問題一覧
1
主回路とは
トロリー線の電源を集電し、モーターを経てグランドする回路
2
高圧補助回路
トロリー線の電源を利用して、電車走行用の動力以外の必要な機器を経てグランドする回路
3
低圧補助回路
電車で発生した電源で種々の機器を動作させるための回路
4
制御回路
モーターを制御するための機器の回路で、電源は低圧補助回路の電源を使用
5
集電装置に要求される条件
固有抵抗の小さい良導体であり、集電容量が大きいこと, 機械的強度があること, 電車の動揺に対しても架線から離れないこと, 高電圧に耐えること, 架線と接触する部分の摩擦抵抗が少なく、架線を損傷しないこと
6
シングルアームパンタグラフの利点
部品が少ないので保守の軽減ができる, 高速時において架線との追従性が良い, 前方からみた投影面積が小さいので、走行中の雪の付着が少なく、大きな離線やパンタ降下が少なくなる, 高速走行時に空気の乱れの発生が少ないので低騒音である
7
カーボン系摺板の特徴
摺動面の荒れることが軽減される, 摺板の摩耗率の向上が図られる, トロリー線の磨耗の軽減を図ることができる, 保守の軽減が図られる
8
電動機とは
電気エネルギーを機械的エネルギーに変えるもの
9
電車で使用される電動機
主電動機, 電動発電機, 空気圧縮電動機, カム電動機, 送風機用電動機
10
相鉄で使用されている電動機
主電動機, 電動発電機, 空気圧縮機用電動機
11
電動機の定格 上から順に ・MM ・MG ・CPM
定格1時間, 連続定格, 定格30分
12
電車の主電動機として必要な条件
広い速度範囲で効率よく使用できること, 速度制御と回転方向の転換を容易に行えること, 起動時と勾配線区で大きな引張力が得られること, 負荷の変化に対して消費電力に大きな変動がないこと, 小型・軽量で定格出力の大きいこと, 耐振動・耐衝撃と耐水性、塵や埃などに強いこと, 保守・点検が容易で故障の少ないこと
13
抵抗制御法とは
主電動機に接続された主抵抗器の抵抗値を変えることにより、主電動機に加える電圧を変化させ速度制御する
14
直並列制御法とは
主電動機の接続を直列から並列に変えることにより、主電動機に加える電圧を増加させ速度を制御する
15
界磁制御法とは
主電動機の界磁コイルの磁束を変化させることにより速度を制御する
16
VVVF制御法
主電動機に誘導電動機を使用し、モーターに加える電圧と周波数を変化させて、回転力や回転数を変化させることにより、速度制御を行うものである
17
VVVFインバータ制御装置とは
トロリー線から集電したDC1500Vを三相交流に交換し、モーターに供給する
18
VVVF制御のメリット
主抵抗器を用いないため、起動時に発熱を伴わず消費されるエネルギーが節約される, 電力回生ブレーキにより、列車の運動エネルギーをトロリー線に送り返しエネルギーの節減が図れる, 列車の速度制御にあたって「進段」を必要としないので、スムーズで乗り心地が良い, 車輪とレール間の粘着力を最大限に有効活用できる, 粘着力の有効活用により、同一加速特性において列車編成中の電動車数を減少することができる, 無接点化による保守の簡素化
19
ゲート制御装置の機能
すべり制御, 電圧制御, 周波数制御, 前進・後進切替三相交流の相順切替, 力行・回生ブレーキ切替
20
回生ブレーキ
回生ブレーキとは機械的エネルギーを電気的エネルギーに変えて発生した電気をトロリー線に還元するとともに、この時の主電動機の反回転力によりブレーキをかける方法