腎疾患では、食事中のたんばく質、脂質、食塩を制限するが糖質を十分摂ることは重要である

血液透析患者では、エネルギー、食塩、カリウム、リンの制限が必要であり、体重管理も重要で、水分の摂取も制限する

うっ血性心不全では、エネルギーの制限がある

高血圧の減塩目標については食塩8g/日未満とする。生活習慣の修正目標として有酸素運動、節酒、禁煙が上げられる

糖尿病とはインスリンの絶対的あるいは相対的作用過剰によっておこる高血糖状態を主徴とする代謝症候群である

2型糖尿病の治療方針としては第一に食事療法、第二に運動療法、第三に薬物療法を 組み合わせで行う

小児Ⅰ型糖尿病の治療は、強化インスリン療法が基本である。またカーボカウントでの糖質とインスリンのバランスを合わせる方法もある

脂質異常症とは高TG血症、高LDLコレステロール血症、低LDLコレステロール血症のいずれかに該当した場合をいう。高TG血症の食事療法は炭水化物のエネルギー比率を低くし、アルコールの摂駅を控え、n-6系多価不飽和脂肪酸の摂取を増やす

肥満症の定義とは日本肥満学会ではBMIが25以上で肥満に起因ないし関連する謎康 障害を合併するか予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態をいう

n－6系多価不飽和脂肪酸であるリノール酸は動脈硬化を予防するといわれている

クローン病における寛解期での食事療法の基本は高エネルギー・低脂肪・低浅渣・及び消化の良いものとする

痛風は高尿酸血症が持続している状態で、尿酸塩の結品が関節に沈着し激痛を伴う。肥満を合併していることは少なく、水分摂取は積極的に行い尿酸の排世を促す

胃・十二指腸腸遺瘍の食事療法は段階的に食形態を変えていき、少最頼回食が良い

急性・慢性膵炎においては、たんばく貿を主とした食事内容とし、脂肪は制限する。ともに禁酒とする

肝硬変では、血中アンモニア濃度が増加する場合が多くみられる。食事療法としては高たんばく食とし、分岐鎖アミノ酸製剤を使用しアミノ酸インバランスを防ぐ

食品に含まれる鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄の2種頼がある。吸収率はへム鉄の方が 高く、どちらもビタミンCと一着に摂取すると吸収がよくなる

食物アレルギーとは、食物に含まれる主に脂質が異物と認識されて発疹・発熱・下痢・かゆみなどの症状がでる。 表示が義務付けられているものにはを7品目ある.

高齢者では咀嚼・嚥下機能障害が問題になることが多くみられ、誤嚥して気管に入ってしまうと肺炎を引き起こす

高齢者にみられる活動性・筋力低下の状態をプレイルティー（フレイル)といい、健康な状熊に戻れない不可逆性である

小児肥満の治療は食事と運動療法を中心に行い薬物療法は行わず、ニネルギー制限は厳しくせず、成長発達に合わせてたんぱく質の摂取量に注意を図る

妊娠糖尿病はhPL(ヒ ト胎盤性ﾗｸﾄｹﾞﾝ)の影響でインスリ ン抵抗性が増加して発症するためで、将来糖尿病に移行するリスクは低い

慢性閉塞性肺疾患 （COPD）の治療は、禁煙、薬物療法、略痰の排出を促し、腹式呼吸や呼吸筋のトレーニングが重要である。食事のポイントは脂質でエネルギーを上げること、良質たんばく質やビタミン・ミネラルを十分に摂ること、こまめに食へるなどである

目標体重の計算式は 「身長（cm）２]X22 である

高TG血症の食事療法は炭水化物のエネルギー比率を低くし、アルコールの摂取を控え、n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取を増やす