問題一覧
1
Q 日本の人口に関する指標のうち、平成23年(2011年)以降、増加傾向にあるのはどれか。 2つ選べ。
老年化指数, 従属人口指数
2
老年化指数を求める式はどれか
(老年人口/年少人口)×100
3
Q 平成29年(2017年)の日本における出生の動向で正しいのはどれか。2つ選べ。
母の年齢別にみた出生率は30~34歳が最も高い。, 出生率は8.0人口千対を下回っている。
4
日本の主な死因別にみた死亡率(人口10万対) の年次推移を図に示す。心疾患はどれか。
B
5
Q 平成30年(2018年)の人口動態統計月報年計における性・年齢階級別にみた主な死因の構成割合を下記に示す。自殺はどれか。
E
6
Q.成人男性の部位別にみた悪性新生物の年齢調整死亡率の推移のグラフを示す。 Aの一次予防としてただしいのはどれか。
受動喫煙防止
7
Q 粗死亡率は上昇しているが年齢調死亡率は低下している。この理由で正しいのはどれか。
高齢者の増加
8
Q A市の保健師は、県の発表したがんの標準化死比(SMR)を周辺自治体と比較して表のような結果を得た、解釈で正しいのはどれか
A市の男性の肺がん死亡率が高い
9
国勢調査について正しいのはどれか
調査は世帯ごとに実施する
10
患者調査について正しいのはどれか
推計患者数には調査日に受療した患者数が含まれる
11
日本の人口動態統計で正しいのはどれか
死因はICD-10に基づき分類する
12
死因を調査するのはどれか
人口動態調査
13
国際疾病分類くICD>について正しいのはどれか。
世界保健機関<WHO>が改訂を行っている。
14
国際生活機能分類(ICF)に関する説明で適切なのはどれか。
背景因子は「個人因子」と「環境因子」である
15
疫学について謝っているのはどれか
個人の疾病の原因究明が主な目的である
16
Q A市のある一時点におけるC型肝炎を有している人の割合を示す指標はどれか。
有病率
17
Q 人口10万人のA市におけるある年度の死亡数は1,000人であった。悪性新生物の罹患数は300人であり、その死亡数は200人であった。 死亡に占める悪性新生物の相対頻度を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
20
18
有病率を低下させる要因はどれか
重症化して短期間に死亡する人が増える
19
Q 女性1,000人を5年間追跡調査したところ.50人が子宮がんになり、そのうち20人が死亡した: 子宮がんの累積罹患割合(累積罹患率)で正しいのはどれか。
5%
20
Q 人口1,000人のA村で10年間での死亡数は20人であった。人年法によるA市の死亡率(10万人 年対)はどれか、
200人
21
Q A市におけるある年の炎の罹患患者数は1,000人であり、そのうち死亡数は50人であった。これらの肺炎患者のうち感染症Bによるものは100人であり、そのうち死亡数は15人であった。感染症B による致命率く致死率>を求めよ。 ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
15%
22
Q 市の保健師は地域アセスメントを行うために量的データの分析を行った。分析疫学を用いているのはどれか
出産時の母親の年齢区分別と訪問時のエジンバラ 産後うつ病質問票<EPDS>の得点分布のクロス集計表
23
分析疫学はどれか
縦断調査で喫煙習慣と胃がん罹患率との関係を検討した。
24
Q ある時点における世界各国の一人当たり食塩 摂取量と高血圧症有病率との関係を図示し、相関係数を求めた。 この研究方法はどれか。
生態学的研究
25
コホート研究はどれか
喫煙習慣のある集団とない集団との脳卒中発生状況を経年的に追跡した
26
Q 前向きコホート研究と比較した場合の症例対照研究の特徴はどれか.
まれな疾病の研究に適している。
27
危険因子に曝露した群の罹患リスクの、曝露していない群の罹患リスクに対する比はどれか。
相対危険
28
症例対照研究で計算が可能な指標はどれか。
オッズ比
29
多量飲酒者2,000人と非飲酒者3,000人とを5年間追跡し,多量飲酒者から200人、非飲酒者から150人のがん罹患を確認した。多量飲酒のがん罹患に対するリスク比を求めよ
2.00
30
大量喫煙者と非喫煙者の5年間の心疾患による死亡データを表に示す。 10万人年対の寄与危険を求めよ、
200
31
寄与危険で正しいのはどれか
曝露を除くと曝露群の罹患率がどの程度減少するかを示す
32
Q喫煙による肺がん発症のリスク比が8の場合の 寄与危険割合を求めよ。
87.5%
33
以下の表は,ある人口集団における1年間の観察による、曝露要因と疾病発生の関係を示したものである。人口寄与危険割合を求めよ、
68%
34
0日10万当たりの年間の肺がん死亡率が喫煙者では100、非喫煙者では20,集団全体では50であった。 人口寄与危険割合はどれか。
60%
35
Q 気管支喘息の有病率の地域比較調査を行ったところ、A地区では問診で判定し、B地区では呼吸機能検査で判定していたことがわかった疫学調査法におけるこのような問題点を何というか。
情報の偏り
36
Q 多量飲酒とがんに関する症例対照調査を実施した多 量飲酒の肺がん発生に対するオッズ比は2.0であったが、多量飲酒と喫煙の関連が強いので,喫煙有無別に集計した。喫煙有群、喫煙無群ともオッズ比は1.0となった。 多量飲酒と肺がんとの関係に影響を与えている喫煙の作用はどれか
交路因子
37
Q エビデンスレベルが最も高い研究デザインはどれか.
無作為化比較試験
38
マッチングで正しいのはどれか
交路因子の制御法である
39
Q 症例対照研究における交絡因子の制御方法はどれか。
マッチング
40
Q A市では心疾患の粗死亡率は全国値のおよそ2倍である。 このため65歳以上の高齢者の生活習慣と高血圧症について疫学調査を実施することにした。 A市立病院の受診者の中から高血圧症の患者を選び症例対照調査を行うことにした。対照者の選び方で適切なのはどれか。
.各症例と同性で居住地、年齢が近い健康な人を選ぶ
41
面接調査で生活習慣の情報を収集することにした。面接で考慮すべきバイアスはどれか
思い出しバイアス
42
Q ある事業所から発熱・下痢の集団発生があった旨の連絡があり疫学調査を行った。分析において有用性が低いのはどれか。
ROC曲線
43
Q スクリーニングに用いられる検査方法の頼性または妥性で正しいのはどれか。
系統誤差が小さければ妥当性が高い
44
Q ある集団に対してスクリーニング検査と確定診断とを同時に実施した結果を表に示す。 特異性はどれか
88.8%
45
スクリーニングで敏感度が低い場合の問題点はどれか.
患者の見落としが多くなる。
46
陽性反応的中度が上昇する理由として適切なのはどれか
疾患の有病率が上昇した
47
新たにがんのスクリーニング法が開発され、市では住民検診で利用できるか検討することになった。 市内のA病院でがん患者100人と健康な人100人を対象に調査を行い、検査陽性とがん罹患との関連が明らかになった、市と地域の医療機関は協力体制がとれており、これまでのがん検診では一次検診と精密検査の実施体制が確立されている。 Q-1スクリーニング検査法評価の指標の中で,A病院で行った調査の結果と比べて、住民200人を対象に調べた場合に結果が低くなる可能性があるのはどれか。
陽性反応的中度
48
2 新しいスクリーニング法を住民に試行して、評価をすることにした。検査陽性者は、スクリーニング検査1年後まで追跡をして全員のがんの罹患状況を確認することにし、検査陰性者のがんの罹患状況は、地域がん登録を照会して確認することにした。検査陽性者と陰性者との全員を1年間追跡したときの結果を真の値とする。 黄の値と試行の結果をそれぞれに比べて、その差が最も大きくなる可能性があるのはどれか。
敏感度
49
3 住民を対象にした試行の結果、スクリーニング検査法の精度がよいことが確認できた。このスクリーニング検査法を用いて住民検診を実施することにした。 一次検診と精密検査を委託する市内の医療機関に協力を依頼する内容で優先度が高いのはどれか.
要精検者に受診を勧める
50
Q プライマリヘルスケアの説明で正しいのはどれ かQ プライマリヘルスケアの説明で正しいのはどれ か
活動原則の1つに地域資源の有効活用がある。
51
Q 生活習慣病に対する取り組みのうち、Aにあたるのはどれか.
糖尿病の治療を中断した者に受診を勧奨する
52
Q 運動が骨密度に与える形響を調査するため、5年間の追跡調査を計画した。参加者を県内の主な企業を通じて募集し、運動指導群と対照群とに割り付けた。参加者は事前に連絡先を登録し、年1回ニュースレターを送付した。運動指導群はそれに加えて運動指導を実施することとした。 Q-1 500名の応募者があり、ベースラインの骨密度の測定を行った調査対象者の割り付けに際して行うのはどれか、
無作為化
53
2 調査開始1年後に企業を通じて健康状態に関する調査票を送付したところ、1割が該当者不在で戻ってきた。対応で最も適切なのはどれか。
事前に登録された連絡先に問い合わせる
54
人口2万人のA市において運動習慣の有無と総死亡数との関連に注目し、施策に反映させるために疫学調査を行うこととした。特定健康診査の際に運動習慣に関する聞き取り調査を行った。運動習慣ありを「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」と定義し、その後5年間の死亡の有無を確認した。 Q-1この研究デザインはどれか。
コホート研究
55
2 A市は全国と比較して、住民の平均年齢が高いと推測した。得られた死亡率を解釈する際に、年齢構成を考慮するために間接法による年齢調整を行うこととし、標準化死亡比<SMR>を求めることとした。 その際に必要な情報はどれか。
観察集団の総死亡数
56
Q 人口10万人のA市では、脳血管疾患の死亡割合が全国と比較して大きいことが明らかになった。そこで、脳血管疾患の予防対策の一環として血圧に注目し、一部の市民を対象とした塩分摂取量の把握のための聞き取りによる食事調査を行うこととした。 Q-1 調査者の主観が影響しにくい標本を選ぶ方法はどれか。
無作為抽出
57
2調査の対象者の塩分摂取量を評価するため、平成28年2016年の全国の結果と比較することにした。 比較するのに有用な統計資料はどれか。
国民健康、栄養調査
58
調査の結果、全国と比較して塩分摂取量が多く、さらに塩分摂取量が多い対象者の血圧は、塩分摂取量が少ない対象者と比較して高いことが分かった。調査結果を表に示す。 高血圧に関して「塩分摂取量が多い」の「塩分摂取量が少ない」に対するオッズ比を求めよ。 ただし小数点以下第二位を四捨五入すること。
1.7