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製剤設計学演習⑦・⑧
  • みう

  • 問題数 38 • 8/20/2023

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    問題一覧

  • 1

    直腸内に適用する、体温によって溶融するか、または水に徐々に溶解もしくは分散することにより有効成分を放出する一定の形状の半固形の製剤はどれか。1つ選べ。

    坐剤

  • 2

    坐剤の油脂性基剤として用いられる物質はどれか。2つ選べ。

    カカオ脂, ハードファット(ウイテプゾール)

  • 3

    坐剤の水溶性基剤として用いられる物質はどれか。1つ選べ。

    マクロゴール

  • 4

    坐剤からの薬物の放出に関する記述について、( )内に適切な語句を選択肢より選べ。  油脂性基剤を用いた坐剤は、直腸に適用後、( 1 )によって基剤が溶けることで薬物を放出する。油脂性基剤には日本薬局方の( 2 )の第2法が適用される。一方、水溶性基剤から成る坐剤は、直腸に適用後、直腸の( 3 )によって基剤が溶けることで薬物を放出する。

    体温, 融点測定法, 水分(分泌液)

  • 5

    日本薬局方で規定される坐剤に用いる容器はどれか。1つ選べ。

    密閉容器

  • 6

    坐剤に適用される日本薬局方一般試験法はどれか。1つ選べ。

    製剤均一性試験法

  • 7

    坐剤の特徴として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    経口投与が困難な患者にも適用できる。, 直腸下部に適用することで、肝初回通過効果を受けずに全身作用が期待できる。

  • 8

    2 歳男児。夕方に発熱があり、同時に痙れんが起こったので近所の小児科を受診した。その後、母親が処方箋を薬局に持参した。その処方内容は以下のとおりであった。 (処方 1)   アセトアミノフェン坐剤 100 mg    1回1個   発熱時 6 回分(全 6 個) (処方 2)   ジアゼパム坐剤 4 mg   1回1個   発熱時 4 回分(全 4 個) 注:アセトアミノフェン坐剤の基剤:ハードファット   ジアゼパム坐剤の基剤:マクロゴール 問8-1 処方された 2 種類の坐剤の併用方法について、薬剤師が説明すべき内容として適切なのはどれか。1つ選べ。

    【説明】ジアゼパム坐剤を先に挿入し、30 分以上してからアセトアミノフェン坐剤を挿入する。, 【理由】アセトアミノフェン坐剤を先に投与すると、ジアゼパムがハードファットに分配し、吸収量が減少する。

  • 9

    皮膚に塗布する、有効成分を基剤に溶解または分散させた半固形の製剤はどれか。1つ選べ。

    軟膏剤

  • 10

    皮膚にすり込んで用いる液状または泥状の製剤はどれか。1つ選べ。

    リニメント剤

  • 11

    皮膚に塗布する、水中油型または油中水型に乳化した半固形の製剤はどれか。1つ選べ。

    クリーム剤

  • 12

    軟膏剤の油脂性基剤として用いられる物質はどれか。2つ選べ。

    単軟膏, 白色ワセリン

  • 13

    軟膏剤に用いる油脂性基剤の特徴として、適切でないのはどれか。1つ選べ。

    水で洗浄しやすい。

  • 14

    軟膏剤の水溶性基剤として用いられる物質はどれか。1つ選べ。

    マクロゴール

  • 15

    軟膏剤に用いる水溶性基剤の特徴として、適切でないのはどれか。2つ選べ。

    皮膚への浸透性が高い。, 乾燥型の皮膚疾患に適用される。

  • 16

    マクロゴールについて、適切なのはどれか。1つ選べ。

    マクロゴール軟膏は、平均分子量4000と400など分子量の異なる 2 種のマクロゴールを等量溶融混合した後、撹拌冷却して製する。

  • 17

    乾皮症のため医師よりヒルドイド®クリーム(一般名:ヘパリン類似物質クリーム)が処方された。ヒルドイドクリーム 0.3% に含まれる添加物とその添加目的(役割)として、正しい組合せはどれか。1つ選びなさい。

    パラオキシ安息香酸メチル   保存剤

  • 18

    温度による転相を利用して調製される o/w 型のクリーム剤の基剤はどれか。1つ選べ。

    親水クリーム

  • 19

    親水クリームは転相現象を利用して調製される。この理由として適切なのはどれか。1つ選べ。

    油相を微細かつ均一な液滴として水相に分散させ、安定な乳化状態を保つため。

  • 20

    2種の半固形製剤を混合すると基剤によっては相分離等が生じることがある。水溶性基剤からなる軟膏剤との混合を避けるべきものはどれか。2つ選べ。

    油脂性基剤からなる軟膏剤, w/o型基剤からなるクリーム剤

  • 21

    容器に充填した液化ガス又は圧縮ガスと共に有効成分を噴霧し、皮膚に適用する製剤はどれか。1つ選べ。

    外用エアゾール剤

  • 22

    貼付剤に関する記述について、正しいのはどれか。2つ選べ。

    テープ剤は、皮膚を介して全身作用を期待する経皮吸収型製剤としても用いられる。, テープ剤は、投与時に痛みを伴わず、患者による自己投与、自己管理が可能な低侵襲的かつ利便性の高い製剤である。

  • 23

    軟膏剤の硬さを測定する方法はどれか。1つ選べ。

    稠度試験法

  • 24

    クリーム剤の流れやすさを測定する方法はどれか。1つ選べ。

    展延性試験法

  • 25

    固形粒子のエアゾール(エアロゾル)として気管支または肺に適用する製剤はどれか。1つ選べ。

    吸入粉末剤

  • 26

    容器に充填した噴射剤と共に一定量の有効成分を噴霧する定量噴霧式吸入剤はどれか。1つ選べ。

    吸入エアゾール剤

  • 27

    耐圧性の密封容器を用いることが規定されている製剤はどれか。1つ選べ。

    吸入エアゾール剤

  • 28

    吸入剤の特徴について、( )内に入る適切な語句を選択肢より選べ。 1.吸入剤は、経口投与製剤に比べ、( 1 )による薬物の代謝を回避でき、少量の薬物での効果発現が期待できるため副作用軽減などの利点がある。 2.( 2 )剤は、噴射剤の添加を必要とせず、患者自身の吸気で定量吸入できる利点がある。 3.( 3 )剤は、吸入剤の噴霧と吸気のタイミングを合わせること(同調)が難しく、吸入補助具を用いることがある。 4.吸入液剤は、( 4 )などの装置を用いて適用する液状の吸入剤である。 5.吸入粉末剤は、肺内の有効治療域に有効成分を送達させるため、適切な( 5 )径を持つエアゾールとなるように設計される。全身作用を期待するには、有効成分を( 6 )や肺胞まで送達させる必要があるため、固形エアゾールの(5)径を0.5 ~ 3 µmにする必要がある。

    肝初回通過効果, 吸入粉末, 吸入エアゾール, ネブライザー, 空気力学的粒子, 細気管支

  • 29

    点鼻粉末剤の添加剤として、鼻粘膜での有効成分粒子の付着性及び滞留性を高め、作用持続化の目的で用いられる物質はどれか。1つ選べ。

    ヒドロキシプロピルセルロース

  • 30

    口腔内に適用する製剤で、全身作用を期待するものはどれか。2つ選べ。

    舌下錠, バッカル錠

  • 31

    口腔内で徐々に溶解または崩壊させ、口腔、咽頭などの局所に適用する製剤はどれか。1つ選べ。

    トローチ剤

  • 32

    トローチ剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    窒息を防止できる形状とする, 主に、口腔内や咽頭などでの局所作用を期待する製剤である

  • 33

    舌下錠の有効成分として日本薬局方に2品目が収載されている。有効成分名を2つ書きなさい。

    ニトログリセリン, 硫酸イソソルビド

  • 34

    口腔内に適用する製剤で、臼歯と頬の間で徐々に溶かして服用する口腔用錠剤はどれか。1つ選べ。

    バッカル錠

  • 35

    空欄に入る適切な語句を書きなさい。  口腔内に付着させて適用する錠剤を( ① )という。主に、( ② )層と( ③ )層の2層構造からなり、比較的薄い厚さに設計される。 粘膜への付着滞留性を向上させる目的で、添加剤として( ④ )を形成する( ⑤〔物質名を1つ挙げよ〕 )などの親水性高分子が用いられる。 この物質の添加により、口腔内に適用したとき、唾液で膨潤、ゲル化し口腔粘膜に滞留させることができ、口内炎や狭心症の治療に用いられる製剤である。

    付着錠, 付着, 支持, ハイドロキシゲル, ヒドロキシプロピルセルロース

  • 36

    口腔、咽頭などの局所に適用する液状の製剤で、うがい薬とも呼ばれ、口腔および咽頭の殺菌、消毒、洗浄、口臭の除去などの目的で用いるのはどれか。1つ選べ。

    含嗽剤

  • 37

    空欄に入る適切な語句を書きなさい。  口腔内に適用する、有効成分を霧状、粉末状、 泡沫状またはペースト状などとして噴霧する製剤を( ① )という。 ( ② )と( ③ )の2つのタイプがあり、前者② には、添加剤として( ④ )が有効成分とともに容器に充填されている。容器内に発生する圧力で有効成分を噴出させるため( ⑤ )の容器を用いる。

    口腔用スプレー剤, エアゾールタイプ, ポンプスプレータイプ, 噴射剤, 耐圧性

  • 38

    生薬関連製剤について、次の記述で説明される製剤の名称をそれぞれ選びなさい。 1.経口投与する球状の製剤 2.生薬の浸出液を濃縮した製剤 3.生薬を常水で浸出して製した液状の製剤 4.生薬1gの浸出液で、通例、1mL中に生薬1gの可溶性成分を含有する液状の製剤 5.精油または揮発性物質を飽和させた澄明な液状製剤 6.揮発性医薬品をエタノールまたはエタノールと水の混液で溶かした液状の製剤 7.生薬をエタノール又はエタノールと精製水の混液で浸出して製した液状の製剤 8.生薬を粗末から粗切りの大きさとし、1日量または1回量を、紙または布の袋に充てんした製剤

    丸剤, エキス剤, 浸剤・煎剤, 流エキス剤, 芳香水剤, 酒精剤, チンキ剤, 茶剤