1651年に、4大将軍となる徳川家綱が牢人らと企てた幕府転覆未遂事件

3代将軍徳川家光までの武断政治に対して，儒教思想や法の整備で秩序の安定をはかった，4代将軍徳川家綱以降の政治

4代将軍徳川家綱就任のときに禁じられた、主君の後を追って自殺する追腹とも呼ばれる行為

4代将軍徳川家綱のとき、50歳未満の大名にも認められた，跡継ぎのない大名が死の直前に養子を願い出ること

1657年に発生し江戸城も類焼した江戸の大火

685年以降に将軍徳川網吉が出した極端な動物習護の法令

無数を重視した5代将軍徳川網吉が、①林羅山が上野忍ヶ岡に建てた孔子廟を湯島に移し、大成殿と称したものと②林家の家塾を移転 整備した学間所を，それぞれ何というか。

5代将軍徳川綱吉により大学頭に任命された人物は誰か。

元禄期に深刻になった幕府の財政難に対応するため、慶長小判より金の含有量を下げた元禄小判への改鋳を行った断定吟味後は誰か

6代将軍徳川家と7代将軍徳川家継の治世において、側用人として幕政の中心となった人物は誰か。

6代将軍徳川家宣の侍講となり、幕政を刷新した朱子学者は誰か。

新井白石が主導した6代将軍徳川家宜・7代将軍徳川家継の治世の政治を何というか。

新井白石の建議で、物価の高騰を抑えるために、金の合有量を上げて、慶長小判と同品位に戻して改鋳された小判は何か。

1710年、皇統の保持を図るため、幕府が創設費用を献上して東山天皇天皇の第6皇子の直仁親王を立てて創設された宮家を何というか。

菜種や綿実からできた油粕、鰯やにしんからできた〆粕など、金銭を払って購入し、用いられた肥料を何というか。

金肥の肥料のうち、鰯や鰊を日干しにしたものは何か。

近世の農業技術の解説書である農書のうち、宮崎安が著したものを何というか。

『広益国産考』や『農具便利論』を著した農学者は誰か。

四木三草といった商品として販売することを目的とする作物を何というか。

四木には茶・桑・漆があるが、越前の奉書紙や播磨の杉原紙などの和紙の原料となった四木の一つは何か。

9瀬戸内海沿岸を中心に，潮の干満を利用して海水を導入し、水分を蒸発させて塩の生産を行う塩田を何というか。

足踏み式の送風装置を備えた分によって砂鉄・木炭を燃焼させる日本式の製鉄法を何というか。

②秋田で商品化された著名な材木

奈良晒・近江などの麻と同様に衣料の原料となった，河内・尾張・三河で広く栽培された作物は何か。

縮緬や金欄・緞子などを高機で織った，京都の高級絹織物は何か。

江戸時代，京都でつくられた陶磁器の総称

蝦夷地で生産され、長崎貿易での清への主な輸出品となった、いりこ・ほしあわび・ふかのひれなどを俵に詰めたものを何というか。

醸造業について、①播磨の龍野，下総の野田・銚子が特産品となったものと、②類津の伊丹・灘・池田で発展したものはそれぞれ何か

日本橋を起点とした、東海道・中山道・甲州道中・日光道中・奥州道中の5つの重要な幹線道路を何というか。

本街道と呼ばれる1の幹線道路に対して，それ以外の主要な幹線道路であった北国街道・伊勢街道・長崎街道などの道路を何というか。

幕府や藩が設置した、通行人や物資の検閲を行う施設を何というか。

主要街道などに置かれた、2～3里ごとに宿泊施設や人馬貨物の継立て施設である問屋場などを整えた施設を何というか。

幕府公用の継飛脚，大名が置いた大名飛脚に対し、民間営業の飛脚を何というか。

富士川などの整備・高瀬川の開削を行った京都の豪商は誰か。

明暦の大火で財をなした江戸の材木商人で、東廻り海運・西廻り海運を整備した人物は誰か。

主に上方の酒を輸送するために大坂から江戸までの南海路を運行し、船足の速さで18世紀には菱垣廻船を圧倒した迴船はなにか

①金貨の鋳造、②銀貨の鋳造を行った機関を、それぞれ何というか。

重さを量って価値を決めて使用した貨幣のことを何というか。

江戸幕府により寛永期から全国に開設された銭座で大量に鋳造され、江戸時代の金・銀・銭の三貨の通用を支えた銭貨を何というか。

諸藩が領内で発行し、領内でのみ通用した紙幣を何というか。

「天下の台所」と呼ばれた大坂の、諸藩の倉庫に集められた年米の諸藩の倉庫に集められた年貢米の蔵米や特産物などの蔵物について①蔵米・蔵物を出納・売却した商人と②蔵米・蔵物の売却代金を管理した商人を、それぞれ何というか。

民間商人の手により各地から大坂の民間の倉庫（納屋）に集められて流通した商品のことを何というか。

都市の問屋商人が農村部における百姓らの家内工業を組織化して、原料や器具を前貸しして生産物を買い取る生産形態を何というか。

上方豪商や武士、町人を担い手に、実証的・実用的な研究・学間や現実を見据えた文芸作品が生まれた、江戸前期の文化を何というか。

朱子学の一派である南学（海南学派）の谷時中に学び、朱子学と神道を結び付けた垂加神道を創始し、崎門学派を形成した人物は誰か

加賀藩主前田綱紀に招かれた木下順庵に学び、のちに幕府儒官となって8代将軍徳川吉宗に任された儒者は誰か

朱子学から陽明学に転じて，「近江聖人」と呼ばれた人物は誰か。

中江藤樹にまなび、岡山藩主池田光政に仕えたが、著書『大学或問』で幕府を批判したため下総の古河に幽閉された陽明学者は誰か

論語などの経典を実証的に研究して後世の解釈である朱子学を批判し、孔子・孟子の教えに立ち戻ることを主張した儒学の一派は何か。

古学派の儒学の一派の人物で，実用の学を提唱して朱子学を批判し、歴史書の『中朝事実』などを著した人物は誰か。

古文辞学派の祖で、8代将軍徳川吉宗の諮問に答えて『政談』を著し、都市の発達抑制や武士の土着の必要を主張した人物は誰か。

荻生徂徠の弟子で、『経済録』を著し専売制導入を説いた人物は誰か。

中国伝来の薬物学である本草学の分野を築き、『大和本草』を著した人物は誰か。

塵劫記」を著した吉田光由が普及させた和算を大成し、『発微算法』を著した人物は誰か

江戸幕府の初代の受労に任じられ、古来の宣明暦に修正を加えた貞暦を作成した人物は誰か

江戸時代前期の歌学者で、和歌に使用できない言葉（制の詞）などの伝統的な制限を排除し，自由な研究を行った人物は誰か。

江戸幕府の歌学方に任じられ『源氏物語』の注釈書である『源氏物語湖月抄」などを著して、国学発展の先駆となった和学者は誰か。

古典・古歌の注釈研究を行い、『万葉代匠記』を著した和学者は誰か。

談林俳諧を学んで俳諧で活躍したのち、人びとの愛欲や金銭欲などを描いた浮費を創作した人物は誰か

井原西鶴の浮世草子のうち，主人公庫之介と遊女らとの愛欲生活を描いた対物の作品は何か

蕉風（正風）書を確立した、伊賀出身の俳人は誰か

松尾芭蕉が、江戸を出発し東北・北陸地方を廻って美濃の大垣に至る旅を題材にした俳諧紀行文は何か。

浄瑠璃の語りに合わせて人形遣いが人形を操る芸能を何というか。

義理人情の藤を描写した京都の端・歌舞伎の脚本家は誰か

出雲お国以来の女歌舞伎や元服前の美少年による若衆歌舞伎が禁止された後、前髪を剃った野郎頭の俳優により演じられた歌舞伎は何か。

17世紀の後半に活躍した、①通な立ち回りの荒事を得意とする江戸歌舞伎の代表的俳優と②色男を優美に演じる和事を得意とする上方歌舞伎の代表的俳優をそれぞれ答えよ

室町時代末期に土佐家の出身者が途絶えていた朝廷の絵画を制作する絵所預となり、土佐派を復興した絵師は誰か。

土佐派から分かれた住吉派の住吉如慶の子で，江戸幕府の御用絵師として江戸で大和絵を広めた絵師は誰か。

『伊勢物語」の三河八橋を題材にした屏風画の『燕子花図屏風』や蒔絵の『八橋蒔絵螺鈿硯箱』などの作品を残した人物は誰か。

尾形光琳の代表作で、左右に紅白梅・中央に水施を配した屏風画を何というか。

遊女や役者などを題材とした庶民的風俗画であった浮世絵を、当時主流だった本の挿絵から独立した鑑賞作品へと高めた人物は誰か。

菱川師宣の代表作で、振り返る女性を描いた浮世絵は何か。

紀伊藩主から江戸幕府の8代将軍に就任し、幕府財政の立て直しや法制の整備などによる享保の改革を行った将軍は誰か。

禄高の低い者が高い役高の役職に就任する時、在職中だけ不足分の後料を支給する制度を何というか。

金銭の貸借をめぐる訴訟（金公事）を、幕府の評定所は取り上げず、当事者間で解決することとした法令を何というか。

1722年に制定された、石高1万石につき100石の割合で大名に米を上納させ、代わりに参勤交代の江戸在府期間を短縮した制度は何か。

享保の改革の一環で，収入の不安定な検見法にかわって取り入れられた、豊凶に関係なく年率を一定にする徴税法を何というか。

享保の改革では漢訳洋書の輸入を緩めて実学を重視し、新たな産業を奨励したが，青木昆陽が栽培法を普及させた救荒作物は何か。

江戸町奉行大岡忠相が設置を進めた、江戸の町方の消防組織は何か。

有力百姓が零細農民を年季公人として使役する農業経営は何か

大規模な土地を所有して地主となった豪農と、小作人である小百姓が対立し、村役人の不正を訴えるようになった小百姓の運動は何か。

幕府や落の支配や村役人の不正などに対して村単位で百姓が団結し、要求を掲げて直接行動をおこしたことを，総じて何というか。

17世紀末以降、村役人が指導し全村民が参加した一揆を何というか。

町人や百姓が米商人や富商などを襲い、家屋や家財を破却した暴動を何というか。

9代将軍徳川家重・10代将軍徳川家治に仕えて 株仲間の公認や印旛沼・手賀沼の干拓事業，最上徳内らによる蝦夷地の調査などの政策を推し進めた老中は誰か。

運上・賞加の営業税を納めることを条件に、幕府や諸藩から営業の独占権（株）を許可された、商工業者の同業組織を何というか。

田沼意次の老中が長崎貿易の輸出品として奨励した、蝦夷地の産物を俵に詰めたものを何というか。

新井白石が、イタリア人宣教師シドッチを尋問して得た西洋の知談をもとに著した西洋研究書3巻を何というか。

南学創始期の回想録『蘭学事始』を著した杉田玄白は、前野良沢らと解剖書『ターヘル=アナトミア』を翻訳したが、その書名は何か。

長崎で科学を学んで寒暖計やエレキテル （摩擦起電器），火浣布（不燃布）を製作し，西洋画法で『西洋婦人図』を描いた人物は誰か。

対露貿易と蝦夷地開発を説き、田沼意次が蝦夷地の調査を行わせるきっかけとなった，仙台藩の医師工藤平助の著書は何か。

『海国兵談』・『三国通覧図説』において海防論を展開し，出版統制令により弾圧された人物は誰か。

江戸時代中期以降に発達した，『万葉集』・『古事記』・『日本書紀』などの日本の古典を研究し、日本古来の道を究明した学問を何というか。

加茂真淵に学び、日本古来の精神に返ることを主張して『古事記』の注釈書の「古事記』を著した、伊勢松坂の医者は誰か。

万人直耕の自然世を理想とした『自然真営道』を著した人物は誰か。

『大日本史』の編業事業に端を発し、大義名分論にもとづく尊王論を展開した水戸藩の学風を何というか。

15. ①尊王論者の竹内式部が京都から追放刑となった事件と，②『柳子新論』を著した山県大弐が死罪となった事件をそれぞれ何というか。

①諸藩が藩士教育のため設立した機関と，②岡山藩の開容学校のような、藩や民間有志が設立した庶民の教育機関をそれぞれ何というか。

19. 岩番岩が始めた平易な庶民的学問で、商業的行為の正当性を強調し，弟子の手島堵庵や中沢道二らによって広められた学問は何か。

江戸時代に都市や村々で僧侶・医師・富裕な町人などが運営した，一般庶民の初等教育施設を何というか。