問題一覧
1
消火器の性能に関する次の記述のうち、誤っているものを2つ選びなさい。
強化液消火器は、水系消火器として冷却作用と再燃防止作用を有することから、普通火災の消火のみに適応する。, 強化液消火器は、A火災の消火には適応するが、低温(5℃未満)では機能が落ちるため、寒冷地には適さない。
2
消火器の加圧用ガス容器について、最も不適当なものは次のうちどれか。
内容積が100c㎥以下のものは、すべて液化炭酸ガスを使用している。
3
加圧式の消火器に用いる加圧用ガス容器について、正しいものは次のうちどれか。
容器弁付きの加圧用ガス容器は、必ず専門業者に依頼してガスを充填する。
4
加圧式の消火器のガス容器に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。 (ア)加圧用ガス容器を交換する場合、作動封板を有するものは、消火器銘板に明示されている容器記号のものと取り換える。 (イ)加圧用ガス容器を交換する場合、容器弁付きのものは、専門業者に依頼してガスを充填する。 (ウ)作動封板を有するものは、その容量に関わらず高圧ガス保安法の適用を受けない。
ア、イ
5
消火器には、高圧ガス保安法の適用を受ける容器を使用しなければならないものがあるが、これに該当しないものは次のうちどれか。
蓄圧式機械泡消火器の本体容器
6
高圧ガス保安法の適用を受ける本体容器又は加圧用ガス容器を使用しなければならない場合がある消火器は、次のうちどれか。
加圧式粉末消火器(薬剤質量20kg以上のもの)
7
消火器の性能とその適応性について、誤っているものは次のうちどれか。
強化液消火器は、A火災の消火には適応するが、低温(5℃以下)で機能が落ちるため、寒冷地には適さない。
8
消火器の消火薬剤について、最も不適当なものは次のうちどれか。
強化液消火薬剤は、無色半透明又は淡黄色の高濃度の炭酸ナトリウム水溶液である。
9
消火器の一般的な消火特性について、誤っているものは次のうちどれか。
化学泡消火器は、低温でも発泡性能が低下しないものであり、浸透性が良いので、再燃防止効果に優れている。
10
消火器に使用する消火薬剤について、正しいものは次のうちどれか。
水成膜泡消火薬剤は、油面に水成膜のフィルムを形成する。過去の製品の中には、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)と呼ばれる化学物質が含まれているものがあるため、取り扱いには注意する。
11
二酸化炭素消火器の構造と機能について、誤っているものを2つ選びなさい。
本体容器は赤色に塗られ、表面積の1/4以上は緑色に塗ることとされている。, 充填されている消火剤の量の測定には、圧力計を用いる。
12
粉末消火器の消火薬剤名と消火薬剤の成分の組み合わせとして、正しいものは次のうちどれか。
粉末(Na)…炭酸水素ナトリウムを主成分としたもの
13
大型粉末消火器(ガス加圧式)の構造について、最も不適当なものは次のうちどれか。
加圧用ガスとして小容量のものには窒素ガスが、大容量のものには二酸化炭素が用いられる。
14
開蓋転倒式の大型化学泡消火器の点検項目に含まれていないものは、次のうちどれか。
保持装置
15
消火器の機器点検において、外形の点検結果の如何に関わらず行わなければならない消火器の内部及び機能の点検で、確認試料の対象と数について、誤っているものは次のうちどれか。
加圧式の粉末消火器は、製造年から3年を経過したものについて、全数の放射能力及び放射能力を除く項目の点検を行う。
16
消火器の点検、整備等について、最も不適切なものは次のうちどれか。
本体容器の腐食部分を紙やすりで処理したところ、さらに深い箇所で腐食があったため、紙やすりで完全に除去できるまで処理し整備した。
17
蓄圧式消火器の気密試験について、適当でないものは次のうちどれか。
消火器本体内に水を満たし、キャップを締め、各部からの漏れを確認する。
18
【1】の窒素ボンベを使用して、【2】の蓄圧式の強化液消火器に充填する場合、理論上充填できる消火器の最大本数として、最も適当なものは次のうちどれか。ただし、消火器の内部には大気圧に等しい圧力の窒素ガスが残留しており、温度は不変で、消火薬剤は非圧縮性のものとする。 【1】窒素ボンベの仕様 内容積=10L 充填圧力(ゲージ圧)=14.7MPa 【2】消火器の仕様 内容積=15.5L 消火薬剤量=8.5L 充填圧力(ゲージ圧)=0.96MPa
約20本
19
手提げ式の加圧式粉末消火器に消火薬剤を充填する場合の注意事項として、最も不適当なものは次のうちどれか。
メーカー指定の消火薬剤を用意し、不足分だけ計量して補充する。
20
化学泡消火器の消火薬剤の充填に関する記述として、最も不適当なものは次のうちどれか。
外筒内の外筒液面表示の8割程度まで水を入れ、ここに外筒用消火薬剤を少しずつ入れ、棒等で撹拌しながら完全に溶かした後、更に液面表示に達するまで水を加える。