問題一覧
1
血栓が存在することによって脳塞栓症cerebral embolismを引き起こす可能性があるのはどれか。
2. 左心房
2
健診の結果とそれに対する保健指導内容として,正しいのはどれか。
4. LDLコレステロール182mg/dLだったので,脂質を控えるようすすめた。
3
痛風goutの患者の血液検査データで高値を示すのはどれか。
1. 尿酸
4
加齢に伴い老年期に上昇するのはどれか。
3. 空腹時血糖
5
抗体を産生するのはどれか。
形質細胞
6
メタボリックシンドロームの診断に必須の診断基準項目はどれか。
1. 腹囲
7
初期症状として下肢の浮腫が特徴的なのはどれか。
2. うっ血性心不全congestive heart failure
8
炎症の仲介物質の作用で正しい組合せはどれか。
ヒスタミン ー 血管透過性の亢進
9
メタボリックシンドロームと診断する際の必須条件はどれか。
3. 内臓脂肪型肥満
10
高齢者に脱水が起こりやすくなる要因はどれか。2つ選べ。
2. 筋肉量の減少, 3. 細胞内液量の減少
11
急性炎症の初期に見られるのはどれか。
好中球遊走
12
下腿の蜂窩織炎cellulitisを繰り返している患者への炎症徴候を早期に発見するための指導で最も適切なのはどれか。
4. 「赤くなっていないか観察しましょう」
13
接触性皮膚炎contact dermatitisの原因となるアレルギー反応で正しいのはどれか。
4. Ⅳ型
14
動脈硬化症arteriosclerosisの粥腫形成に関与するのはどれか。2つ選べ。
5. 泡沫細胞, 3. 血管内皮細胞
15
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。
冠動脈硬化
16
細菌が体内に初めて侵入したときに最初に産生される免疫グロブリンはどれか。
5. IgM
17
萎縮の原因で誤っているのはどれか。
対臓器の一側の欠損
18
疾病発生の外的要因のうち物理的要因はどれか。
2. 紫外線
19
下肢静脈血栓によって塞栓が起こる可能性があるのはどれか。
2. 肺動脈
20
新生児の先天性代謝異常マススクリーニングで適切なのはどれか。
1. 検体は血液である。
21
血管に吻合がないのはどれか。
2. 冠動脈
22
創傷治癒について一次治癒と比較した二次治癒の特徴はどれか。
1. 瘢痕を形成する。
23
1型糖尿病で正しいのはどれか。
4. 高度のインスリン分泌障害がある。
24
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
組織の線維化
25
老年期の身体機能の変化で正しいのはどれか。
4. 胃液の分泌は減少する。
26
廃用症候群disuse syndromeを予防する方法で正しいのはどれか。
2. ギプス固定後からの等尺性運動
27
糖尿病diabetes mellitusの血糖コントロールの指標となる検査値はどれか。
3. グリコヘモグロビン
28
Aさん(81歳,女性)は,1人暮らし。7年前から糖尿病diabetes mellitus,高血圧症hypertension,便秘症constipationで病院の内科に定期的に通院しており,近所に住む長女が時々様子を見に来ていた。本日,長女がAさん宅を訪ねたところ,Aさんは床に倒れて起き上がれなくなっていた。受診の結果,胸椎と腰椎の圧迫骨折compression fractureで病院に入院した。入院時,Aさんは病棟看護師に「朝食は食べていません。朝の薬を飲んだと思うが,はっきり覚えてません。家に帰ればわかります」と話した。病棟看護師が体のことで心配なことはあるかを問うと「この半年で体重が2kg減りました。最近は疲れやすく歩くのもゆっくりで,握力も弱くなり荷物を持つのがつらいです。このまま寝たきりになるのではないかと不安です」と話した。内科のカルテには1か月前の計測で身長150cm,体重41kgと記載されていた。入院時のバイタルサインは,体温36.6℃,呼吸数16/分,脈拍80/分,血圧144/88mmHg。血糖値114mg/dLで,軽度の皮膚湿潤があった。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは29点であった。 入院時のアセスメントで適切なのはどれか。
3. フレイルである。
29
1年前にハチに刺された人が再びハチに刺された。 起こる可能性のあるアレルギー反応はどれか。
1. Ⅰ型アレルギー
30
生理的加齢によって脳の容積が縮小しているときの細胞の状態はどれか。
萎縮
31
廃用症候群disuse syndromeを示すのはどれか。
4. 歩かないと下肢筋力が低下する。
32
播種性血管内凝固disseminated intravascular coagulation〈DIC〉で正しいのはどれか。
2. 血漿フィブリノゲン濃度の低下
33
急性炎症と比較したとき、慢性炎症の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ
血管の増殖, 組織の瘢痕化
34
病的な老化を示すのはどれか。
2. 動脈の粥状硬化
35
糖尿病神経障害diabetic neuropathyについて正しいのはどれか。
4. 自律神経に障害を認める。
36
疾患と塞栓源との組合わせで正しいのはどれか。
脳塞栓症 ー 内頸動脈血栓
37
ウエストサイズが85cm以上かつ収縮期血圧130mmHgで拡張期血圧90mmHgの男性が,メタボリックシンドロームmetabolic syndromeと診断された。このほかに診断基準として正しいのはどれか。
2. 空腹時血糖110mg/dL以上。
38
急性炎症の初期に見られないのはどれか。
拘縮
39
褥瘡発生の要因ではないのはどれか。
高血圧
40
創傷の治癒過程で正しいのはどれか。
4. 良好な肉芽の形成には,清潔な湿潤環境が必要である。
41
高齢者にみられる病態のうち、低栄養の関与が低いのはどれか。
虚血性心疾患
42
輸血時に移植片対宿主病が起こる可能性が最も高いものはどれか。
新鮮血
43
Ⅳ型(遅延型)アレルギー反応について正しいのはどれか。2つ選べ。
5. ツベルクリン反応でみられる, 3. Tリンパ球が関与する。
44
右心不全の徴候として正しいのはどれか。
下腿浮腫
45
廃用症候群によって低下しないのはどれか。
心拍数
46
炎症と原因の組合せで誤っているのはどれか。
放射線 ー 化学的要因
47
アナフィラキシーショックanaphylactic shockで正しいのはどれか。2つ選べ。
3. 気道粘膜の浮腫を生じる。, 2. 重症例では死に至る。
48
老化による尿の生成と排尿機能の変化はどれか。
4. 残尿量の増加
49
急性炎症が主な病態であるものはどれか。
痛風性関節炎
50
急性炎症と比較して慢性炎症に特徴的な所見はどれか。2つ選べ。
3. リンパ球浸潤, 4. 形質細胞の浸潤
51
胸腺腫thymomaに合併する疾患で多くみられるのはどれか
3. 重症筋無力症myasthenia gravis
52
アポトーシスで正しいのはどれか。
4. プログラムされた細胞死である。
53
創傷治癒で瘢痕組織の形成に主に関わるのはどれか。
線維芽細胞
54
アレルギーの分類と組織障害の機序との組合せで正しいのはどれか。
Ⅰ型アレルギー ー 即時型過敏症
55
加齢による身体構成成分の変化において、若年時と比べて体重比が増加するのはどれか。
脂肪
56
臥床による筋への影響として正しいのはどれか。
上肢筋に比べ下肢筋で筋力低下が大きい。
57
高齢者のサルコペニアの予防に関する指導内容で適切なのはどれか
4. 筋肉に負荷をかける運動をする。
58
Alzheimer〈アルツハイマー〉病Alzheimer diseaseで正しいのはどれか
2. アミロイドβタンパクが蓄積する。
59
高尿酸血症hyperuricemiaで正しいのはどれか。
3. 尿酸はプリン体の代謝産物である。
60
廃用性萎縮で正しいのはどれか。
筋内神経線維は保たれる。
61
重症筋無力症について正しいのはどれか
自己免疫疾患である。
62
身体的フレイルの評価基準はどれか。2つ選べ
4. 歩行速度の低下, 2. 体重減少
63
成人期で,加齢に伴い糖尿病diabetes mellitusを発症しやすくなる原因はどれか。
4. インスリン感受性の低下
64
喀血が起こる出血部位で正しいのはどれか。
2. 気道
65
誤っている組み合わせはどれか。
関節リウマチ ー 限局性の関節症状
66
知的障害〈精神遅滞〉intellectual disability〈mental retardation〉の原因となる疾患はどれか
2. フェニルケトン尿症phenylketonuria
67
ケロイド形成について正しいのはどれか。
白色人種にくらべ黄色人種に多い。
68
胃潰瘍の患者にみられる少量の吐血の特徴はどれか。
4. コーヒー残渣様
69
移植片対宿主病<graft versus host disease: GVHD>について正しいのはどれか。
腸管に好発する。
70
術後の創傷治癒が遅延する因子となる検査値はどれか。
1. アルブミン 2.2g/dL
71
抗原がIgEと結合するのはどれか
4. アナフィラキシーショック
72
細菌感染による急性炎症反応で増加するのはどれか。2つ選べ。
好中球, プロスタグランジン
73
長期臥床によって生じるのはどれか。
2. 筋萎縮
74
肺塞栓症について誤っているのはどれか。
下肢よりも上肢の手術後に多い。
75
急性炎症と比較して慢性炎症に特徴的な所見はどれか。2つ選べ
3. リンパ球浸潤, 4. 形質細胞の浸潤
76
喀血の特徴はどれか。
2. 泡沫状である。
77
正常な肉芽の特徴はどれか。
出血しやすい
78
創傷治癒遅延と関連が低いのはどれか。
3. 高尿酸血症