問題一覧
1
先天奇形の子どもを出産した母親が、医師から説明を受けた。翌日看護師が、「昨日の説明でわからないところはありましたか。」と尋ねたところ、母親は「え、別に。何か問題がありましたか。」と何事もなかったように言った。母親の心理的反応はどれか。
否認
2
Aちゃんは39週0日に体重3.000gで出生した。。両親との3人家族である。顔貌などの特徴や心室中隔欠損があることからダウン症候群が強く疑われた。 問1.出生当日、医師は、両親に染色体検査の必要性と、検査の結果が出てから詳しい話をすることを説明した。両親は大きなショックを受けていたが、検査に同意をした。 Aちゃんの入院中における両親への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
一緒にAちゃんの世話をすることを提案する
3
Aちゃんは39週0日に体重3.000gで出生した。両親との3人家族である。顔貌などの特徴や心室中隔欠損があることからダウン症候群が強く疑われた。 間2.出生8日目、Aちゃんの体重は2,990gになった。母親は「初めての子どもで不安でしたが、少しずつ育児に慣れてきました。でも、うまく抱っこができません。」と訴えた。 母親がAちゃんを上手く抱けない理由で考えられるのはどれか。
Aちゃんの筋緊張の低下
4
妊娠32週、2,000gで出生した新生児に比べ、妊娠37週、2,000gで出生した新生児に起こりやすいのはどれか。
低血糖発作
5
Aちゃんは、在32週、体重1,800gで出生した。Apgar<アプガー>スコアは1分後8点、5分後9点であった。出生後30分、体温36.7°C、心拍数150/分、呼吸数70/分である。保育器に収容されている。出生から24時間の看護として適切なのはどれか。
心拍・呼吸を持続モニタリングする。
6
在胎30週2日、1,580gで出生した児。時舗はNICUに搬送されたれた。搬送時の体温36.6℃呼吸数48/分。心拍数118/分。先天的な異常は認められず、シングルウォールの保育器に収容されることとなった。 NICUにおけるこの児の受け入れ準備で適切なのはどれか
児専用の聴診器を用意する
7
面会に来た父親から「妻はまだ入院していて面会には来られないのですが、母乳が少しずつ出ていて、少しでも母乳を上げたいと言っています。どうしたらよいでしょうか。」と相談があった。説明で適しているのはどれか。
「探乳し冷凍した母乳を届けてください。」
8
NICUではディベロップメンタルケアを中心とした看護を行うこととなった。適切なのはどれか。
モニター音を下げる。
9
11歳の女児。2週前から夜尿が出現していた。本日登校中に倒れ搬送された。特記すべき既往歴はない。体温37.8°C。脈拍数100/分,呼吸数32/分。採血の結果,血糖値600mg/dl,代謝性アシドーシスが認められ、1型糖尿病の疑いで入院した。 第1間 患児に出現する可能性が低いのはどれか。
浮腫
10
1型糖尿病と診断され,主治医がインスリン自己注射の必要性を児と母親に説明した。患児は「自分で注射するなんてできない」と泣き出した。 第2問 対応で最も適切なのはどれか。
自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。
11
退院に向けて,医師、看護師、養護教諭と家族が話し合い,糖尿病外来での担当看護師を決めた。3週後,血糖値の自己測定とインスリンの自己注射ができるようになり退院した。学校に通い始めたが「4時間目の体育の前に血糖値を自己測定したところ,72mg/dlだった。体育の授業はどうしたらよいか」と養護教論から担当看護師に電話で相談があった。 第3問 助言で最も適切なのはどれか。
1単位補食後に参加する。
12
1型糖尿病で正しいのはどれか。
高度のインスリン分泌障害がある。
13
小児の1型糖尿病type 1 diabetes mellitusの説明で正しいのはどれか。
インスリン療法が必須である。
14
1型糖尿病type 1 diabetes mellitusと診断された人への説明で適切なのはどれか。
低血糖症状には振戦などの自律神経症状がある。
15
9歳のAちゃんは、2か月前から口渇,多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため,受診した。受診時の検査で,Aちゃんは、血糖398mg/d(食後3時間経過),HbA1C9.3%,動脈血pH7.40,尿糖4+,尿ケトン体+で,1型糖尿病type 1 diabetes mellitusの疑いで入院した。 第7問 Aちゃんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ。
高血糖, 浸透圧利尿
16
Aちゃんは1型糖尿病type 1 diabetes mellitusと診断され、インスリン注射4回法(朝・昼・夕に超速効型インスリン,就寝前に持続型インスリン)が開始された。 第8問Aちゃんへのインスリン注射の指導で適切なのはどれか。
自己注射の習得を目指す。
17
Aちゃんはインスリン療法を始めてからも食後2時間の血糖値が300~400mg/dlで高いため,超速効型インスリンが増量された。また,退院後に学校で行う体育の授業を考え,80kcalの運動を15時に行うことになった。 運動後,Aちゃんは悪心と手のふるえがあり,血糖値は54mg/dlであった。 入院患者へ夕食が配膳(はいぜん)されるのは18時である。 問Aちゃんへの看護師の対応で優先されるのはどれか。
グルコースを摂取させる。
18
3歳児が気管支喘息発作を起こした。アレルゲンはダニとハウスダストであった。 家族への指導で適切なのはどれか。
寝具は化学繊維のものを使用する
19
Aくん(11歳、男児)は喘息発作のため救急外来に来院した。喘鳴が著名で、経皮的動脈酸素飽和度Sp0288%(room air)) ピークフロー値5%である。 まず行うべきA君への対応で適切なのはどれか。
起生位を保つ。
20
気管支喘息に対する副腎皮質ステロイドの吸入療法について正しいのはどれか。
副作用は内服より少ない。
21
Aくん(12歳、男児)は、5歳で気管支喘息と診断され、抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。 Aくんは小学3年生までは、年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。そん後は、月に1回の外来通院で症状はコントロールされ、入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし、学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。 救急外来受診時のAくんの状態で考えられるのはどれか。
坐位になることを好む。
22
Aくん(12歳、男児)は、5歳で気管支喘息と診断され、抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。Aくんは小学3年生までは、年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。そん後は、月に1回の外来通院で症状はコントロールされ、入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし、学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。 Aくんの帰宅に際しての看護師の対応で最も適切なのはどれか。
発作が学校で起こった要因について話し合う。
23
頻回の嘔吐で起こりやすいのはどれか。
脱水
24
熱射病で正しいのはどれか。
意識障害が起こる
25
3歳の女児。2日前から38℃台の発熱と咳があり、元気がなくなり食欲低下した。今朝から体温が40℃に上がり、ぐったりしたので受診した。身長75cm、体重13kg、問いかけに返答しない。血液検査の結果、白血球32,000/mm³、Hb4.0/dl、尿素室素28mg/dl、クレアチニン0.6mg/dl、Na135mEq/L、K4.2mEq/L、胸部エックス線撮影の結果、肺炎と多断され入院した。 所見として考えられるのはどれか。2つ選べ。
湿性ラ音, 過呼吸
26
経皮的酸素飽和度(Spo)は85%であった。直ちに準備するものとして適切でないのはどれか。
心電図計
27
カリウムを含まない電解質液と抗菌薬との点滴静脈内注射が開始された。 輸液速度は始めの2時間は150 ml/H、その後は70ml/Hであった。 優先すべき観察項目はどれか。
排尿
28
心室中隔欠損症で、肺高血圧が長期に持続し、肺血管抵抗が上昇することにより、短絡血流が主に左右短絡から右左短絡になった状態はどれか。
アイゼンメジャー症候群
29
ファロー四徴症の乳児。無酸素発作を繰り返すようになり手術を受けることになった。手術前の看護で適切でないのはどれか。
腹臥位にする
30
Aちゃん(2歳10か月)は、両親と生後3か月の妹と4人で暮らしている。Aちゃんは、6日前に発熱および不定形発疹が腹部と背部とに出現した。解熱薬の使用によって、体温は一時的に低下したが、再び上昇したので受診した。受付時口唇の充血と乾燥が著明で、眼球結膜の充血と四肢の硬性浮腫とみられた。受診時の血液検査の結果は、CRP15.7mg/dl、AST221U/l、ALT541U/lであった。Aちゃんは川崎病と診断され、入院した。アスピリンの内服と-グロブリンの点滴静脈内注射が開始された。 入院時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。
アナフィラキシー様症状に注意する
31
心エコー検査で冠状動脈流が発見されたが、Aちゃんは元気にしており、退院することとなった。 Aちゃんの家族への退院指導で適切なのはどれか。
予防接種は退院後6ヶ月以降に行う
32
Aちゃん(生後5か月、女児)は、出生時、腟の後方に瘻孔があり、腸内容物が排出され、低位鎖肛と診断された。他に奇形は認められず、瘻孔は腟と尿道に交通していなかったため、体重増加を待って会陰式肛門形成術を行う予定とされていた。Aちゃんは順調に体重が増加しており、定期受診のため来院した。 受診時の観察項目で優先度が高いのはどれか。
腹部膨満
33
Aちゃんは、定期受診の1か月後、予定どおり会陰式肛門形成術を行った。術後2日、1日に6回の排便があり、造設された肛門周囲に発赤がみられている。 排便後の対応で最も適切なのはどれか。
微温湯で洗浄する。
34
術後2週、全身状態や創部の状態が安定し、肛門拡張のためのブジーが開始された。退院後もブジーを継続するため母親に指導を行うことになった。 ブジーの指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
食後は避けてください, 直腸の向きに沿ってゆっくり入れてください
35
Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080gであった。完全母乳栄養である。 現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窂症が疑われ入院した。 身体所見:体重3,380g、体温36.7°C。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。 検査所見: 白血球9,600/μL. Na 131mEq/L. K 3.4mEq/L,CI 86mEq/L,CRP 0.1 mg/dL。 Aちゃんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。
非胆汁性嘔吐である。
36
検査の結果、Aちゃんは肥大厚性幽門狭窄症と診断された。Aちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈内注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。 Aちゃんの術前看護で正しいのはどれか。
経鼻胃管は自然開放とする。
37
Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080gであった。完全母乳栄養である。 現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症が疑われ入院した。 身体所見:体重3,380g、体温36.7℃。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。 検査所見:白血球9,600/μL。Na 131mEq/L、K 3.4mEq/L、Cl 86mEq/L、CRP 0.1mg/dL 入院後3日。Aちゃんは全身状態が安定し、全身麻酔下で腹腔鏡を用いた粘膜 外図門筋切開術(Ramstedtくラムステッド>手術)を受けた。 術後の看護で適切なのはどれか。
授乳前後の排気
38
生後1か月の男児。Hirschsprungくヒルシュスプルング)病と診断され、生後6日、回腸部にストーマ造設術を行った。術後は良好であり、退院に向けてストーマケアに関する指導を行うことになった。 母親に対する指導として適切なのはどれか。
「ストーマ装具は便を捨てる部分が体の外側に向くように貼ってください」
39
Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15~20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。 浣腸後に想定される反応便はどれか。
イチゴゼリー様便
40
Aちゃんへの腹部超音波検査の結果、腸要積症の診断が確定し、静脈内注射による鎮静下で高圧浣腸が行われることになった。 看護師が一連の処置の準備をするにあたり、最も重要な物品はどれか。
経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)モニター
41
Aちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。 保護者への説明で適切なのはどれか。
「同じような症状が出たら受診してください」
42
Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。 看護師が収集すべきAちゃんの情報で優先度が高いのはどれか。
食欲
43
Aちゃんは排尿回数が減少し、全身に浮腫が認められた。血圧は110/68mmHgであった。尿検査を行い、尿蛋白4+であった。血液検査は、アルブミン1.3g/dL、総コレステロール350mg/dL、クレアチニン0.4mg/dL、K4.5mEq/であった。特発性ネフローゼ症候群と診断され入院した Na130mEq/LAちゃんが摂取を制限する必要があるのはどれか。
ナトリウム
44
Aちゃんは、ステロイド治療の開始後10日で尿蛋白が陰性となり、浮腫等の症状が改善した。入院後3週、ステロイド薬の副作用(有害事象)として、満月様顔貌が出現している。他に明らかな副作用(有害事象)は出現していない。ステロイド薬の内服を続けながら退院することになった。 Aちゃんの退院後の生活について指導する内容で適切なのはどれか。
満月様顔貌が気になる場合もステロイド薬の内服を続ける。
45
4歳の男児。3、4日前から活気がなく、眼瞼と下腿の浮腫に母親が気付き来院した。血液検査の結果、総蛋白3.7g/dL、アルブミン2.1g/dL、総コレステロール365mg/dL、尿白3.5g/日で、ネフローゼ症候群と診断され入院した。入院時、体重18.0kg。尿量300mL/日、尿素窒素12mg/dL。 入院時の食事で制限するのはどれか。
塩分
46
入院6時間が経過した。排尿がみられないため下腹部超音波検査を実施したところ、勝胱内に尿はほとんど認められない。 この時点で注意すべき徴候はどれか。
不穏状態
47
4歳の男児。3、4日前から活気がなく、眼瞼と下腿の浮腫に母親が気付き来院した。血液検査の結果、総蛋白3.7g/dL、アルブミン2.1g/dL、総コレステロール365mg/dL、尿蛋白3.5g/日で、ネフローゼ症候群と診断され入院した。入院時、体重18.0kg。尿量300mL/日、尿素窒素12mg/dL。 男児は尿番白(ー)となり、その後の経過は順調でプレドニゾロン15mg/日の退院時処方を受け、退院することとなった。 退院に向けた説明で適切なのはどれか。
人混みには行かない
48
A君(2歳6か月、男児)。両親との3人暮らし。脳性麻連と診断され、自力で座位の保持と歩行はできず専用の車椅子を使用している。話しかけると相手の目を見て笑顔を見せ、喃語を話す。 食事はきざみ食でスプーンを使うことができるが、こぼすことが多く介助が必要である。排泄、清潔および更衣は全介助が必要である。 定期受診のため外来を受診した。バイタルサインは、体温37.5°C、呼吸数 32/分、心箱数120/分、血圧108/48mmHgであった。両上肢と手関節は屈曲、両下肢は交差伸展し、背を反らしており、全身が緊張している。母親は看護師に「Aは、便は出ない日がありますが大体毎日出ています。時々夜遅くまで眠らない日がありますが日中は機嫌良くしています」と話した。母親に指導すべき内容で優先度が高いのはどれか。
筋緊張の緩和
49
A君の食事について看護師が母親に尋ねると「食べこぼしが多く、食べながらうとうとしてしまい時間がかかるし、十分な量も食べられていません」と話した。 A君の食事に関する母親への指導で最も適切なのはどれか。
ペースト食にしてみましょう
50
現在、A君の母親は妊娠16週で順調に経過している。母親は「出産のときにAを預かってくれるところを探そうと思っています」と看護師に話した。父親は会社員で、毎日20時ころ帰宅する。A君の祖父母は遠方に住んでおり支援をすることができない。 母親に情報提供する社会資源で最も適切なのはどれか。
レスパイトを目的とする入院
51
Aちゃん(5歳、男児)は、両親と2歳の妹と4人で暮らしている。Aちゃんは、1歳のときにてんかんと診断され、抗てんかん薬を服用していた。数日前から、失禁を伴う意識消失発作がみられるようになったため、検査と治療の目的で入院した。母親によると、抗てんかん薬を飲ませるのを忘れてしまうことがあったという。Aちゃんは、幼稚園に通っており、外で遊んだり絵本を見たりすることが好きである。知的発達の遅れはみられない。 Aちゃんは、入院後、突然意識が消失して動作が止まる10秒程度の発作が1日に数回みられているが、その他は元気に過ごしている。 Aちゃんへの看護で正しいのはどれか。
排尿時には付き添う
52
入院後2日。Aちゃんは、午後1時から脳波検査の予定である。看護師は、Aちゃんが自然入眠して脳波検査が行えるよう計画していた。Aちゃんは、午前5時に自然に覚醒した。 Aちゃんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
そのまま覚醒させ、午前中は眠らないように働きかける。
53
てんかん発作がみられなくなり、Aちゃんは退院することになった。退院後の内服について、母親は「指導を受けて忘れない工夫はしているのですが、2歳の妹の世話が大変で、つい忘れてしまうのではないかと不安です」と言う。 看護師の対応で適切なのはどれか。
母親の育児・家事の負担を減らす方法について話し合う。
54
二分脊椎の子供に特徴的な症状はどれか
排便障害
55
7歳の男児。7日前に咽頭痛を伴った38.0°Cの発熱があったが、放置して1日で解熱した。3日前に左膝関節痛を訴え、臀部に虫刺され用の発疹が2-3個あった。前日に右膝関節痛と両側肘関節痛とが加わり右膝関節は腫脹していた。本日、際部の発疹はさらに増え両側大限部まで広がっていた。腹痛も訴えるようになったため外来受診し、診察の結果、紫斑が確認されたので血管性紫斑病の病名で直ちに入院した。入院後の検査で便の潜血反応(3+)、尿検査では、蛋白(2+)、沈査には毎視野に赤血球30〜40個、白血球5〜6個があった。 看護について正しいのはどれか
腎炎を合併することがあるので尿量測定を毎日行う。
56
腹痛の原因として可能性の高いのはどれか。
消化管出血
57
7歳の男児。7日前に咽頭痛を伴った38.0°Cの発熱があったが、放置して1日で解熱した。3日前に左膝関節痛を訴え、臀部に虫刺され用の発疹が2-3個あった。前日に右膝関節痛と両側肘関節痛とが加わり右膝関節は腫脹していた。本日、際部の発疹はさらに増え両側大限部まで広がっていた。腹痛も訴えるようになったため外来受診し、診察の結果、紫斑が確認されたので血管性紫斑病の病名で直ちに入院した。入院後の検査で便の潜血反応(3+)、尿検査では、蛋白(2+)、沈査には毎視野に赤血球30〜40個、白血球5〜6個があった。 外来を受診した時の看護で誤っているのはどれか。
ほかの患児に感染するので個室に隔離入院するようにした。
58
呼吸時に収縮する筋はどれか
横隔膜, 外肋間筋
59
呼吸困難な時の体位はどれか
起座位
60
内圧が陽圧になるのはどれか
呼息中の肺胞
61
ガスの運搬で正しいのはどれか
肪でのガス交換は拡散により行われる。
62
小児の呼吸法が、腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか
7歳
63
酸素療法について誤っているものはどれか
酸素投与は、マスクやカニューレによる皮膚粘膜障害は怒るものの、それ以外の副作用がない安全な治療法である。
64
吸入(ネブライザー)について正しいのはどれか
管支拡張薬や喀痰溶解薬などをエアゾール状にして、直接、気道粘膜や肺胞に沈着させることで、薬物の吸収を促進する治療法である。
65
注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状として見られるのはどれか
待つことが苦手である
66
自閉症スペクトラム障害の特徴で正しいのはどれか。 2つ選べ
例え話や皮肉は理解できない場合が多い。, 聴覚や視覚に感覚過敏を生じることが多い。
67
医療的ケア児についての説明で間違っているものはどれか
医療的ケア児とは、高度な医療的な手当てが必要であり、在宅では生活できない小児である
68
医療的ケア児の看護での看護師の役割で誤っているものはどれか
訪問看護師の役割は在宅での医療的ケアを行うことであり、遊びの支援は行わない。
69
医療的ケア児の在宅移行のための基本的な条件として誤っているものはどれか
医療的ケアは、在宅に移行して繰り返し行ううちに習得できることを理解している。