問題一覧
1
詳細業務を進める中でどのような関係者がいましたか。(ステークホルダー)
詳細業務では、発注者、地域住⺠、道路管理者(市役所)、警察、漁協組合、利⽔者などです。また、組織内では、社内の上司や後輩、外注先がいました。
2
詳細業務について、複数の関係者の中でどのような役割を果たしましたか。
業務の中では、主担当者として、発注者とのやりとりや社内での情報共有、後輩や外注先への指⽰を⾏うとともに、上司に相談しながら、業務全体の作業⼯程や作業分担などを⾏って計画的に業務が進めれるように取り組みました。
3
詳述業務においてコミュニケーションで⼯夫したことを教えて下さい。
発注者に対しては、制約条件に対する技術的判断を解析結果や図⾯等の根拠を⽰しながら説明しました。また、地元住⺠に対しては、専⾨⽤語は⽤いず、イメージパースや写真などを多く使⽤した視覚的にも分かりやすい資料を作成しました。
4
具体的にどのように説明されたのですか?
⽤地買収なしの特殊堤構造の暫定堤防で改修を⾏うことを提案しましたが、既設堤防と同構造で安全性が確保できるということをいかに納得して頂くかということを⼯夫して説明しました。 発注者に対しては、質的改良の⼯法⽐較や解析結果、図⾯等の根拠を⽰しながら説明しました。また、地元住⺠に対しては、専⾨⽤語は⽤いず、完成イメージのパース図や写真などを多く使⽤した視覚的にも分かりやすい資料を作成しました。
5
詳細業務の中で、発注者とのコミュニケーションに関して、もっとこうすれば良かった点などあれば説明してください。
詳細業務では、打合せの初めに⼝頭で概要説明を⾏い、打合せ資料の説明を⾏っていたのですが、伝達漏れで協議事項の共通認識にズレや議論が発散して打合せが⻑時間化したことがありました。要点を記載したレジュメなどを作るだけでも、相互理解や伝達ミス防⽌に繋がると思いますので、今後の業務では実践していきたいと思っています。
6
コミュニケーションで普段気を付けていることはありますか
詳細業務の中では関係者として、発注者や地域住民の方がいましたので、説明する相手に応じて、説明方法を変えたり資料を変えて、わかりやすく伝えるように気を付けています。発注者には、図面や数値を用いて根拠を示しながら説明するようにしました。また、地元住民の方への説明の際には、専門用語は使わず3次元のイメージ図や写真などを多く用いた資料を作成しました。
7
発注者への説明の際に⼯夫した点は?
発注者には、図⾯や数値を⽤いて根拠を⽰しながら説明するように気を付けています。また、打合せ資料は、事前にメール等で送付して⽬を通しておいてもらうようにしており、これにより打合せ時間の短縮化と、⼀歩先の協議を⾏うことができ、結果として業務全体の効率化につなげています。
8
コミュニケーションで苦労した事例を挙げ、相⼿と対処⽅法について説明して下さい。
コロナウイルスの影響により、対⾯での打合せができなかったため、WEB会議を活⽤していました。WEB会議では、相⼿の雰囲気や表情が掴みにくく、話している内容が相⼿に伝わっているか判断しにくいため、説明の仕⽅に苦労しました。打合せ資料は、図⾯やグラフ等の視覚的に分かりやすい資料づくりを⼼がけると共に、説明の合間に、「よろしいですか?」とか「質問があればどうぞ」など間をとって相⼿の理解度をこまめに確認しています。
9
詳細例でもそれ以外の業務経歴でもいいのですが、的確な説明や確実な指示といったことについて工夫したこと、工夫していることはありますか。
共通認識にズレが生じやすい口頭での指示や曖昧な指示を行わないということを意識し、書面で正確に伝えることを重視しています。また、社内メンバーで業務ミーティングの際には、「いつまでに、誰が、何をする」の業務分担や工程を明確にするなどしています。
10
実務経歴の中で、発注者以外でコミュニケーションをとることはありましたか?また、その際に⼯夫して点は?
業務経歴の5番⽬に記載した業務では、築堤⼯事に伴い県道である堤防天端道路を⼀時的に⽚側交互通⾏規制が⽣じるため、全体施⼯計画と通⾏規制案について、関係機関である道路管理者や警察との協議を⾏いました。道路管理者である県に対しては、図⾯や数値を⽤いて根拠を⽰しながら説明するようにしました。また、警察へは、専⾨⽤語は使わず、3次元モデルでの施⼯ステップ図を作成するなど施⼯⼿順が視覚的に分かりやすい資料づくりに努めました。
11
実務経歴の中で、業務を円滑に進めるうえで関係者とどのように意思疎通を図ったか教えてください。
業務経歴の5番⽬に記載した業務では、円滑な事業実施を⽬的に、業務着⼿後に速やかに既往設計成果や現地確認を実施し、施⼯計画・仮設計画上配慮すべき⽀障物件や課題抽出を⾏いました。抽出した結果を踏まえ、現地状況に精通した出張所へヒアリングを実施し、施⼯上の課題の意思疎通を図りました。 また、発注者と出張所と合同での現地踏査を実施し、施⼯上の課題や懸案事項の情報共有を図り、業務を円滑に進めていきました。
12
打合せ時に⼼がけていることは何ですか?
図などを多く使った資料の作成や、分かり易い説明を⼼がけています。また、打合せ終了時に要点や今後の進め⽅の再確認と、速やかな議事録作成を⼼がけています。
13
地元説明ではどのようなことに注意してコミュニケーションをとっているか?
専⾨的な知識や表現をなるべく使わず、分かりやすく伝えるように⼯夫します。なるべく図⾯や写真を多く⾒せながらコミュニケーションをとるように⼼がけています。
14
社内の⼈とのコミュニケーションの取り⽅で気を付けたこと、注意したことは?
発注者とのやりとりは、どうしても担当者同⼠でのメールのやりとりになってしまいがちなので、業務のメーリングリストを作成して、社内での情報共有に気を付けました。(社内での情報共有の効率化にもつながる) また、チームスなどのコミュニケーションツールを⽤いて、業務のグループを作成し、オンラインの会議やチャット機能を活⽤して、コミュニケーションの活性化を図り、検討内容の意思疎通や確認などをスムーズに⾏うようにしました。
15
近年,DXの推進により様々なコミュニケーションツールが使われるようになってきたが,従来の⽅法とデジタルツールのそれぞれの⻑所・短所をどのように感じているか。
普段の業務でも、チームスなどのコミュニケーションツールを⽤いていますが、オンラインの会議やチャット機能を活⽤して、社内での業務検討内容の意思疎通や確認などをスムーズに⾏えるようになることや、発注者との協議もWEB会議を使うことで、移動時間の短縮や移動コストの削減に繋がる等多くのメリットを感じています。但し、WEB会議では、相⼿の雰囲気や表情がつかみにくく、相⼿が理解しているのか判断が難しいため、説明が難しくなるというデメリットもあると感じています。
16
上司とのコミュニケーションで気を付けていることはありますか。
業務の検討⽅針の確認を⾏う際には、⾃⾝で考えている検討⽅針について図や根拠を整理した上で、確認して頂くように気を付けてます。
17
部下への指⽰では何に気を付けましたか?
若い技術者に対しては、業務の⽬的を明確に説明し、これに対して何をすべきかということを具体的に指⽰しています。 少し経験のある技術者に対しては、本⼈に検討プランを⽴案させて、要所要所でアドバイスしながら指導しています。
18
業務を円滑に進めるために,発注者や上司・部下,その他関係部署との意思疎通で留意されていることはあるか
発注者とのやりとりは、どうしても担当者同⼠でのメールのやりとりになってしまいがちなので、業務のメーリングリストを作成して、社内での情報共有に気を付けました。(社内での情報共有の効率化にもつながる) また、チームスなどのコミュニケーションツールを⽤いて、業務のグループを作成し、オンラインの会議やチャット機能を活⽤して、コミュニケーションの活性化を図り、検討内容の意思疎通や確認などをスムーズに⾏うようにしました。
19
業務のミス防⽌、品質確保などの⾯で、組織の中でどのようなコミュニケーションをとっていますか。
組織内では伝達ミスが無いように書⾯で正確に伝えることを重視しています。また、業務着⼿時にはKOMを⾏い、中間時にはREMを⾏って、(検討や設計に過不⾜がないか)など、第三者や熟練技術者にアドバイスをもらって成果品の質の向上に努めています。
20
地元説明をした際の失敗例などはありますか?
地域住民の方々に説明を行う際に、図面を用いて承諾してただいたが、擁壁の設置位置を勘違いされており、施工の際に再度説明が必要となったことがあります。当初説明する際に、写真やポンチ絵を重ねた視覚的にわかりやすい資料などを用いて、説明すべきだったと反省しています。
21
無理な要望があった場合にはどのように対応されますか?
できない理由を根拠を⽰しながら説明します。また、その要望にできるだけ沿う形で代替案を提⽰し、利害を調整していきます。
22
外部の会社へ委託する場合に、⽇ごろから気を付けていることを説明してください。
外部へ委託する際には、計算条件や設計条件の提⽰は明確に書⾯ですることと、成果品に対する品質確保に特に気を付けています。特に成果品の品質確保では、インプットとアウトプットを担当者と実施責任者で⼆重チェックするようにしています。 インプットにおいては、準拠基準に適合した物性値や許容値になっているか、 アウトプットにおいては、計算結果がきちんと図⾯に反映されているか、などを確認しています。