問題一覧
1
◽︎末梢神経障害 単神経障害(単ニューロパチー) 正中神経障害ー() 尺骨神経障害ー() 橈骨神経障害ー()
猿手 鷲手 下垂手
2
◽︎神経痛 三叉神経痛 三叉神経は()などをつかさどる神経で、顔面に現れる三叉神経の支配領域。 症状:()、()、()にするどい痛み 数秒〜数十秒持続する。 ()と痛みを誘発する。 トリガーポイントは()に局在する
顔面の知覚 目の上 上あご 下あご さわる 顔
3
◽︎神経痛 多発性筋炎 ()に左右対称に炎症をきたし、()の筋力低下をおこす。
全身の横紋筋 近位筋
4
◽︎神経痛 多発性筋炎 筋炎の症状に加えて()とよばれる特徴的な皮膚病変を合併症する。 ()を標的にした自己免疫疾患
皮膚筋炎 筋細胞
5
◽︎神経痛 皮膚筋炎 ・両側眼瞼部(上まぶた)に赤紫の紅斑が現れることがある。() ・手指の関節伸側に紅斑が生じ、紅斑の部分に落屑(白く細かいかさぶたのようなもの)を生じる。()
ヘリオトロープ疹 ゴットロン徴候
6
・両側眼瞼部(上まぶた)に赤紫の紅斑が現れることがある。()
ヘリオトロープ疹
7
・手指の関節伸側に紅斑が生じ、紅斑の部分に落屑(白く細かいかさぶたのようなもの)を生じる。()
ゴットロン徴候
8
皮膚筋炎 症状:()、()
ヘリオトロープ疹 ゴットロン徴候
9
◽︎神経痛 皮膚筋炎 10〜20%に()を合併する。 治療:()が第一選択薬 =使用できない場合や効果不十分な場合に()や()などが投与される。
悪性腫瘍がん 副腎皮質ステロイド薬 免疫グロブリン大量療法 免疫抑制薬
10
◽︎神経痛 重症筋無力症 ()の障害によって、神経から筋肉への神経伝達が悪くなる。 症状:()、()、()、()
神経筋接合部 外眼筋、顔面、四肢の筋力低下 易疲労性
11
◽︎神経筋炎 重症筋無力症 原因)()が作られるようになり、これが神経筋接合部において検出される自己免疫疾患。 治療のために手術で摘出することができる。 症状:()、複視などの眼周辺の症状で初発することが多い。 易疲労性は、()は症状がよく、()になると疲労感が強くなるという日内変動を特徴とする。
抗アセチルコリン受容体抗体 眼瞼下垂 朝 夕方
12
◽︎神経痛 重症筋無力症 眼球のみに症状が限局する() 全身におよぶ()
眼筋型 全身型
13
◽︎神経痛 重症筋無力症 感染症、妊娠、手術、ストレス、抗生剤などの誘因によって急速した呼吸筋麻痺を起こすことがあり、()と呼ばれる気管挿管、人口呼吸器管理が必要となる。
クリーゼ
14
◽︎神経痛 重症筋無力症 検査)()()が行われる。
エドロホニウムテスト テンシロンテスト
15
◽︎神経痛 重症筋無力症 検査:エドロホニウムテスト(テンシロンテスト) エドロホニウムを投与すると、数分間ではあるが、()や()などの症状が改善する。
眼瞼下垂 脱力
16
◽︎神経痛 重症筋無力症 治療)軽症例では()が投与される。 重症例では()や()などが行われる。
コリンエステラーゼ阻害薬 副腎皮質ステロイド 免疫グロブリン大量療法
17
◽︎神経痛 重症筋無力症 治療)クリーゼを起こした場合や各種治療で改善しない場合には、()や()などを行うことがある。
血漿交換 免疫抑制薬投与
18
神経変性疾患とは
何らかの原因で脳や脊髄の神経細胞が徐々に失われる病気
19
パーキンソン病 年代:()以降に発症 症状:錐体外路症状を主体とする()、()などがみられる。
中年 姿勢 歩行障害
20
パーキンソン病 ()の発症時は左右対称性に始まるため、左右どちらかの()から始まり、ゆっくりと()におよぶ。
ふるえ 上肢 四肢
21
パーキンソン病 固縮、寡動の影響で、動作が()になっている。 脳幹部にある()の神経細胞機能が低下し、()を十分に作る出来なくなるため、()にある線条体へ十分な量のドパミンが供給されなくなり、線条体のドパミンが欠乏して様々な症状を起こす。
ゆっくり 黒質 ドパミン 大脳基底核
22
パーキンソン病の4大症状
振戦 無動・寡動 筋強剛・筋固菌 姿勢反射障害
23
パーキンソン病における振戦は()
安静時振戦
24
◽︎パーキンソン病 患者の関節を曲げ伸ばしした際に生じる筋強剛には()や()がある。
歯車様筋強剛 鉛管様筋強剛
25
◽︎パーキンソン病 歩行や姿勢の障害では、()、()、()、()がみられる。
すり足歩行 すくみ足 突進歩行 姿勢反射障害
26
◽︎パーキンソン病 表情が乏しくなり、まばたきも少なくなる()となる。 その他にも、両手を振って歩かない、大きな声が出る、字を書くとだんだん小さくなる(小字症)、夜中に起き上がって不穏になる(レム睡眠行動異常)などがある。
仮面様顔貌
27
◽︎パーキンソン病 夜中に起き上がって不穏になる()
レム睡眠行動異常
28
HSVー2は()や()で性器に発生する。
性感染 母子感染
29
単純ヘルペスは()と()がある。
HSVー1 HSVー2
30
HSVー1は日本人のほとんどが()期に感染しており、()に潜む。 体調を崩した時に、()に痛みを伴う()が現れる。
小児 三叉神経節 顔面 発疹
31
◽︎単純ヘルペス 脳炎になった場合、()、()、()、()などを起こす。 側頭葉や大脳辺縁系を破壊するために、回復後も意識障害や言語障害、人格変化、てんかんなどの後遺症が残ることが多い。
頭痛 けいれん 幻覚 意識障害
32
◽︎単純ヘルペス 頭部CT、MRI検査ではがみられることがある。 腰椎穿刺による髄液検査で基本的には色は正常()だが、()が上昇しておりウイルスを検出する場合がある。
水様透明 頭蓋内圧
33
単純ヘルペス 治療:()
抗ウイルス薬
34
(細胞性髄膜炎) ()によって起きる髄膜炎である。化膿性髄膜炎とも呼ばれる。
細菌感染
35
細菌性髄膜炎 呼吸器感染症、中耳炎や()などが原因となることが多い。また頭部外傷や開頭術後で発生することもある。
齲歯(虫歯)
36
髄膜炎の3徴
頭痛 発熱 意識障害
37
細菌性髄膜炎 ()や()、ブルジンスキー徴候などの髄膜刺激徴候(認める。 このほかに、珍しいのだが()を生じる。 重症では、不穏状態、意識障害が進行している。、
項部硬直 ケルニッヒ徴候 羞明(非常にまぶしさを感じやすくなる)
38
(HTLVー1関連脊髄症) 成人T細胞白血病(ATL)の原因ウイルスである人リンパ球向性ウイルス1型(HTLVー1)感染者のうち、ごく1部に発症する骨髄障害。 HTLVー1感染の感染経路としては、()をかいする母子感染()が主体。 そのほかに()や()などによる感染がある。
母乳 垂直感染 性行為 輸血
39
HTLVー1は()以降の()性に起きることが多い。 症状:()、()、()などで発症し、歩行障害では()になる。
中年 女 歩行障害 感覚障害 排尿障害 痙性歩行
40
HLV感染) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は後天性免疫不全症候群(AIDS:エイズ)を起こすウイルスである。 感染源は、精液、腟分泌液、血液、母乳などである。 粘膜や傷口から体内へ侵入するため、()による感染、()を介した感染、()が起きる。
性行為 血液 母子感染
41
HLV感染) ()は後天性免疫不全症候群(AIDS:エイズ)を起こすウイルスである。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
42
HLV感染) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は()を起こすウイルスである。
後天性免疫不全症候群(AIDS:エイズ)
43
アルツハイマー病は()性に多く、人格は晩期に()する。病識は()するを
女 崩壊 欠如
44
アルツハイマー病 特に()が目立ち、左右対称性の脳萎縮を起こし脳室拡大する。
海馬の萎縮
45
(神経ベーチェット病) ベーチェット病は全身の血管炎を主病変とする疾患で、口腔の()、()、皮膚症状、眼症状などが見られる。
アフタ性潰瘍 外陰部潰瘍
46
神経ベーチェット病でら、()や()などがおこる。
片麻痺 脳神経麻痺
47
サルコイドーシス ()が多発性に形成され、リンパ節、肺、眼、心臓などをおかし、多臓器障害を呈する疾患。
非乾酪性肉下種
48
神経サルコイドーシスでは、()障害がみられ、()、()などを起こす。
脳神経 顔面神経麻痺 難聴
49
サルコイドーシス ()がおかされやすく、尿崩症や体温調節異常が起きることもある。 眼では()を発生する。
視床下部 ブドウ膜炎
50
サルコイドーシス 胸部レントゲンで()をみとめる。 ツベルクリン反応が()する。、
肺門部リンパ節腫脹 陰転化
51
甲状腺機能低下症(橋本病) 症状:()、()、()、()、()、()などご見られる。
低体温 むくみ 徐脈 体重増加 便秘 嗄声
52
甲状腺機能低下症 治療:()
甲状腺ホルモン補充
53
食道がんの危険因子
喫煙 飲酒 熱いものの飲食 家族因子
54
胃がんの危険因子
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染 塩分のとりすぎ 喫煙 飲酒 野菜や果物の摂取不足
55
大腸がんの危険因子
年齢50歳以上 肥満 高血糖 高カロリー摂取(食事の欧米化) 過度のアルコール 喫煙 家族歴
56
胃・十二指腸潰瘍の原因
ヘリコバクターピロリ感染症 NSAIDs 低用量アスピリンなどの薬剤
57
胃・十二指腸潰瘍の症状
腹痛 背部痛 嘔吐 胸やけ 黒色便
58
胃・十二指腸潰瘍 合併症
出血で止血困難や穿孔、狭窄
59
胃・十二指腸潰瘍 治療
内視鏡的止血術 カテーテルによる治療
60
腸閉塞の症状
腹痛 嘔吐 排便の停止 腹部膨満
61
腸閉塞の診断
腹部レントゲン 腹部CT
62
腸閉塞の治療 単純性なら()でほとんどが治る 他に減圧(胃管・レイウス管)や()、輸液管理、感染予防がある。
内科治療 絶食
63
炎症性腸疾患には()、()がある。
潰瘍性大腸炎 クローン病
64
炎症性腸疾患 ◽︎潰瘍性大腸炎 好発年齢:()歳代
20
65
炎症性腸疾患 ◽︎クローン病 好発年齢:()歳代
10〜20
66
炎症性腸疾患の症状
腹痛 発熱 下痢 体重減少 下血 穿孔
67
炎症性腸疾患 ◽︎潰瘍性大腸炎 炎症のおこる部位:() 炎症は比較的()、()まで ※粘膜に()や潰瘍を起こす。 検査によりわかる特徴所見は()、潰瘍、瘢痕である。
大腸 浅く 粘膜 びらん びらん
68
炎症性腸疾患 ◽︎クローン病 炎症の起こる部位:()、()すべてに炎症がおこる可能性がある。 炎症は()まで達し、()い 治療:()、()が必要である。 検査によりわかる特徴的所見は()、()、()である。
小腸 大腸が中心の消化管 腸管の筋層 厳密な食事制限 食事療法 縦走潰瘍 敷石像 非乾酪性類上皮細胞肉芽腫
69
慢性腎臓病の説明で正しいのはどれか ①糖尿病腎症は含まれない。 ②病気分類5期から蛋白制限が必要である。 ③腎障害を示す所見が1週間持続すれば診断できる。 ④糸球体濾過量(GFR)の低下は診断の必要条件である。 ⑤病気の進行とともに心血管疾患のリスクも高くなる。
⑤病気の進行とともに心血管疾患のリスクも高くなる。
70
慢性腎不全で低下するのはどれ ①アルブミンの合成 ②赤血球の産生 ③血液の浸透圧 ④動脈血の酸素分圧
①アルブミンの合成
71
腎前性腎不全が起こるのはどれか ①前立腺肥大症 ②急性心筋梗塞 ③急性細尿管壊死 ④急性糸球体腎炎
②急性心筋梗塞
72
蛋白尿について誤っているのはどれか ①蛋白尿は血漿由来である ②原因は尿細胞は再吸収障害である ③ネフローゼ症候群の蛋白尿はアルブミンである ④多発性骨髄腫の蛋白尿はグロブリンである
②原因は尿細胞は再吸収障害である
73
ネフローゼ症候群で必ず見られるのはどれ ①血尿 ②体重減少 ③低蛋白血症 ④低コレステロール血症
③低蛋白血症
74
急性糸球体腎炎について謝ってるのはどれ ①溶血性レンサ球菌感染に統発することが多い ②糸球体のびまん性病変を示す ③貧血を合併することが多い ④急性期には安静が大切である
②糸球体のびまん性病変を示す
75
経皮的腎生検を行うことになった。 説明で適切なのはどれ ①左右交互に横になって両方の腎臓に針を刺していきます ②針を刺す時には深呼吸を繰り返してください ③検査2時間後に止血が確認できたら歩いてかまいません ④検査後2週間は重いものを運ぶ仕事は控えてください
④検査後2週間は重いものを運ぶ仕事は控えてください
76
慢性頭蓋内圧亢進の3徴は頭痛と嘔吐とけいれんである。
×
77
髄膜腫はほとんどが良性腫瘍である。
○
78
頭部外傷ではGCSで10点以下が6時間以上持続すると重症である。
×
79
下垂体腺腫による圧迫症状ては両耳側半盲となる。
○
80
正常圧水頭症の3主症状な認知症、歩行障害、難聴である。
×
81
多発性ニューロパチーの原因としては高血糖が最も多い。
×
82
猿手の原因は正中神経麻痺である。
○
83
末梢性顔面神経麻痺では、前額部にも麻痺が生じる。
×
84
パーキンソン病の4大症状は振戦、筋強剛(筋固縮)、無(寡)動、姿勢反射障害である。
○
85
顔面けいれんの治療法には手術治療とボツリヌス毒素(ボトックス)治療がある。
○
86
慢性腎不全患者の血清中で低下するのはどれ ①リン ②カリウム ③カルシウム ④クレアチニン
③カルシウム
87
慢性腎不全によっておこるのはどれか(2つ) ①低血圧 ②低リン血症 ③低カルシウム血症 ④低カルシウム血症 ⑤代謝性アシドーシス
④低カルシウム血症 ⑤代謝性アシドーシス
88
急性糸球体腎炎について正しいのはどれ ①A群、β溶血性レンサ球菌感染が関連する ②上気道炎とはほぼ同時に腎炎の症状が出現する ③突然の浮腫と血尿とで発症する ④腎生検では糸球体に半月体形成を認める ⑤無治療では慢性腎不全に至る
①A群、β溶血性レンサ球菌感染が関連する ③突然の浮腫と血尿とで発症する
89
慢性糸球体腎炎について間違っているのものは ①タンパク尿や血尿、むくみ(浮腫)の症状が見られる ②食事療法として、食塩制限が重要となる ③確定診断には腎生検が必須である ④A群β溶血性レンサ球菌による扁桃、皮膚の炎症が原因となる
④A群β溶血性レンサ球菌による扁桃、皮膚の炎症が原因となる
90
肝臓の重要な機能で誤っているのはどれか ①胆汁の合成 ②アミラーゼ、リパーゼなどの膵液を産生する ③エネルギーの合成 ④薬物やアルコールの解毒
②アミラーゼ、リパーゼなどの膵液を産生する
91
肝炎ウイルスについて誤っているのはどれか ①A型肝炎は急性肝炎の原因となる ②B型肝炎な慢性肝炎の原因となる ③C型肝炎は慢性肝炎の原因となる ④B型肝炎は血液感染により起こる ⑤C型肝炎は肝硬変の原因となる
③C型肝炎は慢性肝炎の原因となる
92
肝硬変の死因として多いものを選べ(2つ) ①消化管出血を伴う肝不全 ②心筋梗塞 ③細菌性肝炎 ④腹水 ⑤肝細胞癌
①消化管出血を伴う肝不全 ⑤肝細胞癌
93
慢性腎不全で正しいのはどれ ①高蛋白食が必要である ②高カルシウム血症となる ③最も多い原因は腎硬化症である ④糸球体濾過値(GFR)は正常である ⑤代謝性アシドーシスを起こしやすい
⑤代謝性アシドーシスを起こしやすい
94
膵臓の特徴とした正しいのはどれ ①食物の消化・吸収に関与しない ②膵臓癌は比較的予後がよい ③外分泌機能と内分泌機能を併せ持つ ④糖尿病とは全く関連がない ⑤どんな病態でも痛みを伴うことはない
③外分泌機能と内分泌機能を併せ持つ
95
急性膵炎の原因として多いものはどれか ①過度な運動 ②十二指腸潰瘍 ③喫煙 ④飲酒 ⑤胆石症
④飲酒 ⑤胆石症
96
急性膵炎の治療について誤っているのはどれ ①脂肪食をとらせる ②抗生剤を投与する ③食事を止めて、点滴を投与する ④痛みが強い時は痛み止めを使用する
①脂肪食をとらせる
97
以下のものは慢性膵炎の原因となるものである。この中で最も頻度が高いものは ①胆石性膵炎 ②特発性膵炎 ③自己免疫性膵炎 ④アルコール性膵炎 ⑤家族性膵炎
④アルコール性膵炎
98
慢性膵炎が進行した場合、呈する症状について誤っているのは ①腹痛 ②体重増加 ③糖尿病の発症悪化 ④下痢 ⑤食欲不振
②体重増加
99
胆嚢癌について誤っているのはどれ ①高齢の女性に多い ②胆石のリスク因子である ③初期は症状がないことが多い ④手術出ない場合でも予後は比較的良いとされている
④手術出ない場合でも予後は比較的良いとされている