問題一覧
1
次の官能基の名前は? -OH
ヒドロキシ基
2
次の官能基の名前は? ーSH
スルファニル基
3
次の官能基の名前は? -COOH
カルボキシ基
4
次の官能基の名前は? -NH₂
アミノ基
5
次の(1)と(2)の構造式のうちシス型はどっち?
1
6
次の官能基の名前は?
アルデヒド基
7
次の官能基の名前は?
カルボニル基
8
次の官能基の名前は?
エーテル基
9
次の構造式の正しい名称を選べ
トランス-2-ブテン
10
次の官能基の名前は?
メチル基
11
次の糖の内、ケトースであるものを二つ選べ。
ジヒドロキシアセトン, フルクトース
12
グルコースはいくつの不斉炭素を持つか。
4
13
図の構造式の単糖は何か。選択肢の中から選べ。
D-マンノース
14
麦芽糖、ショ糖、ラクトース、マンノースのうち、還元性がない糖は(A. )であり、その結合様式は(B. )である。
ショ糖、α1‑β2グリコシド結合
15
天然に存在する脂肪酸の炭素数はほとんどが( )である。
偶数
16
脂肪酸の炭素数が多いほど極性が( )なる。
低く
17
ミリスチン酸の炭素数は( )である。
14
18
二重結合が( )ほど融点が低く液体になりやすい。
多い
19
必須脂肪酸は「リノール酸、( )、アラキドン酸」である。
αーリノレン酸
20
α-リノレン酸を次のように略記すると四角に入る数字は( )である
3
21
アラキドン酸を次のように略記すると四角に入る数字は( )である
4
22
トリアシルグリセロールはエネルギー貯蔵型の脂肪である。〇か✕か。
○
23
中性脂肪において、グリセロールと脂肪酸の結合はエステル結合である。〇か✕か。
○
24
複合脂質はリン脂質や糖脂質のことを指し、生体膜の成分である。〇か✕か。
○
25
スフィンゴシンと脂肪酸が結合したものをスフィンゴリン脂質という。〇か✕か。
×
26
コレステロールは血中にのみ存在する。〇か✕か。
×
27
コレステロールはビタミンDの前駆体となる脂質である。〇か✕か。
○
28
コレステロールの基本骨格となるステロイド環は炭素環が( )つながったものである。
四つ
29
コレステロールはある種のホルモンや胆汁酸の材料となる。〇か✕か。
○
30
タンパク質を構成する20種類のアミノ酸は全てα-アミノ酸である。〇か✕か。
○
31
チロシンは構造異性体を持たないアミノ酸である。 〇か✕か。
×
32
アミノ酸について。 生体内ではほとんどがL型である。 〇か✕か。
○
33
硫黄を含むアミノ酸(含硫アミノ酸)は、システインと( )である。
メチオニン
34
必須アミノ酸とは、体を構成するために必要なアミノ酸のことを言う 。 〇か✕か。
×
35
次の文章であらわされるアミノ酸を、一文字表記で答えよ。 芳香族アミノ酸の中で必須アミノ酸ではないもの
Y
36
次の文章であらわされるアミノ酸を、一文字表記で答えよ。 塩基性の必須アミノ酸のうち、ヒスチジンでないもの
K
37
次の文章であらわされるアミノ酸を、一文字表記で答えよ。 酸性アミノ酸のうち、グルタミン酸でないもの
D
38
アミノ基とカルボキシ基が結合するアミノ酸同士の結合を( )という。
ペプチド結合
39
一般的にアミノ酸配列はN末端からC末端へ( )から順に示す。
左
40
タンパク質の2次構造の内、らせん構造のものをαヘリックスという。〇か✕か。
○
41
2次構造を決定する主な結合様式はS-S結合である。〇か✕か。
×
42
ヘモグロビンの4量体のように複数のポリペプチド鎖が集まって一つの機能を果たす形をタンパク質の( )という。
四次構造
43
生体内の化学反応を促進する触媒の働きをするのが( )である。
酵素
44
機能するために酵素タンパク質以外の物質を必要とする酵素を( )という。
アポ酵素
45
ヒトはビタミンを生体内でほとんど作ることが( )。
できない
46
脚気はビタミンB( )の欠乏症である
1
47
ビタミン( )の欠乏症は口内炎や口角炎。
B2
48
ペプシンの至適pHは( )性である。
酸
49
図は、酵素反応における時間と生成物の量の関係を示したものである。反応開始時には、酵素に対して十分量の基質が存在しているものとする。時間の経過とともに、グラフが水平になるのはなぜか。
基質が枯渇したから。
50
下のグラフで示す酵素反応において、次の場合にグラフはどのように変化するか以下の選択肢から選べ。ただし、選択肢における点線を条件変更前、実線を条件変更後のグラフとする。 基質濃度が増加した場合:
4
51
下のグラフ(問2と同じ)で示す酵素反応において、次の場合にグラフはどのように変化するか以下の選択肢から選べ。ただし、選択肢における点線を条件変更前、実線を条件変更後のグラフとする。 酵素濃度が減少した場合:
2
52
下のグラフ(問2と同じ)で示す酵素反応において、次の場合にグラフはどのように変化するか以下の選択肢から選べ。ただし、選択肢における点線を条件変更前、実線を条件変更後のグラフとする。 基質濃度も酵素濃度も減少した場合:
1
53
代謝において「エネルギーを使っていくつかの簡単なものから複雑なものを合成すること」を表す単語は「同化」である。 〇か✕か。
○
54
アナボリズムを日本語で表すと「同化」である。〇か✕か。
○
55
アデノシン三リン酸(ATP)は様々な生体内化学反応で共通に使用されることから「共通エネルギー」と呼ばれる。 〇か✕か。
×
56
アデノシン三リン酸のリン酸が二つ外れるとADPとなる。
×
57
電子伝達系について。 ミトコンドリアの( )に分布している。
内膜
58
電子伝達系について。 ( )つのタンパク複合体から構成される反応系である。
5
59
電子伝達系について。 プロトンポンプによって生じたH+の濃度勾配を利用してATPを合成する。 〇か✕か。
○
60
電子伝達系について。 プロトンポンプの動力は( )反応によってもたらされている。
酸化還元
61
唾液腺アミラーゼと膵アミラーゼはともに( )-アミラーゼである。
α
62
グルコースは小腸の粘膜から吸収されて血管に入り、( )へ輸送される。
肝臓
63
ラクターゼは( )をグルコースとガラクトースに分解する酵素である。
乳糖
64
哺乳類の脳は主なエネルギー源として フルクトースを用いる。 〇か✕か。
×
65
解糖系は( )個の反応から成る代謝系である。
10
66
解糖系の律速段階の酵素は6-ホスホフルクトキナーゼである。 〇か✕か。
○
67
解糖系の律速段階の酵素はATPが多い時に活性化される。 〇か✕か。
×
68
次の解糖系に関する文章の内、正しいものを二つ選べ。 1)解答系の前半5段階の反応でグルコース一つから二つのグリセルアルデヒド 3-リン酸が得られる。 2)解糖系の前半では1段階目と3段階目でグルコース一つ当たり合計二つのATPが得られる。 3)解糖系の後半ではグリセルアルデヒド3-リン酸一つから二つのピルビン酸が得られる。 4)解糖系の後半の5段階ではグルコース一つあたり2つのATPが得られる。 5)解糖系全体では差し引き2個のATPが生み出される。
1, 5
69
次の解糖系に関する文章の内、正しいものを二つ選べ。 1)解答系の前半5段階の反応でグルコース一つから二つのグリセルアルデヒド 3-リン酸が得られる。 2)解糖系の前半では1段階目と3段階目でグルコース一つ当たり合計二つのATPが得られる。 3)解糖系の後半ではグリセルアルデヒド3-リン酸一つから二つのピルビン酸が得られる。 4)解糖系の後半の5段階ではグルコース一つあたり2つのATPが得られる。 5)解糖系全体では差し引き2個のATPが生み出される。
1, 5
70
次の糖新生に関する文章の内、正しいものを一つ選べ。 1)糖質以外のものからグルコースを産生する経路を糖新生といい、主に肝臓で働く。 2)糖新生は解糖系の反応の完全な逆反応である。 3)糖新生の律速段階の酵素は解糖系と同じ6-ホスホフルクトキナーゼである。 4)糖新生はエネルギーが不足している場合に亢進される。
1
71
糖新生と解糖系が同時に働くとエネルギーを浪費するだけとなり、このことから「無益サイクル」と呼ばれるが、糖新生と解糖系がそれぞれ一回ずつ行われると合計何個のATPが浪費されるか。単位は含まず、数字のみで答えよ。 Ans. ( )個のATP
4
72
選択肢の項目を使ってリポタンパク質に関する以下の表を完成させるとき、マークを付けたセルに入る項目を答えよ。 上記の表の「★」のセルに入るリポタンパクを選択肢から選べ。
キロミクロン
73
選択肢の項目を使ってリポタンパク質に関する以下の表を完成させるとき、マークを付けたセルに入る項目を答えよ。 上記の表の「△」のセルに入るリポタンパクを選択肢から選べ。
LDL
74
選択肢の項目を使ってリポタンパク質に関する以下の表を完成させるとき、マークを付けたセルに入る項目を答えよ。 上記の表の「◎」のセルに入る、主な生理活性等を選択肢から選べ。
コレステロールを抹消から肝臓へ輸送
75
パルミチン酸(構造式:CH3・(CH2)14・COOH)の代謝により、ATPが129個作られる。これを踏まえ、ラウリン酸(構造式:CH3・(CH2)10・COOH)の代謝からはいくつのATPが生産されるか答えよ。ただし、電子伝達系において、NADH1分子からATPが3つ、FADH2 1分子からATPが2つ産生されることとする。 Ans ( )個
95
76
ラウリン酸の炭素一つ当たりで換算した場合、炭素一つからいくつのATPが得られるか。小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで求めよ。 Ans ( )個
7.9
77
次の文章のうち正しいものを二つ選べ。 1) 脂肪酸合成はβ酸化と同様に1サイクルで炭素数が2個ずつ変化する。 2) 脂肪酸合成はβ酸化の逆反応であり、同じ酵素が使われる。 3) 脂肪酸合成はミトコンドリア内で進む。 4) エネルギー過剰の時、糖由来のアセチルCoAはクエン酸の形で細胞質に移動する。
1, 4
78
脂肪酸合成において伸長反応は( )を介して進む。
マロニルCoA
79
マロニルCoAはアセチルCoAと( )から作られる。
二酸化炭素
80
次の文章のうち間違っているものを一つ選べ。 1) 脂肪酸合成に使われるエネルギー分子はNADPHである。 2) 糖からの脂肪酸合成は主にエネルギーが過剰なときに行われる。 3)余分な糖はすべて中性脂肪として蓄えられる。
3
81
脂肪酸の生合成にクエン酸回路が関わっている。また、アミノ酸の代謝においてもクエン酸回路が関わっており、このようなことからクエン酸回路は「代謝の○○」と呼ばれます。空欄(〇〇)に入る言葉を漢字で答えよ。
中枢
82
パルミチン酸(構造式:CH3・(CH2)14・COOH)の代謝から129個のATPが、ラウリン酸(構造式:CH3・(CH2)10・COOH)の代謝から95個のATPが産生されることを、これまでの講義で示した。 では、ミリスチン酸(構造式:CH3・(CH2)12・COOH)が同様の経路で代謝される場合、何個のATPが産生されるか。 次の選択肢から選べ。ただし、電子伝達系においてNADH1分子からATPが3つ、FADH21分子からATPが2つ産生されることとする。
112個
83
次の文章のうち正しいものをひとつ選べ。 1) エンドペプチターゼはタンパク質の端からアミノ酸を切り出す。 2) 十二指腸で働くキモトリプシンはエンドペプチターゼの1種である。 3) トリプシンの至適pHは酸性である。 4) エンドペプチターゼのみでペプチドをばらばらのアミノ酸にすることができるが、エキソペプチターゼもあった方が効率良くばらばらにできる。
2
84
次の文章のうち誤っているものを選べ(複数回答の可能性あり)。 1)生物の形態学的な最小単位は細胞である。 2)ゾウリムシは単細胞生物である。 3)最近の推定値ではヒトは約37億個の細胞からなると言われている。 4)ヒトはおよそ20種類の細胞を持つ。
3, 4
85
次の文章のうち正しいものを選べ(複数解答の可能性あり)。 1)細胞は細胞核・細胞膜・細胞質からなる 2)細胞核内では遺伝情報を発現するためDNAの合成(転写)が行われている。 3)細胞膜の基本構造はコレステロールによる脂質二重膜であり、細胞を外界から隔てている。 4)タンパク質などの大きな分子の細胞内外の移動は小胞より行われ、細胞外への輸送をエンドサイト―シスという。
1
86
細胞内小器官に関する次の文章のうち間違っているものを選べ(複数解答の可能性あり)。 1)リソソームが付着している小胞体を粗面小胞体という。 2)ゴルジ体ではタンパク質の合成が行われ、さらにそのタンパク質に糖質や脂質などの化合物を付加する。 3)ライソソームは生体高分子を分解する加水分解酵素を持つ。 4)細胞質ゾルは細胞内小器官を配置するための単なる間充組織ではなく様々な機能を持つと考えられている。
1, 2
87
次の文章の内、間違っているものを一つ選べ。 (1)グルコースには異性体(L型とD型)が存在するが、自然界ではほとんどがD型である。 (2)図の糖の構造はα-アノマーである。 (3)DNAの構成要素である糖はデオキシリボースである。 (4)サッカロースは二糖である。 (5)セルロースはα-D-グルコースが大量に結合したものである。 (6)グリコーゲンは動物の栄養貯蔵物質である。
4
88
次の文章のうち正しいものをひとつを選べ。 1) アミノ酸プールのアミノ酸はすべて食物の消化吸収により供給される。 2) タンパク質の代謝回転によって体内の総タンパク質の約2割が毎日入れかわる 3) アミノ酸はタンパク質の材料であるが、エネルギー源として代謝されることもある。
3
89
次の文章のうち正しいものを二つ選べ。 1)トランスアミナーゼは、あるアミノ酸からアミノ基を取ってケト酸にし、取ったアミノ基を他のケト酸に与えてアミノ酸にする酵素である。 2) アミノ基はアミノ基転移反応により最終的にグルタミン酸に集約される。 3) ほとんどのアミノ酸分解の第一段階は酸化的脱アミノ反応である。 4) 産生されたアンモニアを腎臓において尿素回路により無毒化する。
1, 2
90
次のうち正しいものを二つ選べ。 1) 体内でアンモニアはアミノ酸の異化によってのみ生成される。 2) 抹消組織で生成されたアミノ酸はグルタミン酸もしくはアラニンに変換されて肝臓まで運ばれる。 3) アンモニアが増加するとアルカリ性になり、リソソームの機能が低下する 4) アンモニアには神経毒性があり、神経細胞のエネルギー産生の低下が要因のひとつと考えられている。
3, 4
91
次の文章のうち間違っているものをひとつ選べ。 1) アミノ酸の炭素骨格の代謝の多くは最終的に「解答系-クエン酸回路」に合流して行われる。 2) ケト原生アミノ酸の内、必須アミノ酸でないものを1文字表記であらわすと「Y」である。 3) アミノ基転移反応においてアスパラギン酸に対応するケト酸はフマル酸である。 4) 肝臓に運ばれたアラニンは、主に糖新生によってグル
3
92
次の文章のうち間違っているものを二つ選べ。 1) 生物の特徴のことを「形質」といい、姿かたちだけでなく性格や行動に関する特徴も含む。 2) ヌクレオチドは糖、リン酸、塩基から構成される。 3) アデニン(A)とチミン(T)はプリン塩基である。 4) ヌクレオチド同士の結合をペプチド結合といい、核酸は5'末端側から3'末端側に向けて伸長する。 5) ヌクレオチドが塩基対を形成する際、アデニンとチミン、シトシンとグアニンがそれぞれ水素結合により塩基対を形成する。
3, 4
93
次の文章のうち正しいものを二つ選べ。 1つまたはそれ以上選択してください: 1) DNAの複製は、複製起点にリガーゼが結合し、DNAの二本鎖をほどいて一本鎖DNAにすることから始まる。 2) DNAポリメラーゼはDNA一本鎖上を3'→5'方向に移動しながらもう一方のDNA鎖を5'→3'方向に複製する。 3) 一部の二本鎖がほどかれてDNAの複製が進んでいる際にY字型に枝分かれして見える鎖の状態を「Y染色体」と呼ぶ。 4) 岡崎フラグメントを繋ぎ合わせてできる複製鎖をラギング鎖という。 5) PCRは1サイクル3ステップで構成されており、理論上1サイクルごとに目的領域が3倍に増える。
2, 4
94
次の文章のうち正しいものをひとつ選べ。 1) RNAにおいてチミン(T)と塩基対を形成するヌクレオチドはウラシル(U)である。 2) RNAの構成要素となる五炭糖はデオキシリボースである。 3) タンパク質合成に必要なDNAの情報を写し取ったRNAをトランスファーRNAという。 4) DNA(またはRNA)の中で翻訳時に必要のない部分として除かれる部分をイントロンという。
4