問題一覧
1
Silfverskiöld test(シルヴァースキルド テスト) 足関節の拘縮が腓腹筋拘縮(二関節筋)によるものなのか、ヒラメ筋拘縮(単関節筋)によるものをなのか評価する。 方法として、背臥位もしくは座位にて、 ①検査側の膝関節を完全伸展位で足関節背屈する。 ②次に、膝を90度に曲げた状態で足関節背屈する。 それぞれの足関節背屈角度を測定し、差を比較する。 腓腹筋拘縮(二関節筋)の場合:膝関節完全伸展位にのみ足関節背屈制限がみられる。
・
2
Single heel rising test(single heel rise test: 片脚立位つま先立ち検査) 扁平足の評価。 片足立ちをしてもらい、踵の状態をチェックする。 扁平足の原因ともいわれる後脛骨筋の機能不全をきたすと、踵の挙上が不十分だったり、踵が外側へ向いていることがある。
・
3
Thompson test(トンプソンテスト) アキレス腱断裂を見るテスト。 方法として、患者さんに立て膝をついてもらい、膝を90度曲げ、ふくらはぎを握る。 足首より下の部分が動かなければ、陽性となる。
・
4
Tinel sign 末梢神経の再生の程度を見る検査。 末梢神経が損傷されている際、軸索再生の先端部付近を軽く叩くと「ビーン」と激しい放散痛が生じる現象。 主に、手根管症候群で認められる。 足根骨症候群などの絞扼障害でも使用される。
・
5
Too many toes sign 扁平足の評価。 立位をしてもらい、後方から踵を観察したとき、踵が外反し前足部が外転している場合(内側縦アーチの減少)に陽性。
・
6
Silfverskiöld testが陽性となった場合、何が疑われるか。
・
7
Single heel rising testが陽性となった場合、何が疑われるか。
扁平足
8
Thompson testが陽性となった場合、何が疑われるか。
アキレス腱断裂
9
Too many toes signが陽性となった場合、何が疑われるか。
扁平足
10
正常圧水頭症の三大徴候は?
・
11
RASS〈Richmond Agitation Sedation Scale:鎮静スケール〉 鎮静薬を使用中の患者さんの鎮静状態を評価するためのスケール。 鎮静は、気管挿管などの侵襲的な治療を受ける患者さんの苦痛を和らげたり、せん妄などで危険な行為におよぶ可能性のある患者さんを落ち着かせて快適さを確保したりする目的で行われる。 0が意識清明な、落ち着いている状態である。 +1が落ち着きのない:不安で絶えずそわそわしているが攻撃的でも活発でもない状態。 −1が傾眠:呼びかけると10秒以上の開眼とアイコンタクトがある状態。 +4好戦的な状態 −5昏睡状態 まである。
・
12
Hoffmann’s反射(H反射) 遠心性のα運動神経線維と求心性のIa群求心性線維の軸索に対し、同時に電気刺激を行う誘発電位反射。 α運動神経線維とIa群求心性線維を同時に刺激するため、最初にα運動神経線維の刺激が伝わり筋を収縮させる(これをM波)。 その後、Ia群求心性線維の刺激が求心方向に刺激を伝達し、脊髄を介在させ、α運動神経線維の刺激が伝わり筋を収縮させる(これをH波)。
・
13
・
14
電気刺激療法の治療目的はなにか。
鎮痛
15
間質性肺炎は、拡散障害による低酸素血症を呈する。
○
16
拘束性換気障害とは、%肺活量が( )%未満となる換気障害のこと。
80%未満
17
・
18
Dupuytren骨折は、 足部の回内/外旋により ①内果骨折 ②遠位脛腓関節の完全離開(三角靭帯裂) ③腓骨骨幹部または頸部の骨折(脛腓靭帯結合より高位の腓骨骨折) の3つを合併したもの。
・
19
Straddle骨折は、 骨盤骨折の一種で、両側の恥骨と坐骨の骨折。
・
20
FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。
✕
21
FIM
しているADL
22
胸鎖関節は、何関節?
鞍関節
23
腕尺関節は、何関節?
らせん関節
24
MCP関節は、何関節?
楕円関節
25
広背筋は、何神経支配?
胸背神経
26
後骨間神経は、何神経からの分岐?
橈骨神経
27
パラトルモンは、どこから分泌される?
副甲状腺
28
オキシトシンは、どこから分泌される?
下垂体後葉
29
角加速度の別名は?
回転加速度
30
蝸牛神経は耳管を通る。
✕
31
蝸牛神経は耳管を通らない。
○
32
耳石器は鼓室にある。
✕
33
耳石器は内耳にある。
○
34
アブミ骨筋は、何神経支配か。
顔面神経
35
内耳道は内リンパ液で満たされている。
✕
36
内耳道は、蝸牛神経、前庭神経、顔面神経が通っている。
○
37
蝸牛管は、内リンパ液で満たされている。
○
38
C線維
無髄線維
39
C線維は、骨格筋を支配する。
✕
40
Aα線維は、骨格筋を支配する。
○
41
C線維の受容器は、筋紡錘である。
✕
42
Aγ線維の受容器は、筋紡錘である。
○
43
迷走神経が亢進すると気道抵抗は低下する。
✕
44
迷走神経が亢進すると気道抵抗は増加する。
○
45
呼気時に横隔神経の活動電位が生じる。
✕
46
吸気時に横隔神経の活動電位が生じる。
○
47
pHが上昇すると酸素はヘモグロビンから解離しやすくなる。
✕
48
pHが上昇すると酸素はヘモグロビンから解離しにくくなる。
○
49
肺コンプライアンスが増加すると機能的残気量は減少する。
✕
50
肺コンプライアンスが増加すると機能的残気量は増加する。
○
51
骨格筋では、乳酸の蓄積が血管を収縮させる。
✕
52
骨格筋では、乳酸の蓄積が血管を拡張させる。
○
53
心臓では、低酸素が冠細動脈を収縮させる。
✕
54
心臓では、低酸素が冠細動脈を拡張させる。
○
55
脳では、二酸化炭素分圧上昇が細動脈を収縮させる。
✕
56
脳では、二酸化炭素分圧上昇が細動脈を拡張させる。
○
57
肺では、低酸素が細動脈を収縮させる。
○
58
肺では、低酸素が細動脈を拡大させる。
✕
59
皮膚では、交感神経亢進が細動脈を拡張させる。
○
60
皮膚では、交感神経亢進が細動脈を収縮させる。
✕
61
胆汁酸は脂肪酸を乳化しミセルを形成する。
○
62
ミセルは小腸粘膜で吸収される。
○
63
リパーゼは脂質を脂肪酸とグリセリンに消化する。
○
64
Langerhans島からリパーゼが分泌される。
✕
65
Langerhans島からホルモンが分泌される。
○
66
小腸で吸収された胆汁酸は門脈を介して肝臓へ運ばれる。
○
67
・
68
精神性発汗によって体温は上昇する。
✕
69
精神性発汗があっても体温は変化しない。
○
70
体温が上昇すると骨格筋は収縮する。
✕
71
体温が低下すると骨格筋は収縮する。
○
72
甲状腺ホルモンは熱生産を低下させる。
✕
73
甲状腺ホルモンは熱生産を増加させる。
○
74
筋張力が一定の場合、短縮速度は負荷が小さいほど速い。
○
75
上腕二頭筋長頭の作用は?
肩外転
76
上腕二頭筋短頭の作用は?
肩内転
77
膝関節は、何関節か。
顆状関節(らせん関節)
78
外側側副靱帯は屈曲時に緊張する。
✕
79
外側側副靱帯は伸展時に緊張する。
○
80
①に付着する筋は?
長母趾伸筋
81
②に付着する筋は?
前脛骨筋
82
③に付着する筋は?
後脛骨筋
83
④に付着する筋は?
第3腓骨筋
84
⑤に付着する筋は?
長腓骨筋
85
成人の正常立位姿勢 腰仙角は何度か。
140°
86
矢状面上における身体の重心線は、大転子の前方を通る。
✕
87
矢状面上における身体の重心線は、大転子を通る。
○
88
療法士の助言は内在的フィードバックである。
✕
89
療法士の助言は外在的フィードバックである。
○
90
肝性脳症は、感染性疾患である。
✕
91
肝性脳症は、肝臓の機能低下である。
○
92
Parkinson病は、腫瘍性疾患である。
✕
93
Parkinson病は、神経変性疾患である。
○
94
多系統萎縮症は、脳血管疾患である。
✕
95
多系統萎縮症は、神経変性疾患である。
○
96
肢節運動失行は、前頭葉の障害である。
○
97
肢節運動失行は、側頭葉の障害である。
✕
98
ネクローシスとは、 外部からの高度な傷害により細胞が破壊されて自己融解する病的・受動的な死のこと。 壊死ともいい、局所の組織の不可逆的な障害による細胞死をさし、アポトーシスと完全に区別される。
・
99
アポトーシスとは、 発生段階などで生理的に生じる自発的な死がある。 つまり、プログラムされた細胞死。 生体内のマクロファージに食べられる(apoptosis:アポプトーシス)。 多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺すなわちプログラムされた細胞死のこと。
・
100
核の融解
ネクローシス