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  • Dyas Rick

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  • 1

    統計学に関する次の記述のうち、 誤っているものはどれか。

    回帰直線において 、独立変数からの従属変数のズレの大きさを 相対的に示しているのが決定係数である。従属変数の値回帰直線上に完全に乗っている場合は 、決定係数は0になり、大きく直線から離れている場合は1に近い値となる。

  • 2

    各種線虫に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    ブドウオオハリセンチュウは、寄主植物の根の中を移動しながら加害する内部寄生性の線由である。ブドウのファンリーフウイルス (GFLV)を媒介する。

  • 3

    各種線虫の分離・検出法に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    篩分け(シービング法)は、 篩の網目の大きさによって目的とする線虫を効率的に分離できる方法である。ナガハリセンチュウやオオハリセンチュウ等の大型の線虫は、 20メッシュ(850m) 程度の網目の篩で補えることができる。

  • 4

    植物の病気に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    植物に病気を引き起こす要因として生物的要因すなわち病原体と環境的要因及び人為的要因がある。

  • 5

    植物病原菌類の分離、培養に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    3 り病組織内の菌糸からの分離は、最も一般的な病原菌類の分離法である。5mm角前後の適当な小片に切りとった組織を70%エタノールに数秒間ひたした後、 次亜塩素酸ナトリウム溶液(有効塩素濃度約1%) に1~2分間浸演し、組織表面の菌を殺菌する。その後直ちに滅菌水で水洗し、滅菌ろ紙で水分を吸い取り、分離用寒天培地に置き、出現してくる菌糸を分離する。

  • 6

    植物病原菌類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    タバコベと病菌(Peronospora tabacina) は、我が国には分布せず、輸入禁止品の対象病原菌である。のう状又は糸状の吸器を有し、分生子柄は二又分枝し、分生子は卵形、又はだ円形で乳頭突起はなく無色、平滑であり、遊走子を放出せず、発 芽管で発芽する。

  • 7

    主な細菌の属に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    Ewinia 属はグラム陰性桿菌で極鞭毛を持つ。植物病原細菌にはウリ科果実汚斑細菌病菌等がある。

  • 8

    昆虫の生理に関する次の記述のうち、 誤っているものはどれか。

    休眠とは、 一般に生物の発生過程に 起こる成長や活動の一時停止をいい、休眠時には、物質代謝が著しく上昇し、 生物体は環境に対する高い抵抗性を得ることができる。

  • 9

    昆虫の生態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    昆虫が卵が孵化してから最初の産卵を行うまでの期間を産卵前期間という

  • 10

    昆虫の生態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    植食性昆虫は単食性、狭食性、 広食性の3つに分けられるが、基本的な栄養要求は広食性、狭食性、 単食性の順に高い

  • 11

    Candidatus Liberibacter asiaticus に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    この細菌は、日本では未発生である

  • 12

    植物病原細菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

    腐敗の進んだ木や、古くなったこぶ等からは、特別な注意を払わなくても原因細菌をほとんど純粋に分離することができる

  • 13

    植物ウイルス・ウイロイドに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    ウイルス病研究の過程でウイルスよりはるかに小さい低分子量 RNA による病害いが含まれていることが明らかになった。この 病原因子はウイロイドと命名され、Pepper hat fruit virofdが最初に 発見されたウイロイドである

  • 14

    植物ウイルス・ウイロイドの伝染経路に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    土壌伝染は、 糸状菌や細菌において認められる伝染方法であり、植物ウイルスではこれまで知られていない

  • 15

    農薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    食品の安全性の確保に関する施策の策定は、食品健康響評価(リスク評価)の結果に基づき行われており、食品安全委員会で審議されている。農薬のリスク評価については、許容一日摂取量(ADI)・急性参照用量(ARfD)の設定が行われているほか、特定農薬の指定・変更に際しても食品健康影評価を行うこととされている

  • 16

    検疫くん蒸剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

    リン化アルミニウムの特徴として、ガスが徐々に発生するためくん素物に応じた投入、挿入、混入、配置等の投薬方法を適宜選択することができる。適用害虫の範囲が広く、殺虫力が強く、拡散・浸透性が良く、収着もほとんどない。また、穀類に対しては薬害の発生もほとんどない

  • 17

    加熱処理に関連するの記述について、誤った記述はどれか。

    乾熱処理は、乾燥した熱風で加熱するもので、植物表面からの水分の気化を利用した処理方法であるため、検疫処理として、果実や野菜など水分を多く含む植物に用いられる, 乾熱処理は、熱帯・亜熱帯で生産され、かつ、ミバエ類が寄生する熱帯果実に対して通常用いられる, 対象病害虫の種類や寄生部位などにより、乾熱処理、熱処理、温湯浸漬処理のいずれの熱処理が適しているかが異なるが、処理する対象植物の品質維持については、適切な処理温度を用いれば、植物の高温障害や品質劣化を回避することができるため、植物の種類により熱処理の種類(乾熱処理、熱処理、温湯浸漬処理)を考慮する必要はない

  • 18

    温度測定に関連するの記述について、正しい記述はどれか

    蒸熱処理における果実温度の測定では、処理庫内の温度が最も上がりにくい場所(クールポイント)に果実センサーを配置して所定の処理基準を満たしているか確認する必要がある, 温度計の校正には、精密な温度計(標準温度計)を用いることが多いが、低温処理の場合、真の0°Cを示すとされる、解けつつある氷を真の温度の基準として用いることも可能であり、この場合、標準温度計は不要である

  • 19

    放射線に関連する次の記述について、誤った記述はどれか

    病害虫の防除に利用できる電離放射線は、被照射物に誘導放射能を生じさせることが可能なアルファ線、7.5MeV以上のエックス線、10MeV以上の電子線に限定されている, 世界における食品に対する照射は、殺菌を目的とした香辛料、乾燥野菜、食鳥肉の照射が中心となっているが、植物検疫処理としての食品への照射処理は、技術的には可能であるが実用化されていない

  • 20

    消毒技術の開発に関連する次の記述について、正しいものはどれか

    消毒技術の開発では、消毒処理の殺虫効果を適切に評価するため、消毒処理を行う処理区と消毒処理を行わない対照区(無処理区)を設定し、対照区の生存率を加味した有効供試虫数や補正死亡率を計算する

  • 21

    現行の手順書に基づく有害動植物のリスクアナリシス(PRA)の手順やリスク評価に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    日本に発生している有害動植物が、潜在的検疫有害動植物として特定されることはない

  • 22

    植物検疫措置に関する国際基準(ISPM) No.11に定められた有害動植物のリスクアナリシス(PRA)に関する内容について、誤った記述はどれか

    「侵入」とは、PRA地域に未発生の有害動植物が移動することをいい、「入り込み」と「まん延」の2つの要素からなる。, 「入り込み」の評価は、原産地で対象とする有害動植物が品目に付着している可能性、輸送中又は貯蔵中に生き残る可能性等に関わる要因のほか、有害動物では飛翔や歩行により発生地域から移動する可能性についても検討する

  • 23

    植物検疫措置に関する記述のうち、正しいものはどれか

    検疫有害動植物のリスクを十分に低減する確実な管理措置が特定できない場合には、最後の手段として主/宿主植物の輸入禁止措置も選択肢として検討することができる

  • 24

    昆虫の学名に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    チチュウカイミバエの学名は Ceratitis capitata (Wiedemann)と表記されるが「(Wiedemann)」は亜種小名である。

  • 25

    昆虫の標本作製に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    アブラムシ、カイガラムシなどの微小昆虫、口器、生殖器など、虫体の微細構造を顕微鏡で観察する場合は、プレパラート標本とする

  • 26

    菌類の分類に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    担子菌類の特徴は、有性生殖によって担子器とよばれる細胞に通常4個の分生子を外生することである。担子菌類の菌糸は、よく発達し、隔壁を有する

  • 27

    細菌病の病徴に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    軟腐病は、植物組織を軟化腐敗し、激しい腐敗臭を伴う場合もある。これは、ペクチン質分解酵素をもつ細菌が感染することにより、植物組織が崩壊するため起こる

  • 28

    植物の分類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    植物の分類はリンネの時代は形態分類であったが、現代の分類体系では進化を考慮した系統的関係による分類が支持されている

  • 29

    植物の形態に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    茎に葉が付いている様子は、互いに重なり合わないように、種類によって一定の順序に規則正しく配列している。この薬の配列を葉序といい、節に1枚の葉が付いている場合を対生、2枚付いているものを互生、3枚以上付いているものを輪生という

  • 30

    WTO/SPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)に定められている加盟国の 権利及び義務のうち、誤っているものはどれか

    加盟国は、科学的に正当な理由がある場合でも、関連する国際的な基準、指針又は勧告に基づく措置よりも高いレベルの保護の水準をもたらす措置を導入することはできない

  • 31

    国際植物防疫条約(IPPC)の第7条「輸入に関する要件」について述べているうち、誤っているものはどれか

    輸入締約国は、植物検疫証明書が守されなかった主要な事例を、輸入者又は輸出者にできる限り速やかに通報する

  • 32

    郵便物として輸入される植物等の検査に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    植物防疫官は、日本郵便株式会社から植物を含有している小形包装物の送付があった旨の通知を受けた場合に限り、日本郵便株式会社の職員が立会わなくとも当該郵便物を開き、検査することができる

  • 33

    植物防疫法における輸入の禁止に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    植物防疫官は、試験研究の用に供するためであれば農林水産大臣の許可を受けずに、輸入禁止品を輸入することができる

  • 34

    植物防疫法における輸入植物等の検査(法第8条)に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    貨物として輸入される植物の検査は、農林水産省令で定める又は飛行場の中の、輸入者が指定する場所で行う

  • 35

    植物検疫における輸入検査の申請に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    郵便物として植物を輸入しようとする者は、あらかじめ植物防疫官に検査申請書を提出しなければならない

  • 36

    植物検疫における廃棄、消毒等の処分等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    輸入検査を行った植物に検疫有害動植物があったため、植物防疫官の立会いの下にこれを消毒すべきことが命じられたことについては、行政不服審査法(昭和37年法律第160号)による不服申し立てをすることができる

  • 37

    植物防疫法における植物防疫官の権限(法第4条)と証票の携帯及び服制(法第5 条)に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    オーストラリアからバンクシアの切り花1,000本が携行手荷物で輸入された。有害植物が附着しているおそれがあると認められたので、検査のためにその全量を無償で集取した

  • 38

    植物防疫法の定義(法第2条)に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    「有害植物」とは、間接に有用な植物を害するものを含まない

  • 39

    植物防疫法における検査証明書に関する記述のうち、正しいものはどれか

    検査証明書は、輪出国の政府機関により発行されたものでなければならない。

  • 40

    輸入される種苗類の検査に関する記述のうち、正しいものはどれか

    隔離栽培の命令の違反があった場合において、植物防疫官は、その違反に係る植物を廃棄することができる

  • 41

    植物防疫法における栽培地検査に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    中国産のショウガ生根茎は、栽培の用に供し得る状態であっても、食用の場合、輸入に際して検査証明書にその栽培地で行われた検査の結果バナナネモグリセンチュウが付着していないことを確かめ、又は信ずる旨が記載されている必要はない。

  • 42

    植物防疫法に基づく種苗検疫に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

    生産者が同一都道府県の区域内で自ら繁殖の用に供するため生産する指定種苗であっても必ず植物防疫官の検査を受けなければならない

  • 43

    重要病害虫発生時対応基本指針に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    重要病害虫に該当しない有害動植物が発見された場合であっても、植物防疫法第17条第1項に基づく緊急防除を実施する必要があるか、対策検討会議を開催して検討することとしている

  • 44

    植物防疫法に基づく植物等の移動の制限・禁止に関する記述のうち、正しいものはどれか

    さつまいも生地根を沖縄本島から本州に持ち出す場合には、農林水産省令で定める基準に従った蒸熱処理による消毒を行わなければならない

  • 45

    根絶防除に関する記載のうち、正しいものはどれか

    ミカンコミバエの根絶防除は、南西諸島では雄除去法、小笠原諸島では雄除去法と不妊虫放飼法を組み合わせた防除法が採用され、根絶が達成された

  • 46

    緊急防除に関するの記述のうち、誤っているものはどれか

    農林水産大臣は、防除を行うため必要があるときは、地方公共団体に対し防除を実施するよう命令することができる

  • 47

    関税法(昭和29年法律第61号)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    植物防疫法施行規則の規定により輸入認可証が添付された貨物については、税関に対して輸入申告を行う必要がない

  • 48

    農林水産物及び食品の輸出の促進に関する法律(令和元年法律第57号)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    本部は、農林水産物及び食品の輸出の促進に関する基本方針において、農林水産物及び食品の輸出を促進するために必要な輸出先国の政府機関が定める輸入条件(輸出先国の政府機関が該輸出先国に輸入される農林水産物又は食品について定める食品衛生条件に限るものとし、動植物検疫に係る条件を除く)についての当該輸出先国の政府機関との協議に関する基本的な事項を定める

  • 49

    昆虫の採集と飼育に関する以下の記述から正しいものを選びなさい

    温帯性昆虫の休眠ステージは種によって異なり、幼虫や期、成虫など様々である。休眠はしばしば光周反応により誘起されるため、飼育時は明期と暗期を調節することで休眠や非休眠状態を維持することが可能な場合ある

  • 50

    次の統計学に関する記述のうち、正しいものはどれか

    輸入植物検疫規程では輸入植物の検査すべき数量が定められており、標準荷口の大きさを基準にして、標準荷口より大きな荷口は限界寄生率の値を一定の割合で小さくし、標準荷口より小さな荷口では限界寄生率の値を一定の割合で大きくすることで対応している

  • 51

    線虫の寄生部位と加害様式に関する記述のうち、誤っているものはどれ

    ネグサレセンチュウ (Pratylenchus 属)は、寄主植物の根に虫体が入らず、根の外部から口針を突き刺して加害し、根の先端部分には、ゴール状の肥大や褐色の斑紋を生じる

  • 52

    線虫の標本作製及び保存法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    ハセンチュウが寄生した薬やツブセンチュウが寄生した種子などの標本は、通常、乾燥状態で保存する

  • 53

    植物の病気の診断に関する決の記述のうち、正しいものはどれか

    肉眼的診断は、り病植物の病徴あるいは標徴を肉眼で見て診断する方法で、ルーペを用いると細部の観察が可能である

  • 54

    菌類の特徴に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    Phytophthora 属菌は、さび病菌と称され、各種の植物でさび病が知られている。中でもP. infestansは、ジャガイモで被害の最も大きな病害を起こすものとして、歴史的にも有名な病原菌である

  • 55

    菌類の診断・観察方法に関する炊の記述のうち、正しいものはどれか

    り病組織上には病原菌の胞子、分生子殻、子のう殻等が形成されていることが多い。これらは肉眼によってもある程度識別されるが、ルーペや実体顕微鏡を利用することが望ましい。この場合、病斑部に強い光を当てて観察することが大切である

  • 56

    主な細菌の属に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    Candidatus Liberibacter 属にはカンキツグリーニング病の病原体3種が含まれており、国内で発生しているものは、Candidatus Liberibacter americanusである

  • 57

    Xylella fastidiosaに関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    この細菌は、ブドウピアス氏病の病原体である

  • 58

    植物ウイルスに関する姿の記述のうち、正しいものはどれか

    植物ウイルスの複製は、宿主タンパク質合成機能に依存し、2分裂ではな く核酸とタンパク質がそれぞれ異なった時期と場所で合成された後、ウイルス粒子に組み立てられる

  • 59

    ウイロイドに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    ウイロイドは、外皮タンパク質を持たない低分子量の裸の核酸であり、その核酸はヘルパーウイルスの介助により複製する

  • 60

    農薬に関する記述のうち、正しいものはどれか

    食品衛生法の規定に基づき、農作物などの食品における農薬の残留許容量である残留農薬基準値が決められており、植物検疫で使用される臭化メチルについては、臭素量として品目ごとに定められている。この基準に合わない食品若しくは添加物は、輸入、使用、保存、販売等をしてはならないとされている

  • 61

    くん素剤の特性に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    臭化メチルは、銅、真ちゅう、銀及びその製品を腐食するので注意を要する。また、発火性が強く、単独で空気中に放出すると発火するので不活性ガスと混合して使用する必要がある

  • 62

    物理的消毒方法に関連する語句の英訳として、誤っているものはどれか

    蒸熱処理 high temperature forced air treatment

  • 63

    放射線に関連する記述のうち、正しいことはどれか

    ガンマ線とエックス線は同じものだが、ガンマ線は放射性同位元素から放出され、エックス線は加速器等から発生させたものをいう, 我が国においては南西諸島におけるウリミバエの防除及び小笠原諸島におけるミカンコミバエの防除にガンマ線を照射された不妊虫を放飼し根絶に成功した

  • 64

    加熱処理に関連する次の記述のうち、正しいことを述べているのはどれか

    乾熱処理では、乾燥した熱風で植物を加熱するが、乾燥した空気は高湿度の空気より熱量が小さいので、蒸熱処理に比べ処理対象物の温度上昇に時間を要する, 蒸熱処理では、温風による加熱に加え、植物体表面で結露が生じ、その際に凝縮熱が放出されることで植物が加熱される, 温湯浸漬処理は、植物を約40°C以上の温水に浸漬する処理であり、果実や球根などが処理の対象となる

  • 65

    低温処理に関連する次の記述のうち、正しいものはどれか

    外気温が0°C以下に低下すると、昆虫の体内の水分(細胞外水分)が凍結し始めるが、昆虫の種によりその温度は異なる。昆虫の細胞外水分が凍結する温度を過冷却点という

  • 66

    昆虫の成虫の外部及び内部形態に関する次の記述のうち誤っているものはどれか

    体壁は内部絡と呼ばれており、その機能は「各部の運動に必要な筋肉の支点となる」等がある

  • 67

    細菌の病徴に関する次の記述のうち誤っているものはどれか

    増生病には、根頭がんしゅ病、こぶ病、毛根病などが含まれ、細菌の侵入により、感染組織が萎凋枯死する病害である

  • 68

    細菌の検出に関する次の記述のうち誤っているものはどれか

    バクテリオファージ法は植物病原細菌に寄生性を有する糸状菌の一種であるファージを用いる検出法である

  • 69

    植物に関する次の記述のうち誤っているものはどれか

    単子葉類は子葉が1枚で茎に形成層がある。双子葉類は子葉が2枚で茎に形成層がない

  • 70

    植物検疫措置に関する国際基準(ISPM)No.11に定められた有害動植物リスク分析(PRA)に関する記述について正しいものはどれか

    PRA の開始の理由としては、①有害動植物が特定された場合、②新たな経路が特定された場合、③法令等の政策を見直す必要が生じた場合などがある

  • 71

    植物検疫措置に関する記述のうち、正しいものはどれか

    具体的な措置の選択肢として、輸出国における栽培地検査、有害動植物無発生地域・サイト、輸出前検査等がある

  • 72

    農林水産業・地域の活力創造プランに関する次の記述のうち、誤っているものはどれれか

    「国内外の需要を取り込むための輸出促進、地産地消、食育の推進」では、次の方向性が掲げられている。 内外の食市場を積極的に取り込み、所得の向上に結びつけるため、国内外において日本食・食文化への理解をより確固なものとし、日本の農林水産物・食品の強みを生かせる市場を国内外に創造する。このため、「農林水産業の輸出力強化戦略」に基づき、農林漁業者や食品事業者のチャレンジや創意工夫が一層引き出され、意欲的な取り組みが行われるよう、各級の施策を推進する。また、国内需要についても、国内マーケットの構造が変化していることから、消費者の視点を重視し、新規要の掘り起こしを行う。 なお、これらの取組の前提として、食品の安全性向上と食料の国内自給室の増加からなる「食の安全」と、正確な情報伝達する「食品に対する消費者の信頼」を確保するための取組を推進する。

  • 73

    次の昆虫の生理に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    昆虫の変態の様式は、完全変態類(チョウ目、コウチュウ目等)または不完全変態類(バッタ目、カメムシ目等)のいずれかに分けられる

  • 74

    次の昆虫の生態に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    卵ではなく直接幼虫を生む卵胎生は、アブラムシでのみ確認されている

  • 75

    「植物防疫法における植物防疫官の権限(法第4条)及び証票の携帯(法第5条)に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    ハワイからハイビスカスの苗が携行手荷物で輸入された。有害植物が附着しているおそれがあると認められなかったが、検査のために必要最少量を無償で集取した

  • 76

    植物防疫法の定義(法第2条)に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    「発生予察事業」とは、気象の状況を調査しない

  • 77

    植物防疫法における検査証明書に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    植物検疫についての政府機関を有しない国から栽培の用に供する植物を輸入する場合は、輸出国の植物検疫に係る民間機関が発給した検査証明又はその写しが添付され、かつ、輸入時に綿密な検査が行われる場合は、輸入することができる

  • 78

    植物防疫法における栽培地検査に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    植物検疫についての政府機関を有しない国から栽培地検査を要する植物を輸入する場合、輸出国で栽培地検査が行われていなくても、その輸入は認められる

  • 79

    郵便物として輸入される植物等の検査に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

    植物は、郵便物として輸入する場合であっても、農林水産省令で定める港及び飛行場以外の場所で輸入してはならない

  • 80

    植物防疫法における輸入の禁止に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    植物防疫法における輸入禁止品には、土の付着する植物や土の付着する中古農業機械が含まれる

  • 81

    輸出植物検疫に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    植物防疫官は、輸出先国が要求している栽培地検査を行うに当たり、有害動物及び有害植物に関する知識を有し、かつ、当該植物の売買に利害関係のないものに依頼し当該検査の事務を補助させることができる

  • 82

    輸出検疫に関するの記述のうち、誤っているものはどれか

    国際植物防疫条約においては、植物検疫証明の発給は、公的植物防疫機関、公的研究機関又はその権限の下においてのみ行うとされている

  • 83

    以下の「重要病害虫発生時対応基本指針」に関する記載のうち、誤っているものはどれか

    重要病香虫発生時対応基本指針で「重要病害虫」とは、植物防疫法施行規則において規定している別表1の2、別表2、別表2の2に掲げる有害動植物をいう

  • 84

    植物防疫法第16条の2及び第16条の3に規定される植物等の移動の制限及び移動の禁止に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    サツマイモの生塊根を東京都から沖縄県久米島に沖縄本島を経由して輸送する場合は、沖縄本島到着時に植物防疫官による密閉確認を受ける必要がある

  • 85

    次の昆虫の生態に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    食植性昆虫は単食性、狭食性、広食性の3つに分けられるが、基本的な栄養要求は広食性、狭食性、単食性の順に高い

  • 86

    次の昆虫の生理に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    卵から孵化した幼虫は脱皮を繰り返しながら発育するが、脱皮に関与するホルモンとして、アラタ体を刺して脱皮ホルモンの分泌を促すアラタ体刺ホルモンがある

  • 87

    次の昆虫の生理に関する記述のうち、正解しているものはどれか

    フェロモンは個体内部でつくられ個体外部に分泌放出されて他の個体に働く点で、同一個体内で作用するホルモンとは明瞭に区分される

  • 88

    昆虫の採集と飼育に関する次の記述のうち、正しいものはどれか

    主にアブラムシ類やアザミウマ科など農業害虫のモニタリングに利用されるパントラップは、水を張った容器を地面に少し埋めて設置し、地表を歩いている昆虫や地表近くを飛翔している昆虫を捕獲する装置である

  • 89

    次の統計学に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    ある標本から得られた平均値と標準誤差から、95%の頼限界で母平均を推定する式は以下のようになる (母平均の上側限界と下側限界)=標本平均土1.96✕標準誤差 但し、標本個体数が少ない場合は1.96より小さな係数を掛ける必要があり、実際には自由度に応じたT値を用いる

  • 90

    線虫の寄生部位と加害様式に関する記述のうち、正しいものはどれか

    ネグサレセンチュウ(Pratylenchus 属)は、植物の根部組織内を移動しながら寄生する内部寄生性線虫であり、移動した周囲に細胞の壊死ができて変する

  • 91

    テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)の形態に関する次の記述のうち誤っているのはどれか

    雌成虫の会陰紋は円形~楕円形で時に角ばる。条は荒く、弓状域(アーチ)の高さは低~中程度である

  • 92

    植物病原体の植物体への侵入(感染)に関する記述のうち、誤っているものはどれか

    植物体上に飛来した菌類の胞子から生じた発芽は、植物の気孔や損害部から直接侵入することができない

  • 93

    病原体の伝染経路に関するの記述のうち、正しいものはどれか

    水媒伝染は雨水、河水、灌漑水、洪水などによる伝搬であり、カンキツかいよう病菌Kantomonas campestris pr. citriなど細菌病の多くは、雨水、水滴などによって菌が飛散することにより伝染する

  • 94

    病原菌の観察及び取扱い方法に関する記述のうち、正しいものはどれか

    菌義を自然のままの状態で、胞子の形態、着生状態を観察し、さらに日を追って生育過程を観察するのに適した方法としてスライドグラス培養法がある

  • 95

    次の主要な菌類の属の解説のうち、正しいものはどれか

    Fusarium属菌は多くの植物の立枯病や洞病を引き起こす。本属の病原菌として栽培地検査要求対象病原菌であるエンドウ病菌がある