問題一覧
1
多細胞生物の活動に細胞間の情報交換は不可欠である。この細胞間の情報交換のことを[ ]、主に化学物質のやり取りで行われる。
シグナル伝達
2
シグナル伝達に働く化学物質を総称して[ ]という。
シグナル分子(シグナル伝達因子)
3
シグナル分子にはホルモン、ビタミンの一部、生理活性アミン、神経伝達物質、生理活性ペプチド、脂肪酸誘導体、一酸化窒素、インターロイキンなどがある。このうちタンパク質・ペプチド分子のものを総称して[ ]という。
サイトカイン
4
シグナル分子を受け取る側の細胞には[ ]からなる[ ]がある。
タンパク質 受容体(レセプター)
5
受容体に対して特異的に結合する化学物質を一般化して[①]という。①のうち、本来の働きをするものを[②]、それを拮抗するものを[③]という。
①リガンド ②アゴンスト ③アンタゴニスト
6
シグナル伝達の種類には、[ ]、[ ]、[ ]、[ ]などがある。
接触型 傍分泌型 神経型 内分泌型
7
生物がもつ、体内環境を一定に保ち生命を維持する性質を[ ]という。
恒常性(ホメオスタシス)
8
恒常性に関わる情報伝達のしくみには[ ]と[ ]が関わり、これらの働きは[ ]の[ ]によって意思とは無関係に調節される。
自律神経系 内分泌系 間脳 視床下部
9
大脳の支配から比較的独立しており、意思とは無関係に自動的に働く神経系を[ ]という。 大脳の支配を直接受けない内臓などの働きは、自律神経によって調節される。
自律神経系
10
自律神経は[ ]と[ ]からなり、互いに[ ]に働く
交感神経 副交感神経 拮抗的
11
[ ]:緊張した時や興奮した時に働く(異化を促進し、活動的方向に作用する)。脊髄(胸髄・腰髄)から出ており、器官に達する途中で交感神経幹などの神経節に入り、そこでニューロンを交代する。神経節のシナプスでの神経伝達物質はアセチルコリンで、器官に達する神経終末のシナプスにおける神経伝達物質は[ ](汗腺ではアセチルコリン)である。
交感神経 ノルアドレナリン
12
[ ]:気持ちが落ち着く方向(同化促進、疲労回復などの方向)に働く。中脳、円錐、および脊髄下部(仙髄)から出ており、ぶんぷする器官の直前でニューロンを交代する。ニューロン交代や器官に達する神経終末のシナプスでは[ ]が神経伝達物質として分泌される。
副交感神経 アセチルコリン
13
瞳孔 心拍 血圧 消化 筋肉 交感神経 散大 [①] 上昇 [②] 緊張 副交感神経 縮小 [③] 下降 [④] 弛緩 立毛筋 発汗 排尿 交感神経 収縮 促進 抑制 副交感神経 促進
①促進 ②抑制 ③抑制 ④促進
14
ホルモンは[ ]や神経分泌細胞などの特定の場所でつくられる。
内分泌腺
15
排出管を経ずに直接[ ]に分泌され、[ ]によって体内に運ばれる。
体液 血液
16
ホルモンを特異的に受容する細胞を[①]、①をもちホルモン作用を受ける器官。[②]という
①標的細胞 ②標的器官
17
ホルモンは[ ]で作用し、その効果は[ ]である。
微量 持続的
18
ホルモンによる情報伝達の速さは神経系よりも[ ] ホルモンの化学成分は、タンパク質、ポリペプチド、アミノ酸、ステロイドからなるものがあり、標的細胞での作用経路が異なる。 ホルモンは動物種が異なっても類似の物質があり、近縁収縮ではそれぞれ同じような働きをもつ。
遅い
19
ホルモンや消化液など細胞を含まない分泌液を分泌する細胞の集団を[①]という。 [②]:血液などの体液中に物質(ホルモンなど)を分泌する①。分泌物は、体液中に取り込まれて運ばれる。 [③]:排出管を通って分泌液を外部へ分泌する①。汗腺、乳腺、涙腺、消化腺、だ腺など。
①腺 ②内分泌腺 ③外分泌腺
20
ホルモンが作用する標的細胞にはそのホルモンとのみ結合する[ ]が存在する
受容体
21
タンパク質からなるホルモンは、水溶性で細胞膜を透過しにくいため、[ ]の受容体と結合する。 →受容体にホルモンが結合すると細胞内でATPが分解され、cAMPが作られる。この物質が細胞内の酵素を活性化し、特定の反応が促進される。
細胞膜上
22
アミノ酸やステロイドからなるホルモンは、脂溶性で細胞膜を透過しやすいため、[ ]の受容体と結合する。 →細胞内の受容体には、[ ]と[ ]があり、ほるもんの結合を受けて遺伝子の発現を調節する。
細胞内 核内受容体 細胞質受容体
23
主な内分泌腺には[ ][ ][ ][ ][ ][ ][ ][ ][ ]がある。 ほかに、十二指腸・胃・唾液腺などの消化管の細胞にも内分泌腺としての機能が認められている。
視床下部 脳下垂体 甲状腺 副甲状腺 副腎 膵臓のランゲルハンス島 精巣 卵巣 胎盤
24
結果が原因にさかのぼって作用するしくみのことを[①]という。促進的に働くものを [②]の①、抑制的に働くものを[③]の①という。 ホルモンの分泌調節でみられるように、フィードバックのしくみによって体内の物質の量や濃度が一定の範囲内に調節されることによって内部環境の恒常性が実現される。
①フィードバック ②正 ③負