問題一覧
1
看護技術の種類は3つ
認識そのものにはたらきかける技術、実体にはたらきかける技術、看護過程を展開する技術
2
三つの概念は
看護の専門性、保健医療の受け手、健康と病気
3
看護技術とは、「看護は人の頭()とこころ()と手:身体()を使って、人間的()にふれあうことによって行うものである。
知識, 感情、感性, 専門的な技, 全人的
4
看護技術とは、看護の問題を解決するために、看護の対象となる人々の()、看護の専門的知識に基づいて提供される技であり、またその体系をさす。
安全、安楽を保証しながら
5
看護技術は、()であり、根拠に基づく専門的知識は()される。
目的と根拠をもって提供されるもの, 熟練、修練により獲得され、伝達
6
また、看護技術は、()の中で用いられるものであり、そのときの()される。
個別性をもった人間対人間の関わり, 状況の中で創造的に提供
7
微生物が組織に侵入して増殖すること
感染
8
感染を受けて臨床症状が現れる状態
感染症(顕性感染、不顕性感染)
9
感染してから発病に至るまでの時期
潜伏期
10
症状はないが、感染源となりうる人
保菌者
11
医療サービスを受ける、または提供する過程で微生物を保有するヒトや物に曝露することにより発生する症状のこと。患者だけでなく医療従事者などサービスに関わるあらゆる人を対象とする。
医療関連感染
12
感染を成立させる要素と各要素の特徴 どこかを断ち切れば感染予防が可能 →()→()→(口)→()→(口)→()→
病原体, 病原体を保有する宿主/増殖の場, 排出口, 感染経路, 侵入口, 感染しやすい宿主
13
感染によって疾病を引き起こす微生物
病原体
14
微生物の定着、増殖しやすい環境 種類によって異なる 1-2-3-4-5
栄養源が必要, 好気性菌と嫌気性菌(酸素の必要性の有無), 湿度を必要とするものが多い, 温度35℃前後が増殖しやすい, ph6〜8で生息するのが多い
15
宿主の組織に侵入し増殖する力
感染性
16
感染症を引き起こす力、重篤度
病原性、毒性、致命率
17
感染を引き起こすために必要な微生物の量
菌量
18
さまざまな環境で生存する力
生存力
19
特定のターゲットに感染を起こす力
宿主特異性
20
抗菌薬への抵抗性
薬剤耐性
21
病原体を保有する宿主、増殖の場 1-2-3-4
患者, 医療従事者, 医療機器, 環境(高頻度接触面)
22
排出口と侵入口 人体に挿入される医療器材の数が多いほど、感染しやすい状態になる 1-2-3-4-5-6
皮膚、粘膜, 呼吸器, 尿路, 消化器, 生殖器, 血液
23
感染経路ー四つ
接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介物感染
24
人から人、物を介した経路
接触感染
25
5μm以上の粒子がくしゃみ、咳、会話等で飛散して、相手の目、鼻、口から侵入する経路(1メートル以内)
飛沫感染
26
5μm以下の粒子が、長時間空中に浮遊し、空気の流れで拡散する経路
空気感染
27
汚染された食品、水、薬剤、器具、害虫や動物
媒介物感染
28
微生物の侵入を阻止ー4
体表面(皮膚、粘膜), 気管支の絨毛運動, 胃内の塩酸, 常在細菌叢
29
微生物の排除ー2
非特異的生体防御機構(自然免疫), 特異的生体防御機構(獲得免疫)
30
第一の物理的防御 皮膚細胞の外層の脱落により微生物を除去 皮膚の分泌物は表皮を弱酸性に保ち、細菌の発育を阻止 皮脂には殺菌作用のある物質が含まれる
皮膚
31
涙液は微生物を分解する酵素リゾチームをもつ
眼
32
鼻腔の鼻毛は微生物を補捉 リゾチームを含む鼻汁が微生物を分解
鼻
33
繊毛運動により、微生物を捉え移動し吐き出すか飲み込む 気道のマクロファージは微生物を包み込み破壊
気道
34
唾液が微生物を洗い流す 唾液にもリゾチームがふくまれる
口腔
35
感染予防の看護
病原体と宿主の防御機構の関係性をみていく必要がある
36
防御機構が低下した宿主
易感染宿主
37
宿主の防御機構に影響する要因
年齢、栄養状態、ストレス、喫煙、疾患、治療
38
感染経路への対策ー全ての患者に対し
標準予防策
39
標準予防策とは()、()、()(汗は除く)()、()は感染の可能性を含んでいるとして対応する
血液, すべての体液, 分泌物, 排泄物, 粘膜や傷のある皮膚
40
標準予防策の理由は
未検査, 検査の限界, 未知の病原体
41
手洗いのタイミング
患者に触れる前, 清潔/無菌操作の前, 血液/体液に触れた後, 患者周辺の環境に触れた後, 患者に触れた後