問題一覧
1
アロ抗原は、MHCの異なる細胞に発現する。
〇
2
血縁関係にないヒトの間での移植はゼノ移植(ゼノジェニックな関係)となる
×
3
近交系マウスの間での臓器移植は、シンジェニック(同種同系)移植である
〇
4
混合リンパ球反応でドナー細胞に対するレシピエント細胞の細胞増殖活性が高く認められる場合は、両者間の移植成功率は高くなる
×
5
以下のドナーとレシピエントのHLAの組み合わせの中で、移植臓器(腎臓)が生着・生存するのはどれか
ドナー(A)、レシピエント(A×B), ドナー(A)、レシピエント(A×C)
6
超急性拒絶反応は、移植直後に頻発する
〇
7
超急性移植反応は、移植の翌日に頻発する
×
8
慢性拒絶反応は、移植後1週間程度で頻発する
×
9
超急性拒絶反応に、抗体や補体が主に関与する
〇
10
ドナーの臓器や細胞のMHC分子がGVHDの標的抗原となる
×
11
レシピエントの骨髄細胞を予め放射線照射することでGVHDを予防しながら移植を成立させることができる
×
12
GVHDのリスクを低下させるために、ドナーの免疫細胞からT細胞を除去しておくと良い
〇
13
急性GVHDではレシピエントの皮膚、肝臓、消化管が主たる標的臓器となる
〇
14
ABO血液型:A型の抗原物質は糖タンパク質である
×
15
ABO血液型:細菌等の糖鎖に対する抗体がA型やB型と交差反応する
〇
16
ABO血液型:O型の人の血清には、A型及びB型の抗原に結合する交代が存在する
〇
17
ABO血液型:AB型の人の血清とO型の人の赤血球を混合すると血球凝集が観察される
×
18
Rh血液型:Rh血液型はアカゲザルの血液型の研究から見出された
〇
19
Rh血液型:D遺伝子を有する人は、Rh陽性になる
〇
20
Rh血液型:c型の対立遺伝子を2つ持つ人はRh陰性になる
×
21
Rh血液型:Rh型は糖鎖抗原である
×
22
直接クームス試験は、被験者赤血球にクームス血清を作用させて行う
〇
23
Rh不適合検査において、間接クームス試験はRh陰性の血球に被験者血清を反応させて行う
×
24
ヒト血清を動物に免疫して得られた血清は、クームス血清として使用できる
〇
25
間接クームス試験で観察される抗体反応メカニズムは不完全抗体の反応機能と類似する
〇
26
Rh不適合妊娠:Rh陰性の父親の遺伝子をもつ胎児をRh陽性の母親が妊娠した時に生じる
×
27
Rh不適合妊娠:Rh抗原に対するIgM抗体が、母体内の胎児の赤血球に結合して溶血を起こす
×
28
Rh不適合妊娠:第1子の妊娠時にRh不適合の問題が顕在化する
×
29
Rh不適合妊娠:分娩後直ぐにRh抗原に対する抗体を母体に投与することで予防可能である
〇
30
無ガンマグロブリン血症:Btk高活性型B細胞の出現により発症する
×
31
無ガンマグロブリン血症:Bruton型無ガンマグロブリン血症の患者は男性に多い
〇
32
無ガンマグロブリン血症:非受容体型チロシンキナーゼの異常に基づく
〇
33
無ガンマグロブリン血症:未熟B細胞から成熟B細胞に分化する段階で異常をきたす
×
34
高IgM血症(XLHM):T細胞とB細胞の細胞間相互作用の異常が主な原因である
〇
35
高IgM血症(XLHM):抗原提示を受けたT細胞のTCRシグナル伝達異常が主な原因である
×
36
高IgM血症(XLHM):T細胞により過剰に産生されたIL-6がB細胞のIgM抗体産生を高める
×
37
高IgM血症(XLHM):抗原提示時における補助刺激分子(CD40L)の機能不全が原因である
〇
38
重症免疫不全症候群:ADA(アデノシンデアミナーゼ)欠損症では、リンパ球内のdATP濃度低下が原因で発症する
×
39
重症免疫不全症候群:γc鎖欠損症では、IL-2,IL-4,IL-7,IL-9,IL-15の作用が伝達されていない
〇
40
重症免疫不全症候群:RAG1/RAG2欠損症では、T細胞だけではなくB細胞の成熟分化も異常をきたす
〇
41
重症免疫不全症候群:IL-7αR欠損症はNK細胞の活性低下が主な原因で発症する
×
42
食細胞の免疫不全:慢性肉芽腫症はNADPHオキシダーゼのサブユニットタンパク質に異常が見られる
〇
43
食細胞の免疫不全:慢性肉芽腫症の食細胞は感染部位に集積しても細菌などの病原体を貪食することができない
×
44
食細胞の免疫不全:白血球粘着異常症(LAD)では、白血球表面のCD35(CR1)の発現が認められない
×
45
食細胞の免疫不全:白血球粘着異常症(LAD)患者の白血球がICAM-1に結合しないのはLFA-1(CD11a/18)およびMac-1(CD11b/18)の発現が低いからである
〇
46
弱毒生ワクチンは細胞性免疫も誘導できる
〇
47
不活化ワクチンは病原性は失われているが、自己複製能を有する
×
48
ポリオワクチンはトキソイドワクチンの1種類である
×
49
効率よく免疫を獲得するために、複数のトキソイドを混合したワクチンが実用化されている
〇
50
トキソイド投与による、抗毒素抗体産生は能動免疫である
×