問題一覧
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「生徒指導提要」 【定義】 生徒指導とは、児童生徒が、(ア)の中で自分らしく生きることができる存在へ と、自発的・(イ)的に成長や発達する過程を支える教育活動のことである。 なお、生徒指導上の課題に対応するために、必要に応じて指導や援助を行う。 【目的】 生徒指導は、児童生徒一人一人の個性の発見とよさや可能性の伸長と社会的資質、 (ウ)の発達を支えると同時に、自己の幸福追求と社会に受け入れられる(エ)実現 支えることを目的とする。 また、生徒指導の目的を達成していくためには、生徒一人ひとりが、(オ)能力を身に付けることが重要です。
ア)社会, イ)主体, ウ)能力, エ)自己, オ)指導
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一人一人の(ア)的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、(イ) 発達を促す教育 <(イ) 発達>とは、 社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していく過程 さらに、下線部に示した必要な基盤となる能力や態度として、2011年に(ウ) 的・汎用的能力が4つに整理されて示された。
ア)社会, イ)キャリア, ウ)基礎
3
ガイダンスでは、一般的に集団を対象とした指導を指す。
〇
4
キャリア教育は、戦後新教育の影響を受け、1947年に導入された。
×
5
キャリア教育は、主として特別活動の時間を要として実施する。
〇
6
小学校におけるキャリア教育は、出口指導として重要な役割を果たしている。
×
7
カウンセリングにおける関係者の良好な信頼関係を「傾聴」という
×
8
「児童指導」の「児童」の範囲は、「学校教育法」で定められている。
〇
9
2011年に示された4つの能力の一つである「自己理解・自己管理能力」について、現在及び特来 を見通して自己をとらえるための3つの観点を答えなさい。 〇〇こと
したいこと, できること, やるべきこと
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キャリア教育で育む資質・能力のうち、当初「課題解決能力」とされていたものが2011年に「課題対応能力」と整理されたことについて、新たに重視された視点を踏まえて30字以内で説明しなさい
問題を解決する力より、問題を発見するという能力が重視されたから
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<児童とは何か(誰か)?> ◎児童福祉法(厚生労働省)では
18歳未満の男女 特に1歳未満を乳児、6歳未満を幼児と呼ぶ場合もある
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<児童とは何か(誰か)?> ◎学校教育法(文科省)では(17条:義務教育期間等について)
満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満十二歳に達した日の属する学年の終わりまで 学齢児童(18条)
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〇生徒指導の目的を達成していくために 『主体性』を促す支援 (①)の獲得
自己指導能力
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キャリア教育とは
児童生徒の社会的自己実現を支えること
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(2)生徒指導の充実 P99 児童が、自己の(①)を実感しながら、よりよい(②)を形成し、有意義で充実した(③)を送る中で、現在および将来における(④)を 図っていけるよう、(⑤)を深め、(⑥)と関連付けながら、生徒指導の充実を図ること。
①存在感, ②人間関係, ③学校生活, ④自己実現, ⑤児童理解, ⑥学習指導
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生徒指導を実践するに当たって P14 (1)自己存在感を感受できるような配慮 ・(①) ・(②) (2)共感的な人間関係の育成 ・(③)(相互扶助的で共感的な) (3)自己決定の場の提供 ・「(④)・対話的で深い学び」の実現 (4)安全・安心な風土の醸成 ・教師、子どもの(⑤)感覚
①自己肯定感, ②自己有用感, ③支持的学級風土, ④主体的, ⑤人権
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キャリア教育の充実 P101 児童が、(①)を見通しながら、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう、(②)を要としつつ各教科等の特質に応じてキャリア教育の充実を図ること
①学ぶことと自己の将来とのつながり, ②特別活動
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「生徒指導」は、単に児童の直面する問題に対応するための営みではない。
〇
19
キャリア教育と生徒(児童)指導は一体として行うべき
〇
20
「生徒指導」で育む能力の中核は、「自己指導能力」である。
〇
21
キャリア教育の登場 初出:(①)年12月 中央教育審議会答申「初等中等教育と高等教育との接続の改善」において、 「キャリア教育を(②)段階から発達段階 に応じて実施する必要がある」と示された。
①平成11年, ②小学校
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職業指導:1947(S22)年 中学校『(①)』発足 ↓ 進路指導:1958年 学力向上を目指す大きな転換点 「職業・家庭科」から「(②)」へ ↓ (③):1999年初出(中教審答申) (④) ガイダンス機能(進路情報等)の充実
①職業科, ②技術・家庭科, ③キャリア教育, ④進路指導
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キャリア教育は、一人一人の社会的・(①)的自立に向け、必要な 基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア(②)を促す 教育であると定義された。 キャリア(②)とは、社会の中で自分の役割を果たしながら、 (③)らしい生き方を実現していく(④)を指している。 その基盤となる基礎的・(⑤)的能力として、「(⑥)関係形成・社会形成能力」「(⑦)理解・(⑧)管理能力」「課題(⑨)能力」「キャリアプランニング能力」の4つの能力が示された。 現行学習指導要領「特別活動」の(⑩)活動において、 「キャリア形成と(⑪)実現」の内容が初めて示された。
①職業, ②発達, ③自分, ④過程, ⑤汎用, ⑥人間, ⑦自己, ⑧自己, ⑨対応, ⑩学級, ⑪自己
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キャリア教育の定義1 1999年 望ましい(①)・(②)及び職業に関する知識を身に付けさせ、 (③)の個性を理解し、(④)に進 路を選択する能力・態度を育てる 教育のこと
①職業観, ②勤労観, ③自己, ④主体的
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キャリア教育の定義2 2011年 一人一人の(①)・(②)自立に向け、 必要な基盤となる(③)や(④)を育てることを通して、(⑤)を促す教育
①社会的, ②職業的, ③能力, ④態度, キャリア発達
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キャリア発達とは
社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していく過程
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②必要な基盤となる資質・能力 4つの基礎的・汎用的能力:2011年
人間関係形成・社会形成能力 , 自己理解・自己管理能力 , 課題対応能力, キャリアプランニング能力
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人間関係・社会形成能力 多様な他者の考えや立場を理解し,相手の意見を聴いて自分の考えを正確に伝えるこ とができるとともに,自分の置かれている状況を受け止め,役割を果たしつつ他者と(①)・(②)して社会に(③)し,今後の(④)を積極的に形成することができる力
①協力, ②協働, ③参画, ④社会
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自己理解・自己管理能力 自分が「①」「②」「③」に ついて,社会との相互関係を保ちつつ,今後の自分自身の可能性を含めた肯定的な理解に基づき 主体的に行動すると同時に,自らの思考や感情を律し,かつ,今後の成長のために進んで学ぼうとする力
①できること, ②意義を感じること, ③したいこと
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課題対応能力 仕事をする上での様々な(①)・(②)し,適切な計画を立ててその 課題を処理し,解決することができる力
①課題を発見, ②分析
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キャリアプランニング能力 「働くこと」の意義を理解し,(①)が果たすべき様々な立場)や(②)との関連を踏まえて「働くこと」を位置付け,多様な生き方に関する様々な情報を適切に 取捨選択・活用しながら,自ら(③)に判断してキャリアを形成していく力
①自ら, ②役割, ③主体的
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キャリア教育とは何か
子どもたちが「社会に出ていく準備」(大人になる準備)のための教育のこと
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学校教育全体で取り組むキャリア教育 ・全体計画、年間指導計画の作成:①
児童指導との連関
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❶小学校『特別活動』で示されている学び
活動記録の蓄積
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❶学校全体で取り組むキャリア教育 ~各学校で取り組みが求められたこと~ 〇(①)の作成 学校教育全体への「基礎的・汎用的能力」の位置づけ 各学年段階の目標設定、各教科等との関連 〇キャリア教育年間指導計画の作成 (②)ほか(③)で整理した年間計画 〇指導計画の作成・実践 事前検討会 〇評価と改善 授業研究会 評価チェックシートの活用
①キャリア教育全体計画, ②特別活動, ③教科等の枠組
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❷要である「特別活動」の位置付け(再) 学級活動 内容(3)一人一人のキャリア形成と自己実現 ア 現在や将来に(①)や(②)をもって生きる意欲や態度の形成 イ 社会参画意識の醸成や(③)の意義の理解 ウ 主体的な学習態度の形成と学校図書館等の活用
①希望, ②目標, ③働くこと
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キャリア教育の系統の基本 ①1つ ②3つ ③1つ(働く意義、自分の役割の自覚、主体的な判断:責任)
①自己理解, ②仕事理解、職業体験、インターンシップ, ③キャリア・プランニング
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キャリア教育と連携 ~大人から学ぶために~ キャリア教育は,(①)教育であり, キャリア形成には,(②)における様々な経験や人との触れ合いなどが総合的にかかわってくる。
①一人一人の生き方にかかわる, ②一人一人の成長・発達過程
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キャリア教育推進の方向性 (文部科学省資料『キャリア教育の推進』2018) <全体の方向性> 〇幼児期の教育から高等教育まで、発達の段階に 応じ体系的に実施 〇様々な教育活動を通し、基礎的・(①)的能力を中心に育成
①汎用
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キャリアパスポートとは <参考:2017小学校学習指導要領特別活動編> 児童生徒が,(①)から(②)までのキャリア教育に関わる諸活動について,特別活動の(③)を中心として,各教科等と往還し,自らの学 習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の(④)や(⑤)を(⑥)できるよう工夫された(⑦)のこと。
①小学校, ②高等学校, ③学級活動, ④変容, ⑤成長, ⑥自己評価, ⑦ポートフォリオ
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「①」導入の背景 ❶従来のキャリア教育活動において、その記録を一人一人がポートフォリオとして整理する試みは行われていた。 cf:大学の「②」 ❷ポートフォリオの管理は個人に任されていて、学年等をまたい だ振り返りはほとんど行わられず、記録の散逸もみられた。 『③』『④』への反省 ❸そこで、継続して学年を超えて蓄積して、計画的に振り返りのチャンス(契機)を設けていこうということで、ポートフォリオの名称も「①」と統一した。
①キャリア・パスポート, ②履修カルテ, ③やりっぱなし, ④連携不足
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文科省キャリアパスポート例示資料 2020年4月からの義務化周知
〇
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キャリアパスポート使用上の留意事項 参考資料 (1)児童自らが記入。(①)を見通し振り返り、将来の展望を図る (2)学校生活全体及び家庭,地域における学びを含む内容とする (3)(②)を越えて持ち上がるものとする (4)大人(家族や教師,地域住民等)が(③)に関わることができるものとする (5)「キャリア・パスポート」は(④)であり,そのまま学習評価 とすることは適切でない (6)カスタマイズする際は、地域・保護者の意見も参考にする 都道府県教育委員会等,各地域・各学校で柔軟にカスタマイズし,(⑤)年(⑥)月 より,すべての小学校,中学校,高等学校において実施となった。
①自らの歩み, ②学年と校種, ③対話的, ④自己評価と学習活動, ⑤2020, ⑥4
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キャリア・パスポート活用の意義 【児童】 小学校から高等学校を通じて,児童生徒にとっては,自らの学習状況やキャリア形成を(①)たり,(②)して,(③)を行うとともに,主体的に(④)を育み,(⑤)につなぐもの。 【先生】 教師にとっては,その記述をもとに(⑥)にかかわることによって,児童生徒の成長を促し,系統的な指導に資するもの。
①見通し, ②振り返ったり, ③自己評価, ④学びに向かう力, ⑤自己実現, ⑥対話的
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キャリア・パスポート 課題と展望 <課題> ➀教職員の多忙化 2020年度:新教育課程スタートとの重複 ②キャリア・パスポート導入の意図やねらいの不徹底 展望は? 3つ
<展望> ❶教職員集団としての共通理解の促進 ❷児童の理解 「自分たちは何のためにこの記録を残すのか」 ❸児童を評価するツールとしない (児童が自己評価するためのツールである)