問題一覧
1
神経細胞は①〜③などから構築されている
細胞体, 髄鞘, 軸索
2
軸索は①に覆われており、その間隙部分を②が伝わっていく。 この間隙部分を③と呼び、この間隙を飛び越えて刺激は伝わっていく。この仕組みを④という。
髄鞘, 電気的な刺激, ランビエ絞輪, 跳躍伝導
3
神経細胞同士がつながる部分は①と呼ばれる。 この部分では色々な②が放出され神経伝達を行う。 伝達物質には種々存在し代表的なものに③等がある。
シナプス, 神経伝達物質, アセチルコリン
4
神経細胞の電気的な活動を①と呼ぶ。 これは②と③に存在する④が移動し⑤が生まれることで生じる。 通常③には⑥が多く、②には⑦が多く分布している。 この自然なイオンの分布に逆らって細胞内外の勾配を形成し⑤を形成し①を生じる。 この際に使用されるエネルギーが⑧である
活動電位, 細胞内, 細胞外, イオン, 電位差, ナトリウムイオン, カリウムイオン, ATP
5
大脳には①と②があり、多くは③が①である。
優位半球, 劣位半球, 左大脳半球
6
優位半球前頭葉に存在する①と側頭葉に存在する②が言語野であり、前者が傷害されると③、後者が傷害されると④が生じる。
ブローカ野, ウェルニッケ野, 運動性失語症, 感覚性失語症
7
①では②が良好で相手の発した言葉の意味を理解可能なのでコミュニケーションが比較的取りやすい。 しかし言葉自体の発語に間違いが多く、聞き取りが困難である。また書字も困難なことが多い。
運動性失語症, 聴覚理解
8
一方で①では言葉一つ一つはスムーズにでるが、文章自体の構成がおかしく成立していない。また言語の理解自体が傷害されているのである他人の発した言葉を理解できないためコミュニケーションをはかるのは困難である。 また「めがね」を「もがね」と文字の並びと中身を間違えたり、「めがね」を「ぼうし」と全く別物をこたえることがある。 これを②といい、①の特徴の一つである。発語を全く聞き取れないほど支離滅裂な流暢性の状態を③といい、①に見られることがある。 質問内容を変えても最初の質問内容の答えを繰り返すことを④といい、いずれの失語の際にも認められる。
感覚性失語症, 錯語, ジャルゴン言語, 保続
9
優位半球の角回が障害されると、①〜④を生じる。この4つの徴候を生じる病態を⑤と呼び、特徴的な⑥として知られる。
左右失認, 手指失認, 失計算, 失書, ゲルストマン症候群, 神経脱落症状
10
劣位半球の頭頂葉では①や服をうまく着脱できなくなる②などが起こる。
病態失認, 着衣失行
11
後頭葉には①が存在し、片方が傷害されると反対側の②を生じる。 ③になると見えていないのに見えていると主張する特異な視覚障害を呈する。これを④という。
視覚中枢, 同名半盲, 両側障害, アントン症候群
12
①は後頭部の尾側に存在する。左右の②と正中部の③に分かれる。 ②は④を支配しており、障害されると障害側の指鼻試験で異常を認める(⑤)。指鼻試験以外に踵膝試験があり下肢の⑥に役立つ。 また拮抗運動障害も出現するので⑦なども診察上有用である。
小脳, 小脳半球, 小脳虫部, 四肢のバランス, 測定障害, 失調診断, 上肢回内回外交互反復運動障害
13
小脳虫部は①を支配しており、障害されると②を生じる。 ③は錐体路障害を意味し、足底を擦ると④する反応を見せる。 同様にくるぶしを後ろから前方に擦る場合でも同じ反応を見せるがこれを⑤という。成人では出現した場合即座に異常と判断できる。が幼児では残存しており1〜2歳くらいまでは出現しても異常はない。
体幹のバランス, 体幹の運動失調, Bakinski反射, 足趾が背屈, Chaddock反射
14
意識障害を起こす疾患は脳疾患に限らず、様々な疾患を想起する必要がある。 鑑別する際には頭文字を取って①という分類が理解しやすい。 A:②、③など I:④、⑤と③など U:⑥ E:⑦、⑧、⑨など O:⑩、11、12など T:13、14、15、16 I:17、18 P:19 S:20、21、22
AIUEOTIPS, 急性アルコール中毒, アシドーシス, 低血糖, 糖尿病性毛, 尿毒症, 肝性脳症, 高血圧性脳症, 電解質異常, 低酸素血症, CO2ナルコーシス, 薬物中毒, 頭蓋内血腫, 脳挫傷, 低体温, 脳腫瘍, 髄膜炎, 脳炎, 心因性, 脳卒中, 痙攣, 循環不全
15
頭痛は①と②に分類される。 ①は脳内に明らかな病変がない③、④、⑤がある。
一次性頭痛, 二次性頭痛, 片頭痛, 緊張型頭痛, 群発頭痛
16
片頭痛には①などの前兆を伴うとされるが前兆のない例が多く注意が必要である。 男女差では②に多い。 軽傷から重症まで幅広く適切な内服薬が必要である。発作時には③の内服薬が効果的である。 ④は最も頻度が高い頭痛であり、肩こりやストレスなどの影響も無視できない。 群発頭痛は⑤に多く、非常に強い痛みがこめかみや眼窩部に起こることが多い。 同側の⑥、⑦、⑧などの症状が出やすい。治療は片頭痛に準じた治療が行われる。
閃輝暗点, 女性, トリプタン系, 緊張型頭痛, 若年男性, 結膜充血, 流涙, 鼻閉
17
二次性頭痛は①や②などの明らかな原因がある場合をさすが、必ずしも脳の病気だけでなく③や④でも起こりうる。
脳腫瘍, 脳出血, 耳鼻科疾患, 歯科口腔疾患
18
脳は内側から順に①〜③の3つの膜で覆われている。 ②の下には④が還流しており⑤、⑥含めておよそ150mlの④が存在している。 一日に産生される④はおよそ⑦であり、1日の間に⑧程度入れ替わる。
軟膜, くも膜, 硬膜, 髄液, 頭蓋内, 脊髄腔, 450〜500ml, 3回
19
脊髄は①(=脊椎)に守られている。 脊椎の構成として、頚椎②、胸椎③、腰椎④ある。 頚神経は⑤あり、頸部だけは脊椎と⑥が異なる。
脊柱, 7個, 12個, 5個, 8組, 神経根の数
20
①と②は可動性があるが、③は④に守られており可動性が殆どない。 そのため⑤や⑥の発症率が①や②に比べて格段に低い。 脊髄はおおよそL1/2高位で⑦となり以降は⑧となる。
頚椎, 腰椎, 胸椎, 胸郭, 脊柱間狭窄症, 椎間板ヘルニア, 脊髄円錐, 馬尾神経
21
意識障害を表現する方法として①や②などがよく用いられる。 ①は簡便でわかりやすいが③で判定するため、④が難しいという難点もある。 ②は⑤、⑥、⑦の3項目に分けてスコアをつけるため、より詳細な意識状態の把握が可能である。
JCS, GCS, 開眼の有無, 細かな判定, 開眼, 最良言語反応, 最良運動反応
22
脳障害により意識障害が長引いて数ヶ月以上にわたって意識の回復が見られない状態を①と呼ぶ。いわゆる植物状態である。 自律神経系による基本的な生命維持は可能な状態であり、②と③のリズムも存在しているが、④や⑤が失われている。 ⑥の広範な障害後や⑦の障害後などに見られる。
遷延性意識障害, 睡眠, 覚醒, 運動機能, 感覚機能, 大脳皮質, 脳幹網様体
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①とは自律神経系を含めて全脳が②を受けている状態であり、③は停止した状態である。基本的な生命維持が可能な状態にある。 植物状態とは根本的に異なる。
脳死, 不可逆的な損傷, 自発呼吸
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脳疾患の検査として①や②がよく使われる。脳腫瘍や血管障害などより病変をわかりやすく描出するために③を用いることも多い。 ①では④を使用するが、⑤に十分注意する必要がある。 水溶性で⑥と⑦の2種類がある。⑤として⑧、⑨、⑩、11、12、13など非常に重篤なものが多い。 14の患者や過去に⑤を呈した患者には十分に注意する必要がある。
CT, MRI, 造影剤, ヨード造影剤, 副作用, 非イオン性, イオン性, 嘔気嘔吐, 蕁麻疹, 顔面浮腫, 喉頭浮腫, 血圧低下, 心停止, 気管支喘息
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ヨード造影剤は①から排泄されるので腎機能の評価は必須である。 糖尿病治療薬の一部では②をきたす可能性があるので③・④は非常に重要であり、事前に内服中止させる必要がある。 MRIでは⑤を使用するのが基本的な注意点はヨード造影剤と同じである。 ⑤特有の注意点として、高度な腎機能障害のある患者では⑥という合併症を起こす危険が高く、一定以上腎機能不良例では使用禁忌である。
腎臓, 乳酸アシドーシス, 既往歴, 内服薬チェック, ガドリニウム造影剤, 腎性全身線維症
26
①ではより血管を詳細を見るために②を行うことも少なくない。 ③や④を穿刺することが多いが血管内治療の場合には③を使用することが多い。
脳血管障害, 脳血管撮影, 大腿動脈, 上腕動脈
27
被曝の3原則である「①」「②」「③」に十分留意する。
時間, 距離, 遮蔽
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血管を穿刺し、血管内にカテーテルを挿入するため相応の合併症が起こりうるのでそれを想定した看護が大切である。血管穿刺部の出血や①の可能性があり穿刺部の状態には注意を払う必要がある。 また造影剤を使用するため②には十分に注意し、③が問題ない患者には④を促すなどの配慮が必要である
仮性動脈瘤形成, 尿量, 嚥下機能, 飲水
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①・②・③などいわゆる生活習慣病が主な引金となり④は進行していく。これが元で⑤や⑥などのリスクが高くなる。 穿通枝と呼ばれる細い血管が詰まるものを⑦、④が進行し血管内が徐々に狭窄していくものを⑧と呼称する。 心臓などに血栓が存在し脳梗塞を起こす場合は⑨と呼称する。 ⑩を治療として使用するが、血栓性の場合には11を使用し、塞栓性の場合には12を使用する。
糖尿病, 高血圧, 高脂血症, 動脈硬化, 脳梗塞, 脳出血, ラクナ梗塞, アテローム血栓性脳梗塞, 脳塞栓, 抗血栓薬, 抗血小板薬, 抗凝固薬
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脳梗塞の場合は特に①から②までの時間が重要であり、発症から③であれば強力な④である⑤を使用することが可能である。⑤の効果が乏しい場合や時間や検査結果により使用できない場合にはカテーテル治療による⑥の治療が可能である。現在⑦であればカテーテル治療の対象となることが多い
発症, 治療開始, 4.5時間以内, 血栓溶解薬, rt-PA, 血栓除去術, 8時間以内
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くも膜下出血は主に①に寄って生じる疾患である。 ②が突然に起こることが特徴である。破裂した脳動脈瘤を③や④により治療を行う。 手術までの間に⑤しないよう愛護的な看護が非常に重要である。強い痛みを伴う⑥は絶対に行っては行けない。 手術を無事乗り切った後は⑦に注意が必要であり、わずかな症状変化にも目を光らせるように心がける。 慢性期には⑧をきたすこともあり⑨や⑩を、行うことで症状の改善が期待できる。
脳動脈瘤破裂, 非常に強い頭痛, 開頭ネッククリッピング, コイル塞栓術, 再破裂, 筋肉注射, 脳血管攣縮, 正常圧水頭症, 脳室腹腔シャント術, 腰椎腹腔シャント術
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脳は①、外側を覆っている頭蓋骨は②ため、打撲部の直接損傷だけでなく③という他臓器にあまり見られない現象が起きる。 交通事故などで回転加速度が頭部にかかると④という障害を生じ、重症な意識障害を生じやすい。 ⑤はCTで診断がつくことが多いが、④については⑥でないと病変を描出することは難しい。 ⑦を生じるとその直下の⑧を損傷しやすい。この際に硬膜上の血管が破綻すると⑨という状態になる。 側頭骨骨折による⑩によることが多い。 血腫の形がCTにて11をしているのも特徴の一つである。 受傷直後は12がなく元気で、時間経過ごとに意識障害が出てくることがあるので注意する。
柔らかく, 硬い, 対側損傷, びまん性軸索損傷, 外傷性疾患, MRI, 頭蓋骨骨折, 硬膜, 急性硬膜外血腫, 中硬膜動脈損傷, 凸レンズ型, 神経症状
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急性硬膜下血腫の場合は基本的に①を伴っており、血腫量が少なくても②が強く、緊急手術が必要になることが多く、③も不良であることが多い。 急性硬膜外血腫とは違い、受傷直後から意識障害は高度に認めることが多い。血腫はCTにて④
脳挫傷, 脳腫脹, 機能的予後, 三日月型
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比較的高齢者に多い外傷として①がある。 交通事故のような強い外傷ではなく、「棚で頭をぶつける」ようなごく軽い頭部打撲で生じることが特徴でもある。手術は局所麻酔で②を行う。
慢性硬膜下血腫, 穿頭血腫除去術
35
脳腫瘍は他臓器同様に①と②に分けられる。 いずれも③のような突然発症するものではないため、④、⑤、⑥といった慢性的な⑦が現れることが多い。
良性腫瘍, 悪性腫瘍, 脳卒中, 頭痛, 嘔吐, うっ血乳頭, 頭蓋内圧亢進症状
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脳腫瘍の良性腫瘍の代表的なものに①、②、③などがある。 ④はくも膜顆粒由来の腫瘍で⑤に接して成長する。 一定以上の大きさのものや⑥のある場合は手術治療となる。 ⑦が豊富な腫瘍であり、術前に塞栓術を行うことも少なくない。また⑧を圧迫するように成長することが多いため⑨を起こして判明することも意外と多い。
髄膜腫, 下垂体腺腫, 神経鞘腫, 髄膜腫, 硬膜, 神経脱落症状, 栄養血管, 脳表, けいれん
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下垂体は①の真下に存在するため、下垂体に腫瘍が存在すると②という特徴的な視野障害が出現する。 一方で下垂体はホルモン分泌器官であり、③で病気が判明することも多い。 ④、⑤、⑥、⑦などがその代表的なホルモンである。 成長ホルモンが分泌過剰となると成人の場合、⑧という特異的な体の変化をきたす。
視交叉, 両耳側半盲, ホルモン過剰症状, 成長ホルモン, 副腎皮質刺激ホルモン, プロラクチン, 甲状腺刺激ホルモン, 末端肥大症
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①が分泌過剰となると間接的に副腎皮質ホルモン分泌が過剰となり、②や③などが顕在化してくる。 ④となると、⑤、⑥・⑦などが起きる。 このため女性では気が付きやすいが男性では気が付きにくく⑧しやすい傾向にある。
副腎皮質刺激ホルモン, 中心性肥満, 糖尿病, プロラクチン分泌過剰, 乳汁分泌, 月経不順, 停止, 巨大化
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①は文字通り「鞘」である髄鞘から発生する ②や③に生じる頻度が高い。 基本的に④であるが⑤に発生するため手術難易度は高い。サイズが小さい場合には⑥を選択することもある。
神経鞘腫, 聴神経, 三叉神経, 良性腫瘍, 脳深部, ガンマナイフ治療
40
①もホルモン分泌を担う器官の一つである。 ②を分泌しているが、睡眠のリズムを調整するほか、性的成熟を促す働きがあるので若年者に①の腫瘍ができると③が起こる
松果体, メラトニン, 性的早熟
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①は種々であるが頻度が最も高いものは②である。 WHOの分類では1〜4まで存在し一口に神経膠腫と言っても様々である。 最も悪性どの高いものが③である。MRI画像では Ring Enhancementと呼ばれる④が抜けた円形に造影剤が入ってゆく特徴的な形態をとる。 しかし⑤や⑥も同様の所見を取るため注意が必要である。基本的な治療は手術で可能中限り摘出した後に⑦と⑧を行うのが一般的である。 化学療法として内服薬の⑨や⑩、11を組み合わせて治療を行っている
悪性腫瘍, 神経膠腫, 神経膠芽腫, 中心部分, 転移性脳腫瘍, 脳膿腫, 放射線治療, 化学療法, テモゾロマイド, アバスチン点滴, 放射線治療
42
転移性脳腫瘍の原発として特に①、②、③・④などが多い。 ⑤が非常に少ないが、⑥に転移しやすく⑦に浸潤すると⑧や⑨が出現しうる。 一定以上の大きさを超える場合には⑩を行うが、患者さんの全身状態や原疾患の生命予後などを十分に考慮する。 大きさが小さいものに対しては11を行う。
肺癌, 乳癌, 胃癌, 大腸癌, 前立腺癌脳転移, 脊椎, 脊髄, 運動麻痺, 膀胱直腸障害, 手術加療, ガンマナイフ
43
重症筋無力症は①の異常によって②から③への伝達が悪くなり起こる病気である。 障害の程度は様々で、まぶたにのみ症状が生じる④と全身の筋肉におよぶ⑤がある。 約70%に⑥があるとされ、これがきっかけで⑦の診断に至ることは少なくない。 初発症状としては⑧が多く見られる。いずれにしても症状の出現には日内変動があり、朝よりも⑨に症状が強くなる。 ⑩、11などの12がきっかけで13することもあり注意が必要である。
神経節接合部, 神経, 筋肉, 眼筋型, 全身型, 胸腺の異常, 重症筋無力症, 眼瞼下垂, 夜, 感染, 疲労, ストレス, 重篤化
44
筋ジストロフィーには色々な型が存在するが最も生命予後が不良とされるのは①である。 ②のため基本的には③にのみ発症する。 生まれた時には気づかないが徐々に④、⑤ことなどで判明する。 ⑥のため、ふくらはぎは見た目には異常に大きくなる。 ⑦、⑧、⑨は正常に保たれる一方で⑩へ影響が及ぶこともある。 そのため生命予後が比較的良好とされる11では、この異常を起こしやすく12を必要とすることもある。
デュシェンヌ型, X染色体劣性遺伝, 男性, 転びやすい, 走るのが遅い, 仮性肥大, 外眼筋, 喉頭筋, 膀胱括約筋, 心筋, ベッカー型, ペースメーカー
45
脳変性疾患の代表的な疾患に①がある。 黒質の変性により②が枯渇しスムーズな体の動きを取れないことで症状が現れ始める。 典型的な症状は③であり左右どちらかの手から現れることが多い。 その他には④、⑤、⑥などがある。 筋固縮を示す診療所見として、⑦や⑧として認められその硬さを実感できる。 動きはじめの一歩がなかなか出ない⑨、動き出すとなかなか止まれない⑩、スムーズに大きな歩行ができずに細かなものになってしまう11なども特徴である。
パーキンソン病, ドーパミン分泌, 安静時振戦, 筋固縮, 無動, 姿勢反射障害, 鉛管減少, 歯車減少, すくみ足, 突進歩行, 小刻み歩行
46
認知症の症状はその性質から大きく2つに分けられる。①や②などの症状が③、④や⑤をはじめとした⑥、⑦などは⑧に分類される。 主体となるのは前者であるが介護の現場では問題になるのは後者であることも多く、⑨を処方することも珍しくない。 認知症の原因は様々である。⑩や11が引き金で悪化する12、脳内での13が原因と言われている14がよく知られている。 前頭側頭型認知症の1つで15が激しい16は前途2つに比べてやや17で発症する傾向にある。
記憶障害, 見当識障害, 中核症状, 暴力, 暴言, 精神症状, 徘徊, 周辺症状, 抗精神病薬, 脳梗塞, 脳出血, 脳血管性認知症, アミロイドβ蛋白沈着, アルツハイマー型認知症, 人格崩壊, ピック病, 若年
47
①でも認知症を来すものがある。 ②では様々な神経障症状を呈する可能性があり、認知症症状がきたす可能性があり③の検査は必要である。 認知症の程度を客観的に把握するために④や⑤、⑥などを用いる。
内分泌疾患, 甲状腺機能低下症, 甲状腺ホルモン, 長谷川式簡易知能評価スケール, ミニメンタルステート検査, ウェクスラー成人知能検査
48
いずれのタイプであっても認知症を①することはできず、②するための内服薬として、③、④、⑤などが用いられる。
根治, 進行を抑制, 塩酸ドネペジル, ガランタミン, メマンチン
49
運動ニューロン疾患の代表的なものに①がある。 ②と③の両方障害されることが特徴である。 進行性の④が主たる症状である。⑤はないので、病状進行してもこれを利用して⑥である。 四肢の筋肉がピクピクと震える⑦も症状の一つである。 眼球運動障害以外にも⑧と⑨も出現しない。
筋萎縮性側索硬化症, 上位ニューロン, 下位ニューロン, 全身随意筋麻痺, 眼球運動障害, 意思疎通可能, 線維束性れん縮, 感覚障害, 膀胱直腸障害
50
①や②のような感染が直接波及するもの以外に別部位での感染が原因で数週間後に神経症状を出す疾患が存在する。 代表的なものとして③がある。④である。 日本では先行感染として⑤によることが多いとされている。⑥から始まり⑦広がってゆき重症例では⑧を来す。
髄膜炎, 脳炎, ギランバレー症候群, 運動神経神経優位型末梢神経障害, カンピロバクター, 下肢, 上肢, 呼吸筋麻痺
51
脱髄性疾患の代表的なものとして①がある。 神経の軸索を覆う②の障害によって生じる。③、④、⑤など色々な病態に分けられるが⑥および⑦がこの病名の由来にもなっている。 ⑧による⑨、⑩、11、12などが特徴とされるが発症する部位によって様々な症状が出現する。
多発性硬化症, 髄鞘, 再発寛解型, 一次性進行型, 二次性進行型, 時間的, 空間的多発, 球後視神経炎, 視力障害, 知覚障害, ウートフ徴候, Lhermitte徴候
52
髄液内に炎症が波及すると①という状態に陥る。 ②、③を主訴とする④である。 悪化すると⑤に移行する可能性があり⑥が重要である。 免疫機能が正常な健常成人では⑦が多い。 多くは点滴による⑧と⑨のみで軽快するが、⑩が原因の場合には11の頻度が高くなり、重症化しやすい。 稀ではあるが12や13などの14が原因になることもあるが稀な15である。 クリプトコッカスは16という特殊な染色方法で検出可能である。 17、18、19でもない感染症が中枢神経系に多く存在する。20という疾患は21と呼ばれる特殊なタンパク質が原因で起こる感染症である。 22の原因としても知られている。
髄膜炎, 発熱, 頭痛, 炎症性疾患, 早期診断早期治療, ウイルス性髄膜炎, 水分補給, 安静, ヘルペスウイルス, ヘルペス脳炎, 細胞性髄膜炎, クリプトコッカス, カンジダ, 真菌, 髄膜炎, 墨汁染色, ウイルス, 細菌, 真菌, クロイツフェルトヤコブ病, プリオン, 狂牛病
53
中枢神経障害以外で意識障害を起こしうる疾患・病態を5つ
アルコール中毒, 尿毒症, 敗血症, 精神疾患, てんかん
54
CTとMRIのそれぞれの特徴。長所、短所は何か比較して具体的に述べよ
CTは脳出血を含めた出血性病変が評価しやすく被曝を除けば患者に対する侵襲が少ない。しかし骨に囲まれた部位の画像の精密度はMRIに劣る。MRIは脳梗塞など微小な血管内病変が評価でき、被曝もないが撮影時間が長く、ペースメーカーなどの植込み術を受けている患者には禁忌である。
55
腰椎穿刺の手順、検査中及び検査後の注意点、本検査の禁忌などを含みながらまとめて述べよ
側臥位の状態で、第3と第4腰椎間、あるいは第4と第5腰椎間のくも膜下腔にスパイナル針を穿刺し、患者の診断・治療を行う。穿刺部位はヤコビー線を目安とする。穿刺中は患者の意識状態や下肢のしびれ、疼痛の有無などを観察する。また腰椎穿刺に伴う神経症状、低髄圧症状、髄膜炎などの副作用・合併症に注意する。
56
12脳神経を1から順番に
嗅神経、視神経、動眼神経、滑車神経、三叉神経、外転神経、顔面神経、内耳神経、舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経
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JCSスコアそれぞれの状態を説明せよ
刺激がなくても覚醒している状態(Ⅰ桁)、刺激すると覚醒する状態(Ⅱ桁)、刺激しても覚醒しない状態(Ⅲ桁)の大きく3群に分け、さらに各群を外界からの刺激に対する反応によって3段階に分けることができる。意識清明状態を0とし、10段階からなり、点数が高くなるほど意識状態が悪いと判断できる。
58
徒手筋テスト(MMT)の0から5つのそれぞれの状態を説明せよ
5:強い抵抗を加えても、運動域全体にわたって動かせる, 4:抵抗を加えても、運動域全体にわたって動かせる, 3:抵抗を加えなければ重力に抗して、運動域全体にわたって動かせる, 2:重力を除去すれば、運動域全体にわたって動かせる, 1:筋の収縮がわずかに確認されるだけで、関節運動は起こらない, 0:筋の収縮は全く見られない
59
高血圧性脳出血の好発部位を順に5つ述べよ
被殻、視床、橋、小脳、皮質下
60
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者の初診時から退院までの治療、看護について注意点を含めながら説明せよ
意識状態、呼吸状態を評価し、光や音などでも増悪のリスクがあるため暗く静かな部屋で安静を保つ。急変した場合は、バイタル含めた患者評価を怠らず、必要に応じてMETコールも検討する。退院までに脳卒中地域連携パスを作成し、退院後も患者に対する情報共有が円滑に行えるよう手配する必要がある。