問題一覧
1
ウェーバーが用いた、社会現象は人々の行為によって生じるものであり、解明するためには行為する人々の「主観的意味」を理解する必要があるという視点を何というか。
理解社会学
2
ウェーバーの代表作は『( )の倫理と( )の精神』である
プロテスタンティズム, 資本主義
3
ウェーバーによると、近代的企業における資本所有や企業家、熟練労働者層は( )を帯びている
プロテスタント的色彩
4
ウェーバーが注目したルターの職業観 世俗的な日常労働を、自分に神からあたえられた( )と考え、宗教的意義を認めた
使命
5
ウェーバーが注目した、カルヴァンの人の救済と断罪はこの世の善行や悔い改めなどとは一切関係なく、あらかじめ神によって決められているという教えを何というか。
予定説
6
予定説を信仰して生きる人々は、修道院ではなく、世俗で生活しながら禁欲的生活をすることが求められたことを何というか。
世俗内禁欲
7
ウェーバーが「ベンジャミ・フランクリン」の、何という言葉に典型的な資本主義の精神を見たか。
時は金なり
8
「営利のもっとも自由な地域であるアメリカ合衆国では、営利活動は宗教的・倫理的な意味を取り去られていて、今では純粋な競争の感情に結びつく傾向があり、その結果、スポーツの性格をおびることさえ稀ではない。お来この( )の中に住むものは誰なのか、そして、この巨大な発展が終わるとき、まったく新しい預言者たちが現れるのか、あるいはかっての思想や理想の力強い復活が起こるのか、それとも一そのどちらでもなくて一 -一種の異常な尊大さで粉飾された機械的化石と化することになるのか、まだ誰にも分からない。それはそれとして、こうした文化発展の最後に現われる( )にとっては、次の言葉が真理となるのではなかろうか。『精神のない( )、( )のない享楽人。この無のも(ニヒツ)は、人間性のかつて達したことのない段階にまですでに登りつめた、と自惚れるだろう』と。」『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』より
鉄の檻, 末人たち, 専門人, 心情
9
アンソニー・ギデンズはグローバルな資本主義を( )に例えた。
暴走トラック
10
ウェーバーは( )を社会科学の原則とした
価値自由
11
ウェーバーが考えた社会学の仕事である科学的認識や事実の認識を何と言うか
事実判断
12
ウェーバーが述べた特定の価値関心に立って現実から一定の諸要素を抽出し、論理整合的に結びつけて構成した社会認識のための概念を何というか
理念型
13
「政治家にとっては( )、( )、( )の三つの資質が特に重要であるといえよう」ウェーバー『職業としての政治』
情熱, 責任感, 判断力
14
個人の自由が尊重される社会で、それぞれが功利的に利益を追求するとき、社会秩序が維持されるにはどのような条件が必要か。というパーソンズが呼んだ問題
ホッブズ問題
15
パーソンズが説明した他者を前にしたとき「両すくみ状態」に陥る可能性があることを何というか。
ダブル・コンティンジェンシー
16
両すくみ状態を回避するためのパーソンズの答え 共通の( )、( )を人々が内面化、制度化することで回避
価値, 規範
17
その役割にふさわしい行為を要請する規範
役割規範
18
役割からの逸脱を抑制される社会の働き
賞罰
19
相互行為において、お互いが持つ、自他の行為内容についての予測・期待のこと
役割期待
20
パーソンズの理論は「( )-( )主義」と呼ばれている
構造, 機能
21
パーソンズの社会システムの機能的要件 ( )図式
AGIL
22
C.Wミルズが私的問題を構造的、歴史的な文脈と結びつけて理解する能力を強調した主著 『社会学的( )』
想像力
23
マートンの、社会調査によって検証可能な理論のことを「( )の理論」という。
中範囲
24
マートンの個人の行為を方向付け、価値観、満足不満足の基準になるような集団。 「( )集団論」
準拠
25
マートンは<( )機能-( )機能<( )機能-( )機能>を組み合わせて( )分析することで、社会現象の多面性を捉えることができると述べた。
順, 逆, 顕在的, 潜在的, 機能
26
将来の事について予言することで、予言がなければそうならなかったかもしれないことが、実際にその予言通りになってしまうことをマートンは何と言ったか。
予言の自己成就
27
もし人が状況をリアルであると決めれば、その状況は、結果においてもリアルであるという命題をマートンは何と呼んだか
トマスの定理
28
予言の自己成就が起きるのは人々が客観的な事実ではなく、それぞれの( )にもとづいて行為するからとマートンは述べた。
状況の定義
29
シュッツは日常生活としての私たちが他者の行為をどのように理解しているか考察する( )社会学の理論を構築した。
現象学的
30
シュッツが述べた意識・無意識を介して、人々がひとまずまとまったものとして感覚している経験社会を何というか。
生活世界
31
シュッツが述べた他者同士である私たちがお互いに「分かる」ことを何というか。
間主観性
32
人々が日常生活を構成する方法を探求するガーフィンケルの学派
エスノメソドロジー
33
日常生活の秩序がどのように成立しているのかを見るために、あえて常識的な約束事を裏切ってみると言う実験。
違背実験
34
会話を記録し詳細に分析する研究方法
会話分析
35
ゴッフマンの社会生活を( )に例えた。
劇場
36
ゴッフマンは( )の社会学を構築した
ドラマツルギー
37
ゴッフマンによると、相互行為が行われる場面は一種の( )である。その舞台で、私たちは( )を意識している
舞台, 観客
38
ゴッフマンによると自分にとって好ましい事故を相手に提示し、それを維持するために( )を行っている。
印象操作
39
ゴッフマンが述べた役割への抵抗を適度に示す演技のこと。
役割距離
40
公共空間など、同じ物理的場面にいる人たちが無関心を適度に装うこと。
儀礼的無関心
41
ゴッフマンが述べた自己の内面に働きかける演技。
深層演技
42
社会学では( )、( )を区分して使っている
行為, 行動
43
人間の行為には意味の付与と( )が伴う
解釈
44
超個人化され、客観化された意味を担っているシルシ
象徴
45
有意味シンボルによって客観的に具象化され、社会から社会へと伝達が可能なもの。
文化
46
目的に適合的な手段を合理的に選択する行為
目的合理的行為
47
宗教的、倫理的美的な価値観に従った行為
価値合理的行為
48
複数行為者間でやりとりがなされること
社会的相互作用
49
パーソンズによる社会関係の性質を記述、分析するための概念
パターン変数
50
相互作用は( )のプロセスととらえることができる
交換
51
見返りを期待せず与える行為
贈与
52
他者に対して何かを与える時、そこには何らかの返答。返礼の期待が込められている。関係性を( )性という。
互酬
53
M.モースの著書
贈与論
54
T.ヴェブレンの( )消費
誇示的
55
集団の範囲が確定すること/内外の境界線の成立
名簿
56
(暗黙のものもふくめた)何らかのルール
規則
57
テンニースは近代化により、( )から( )へ変わったと述べた
ゲマインシャフト, ゲゼルシャフト
58
クーリーの第一次集団 人が「 」(G.Hミード)に出会い、自我形成がなされる集団
重要な他者
59
クーリーの第二次集団 ( )された他者による自己拘束
一般化
60
マッキーヴァーが述べた共同体と訳されることが多いもの
コミュニティ
61
結社・教会・組合と訳されることが多いもの
アソシエーション
62
マクルハーンの概念
グローバル・ビレッジ
63
血縁、地縁による集団
基礎的集団
64
特定の機能を果たすための集団
機能的集団