問題一覧
1
機能的再組織化を引き出すためのリハビリテーション介入における原則は 「( )の回復」である。 つまり麻連肢を使用しない状態では、中枢神経系の機能的再組織化は引き出せない。
使用依存性
2
( )は実際に病棟でしているADLを評価する指標であり、1-7の7段階で評価する。この指標は回復期病棟における実績指数としても利用されている。
FIM
3
前大脳動脈領域の障害では( )に強い運動麻痺が生じ る可能性が高い。
下肢
4
姿勢の評価において、患者自身が自分の姿勢をどのように( ) かも重要な評価となる
感じている
5
要求される運動課題そのものや、その課題の遂行に関連する運動課題の学習を行うトレーニング方法を( )トレーニングという。
課題指向型
6
右中大脳動脈領域の脳梗塞を発症し1か月経過した、右利き67歳の女性。意識はJCS1-1、現在のSIAS運動項目は左上肢近位2、手指1A、下肢股関節3、膝3、足1である。FIM運動項目は50点台である。考えられる基本動作とADL障害それぞれ挙げて、それを挙げた理由について記述せよ
。
7
倒立振り子運動の原理に従うと、歩行中の立脚中期は( ) エネルギーがピークになったときである。
位置
8
( )出血では、反対側の運動麻痹、深部感覚障害や運動失調が生じる。
視床
9
起立トレーニングでは( )への荷重を促すことが重要であり、必要があれば体重計などを利用して具体的に数値目標を確認しながら実施する。
麻痺側
10
( )は脳卒中の機能障害を定量化するための総合評価セットである。9種類の機能障害に分類される22項目からなり、各項目とも3あるいは5点満点で評価する。
SIAS
11
脳梗塞後に生じる( )は、 細胞死に至らない機能障害が生じている状態であり、急性期の治療はこの領域をいかに温存することが目的となる。
ペナンブラ
12
機能的再組織化を引き出すためのトレーニングとしては( )な運動課題の学習が良い。
課題特異的
13
学習の( )とは、ある1つの課題において学習した内容が、類似した他の課題にも用いることができる場合である。
転移
14
損傷部位の遠隔にある領域の機能が一時的に抑圧されることを( )といい、回復には数週間以上かかる。
diaschisis, 機能解離, ダイアスキーシステム, ディアキーシス
15
遠く歩けるようにするためには立脚後期での床反力を得る必要があり、( ) の伸展角度を確保する必要がある。
股関節
16
意識に上る固有感覚を伝える後索-毛帯路の障害は感覚性( ) を生じさせる
運動失調, 失調
17
( )は静脈からの投与が可能な脳梗塞の急性期治療であり、発症後3時間〜4.5時間以内での投与が推奨されている。
tPA, アルテプラーゼ
18
神経細胞の基本構造として、樹状突起と軸索突起の2種類があり、神経細胞における学習が進む状態は、樹状突起の分岐や スパイン密度の( ) が起こった状態である。
増加
19
課題のフィードバックは、即時的かつ ( )に指示することが求められ、内在的または外在的な言語を使用するかを考慮したほうが効果的である。
定量的
20
立脚後期を作ることはTrailing Limb Angleを大きくさせることにつながり、前方への( ) が増す
推進力
21
脳卒中患者さんの理学療法を行う上でどのようなことが重要であるか、講義で学んだことを例に挙げて説明せよ
。
22
( )は総合的なバランスの指標であり、床からものを捨う、肩越しに後ろを振り向く、360°回転などの項目が含まれ、病棟歩行自立のカットオフは46点以上となっている。
BBS
23
シナプスの発火があれば伝導効率が上がることを( ) 則という
ヘブ
24
くも膜下出血では発症から14日以内に血管が細くなる( )が生じる可能性が高い
脳血管攣縮
25
脳血管障害のリハビリにおいて、意識障害が軽度で、入院後24時間の( )がなく、心疾患がない場合には離床開始する。
増悪
26
① 運動皮質から脊髄に直接つながる神経 回路として皮質脊髄路があり、 一次運動野→放線冠→( ) →中脳大脳脚→橋→延髄を通り脊髄に至る。
内包後脚
27
虚血性ペナンブラの改善は数時間から数週間であり、( ) の改善は数週間から2か月程度かかる。
脳浮腫
28
脳卒中後に見られる選択的で独立した運動が失われ、課題遂行において不適切に組み合わされた関節運動が生じることを( ) という
共同運動
29
脳血流量を一定に保つ機能として脳血管( )が備わっているが、脳卒中により破綻すると血圧の変動により脳血流も変動してしまう。
自動調節能
30
( )領域の梗塞では、同名半盲や視覚性失認が生じる。
後大脳動脈
31
脳卒中後の歩行パターンのうち、Extension thrust knee patternとは立脚期において膝が( ) してしまうパターンである
過伸展
32
上記患者さんに対する適切な理学療法アプローチとその理由について記述せよ
。
33
( )は脳卒中後によく起こる合併症の1つであり、運動野を含むような皮質下出血ではよりリスクが高い
痙攣, けいれん