問題一覧
1
ポンプ内部で流動液体中に気泡や空洞が発生する現象で、揚程が急激に低下して弁を開いても流入量が増大しなくなるこの現象は?
キャビテーション (空洞現象)
2
停電などによってポンプが急停止すると管路の流速や圧力の急激な変化により高圧力が発生するこの現象は?
ウォーターハンマー (水撃作用)
3
ポンプを揚程曲線のりの右肩上が部分で運転すると、圧力と流量が激しく変動し配管を含む自励振動が発生して、ついには運転不能となるこの現象は?
サージング (急変動)
4
ポンプの一部で流れが失速し、その失速域が円周方向に伝搬する現象で流れが不安定になる。ポンプ自体の不安定現象。軸流ポンプでは50%の流域で発生するこの現象は?
失速現象
5
2) 「工場·事業場判断基準」の文章の一部 エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むかべき措置 1 略 2 その他エネルギーの使用の合理化に関する事項 [1] 熱エネルギーの効率的利用のための検討 熱の効率的利用をはかるためには, 有効エネル ギー( ) の観点からの総合的なエネルギー使用状況のデータを整備するとともに , 熱利用の温度的な整合性改善についても検討すること。
エクセルギー
6
3) 「法」 第11条,「則」第10条の条文 「法」第11条 エネルギー管理者は,第一種エネルギー管理指定工場におけるエネルギーの使用の合理化に関し,エネルギーを消費する[ 10 ] エネルギーの使用の方法の改善及び監視その他経済産業省令で定める業務を管理する。 「則」第10条 法第11条の経済産業省令で定める業務は,次のとおりとする。 一エネルギーの使用の合理化に関する[ 10 ] ニ第17条の報告書の作成及び法第87条第3項の報告に係る書類の作成 10は?
設備の維持
7
・気体燃料と空気を別々に燃焼室に供給する方式 ・乱流拡散となる流量で使用される ・逆火の危険性が小さい ・工業用バーナに使用される このバーナは
拡散燃焼式
8
・気体燃料と空気をあらかじめ混同して燃焼室に供給する方式 ・混合気の流速を大きくすると失火の恐れがある ・30‐80%の空気が予混合される ・ベンチュリ形などが用いられる このバーナは
部分予混合燃焼式
9
・気体燃料と空気をあらかじめ混同して燃焼室に供給する方式 ・混合気の流速を大きくすると失火の恐れがある ・30‐80%の空気が予混合される ・ベンチュリ形などが用いられる 最も高負荷燃焼が可能な方式 このバーナは
完全予混合燃焼式
10
・小型燃焼器用 ・空気を利用した蒸発燃焼
蒸発燃焼装置
11
・霧化状態の影響を受けやすく油圧調整範囲が狭い ・非戻り油式は戻り油式よりも油量調整範囲が狭い
噴射燃焼装置(油圧式)
12
・霧化状態の影響を受けにくい。霧化用空気のゲージ圧は数kPa程度 ・火炎が広角になる
噴射燃焼装置(回転式)
13
・油量調整範囲が広く、容量が大きく出来る ・工業用の大型ボイラに使用される ・火炎は挟角
噴射燃焼装置(気流式)
14
燃料の粒径が3-25mmと大きいため、他の燃焼方式と比較して平均ガス流速や燃焼用空気の流速が小さくなる ・ゴミ焼却炉に用いられる
火格子燃焼方式
15
・他の燃焼方式と比べると燃焼用空気の流速は最も大きい ・200メッシュ(目開き74[μm])のふるいを通過後に微粉砕され、吹き込まれる ・負荷調整が容易で、最大容量を大きく出来る ・灰はフライアッシュとして排出される
微粉炭燃焼方式
16
・同一発熱量で比較すると、微粉炭燃焼方式よりも装置がコンパクトとなる ・低温燃焼(800‐950℃)のため低NOX燃焼が可能である ・石灰石による炉内脱硫が可能である ・炉内ガス流速 気泡式 1-2[m/s]、循環式 4-8[m/s]
流動層燃焼方式
17
・硫黄を含んだ燃料が燃焼するとSO2が生成され、一部が酸化してSO3となる ・空気比を低くした燃焼方法 ・低硫黄燃料の使用 ・空気予熱器やエコノマイザの表面温度を酸露点以上に確保する
低温腐食
18
・燃料中のバナジウムが低融点のV2O5になり、鉄鋼表面の保護酸化物が融点の低い化合物となって酸化腐食する ・低バナジウム燃料の使用 ・ドロマイドなどの添加剤の注入
高温腐食
19
あらかじめ定まられた目標値と制御量(結果)を比較し、それらを一致させるように訂正動作を行う制御
フィードバック制御
20
外乱が制御量に影響を与える前に発生した外乱を検出して、比較部に送り出して操作量を決定し訂正動作を行う制御
フィードフォワード制御
21
複数のフィードバック制御を組み合わせた階層的な複合制御 例)1次制御の出力を2次制御の目標値にする場合
カスケード制御
22
複数の制御量の間になる比例関係を持たせる制御 例)制御量Aに対して一定の比率で別の制御量Bを制御する場合
比率制御
23
Pは比例動作、Iは積分動作、Dは微分動作を表す P動作のみの場合はオフセットが生じるのでI動作を併用しオフセットの発生を防ぐ。PI動作では制御に遅れが生じるので、即応性に優れたD動作を更に併用しPID制御とするPID制御の伝達関数 G(s)=(1+1/Tis+Tds)・100/PB Kp=100/PB Kp:比例ゲイン PB:比例帯 Ti:積分時間 Td:微分時間
PID制御
24
・保有水量が多い ・蒸気圧力の変動が小さい ・濃縮比が小さく水処理しやすい
丸ボイラ(炉筒煙管ボイラ)
25
・保有水量が多いため起動に時間がかかる ・高圧大容量に不向
丸ボイラ(炉筒煙管ボイラ)
26
・蒸気圧力が大きく、濃縮比が大きくなるので高度な水処理が必要 ・蒸気圧力や水位が変動しやすい
水管ボイラ
27
・管だけで構成されドラムが不要 ・保有水量が最も少なく、蒸気圧力の応答が速い
貫流ボイラ
28
・高度な水処理が必要 ・給水流量が蒸気温度、蒸気圧力の両方に影響する
貫流ボイラ
29
空気のみをシリンダ内に吸入し、燃料の着火温度以上までピストンを圧縮した後、燃料をシリンダ内に噴霧して自然着火させる。高圧縮比で熱効率が高い。理論サイクルは サイクル。
ディーゼル
30
燃料は気化されたあと空気と混合され、シリンダの吸気行程で導かれた後、圧縮行程にて電気火花により点火する。理論サイクルはオットーサイクル。圧縮比を大きくすれば熱効率が上がるが、ノッキングが発生する恐れがある。
ガソリン
31
直接加熱方式とは何ですか?
燃焼ガスの対流や、火炎や炉壁からの熱放射により直接加熱する。
32
間接加熱方式とは何ですか?
火炎や燃焼ガスにより加熱された隔壁や管により間接的に加熱する。
33
気体燃料の発熱量を測定する方法は何か?
ユンカース式流水形ガス熱量計による高発熱量の測定、または、ガスクロマトグラフ法により成分組成から計算により求める。
34
固体、液体燃料の発熱量を測定する方法は何か?
断熱ボンブ熱量計(燃研式B形熱量計)により高発熱量を測定する。
35
燃料のCO2発生量の比較は何によって行われるか?
同一熱量の場合、燃料中の炭素含有量が多いほどCO2発生量が多い。
36
自発着火とは何か?
ある温度以上に可燃性混合気がなると、発熱反応が進行して火炎が発生する現象。
37
強制点火とは何ですか?
混合気中に電気火花やパイロット火炎によって火炎核が形成されて火炎伝播が開始すること
38
燃焼ガスの対流や、火炎や炉壁からの熱放射により直接加熱する方法は
直接加熱方式
39
どのように火炎核が形成されますか?
電気火花やパイロット火炎によって形成されます
40
火炎伝播はどのように開始されますか?
火炎核が形成されることで火炎伝播が開始されます
41
火炎や燃焼ガスにより加熱された隔壁や管により間接的に加熱する方法は
間接加熱方式
42
気体燃料の発熱量測定方法で高発熱量を測定するのは
ユンカース式流水形ガス熱量計
43
成分組成から発熱量を測定する方法は
ガスクロマトグラフ法
44
固体及び液体燃料の発熱量を求める方法は
断熱ボンベ熱量計
45
二酸化炭素の発生量は炭素含有量が多いほど?
多い
46
天然ガスは重油より二酸化炭素の発生量は
少ない
47
石炭は重油より二酸化炭素の発生量は
多い
48
自然発火する機関は
ディーゼル機関
49
ある温度以上に可燃性混合気になるの発煙反応が進行するのは
ディーゼル機関
50
強制点火が必要なのは
ガソリン機関
51
混合気中に電気花火やパイロット火炎によって火炎核が形成されて火炎伝播が開始するのは
ガソリン機関
52
火炎からの放射には 発光がある?
化学
53
火炎からの放射には 放射がある?
ガス及び固体
54
同一温度での放射エネルギーは固体放射と気体放射どちらが大きい
固体放射
55
固体放射の要素が多くなると輝炎と不輝炎どちらが多い
輝炎
56
赤い光は熱によって遊離した炭素(すす)から発せられています。 このように炭素が光っている炎を
輝炎
57
固体放射の要素が増えると、炎は
輝炎になる
58
気体の予混合火炎は二酸化炭素や水に依るガス放射がメインで炎は
不輝炎になる
59
気体燃料の予混合火炎は二酸化炭素や水による 放射が主になる?
ガス放射
60
気体燃料の では炭素粒子に依る固体放射の要素が多くなり、輝炎になる
拡散火炎
61
液体燃料の では炭素粒子に依る固体放射の要素が多くなり、輝炎になる
噴射火炎
62
液体燃料の噴射火炎では炭素粒子に依る固体放射の要素が多くなり、になる
輝炎
63
固体燃料の拡散火炎では炭素粒子に依る固体放射の要素が多くなり、になる
輝炎
64
液体燃料の噴射火炎では炭素粒子に依る の要素が多くなる
固体放射
65
自然通風方式では煙突の通風力のみになるので、炉内は になる
負圧
66
・低空気比燃焼の適用 ・炉内バーナへの水蒸気の吹込み、炉内へのアンモニアの吹込み ・二段燃焼法の適用 ・複数バーナによる濃淡燃焼の適用 なんの低減になる?
NOxの削減
67
・低空気比燃焼の適用 なんの低減になる?
NOxの削減
68
・炉内バーナへの水蒸気の吹込み、炉内へのアンモニアの吹込み なんの低減になる?
NOxの削減
69
・二段燃焼法の適用 なんの低減になる?
NOxの削減
70
・複数バーナによる濃淡燃焼の適用 なんの低減になる?
NOxの削減
71
希薄予混合燃焼の適用 なんの低減になる?
NOxの削減
72
エマルジョン燃料の適用 低C/H燃料の使用 なんの低減になる?
ばいじんの削減
73
燃焼過程で生成される窒素酸化物は大部分については
一酸化窒素になる
74
燃焼過程で生成される窒素酸化物は大部分については時期に大気中で反応して
二酸化窒素になる
75
窒素酸化物の環境基準としては
二酸化窒素が基準になる
76
窒素分を多く含む燃料を すると、地球温暖化の原因とされる一酸化ニ窒素になる
低温燃焼
77
窒素分を多く含む燃料を低温燃焼すると地球温暖化の原因とされるものを生成する。それは?
一酸化ニ窒素
78
燃料に由来するNOxをなんという
フューエルNOx
79
燃焼用空気から生成されるNOxを
サーマルNOxという
80
燃料希薄な高温燃焼で生成されるのは
サーマルNOxという
81
サーマルNOxは燃料希薄な で生成される
高温燃焼
82
はいじんのなかで高温の酸素不足で生成されるのは という
気相析出形
83
ばいじんのうちわ重質油や石炭燃焼時に残留重質分やチャーガ未燃のまま排出されるものは
残炭形
84
硫黄を含んだ燃料が燃焼すると、 SO2(二酸化硫黄)が生成し、一部が酸化して SO3 (三酸化硫黄)となる。 · SO3 (三酸化硫黄)は燃焼ガス中の水蒸気と反応して硫酸(H2SO4)蒸気となる。 ·伝熱面の表面温度が150℃程度になると硫酸蒸気が凝縮し、腐食障害を起こす。 ·防止策は、空気比を低くした燃焼、低硫黄燃料の使用、スートブローによるばいじんやスケールの除去、空気予熱器やエコノマイザの表面温度を酸露点以上に確保するる等。
低温腐食
85
燃料中に含まれるバナジウムが低融点のV2O5 (五酸化バナジウム)になり、鉄鋼表面の保護酸化物が融点の 低い化合物となり、高温での保護効果を失い鉄鋼が酸化,腐食する。 ·防止策は、低バナジウム燃料の使用、灰の融点を高くするためにドロマイトなどの添加剤の注入、スートブローによるばいじんやスケールの除去。
高温腐食
86
窒素酸化物の分析方法
赤外線吸収法、化学発光法、赤外線吸収法
87
硫黄酸化物の分析方法
赤外線吸収法、紫外線蛍光法、溶液導電率法
88
一酸化炭素の分析方法
赤外線吸収法
89
二酸化炭素の分析方法
赤外線吸収法、熱伝導率法
90
酸素の分析方法
ジルコニア法、磁気法
91
ガス固有の赤外線吸収波長帯の赤外線の吸収量と濃度との指数関数的関係を利用して、赤外線吸収量から成分意度を知る方法。 ·既知濃度の標準ガスとの比較により測定を行う間剤定法。 ·水蒸気が妨害千渉成分となり、水素の分析が不可能。
赤外線吸収法
92
· NOとO3(オゾン)を反応させて生成した励起分子による発光量を測定してNO 濃度を測定する。 ·既知濃度の標準 ガスとの比較により測定を行う間接測定法。 (ニ酸化炭索)が妨害·干渉成分となる。
化学発光法
93
CO2 (ニ酸化炭索)が空気に対して熱伝導率が小さいことを利用して、 CO(二酸化炭素)の濃度を測定。 ·水素が微量でも存在すると、 水素の熱伝導率が非常に大きいため誤差要因となる。
熱伝導率法
94
·連続的な測定はできない。 ·燃焼排ガス中の無機成分及び有機成分を一括して分析することが可能。 ·キャリアガスは、ヘへリウム、アルゴン、 窒素などの不活性ガス。 ·検出器として、 熱伝導度検出器、水素炎イオン検出器、炎光光度検出器。
ガスクロマトグラフ
95
低バナジウム、低ナトリウム燃料の使用は
高温腐食対策になる
96
灰の融点上昇のためのドロマイト注入は
高温腐食対策になる
97
低窒素、低硫黄分燃料の使用は
低温腐食対策になる