体・リソソームは【】の生体膜に包まれている。
一重
39
リボソームや【】は生体膜に包まれていない。
中心体
40
チャネルやトランスポーター、ポンプと呼ばれる膜タンパク質を介して特定の物質が生体膜を透過する。【】とよばれる低分子のシグナル分子によって開閉が制御されるチャネルを【】依存性チャネルという。
リガンド
41
チャネルが開いている時には濃度勾配に従った【】によって特定の物質が膜を透過する。一方、【】などのポンプはATPなどのエネルギーを使って立体構造を変え、【】に逆らって物質を透過させる。これを【】という。
受動輸送, 濃度勾配, 能動輸送
42
細胞骨格には約7mmの【】、10mmの【】、25mmの【】がある。
アクチンフィラメント, 中間径フィラメント, 微小管
43
細胞骨格とは、アクチンやチューブリン状のタンパク質が【】することで長いレールのような繊維状構造をとるものである。
重合
44
アクチンフィラメントや微小管などの上を動くタンパク質を【】という。
モータータンパク質
45
アクチンフィラメントを足場として動くモータータンパク質は【】、微小管を足場として動くのは【】や【】である。
ミオシン, ダイニン, キネシン
46
細胞が同じ種類の細胞を選んで接着することを【】という。
選択的細胞接着
47
【】の細胞外ドメインの構造は同じ種類の細胞であれば同じであり、【】な立体構造をもつ。
カドヘリン, 相補的
48
上皮組織には細胞同士を強固に結びつける【】とよばれる細胞接着が存在している。
密着結合
49
複雑で大きな物質を単純な物質に分解し、エネルギーを得る過程を【】という。
異化
50
エネルギーはエネルギー通貨ともよばれるATPに蓄えられる。ATPは【】の一種である。
ヌクレオチド
51
高エネルギーリン酸結合とよばれるのは【A】、「エ」が示す塩基は【B】、「オ」が示す五炭糖は【C】である。
ア, アデニン, リボース
52
酸素を利用して効率よくATPを得る反応を【】といい、3つの過程からなる。
呼吸
53
初めの過程である【】は発酵と同じ反応であり、【】で進行するが、次の過程である【】は【】で進行する。
解糖系, 細胞質基質, クエン酸回路, マトリックス
54
クエン酸回路で生じたNADHやFADH2はミトコンドリア内膜の【】にエネルギーを伝える。
電子伝達系
55
プロトンポンプは能動輸送で水素イオンを運搬する。高濃度の水素イオンが膜間からマトリックスに流れると、【】が回転し、そのエネルギーでATPが合成される。
ATP合成酵素
56
エネルギーを利用して、単純な物質から複雑な物質を合成する過程を【】という。
同化
57
植物や藻類は【】で光合成をおこなう。前半の明反応では、チラコイド膜に存在する【】や【】などが働き、光エネルギーを利用してATPを合成する。
葉緑体, 光化学系, 電子伝達系
58
光化学系に含まれる【】やカロテノイドなどの光合成色素は、主に赤色や青色の光を吸収する。緑色の光はあまり吸収されずに反射する。
クロロフィル
59
暗反応は葉緑体の【】で進む反応である。明反応で合成されたATPなどのエネルギーを利用して【】が回り、【】を吸収して有機物を合成する。
ストロマ, カルビン回路, 二酸化炭素
60
合成された有機物は葉緑体で【】となって一時的に蓄えられる。これは【】と呼ばれ、夜間には分解されて【】となり、細胞質で【】に変えられる。
デンプン, 同化デンプン, グルコース, スクロース
61
スクロースは植物体の様々な部域に運ばれてグルコースに分解され、エネルギー源として【】に用いられる。また、根や種子ではデンプンとなり貯蔵される。 これを【】デンプンという。
呼吸, 貯蔵
62
生産者は、太陽のエネルギーを利用して無機物から有機物を合成し、消費者は有機物を【】して無機物にする。
分解
63
生産者とは【】や【】のことである。炭素は有機物の骨格となる元素であり、重量として有機物の【】を占める。大気や水に含まれる二酸化炭素は生産者により吸収されて有機物となり、生物的環境に取り込まれる。
植物, 藻類, 約半分
64
植物が無機窒素化合物から有機窒素化合物を合成する反応を【】という。
窒素同化
65
ほとんどの生物は機体の窒素分子を利用できないが、【】やマメ科植物の根に共生する【】は窒素分子を利用して【】にすることができる。 この反応を【】という。
シアノバクテリア, 根粒菌, アンモニウムイオン, 窒素固定
66
細胞周期を大きく分けた時、(ア)の時期を【】といい、(イ)で示す構造体は【】、(ウ)の時期には【】が起きている。 図中で、DNA複製が起きているのは【】である。
間期, 姉妹染色分体, 核膜の再形成, S期
67
細胞分裂の際には、両極の【】から伸びた微小管が紡錘体と呼ばれる構造を形成する。
中心体
68
染色体構造の中で2本の姉妹染色分体が結合した形の部分【】のうちの【】とよばれる部分に微小管のプラス端が結合し、M期の中期になると染色体が紡錘体の【】に並ぶ。
セントロメア, 動原体, 赤道面
69
後期では、【】が微小管のプラス端に結合したまま、微小管の【】が起きて微小管が短くなる。そのために2本の姉妹染色分体に張力がかかり、引き離されてそれぞれの極に移動する。
動原体, 脱重合
70
細胞分裂の動きには、微小管上を移動する【】たんぱく質の【】と【】がかかわっている。
モーター, キネシン, ダイニン
71
細胞周期の各期に特異的に表れる【1】が【2】と結合することで【2】が【】活性を持ち、DNA複製の開始やクロマチンの凝集に関わるタンパク質をリン酸化することで細胞周期が進行する。
サイクリン, Cdk, キナーゼ
72
各サイクリンは、細胞周期が進んで役割を終えると【】によって速やかに分解される。
プロテアソーム
73
細胞周期の進行状況はチェックポイント機構が監視している。各チェックポイント機構の重要な役割の1つは、DNAに【】が無いかをチェックすることである。
損傷
74
G1/Sチェックポイントで働く【】というタンパク質の遺伝子はがん抑制遺伝子として知られる。
p53
75
各生物が持つ遺伝情報の1セット分全体を【】と呼ぶ。ヒトの場合、タンパク質の情報を持つDNAの領域は【】の1.5%しかない。
ゲノム
76
DNAの二重らせん構造の中では、塩基のGが【】と相補的に水素結合して塩基対を形成している。 一方で、Tは【】と同様に相補的に結合している。
C, A
77
DNA複製では、2本鎖のDNAが部分的に開裂して1本鎖となり、元の鎖を鋳型にして新しい鎖が合成されるため【】複製と呼ばれる。
半保存的
78
複製が開始されるDNA上の位置を【】という。ここには細胞周期を通じてORCが結合している。
複製起点
79
2本鎖を開裂させる活性を持つ酵素は【】であり、開裂が進行している部分はその形状から【】と呼ばれる。
ヘリカーゼ, 複製フォーク
80
DNAポリメラーゼは鋳型となるDNAの塩基に相補的な塩基を持つヌクレオチドを付加する。4種類のヌクレオチドを総称して【】とよぶ。
dNTP
81
DNAの合成方向は【】となる。DNA複製は、プライマーゼと呼ばれる酵素が1本鎖DNAと相補的な短いRNAを合成することから始まる。このRNAを【】という。
5'末端から3'末端, プライマー
82
新しく合成されるDNA鎖のうち、5’→3'方向に連続的に合成することが出来る鎖を【】という。一方、もう片方の鎖は【】と呼ばれ、3'→5’方向にDNAを複製していく。この短いDNAを【】フラグメントという。
リーディング鎖, ラギング鎖, 岡崎
83
DNAポリメラーゼは、誤ったヌクレオチドを連結したときにこれを除去する能力を持っており、これを【】機能という。 DNAポリメラーゼの持つ、3'→5'【】活性によるものである。
校正, エキソヌクレアーゼ
84
「ア」の段階の反応を【】という。
転写
85
「イ」の段階の反応を【】という。
翻訳
86
DNAでは、情報は【】として書き込まれている。 また、RNAで【】として写し取られる。
塩基配列
87
タンパク質では、mRNAの塩基配列という情報が【】に変換されている。
アミノ酸配列
88
DNAの長さやゲノムのサイズを表す単位としては【】(bp)が用いられる。人はおよそ30億bp。
塩基対