問題一覧
1
真菌や細菌の遺伝子はDNAだが、ウィルスの遺伝子はDNAかRNAのどちらか一方である
はい
2
ウィルス遺伝子をカプシドというタンパク質の殻が包む構造は、様々なウィルスに共通である。
はい
3
ウィルスの中には、カプシドの外側をエンベロープと呼ばれる多糖類の膜で覆われた種類もあり、これらは消毒薬に強い
いいえ
4
ウィルスの増殖は
複製
5
ウィルスの感染性は一般に37℃程度で失われるが、エンベロープをもつものは熱に強いため、不活化のためには50℃~60℃で30分の処理が必要である。
いいえ
6
培養細胞にウィルスが感染して増殖すると細胞の形態が変化(円形化、破壊など)することを何と呼ぶか。
細胞変性効果
7
次の中からウィルスが細胞に感染する最初のステップを選びなさい。
吸着
8
いわゆる「肝炎ウィルス」とは、肝炎を起こすウィルスの総称でA型からE型まで5種類知られているが、これらはすべてDNAウィルスであり、かつ、輸血などで感染する血液媒介性ウィルスである。
いいえ
9
神経親和性ウィルスとは脳やせき髄などの中枢神経に感染し増殖するウィルスの総称である。次の中から代表的な神経親和性ウィルスをすべて選びなさい
ポリオウィルス, 狂犬病ウィルス
10
アルボウィルスとは、蚊やダニなど節足動物が媒介するウィルスの総称である。次の中から代表的なアルボウィルスをすべて選びなさい。
日本脳炎ウィルス, デングウィルス
11
ウィルスは光学顕微鏡で観察できる?
×
12
細菌の遺伝子はDNA、ウィルスの遺伝子はRNAである
×
13
ウィルスはタンパク質やエネルギーを作れない
○
14
ウィルスは抗菌薬で治療できる
×
15
ウィルスの単位は
nm
16
ウィルスの基本構造
ヌクレオカプシド
17
ウィルスの基本構造に( )で包む場合もある
エンベロープ
18
生きた細胞の中でしか自己複製できない
偏性細胞内寄生体
19
ウィルスが感染可能な動物の範囲
宿主域
20
ウィルスが標的とする臓器や細胞の種類(病原性を決める要因の一つ)
親知性
21
培養細胞にウィルスが感染して増殖すると細胞の形態が変化する
細胞変性効果
22
ガンウィルスの感染細胞では細胞分裂が促進・過剰な増殖
形質転換
23
感染細胞の核内や細胞質内にウィルスタンパク質が凝集
封入体形成
24
ウィルス感染の進行
吸着→侵入→一次複製→伝播→二次複製→排出
25
ウィルス感染で一次複製にとどまるもの
局所性感染症
26
他臓器に伝播し、ウィルスの二次複製が起こる
全身性感染症
27
妊娠中に全身性感染症を起こすウィルスに感染すると、胎盤を 超えて胎児に感染する場合がある
先天性感染
28
感染が成立していながら 臨床的に確認しうる症状 を示さない
不顕性感染
29
症状を示した後、免疫応 答によりウィルスが排除 され、ウィルス量の低下とともに治癒
急性感染
30
完全にウィルスを排除でき ず、ウィルス増殖が持続す るのが 臨床的にも完全に治癒し ないので
持続感染、慢性感染
31
急性感染の後、完全にウィ ルスを排除できず、ウィル ス増殖することなく存続
潜伏感染
32
蚊やダニの体内で増殖し、吸血の際にヒトに侵入 日本脳炎 デング熱 黄熱病
アルボウィルス
33
血液を介して感染 輸血や針刺し事故により医療従事者が感染する可能性 B型肝炎ウィルス C型肝炎ウィルス ヒト免疫不全ウィルス
血液媒介性ウィルス
34
鼻から肺の呼吸器官に感染するウィルス 鼻かぜ〜重症肺炎 インフレエンザウィルス 重症急性呼吸症候群 ライノウィルス アデノウィルス
呼吸器親和性ウィルス
35
経口的に感染して増殖するウィルス 胃腸炎・下痢を起こし便とともに排出 ロタウィルス ノロウィルス エンテロウィルス
消化管親和性ウィルス
36
脳やせき髄などの中枢神経に感染し増殖するウィルスの総称 狂犬病 ポリオ
神経親和性ウィルス
37
子宮頚がん、中咽頭がん
ヒトパピローマウィルス
38
性交渉によって感染するウィルスを全て選べ
ヒト免疫不全ウィルス, 単純ヘルペスウィルス2型
39
ウィルスの大きさ単位で正しいものは
nm
40
ウィルスは培地では増殖できない
○
41
ウィルスのエンベロープはなにでできているか
階層二重層
42
細菌に感染するウィルスをバクテリオファージという
○