問題一覧
1
DPP-4で分解されにくく、血中半減期が長いGLP-1誘導体で大規模臨床試験での有効性も報告されつつある。
リラグリチド
2
糖吸収の抑制、遅延により食後血糖値の急激な上昇を抑制するが、腹部膨張が問題となる。
ボグリボース、アカルボース
3
腎尿細管における糖の再吸収によって、尿排泄を促進し血糖値を改善する。
イプラグリフロジン
4
SU受容体に結合して作用を発揮するが、空腹時血糖値への影響は弱いとされる。
ナテグリニド
5
1型糖尿病だけでなく2型糖尿病でも適用される場合があり、患者の病態にあった製剤を使用する。
インスリン製剤
6
膵臓からのインスリン分泌促進作用により強く長い血糖低下作用を示すが、低血糖や体重増加などの副作用リスクも高い。
グリベンクラミド
7
インスリン分泌を促進する消化管ホルモンに関連するインクレチン分解酵素阻害作用を示す。
シタグリプチン
8
肝臓での新糖生を抑制し、筋や脂肪でのインスリン感受性を改善するとされる。
メトホルミン
9
関節リウマチの治療薬としてガイドラインで推奨されている。
メトトレキサント
10
IL-2の産生抑制によるTリンパ球機能阻害に基づく免疫抑制作用を示し中枢移行性が高い。
タクロリムス
11
炎症性サイトカインTNF-αに対する抗体で関節リウマチなどに使用される。
インブリキシマブ
12
IL-2の産生抑制による免疫抑制作用を示し、ベーチェット病などにも使用されるが腎障害などに注意が必要。
シクロスポリン
13
副腎皮質ステロイドの中では、強力でヒドロコルチゾンの25倍で胎児への影響を考慮する。
デキサメタゾン
14
代表的な副腎皮質ステロイドであり、抗炎症作用など薬の強さを比較する際に基準薬となる。
プレドニゾロン
15
Bリンパ球に発現するCD20に対する抗体で悪性腫瘍などに用いられる。
リツキシマブ
16
短時間型の副腎皮質ステロイドで、ナトリウム貯留性を期待して副腎不全に使用される。
ヒドロコルチゾン
17
麻薬性鎮痛薬の中では鎮咳作用に特徴があり、近年ではがん性疼痛にはあまり使われなくなった。
コデイン
18
代表的なオピオイドであり、がん性疼痛で頻用されるため多彩な剤形が開発されている。
モルヒネ
19
比較的cox2に選択的な阻害薬で、WHOのがん性疼痛・除痛ラダーでも使用が推奨されている。
セレコシキブ
20
抗炎症作用はもたないものの、他の酸性NSAIDとは異なり胃潰瘍などの消化器症状が出にくいため、小児の解熱鎮痛剤としても頻用される。
アセトアミノフェン
21
カルシウムチャネル抑制作用を有し、がん性疼痛では主に鎮痛補助薬として用いられる。
プレガバリン
22
WHOのがん性疼痛・除痛ラダーの第3段階で使用が推奨され、作用時間が短いが貼付剤が開発された。
オキシコドン
23
がん性疼痛で用いられる合成麻薬でSNRI作用を有するため、神経障害性疼痛にも効くとされている。
タペンタドール
24
プロドラッグのため使いやすく、歯痛も含め痛み全体に適応できる上に適応外で夜間頻尿などにも有効とされるため頻用されている。
ロキソプロフェン
25
エドロホニウム
重症筋力無力症の鑑別診断
26
イプラトロピウム
気管支喘息の改善
27
トロピカミド
散瞳調節麻痺による検査・手術
28
プロピベリン
頻尿・尿失禁の改善
29
ピペリドレート
切迫流産・早産の防止
30
ドネペジル
認知症の改善
31
ピロカルピン
眼圧低下・緑内障治療
32
トリヘキフェネジル
パーキンソン症候群の改善
33
ブチルスコポラミン
内臓痛の抑制
34
ピレンゼピン
胃酸分泌の抑制