甲午農民戦争を機に日清戦争勃発　結果日本が勝利する

朝鮮の独立(清は朝鮮への宗主権放棄)、遼東半島、台湾、膨湖諸島を日本に割譲、開港場で企業設立を認めさせる日清戦争の講和条約、下関条約を締結するもロシア、フランス、ドイツによる三国干渉により遼東半島を清へ返還、その見返りとしてロシアは清に東清鉄道の敷設権獲得、シベリア鉄道が開始する。

列強は鉄道敷設権、鉱山採掘権、租借地などを獲得する中国分割。ドイツ→膠州湾　ロシア→遼東半島南部(旅順、大連) イギリス→威海衛、九竜半島南部以外、新界　フランス→広州湾　日本→福建省　アメリカ　国務長官ジョン＝ケイが門戸開放宣言　門戸開放、機会均等、領土保全を提唱し中国への進出を図る

日清戦争敗北を機に光緒帝が康有為や梁啓超らを中心に明治維新を模範とし立憲民主主義樹立を目指した戊戌の変法が起きる

西太后(同治帝の母)ら保守派が戊戌の政変により戊戌の変法を阻止する

北京条約以後仇教運動(反キリスト運動)進展、義和団が放棄し扶清滅洋を唱え北京入場し清と協力し列強に宣戦した義和団事件勃発

8カ国出兵(日本、ロシア、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、インド、オーストリア)特にロシア日本が大量出兵したがイギリスは南アフリカ戦争のため大軍派遣できず、その結果義和団、清が敗北。義和団事件は終結を迎える。

列強の北京駐屯権を認める北京議定書(辛丑和約)締結

義和団事件後もロシアが満州占領(東北地方駐留)日本との対立が激化し日露戦争開戦

ロシアに対抗するため日英同盟を結ぶ

日本海海戦により日本海軍がロシア艦隊を破る

戦争中、第一次ロシア革命勃発

アメリカ大統領セオドア＝ローズヴェルトの仲介で日露戦争の講和条約のポーツマス条約締結。日本が遼東半島南部の権益、韓国の指導、監督権、南満州鉄道(東清鉄道の一部)の利権南樺太を獲得

東アジアの現状維持を相互承認する日露協約が結ばれる

朝鮮王国の国号を大韓帝国に改称

日本が韓国の外国権を奪い韓国を保護国化し統監に伊藤博文を配置する日韓協約締結

義兵闘争(朝鮮における抗日武装闘争)激化の要因であるハーグ密使事件発生

安重根が伊藤博文を暗殺

朝鮮総督府を設置し武断政治を行う日本による植民地化を進める韓国併合

義和団事件後に西太后らが実施した清の近代化政策や新軍の整備などした光緒新政

辛亥革命　科挙の廃止

辛亥革命　憲法大綱を発表

国会開設公約

華僑、留学生中心の興中会を孫文がハワイで立ち上げる

興中会などが日露戦争の影響を受けて東京で中国同盟会結成

孫文は三民主義　民族の独立、民権の伸長、民生の安定などをかかげた

利権回復運動を行うも清が新幹鉄道国有化(担保のため民間鉄道を国有化)したため四川暴動が起きる

孫文が首都を南京とし臨時大統領になり中華民国を建国する

宣統帝が退任し清が滅亡、袁世凱が臨時大統領に就任、それに反発し中国同盟会中心に国民党結成。

新軍が挙兵する武昌蜂起により辛亥革命勃発

袁世凱の専制に反対し第二革命が起きるもあえなく鎮圧

孫文が秘密結社中華革命党結成

袁世凱の帝政が始まるも取り消して退位後に死去

オスマン帝国第2次ウィーン包囲

オスマン帝国がハンガリーなどをオーストリアにとられるカルロヴィッツ条約締結

ナポレオンエジプト占領によりオスマン帝国内のナショナリズム高揚

世襲化が進み特権化したイェニチェリ軍団の解体

トルコ＝イギリス通商条約　不平等　締結

アラビア半島でサウード家の保護を得てイスラーム原点回帰を主張しイブン＝アブドュル＝ワッハープが創始したワッハープを受け継ぎワッハープ王国建国　ムハンマド＝アリーにより一時中断するも復活を遂げる

ナポレオンのエジプト占領の混乱に乗じて台頭、ムハンマド＝アリーがエジプトの総督となりオスマン帝国から独立しムハンマド＝アリー朝発足

マムルークを一掃しワッハープを征服などしたムハンマド＝アリー朝終焉

2回にわたってムハンマド＝アリー朝とオスマン帝国でエジプト＝トルコ戦争が起きる

ムハンマド＝アリーのエジプト総督世襲権を承認するロンドン会議

レセップスが建設したスエズ運河開通

エジプトがスエズ運河会社株を売却　イギリス首相ディズレーリが買収しイギリスの干渉が強まる

イギリスの内政干渉に反発しウラービーがエジプト人のためのエジプトを唱えるもイギリス軍により鎮圧、イギリスの保護国となる

西欧化を目指した上からの近代化タンジマートでアブデュルメジト一世がトプカプ宮殿でギュルハネ勅令発布

宰相ミドハドパシャが中心にミドハト憲法制定し立憲君主制を規定する

ロシア＝トルコ戦争を機にアブデュルハミト二世がミドハト憲法を停止し専制政治が復活する

イギリス、ロシアの干渉に苦しむイランカージャール朝が起き、沈む

カフカスに侵入したロシアとカージャール朝が締結した不平等条約ロシアに治外法権を認めアルメニアの大半を割譲するトルコマンチャーイ条約締結

イスラム教シーア派の新興宗教バーブ派がイギリス、ロシアに反発しバーブ教徒の乱勃発

国王とイギリスの利権獲得に反発しアプガーニのパン＝イスラーム主義に影響を受けてタバコ＝ボイコット運動がカージャール朝で発生

アフガン戦争でイギリスがアフガニスタンを保護国化

19c末ロシアがブハラ・ハン国、ヒヴァハン国保護国化し()を併合