問題一覧
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21. 次の文は増感紙について述べたものである。正しいものを一つ選べ。
軟X線(80kV以下)により撮影する場合、鉛箔増感紙は使用しない。
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22. 次の文は鉛箔増感紙の増感作用について述べたものである。正しいもの一つを選べ。
鉛箔表面から発生する2次電子による。
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23. 次の文はX線装置の適用について述べたものである。次のうち正しいものを一つ選べ。
母材の厚さ5.0mmのアルミニウム溶接部の透過写真の撮影には、軟X線装置の使用が望ましい。
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24. 次の文は鋼溶接部の厚さと使用するガンマ線源について述べたものである。最も適切なものを一つ選ベ。
母材の厚さ5 mm程度には169Ybを使用するとよい。
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25. 次の文は、ろ過板(フィルター)について述べたものである。正しいものを一つ選べ。
ろ過板は放射口に取り付け、不要なX線を低減させる目的で使用する。
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26. 次の文は、JIS Z 4561で規定する工業用放射線透過写真観察器について述べたものである。正しいものを選び記号で記せ。
観察面中央の輝度が30,000 cd/m2以上と定められているのはD35形である。
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27. 溶接線長4,000mm、母材の厚さ18mmの溶接部をJISZ3104:1995に従って像質A級で撮影する。このとき、少なくとも必要な撮影枚数をについて正しいものを一つ選べ。ただし、焦点•フィルム間距離(L1+L2)700mm、透過度計•フィルム間距離(L2) 22mm、線源寸法(f) 2.0mm、針金形透過度計の識別最小線径(d) 0.40mmとする。
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28. 溶接線長6,000mm、母材の厚さ15mmの溶接部をJISZ 3104:1995に従って像質B級で撮影する。このとき、少なくとも必要な撮影枚数をについて正しいものを一つ選べ。ただし、焦点•フィルム間距離(L1+L2) 600mm、透過度計•フィルム間距離(L2)18mm、線源寸法(f) 2.0mm、針金形透過度計の識別最小線径(d) 0.20mmとする。
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29. 外径400mm、母材の厚さ8.5mm、余盛高さ4.0mmの鋼管の円周継手を内部フィルム撮影法により、JISZ 3104:1995の像質A級の規定を満足するように撮影する。試験部の線源側表面とフィルム間の距離(L2)15mm、線源寸法(f) 2.0mmとした場合、線源とフィルム間の距離(L1+L2)について正しいものを一つ選べ。なお、識別最小線径(d)は0.20mmである。
150以上
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30. 外径200mm、母材の厚さ9.0mmで余盛高さ1.5mmの鋼管の円周継手を二重壁片面撮影法によりJISZ3104:1995の像質P1級の規定を満足するように撮影する。試験部の線源側表面とフィルム間距離(L2)は13mm、線源寸法(f) 2.5mmとした場合、線源とフィルム間の距離(L1+L2)について正しいものを一つ選べ。なお、係数mの値は小数点以下を切り上げること。また、識別最小線径(d)のは0.32mmである。
104以上
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31. JISZ 3104:1995の像質A級の撮影配置では、(L1+L2)≧m・L2、 m=2f/d又は6の大きいほうの値を規定している。次の文はこの規定について述べたものである。正しいものを一つ選べ。なお、L1+L2 :線源とフィルム間距離、L2 :試験体の線源側表面とフィルム間距離、f :線源寸法、d :識別最小線径を示す。
m=2f/dは幾何学的補正係数σが0.95以上になる条件、6は欠陥像の拡大率が1.20倍以上にならない条件を意味している。
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32. JISZ 3104:1995の像質B級の撮影配置では、(L1+L2)≧m・L2、 m=3f/d又は6の大きいほうの値を規定している。次の文はこの規定について述べたものである。正しいものを一つ選べ。なお、L1+L2 :線源とフィルム間距離、L2 :試験体の線源側表面とフィルム間距離、f :線源寸法、d :識別最小線径を示す。
m=3f/dは幾何学的補正係数σが0.98以上になる条件、7は欠陥像の拡大率が1.17倍以上にならない条件を意味している。
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33. JIS Z 3104:1995の撮影配置では、L1≧n•L3 (n :像質Aでは2、像質Bでは3)を規定し、有効長さL3の端部における横割れへの放射線の入射角φをある値以下になるように定めている。これは横割れの検出性が低下しないように配慮したものである。ここで、像質Aの入射角と像質Bの入射角について、正しい組合せを選べ。
像質A :約14° 像質B :約9.5°
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34. 次の文は、管円周継手をJISZ3104:1995に従って撮影する場合で、横割れの検出を特に必要とする要件について述べたものである。正しいものを一つ選べ。
内部フィルム撮影方法を適用する場合の試験部の有効長さL3は、管の円周長さの1/12以下とする。
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35. 外径300mm、厚さ21mmの鋼管円周継手に対して、JISZ 3104:1995で規定する内部フィルム撮影方法を用いて試験する場合の有効長さL3は次のうちのどれか。正しいものを一つ選べ。なお、L3は横割れの検出性を考慮して決定する。
78mm 以下
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36. 外径100mm,厚さ4mmのアルミニウム管円周継手に対してJIS Z 3105:2003で規定する内部フィルム撮影方法を用いて試験する場合の有効長さL3は次のうちのどれか。正しいものを一つ選べ。なお、L3は横割れの検出性を考慮して決定する。
26mm以下
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37.鋼管円周継手に対してJISZ3104 :1995の規定に従って試験を行う場合、試験部の有効長さL3を示す記号の配置について、次のうち正しいものを一つ選べ。
内部フィルム撮影方法と二重壁片面撮影方法では管の外側に配置する。
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38. 次の文はJISZ3104 :1995の規定に従った階調計の適用について述べたものである。正しいものを一つ選べ。
厚さ50mmの鋼板突合せ溶接継手を像質A級又はB級で撮影する場合に適用し、試験部のフイルム側に置くことを原則とする。
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39. 次の文はJISZ3104 :1995の規定に従った透過度計の適用について述べたものである。正しいものを一つ選べ。
二重壁両面撮影方法による管円周溶接部の撮影で、帯形透過度計を線源側表面に置いた。
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40. 放射線透過試験に関する日本産業規格(JIS規格)について正しい名称の規格はどれか。正しいものを一つ選べ。
JIS Z 4560 :工業用y線装置
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41. 語句(非破壊試験用語)と関連深いJIS規格は次のうちどれか。正しいものを一つ選べ。
JIS Z 2300
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42. 語句(階調計10形)と関連深いJIS規格は次のうちどれか。正しいものを一つ選べ。
JIS Z 3105
23
43. 語句(階調計25形)と関連深いJIS規格は次のうちどれか。正しいものを一つ選べ。
JIS Z 3104
24
44. 語句(針金形透過度計04T)と関連深いJIS規格は次のうちどれか。正しいものを一つ選べ。
JIS Z 3107