問題一覧
1
Mooreの提唱した手術後の回復過程の第1相(異化期)の 生体反応はどれか
血糖値の上昇
2
ムーア,F.Dが提唱した外科的侵襲を受けた患者の生体反応で 正しいのはどれか
転換期では循環血液量が増加する。
3
術後合併症で術前の喫煙と最も関連が強いのはどれか
手術部位感染
4
全身麻酔下で食道再建術を受ける患者への術前オリエンテー ションで適切なのはどれか
「麻酔の際は喉に呼吸用の管を入れます」
5
Aさん(60歳男性)は胃癌の手術目的で入院した。 大動脈弁置換術を受けた既往があり、内服していたワルファリン をヘパリンに変更する事になった。 確認すべきAさんの検査データはどれか。
PT-INR
6
タイムアウトによって防止できるのはどれか
患者の誤認
7
気管内チューブのカフに注入するのはどれか
空気
8
手術体位の図で麻痺が最も起こりやすいのはどれか
上腕神経叢
9
術中の仰臥位の保持によって発生することがある 腕神経叢麻痺の原因はどれか
上肢の90度以上の外転
10
砕石位による手術で起こりやすい合併症はどれか
尖足
11
合併症のない全身状態が良好な患者に対して、全身麻酔のため の気管挿管を行い用手換気をしたところ、左胸郭の挙上が不良 であった。 原因として考えられるのはどれか
片肺挿管
12
Aさん(48歳男性)は直腸がんのため全身麻酔下で手術中、 出血量が多く輸血が行われていたところ、41℃に体温が上昇し、 頻脈となり、血圧が低下した。 麻酔科医は下顎から頸部の筋肉の硬直を確認した。 既往歴に特記すべきことはない。 この状況の原因として考えられるのはどれか
悪性高熱症
13
成人男性に対する全身麻酔下の膵頭十二指腸切除術が9時に開始されてから40分間の経過を表に示す。9時40分の時点で、間接介助の看護師が医師に確認のうえ、実施することとして適切なのはどれか。
加温マットの設定温度を上げる
14
Aさん(45歳男性)は直腸がんと診断され、低位前方手術が予定されている。 術後1日。順調に経過しAさんは離床が可能になった。 腹腔内にドレーンが1本留置され術後の痛みに対しては硬膜外チューブから持続的に鎮痛薬が投与されている。 看護師がAさんに痛みの状態を尋ねるとAさんは「まだ傷が痛いし、今日は歩けそうにありません」と話す。 このときの対応で最も適切なのはどれか。
鎮痛薬の追加使用を提案し歩行を促す
15
手術中に下肢に弾性ストッキングを着用する主な目的はどれか
深部静脈血栓形成の予防
16
手術後に発症する肺血栓塞栓症で正しいのはどれか
離床数日後の発症が多い
17
術後1日の手術創の正常な治癒過程として正しいのはどれか
創部の浮腫が起こる
18
術前の検査値で創傷治癒の遅延因子となるのはどれか
血清アルブミン低値
19
術後せん妄で正しいのはどれか
症状は一過性・変動性である
20
開腹術後患者の閉塞性(単純性)腸閉塞の徴候はどれか
排ガスの停止
21
開心術後1日目、心タンポナーデの徴候はどれか 2つ選べ
中心静脈圧上昇, 胸部X線写真での心拡大像
22
セルフケア行動を継続するための支援で適切なのはどれか
行動の習慣化が重要であることを伝える
23
Aさん(75歳女性)は1人暮らし。高血圧症の内服治療をしているが、その他に既往歴はない。認知機能は問題ない。軽度の円背があるが、日常生活動作(ADL)は自立している。 簡単なかじは自分で行っており、家の中で過ごすことが多かった。 ある日、Aさんは自宅の階段を踏み外して転落し、横向きになったまま動けなくなったところを訪問してきた長女に発見され、右大腿骨頸 あ 部骨折を診断された。そのまま入院し、緊急手術を行うことになった。 ⼿術前オリエンテーションの際の看護師の説明内容で適切なのはどれか
「⼿術後は背中にクッションを当てます」
24
胆石で胆嚢摘出術後2日の78歳女性。 認知症はなかったが、昨夜から面会に来た家族の声かけに反応が鈍かったり、突然興奮して起き上がるなどの行動がみられる。 対応で適切なのはどれか。 2つ選べ
ドレーン類は直接⽬にふれないようにする。, ⼿術のために⼊院していることを穏やかに説明する。
25
急性大動脈解離において緊急手術を行うかどうかの観点で用い る分類はどれか
Stanford(スタンフォード)分類
26
手術を受ける子どもへのプレパレーションの目的でないのは どれか
医療者の労力を軽減する。
27
Aさん(35歳初産婦)は夫と2人で暮らしている。妊婦健康診査で胎盤が内子宮口を全部覆っていると指摘された。自覚症状はない。 その他の妊娠経過に異常は認められていない。 Aさんは身長155cm、体重56kg(非妊時体重50kg)である。 その後、Aさんの妊娠経過は順調で、妊娠37週0⽇の午後1時から帝王切開が予定された。 ⼿術前⽇の対応で最も適切なのはどれか
輸⾎の準備を確認する。