問題一覧
1
誤ってるものは?
輸血療法は患者が抱える疾患の根治を目的とする。
2
献血者の基準・献血の間隔として誤っているのは?
400mL の全血献血は体重40kg以上なら実施可能である。
3
輸血に際しては到達すべき[ 3 ]に応じて毎回の投与時に補充すべき成分量を計算し、[4]を決定する。
目標値, 投与量
4
輸血後には副反応などの[ 』のほか、[ ]を評価する。
合併症, 有効性
5
照射赤血球-LR に関する以下の記述のうち誤っている記述を2つえらびなさい。
有効期間は購入から 28日間である。, 受血者のドナー数削減を目的として 200mL 献血由来製剤の使用が推奨される。
6
以下の記述のうち誤っている記述を選びなさい
合成血液-LRは型新鮮凍結血漿とAB型赤血球を混合して調整する。
7
新鮮凍結血漿-LRに関する以下の記述のうち誤っている記述を2つえらびなさい。
出血傾向改善のみを目的として投与する。, 有効期間は1年間であるが、融解後は4時間以内に使用する。
8
濃厚血小板-LRに関する以下のうち誤っている記述をえらびなさい。
血小板は環境の変化に強く、保存状態による輸血効果の低下は生じにくい。
9
以下のうち外観による製剤の状態チェックが重要な製剤はどれか。
すべて
10
以下のうち誤っている記述をえらびなさい。
非免疫学的要因による血小板輸血不能ではHLA 適合血小板の使用を検討する。
11
以下のうちO型のRBC-LRに貼られたラベル色を選びなさい。
水色
12
アルブミン製剤の使用目的として誤っているものはどれか。
栄養状態の改善
13
自己血輸血に関する以下の記述のうち誤っている記述を2つ選びなさい。
自分の血液を戻すため、輸血に関するリスクはない。, 15歳以下の患者では自己血貯血は禁忌である。
14
以下のうち自己血輸血のメリットとならないものはどれか。
細菌汚染の可能性
15
以下のうち貯血式自己血輸血の禁忌とならないものはどれか。
体重40kg以下
16
輸血用血液製剤の運用に関する以下の記述のうち誤っている記述を2つ選びなさい。
Type&Screenでは輸血前に必要な検査をすべて実施し、あらかじめ手術室に輸血用血液製剤を届けておく。, 不規則抗体が陽性でもType&Screenの対象としてよい。
17
輸血検査に関する以下の記述のうち誤っている記述をえらびなさい。
原則として血液型は生まれてから変わらないため、血液型検査は1回の実施で構わない。
18
ABO血液型に関する以下の記述のうち誤っている記述をえらびなさい。
ABO血液型抗原はタンパク抗原である。
19
ABO血液型に関する以下の記述のうち誤っている記述をえらびなさい。
ABO血液型は第6染色体の短腕にコードされている。
20
以下の記述のうち正しい記述をえらびなさい。
キメラやモザイクの患者の血液型を検査すると、部分凝集と呼ばれるパターンが観察される。
21
造血幹細胞移植ではHLAよりもABO血液型の一致を優先する。
×
22
赤血球表面のABO血液型抗体を調べる検査をオモテ検査、血清中の抗A、抗Bの存在を調べる検査をウラ検査と呼ぶ。
×
23
オモテ検査、ウラ検査共にABO血液型を調べる検査であるため、どちらか一方のみ行えばABO血液型を確定することができる。
×
24
試験管法で使用する赤血球浮遊液の濃度は約10%である。
×
25
生後4カ月以内の新生児ではウラ検査を省略しても良い。
○
26
患者赤血球浮遊液作成時には赤血球をよく洗浄する。
○
27
試験管法で判定したABO血液型の結果は検体ごとにまとめて記入する。
×
28
強すぎる遠心条件は偽陽性によるオモテウラ不一致の原因となる。
○
29
検体や試薬の入れ忘れは偽陽性によるオモテウラ不一致の原因となる。
×
30
汎血球凝集検体はオモテ検査での偽陽性の原因となる。
○
31
キメラやモザイクの検体ではオモテ検査で部分凝集を認めることがある。
○
32
異形輸血後にはオモテ検査で部分凝集を認めることがある。
○
33
連銭形成の検体ではオモテ検査で偽陽性を認めることがある。
×
34
新生児や高齢者ではウラ検査で偽陰性を認めることがある。
○
35
Rh抗原系ではD、C、c、E、eが臨床的に重要とされる。
○
36
日本人におけるRhD陰性の割合は0.5%である。
○
37
RhD血液型は全て直後判定で決定してよい。
×
38
weakD、prtialDの患者はRhD抗原を持つため、RhD陽性の血液を輸血する。
×
39
カラム凝集法には部分凝集が判定しやすいというメリットがある。
○
40
カラム凝集法はフィブリン析出の影響を受けにくい。
×
41
血清中で抗A、抗B以外に赤血球と反応する抗体を総称して規則抗体と呼ぶ。
×
42
溶血性輸血反応や胎児・新生児溶血性疾患の原因となる不規則抗体を臨床的意義のある抗体と呼ぶ。
○
43
臨床的意義のある抗体は37℃反応性のIgMであることが多い。
×
44
日本人におけるRhEの保有率は約50%である。
○
45
E抗原はABO血液型に次いで重要であり、輸血前の必須検査項目に含まれる。
×
46
MNS抗原はブロメリンやフィシンで分解される。
○
47
抗Mや抗NはABO血液型オモテ試験で偽陽性を示すことがある。
×
48
抗P1陽性の場合は特別な製剤を選択する必要がある。
×
49
日本人では抗Kが産生されることはないと考えてよい。
○
50
Lewis抗原は型物質の分泌と密接に関連する。
○
51
抗Fyおよび抗Fyは胎児・新生児溶血性疾患の原因となる。
○
52
抗Fyaおよび抗Fybは遅発性溶血性反応の原因となる。
○
53
抗JKaおよび抗Jkbは抗体の力価低下が速い。
○
54
Dia抗原は日本人では100%陽性のため検査の必要がない。
×
55
稀な血液型に対する輸血では凍結赤血球を使用することがある。
○
56
間接抗グロブリン試験(IAT)における反応増強剤は反応時間短縮と感度上昇を目的に使用される。
○
57
IATにおいて洗浄が不十分だと残存した余計なIgGが原因で偽陽性を示すことがある。
×
58
PEGを使用した場合にはグロブリンの沈殿に注意が必要である。
○
59
洗浄が不十分だったIAT検査試験管にクームスコントロール血球を添加すると凝集を認める。
×
60
クームスコントロール血球の使用は凝集の見落としを発見することができる。
×
61
不規則抗体スクリーニングは可能な限り交差適合試験に先立って実施する。
○
62
交差適合試験では臨床的意義のある抗体を検出するため、必ず生食法を含んだ方法で実施する。
×
63
母親、または児の初回不規則抗体スクリーニング検査が陰性の場合、生後4カ月未満の乳児では2回目以降の検査を省略してよい。
○
64
IATをカラム法で実施する際、エアーギャップが生じなくとも結果に影響はない。
×
65
抗E陽性の患者ではE抗原陰性の輸血用血液製剤を用意する。
○
66
抗Jka陽性の患者ではJKa抗原陰性の輸血用血液製剤を用意する。
○
67
抗S陽性の患者ではS抗原陰性の輸血用血液製剤を用意する必要はない。
×
68
航Leb陽性の患者ではLeb抗原陰性の輸血用血液製剤を用意する必要はない。
○
69
抗N陽性の患者ではN抗原陰性の輸血用血液製剤を用意する。
×
70
同種抗体を保有し、かつ3か月以内の輸血歴がある場合には交差適合試験に際して自己対象も検査することが望ましい。
○
71
製剤中のRBCが直接抗グロプリン試験陽性の場合、交差適合試験が不適合となることがある。
○
72
ABO血液型が不明な患者に輸血をする際、RBCはO型を選択する。
○
73
ABO血液型が不明な患者に輸血をする際、FFP・PCはO型を選択する。
×
74
受血者血清と供血者赤血球を用いて検査するのが交差適合試験の副試験である。
×
75
患患者の血液型が確定しており、日本赤十字血液センターから供給される製剤を使用する場合には副試験は省略できる。
○
76
患者血漿中に含まれる不規則抗体の検査が直接抗グロブリン試験である。
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77
輸血効果が不十分で溶血所見がある場合には直接抗グロブリン試験を実施する。
○
78
グリシン・塩酸/EDTA解離を行った赤血球はその後の検査に利用できない。
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79
直接抗グロブリン試験では検査用赤血球を洗浄する必要はない。
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80
3か月以内に輸血歴があっても自己血球による抗体吸着を実施してよい。
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