暗記メーカー
ログイン
民法II 用語
  • ark

  • 問題数 65 • 1/12/2025

    記憶度

    完璧

    9

    覚えた

    24

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

    アカウント登録して、解答結果を保存しよう

    問題一覧

  • 1

    自己のためにする意思をもって物を所持することは?

    占有

  • 2

    代理による占有をした人を何と呼ぶ?

    占有代理人

  • 3

    他人が所有者であることを前提とした占有は?

    他主占有

  • 4

    占有者が自分で物を現実に持っている状態は?

    直接占有

  • 5

    代理占有のように、他人の占有を通じて占有している状態は?

    間接占有

  • 6

    所有の意思を持って所有することは?⇔他主占有

    自主占有

  • 7

    占有の原則的な形態は?

    原始取得

  • 8

    占有者がその占有を妨害されたとき、その妨害の停止を請求可能(198 条)では○○○○の訴えができる。

    占有保持

  • 9

    妨害されるおそれがあるとき、その妨害の予防を請求可能(199 条)では○○○○の訴えができる。

    占有保全

  • 10

    占有を奪われたとき、その物の返還を請求可能(200 条)では、○○○○の訴えができる。

    占有回収

  • 11

    ①ある債権(とりわけ金銭債権)の 回収 を確実にする目的で、当該債権に関連づけて、債権者が、債務者または第三 者の所有する 物 (動産・不動産)または権利を対象に取得する特別な物的権利 あるいは ②もしも債務者が当該債務の履行をしない、またはすることができないときは、債権者はその権利(担保物権)を行使して、 その物または権利の有する交換価値を 現実化 (競売等)して、他の一般債権者に優先して債務の弁済を受ける ことができる権利は?

    担保物権

  • 12

    強制執行の手続において(破産手続の場合も同様)、債権は、その発生原因、発生した時期いかんにかかわらず平等に扱われる →債権者には全額の弁済を受けるという保証なし という原則は?

    債権者平等の原則

  • 13

    債権者が、債務者または第三者の所有物または権利に対して、特別の権利(すなわち、 担保債権 )の設定を受けあるいは取得し、債務者が債務の弁済をしない場合、その担保物権を裁判所の競売手続により行使してその物または権利の有す る価値を現実化させるなどして、そこから他の債権者に先立って優先的に当該債権の弁済を受けるものは?

    物的担保

  • 14

    債権者が、ある債務に関し、保証人と 保証契約 を結び保証債務を負わせておき、債務者がその債務(主たる債務)の履行をしないときに、保証人にその保証債務の履行をさせるというもの(446 条以下)は?

    人的担保

  • 15

    民法典に載っている担保の方式は?⇔非典型担保

    典型担保

  • 16

    法定によって発生する担保物権は?

    法定担保物権

  • 17

    当事者の合意で成立する担保物権は?

    約定担保物権

  • 18

    目的物の交換価値を把握し、その価値から他の債権者に優先して弁済を受ける効力は?

    優先弁済的効力

  • 19

    目的物を債権者の手許に留置することで、債務者に対し債務の弁済を促す効力は?

    留置的効力

  • 20

    担保権者が、目的物から収益を得て、被担保債権の弁済に充当する効力は?

    収益的効力

  • 21

    被担保債権があってはじめて 裁率 し、それが無効であればもちろん担保物権も 無効 、それが弁済等により消滅すれば、担保物権も 消滅 するという性質は?

    付従性

  • 22

    被担保債権が譲渡等で移転すると、担保物権もこれに伴って移転(付従性の一側面)するという性質は?

    随伴性

  • 23

    担保権者は、被担保債権の 全部の弁済 を受けるまで、担保目的物の全部について担保物権を行使可能(296 条、305 条、350 条、372 条)という性質は?

    不可分性

  • 24

    担保物権の目的物が売却、賃貸、滅失・損傷により、その目的物の所有者たる設定者に、代金債権、賃料債権、損害賠償債権(または火災保険金請求権)が発生という性質は?

    物上代位性

  • 25

    他人の債務 のために自分の財産(不動産)を担保として提供する者は?

    物上保証人

  • 26

    債権の典型例は?

    金銭債権

  • 27

    不動産 (ほかに地上権等の物権を含む)を対象として、担保設定者である債務者または第三者にその占有を留めたまま、その目的物の交換価値のみを物権的に把握。 債務者が債務不履行になると、抵当権者が競売により抵当権を実行し、その売却代金から他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利(369 条)は?

    抵当権

  • 28

    動産 、債権等の権利または不動産を対象として、設定者から質権者に目的物の 現実の占有を移転させ、留置すること により心理的に強制を加え弁済の動機づけをし、場合によっては目的物から収益を取得(不動産質の場合)。 最終的には、競売により他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利(342 条)は?

    質権

  • 29

    S 所有のパソコンが故障したのでメーカ一関連会社 G にそれを送付し修理してもらい修理代金が発生 G が修理代金の弁済を受けるまでは、当該パソコンを手許に留置可能な権利(295 条)は?

    留置権

  • 30

    法が一定の理由から特に優先すべきとする債権(306 条、311 条、325 条参照)につき、債務者の総財産、債務者の特定の動産、または、債務者の特定の不動産に対し取得。 債務者が債務不履行の場合、原則、競売の手続により、他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利(303 条)は?

    先取特権

  • 31

    債権を担保する目的で、債務者または第三者の所有不動産または動産あるいは債権等の権利を債権者にあらかじめ譲渡し、債務が弁済 されれば、不動産所有権等は譲渡担保設定者に返還されるが、弁済できなければ債権者に確定的に帰属させるものは?

    譲渡担保

  • 32

    金銭債務を担保するため、債務不履行の場合には債務者または第三者に属する不動産所有権を債権者に移転するとの、代物弁済の予約、停止条件付代物弁済契約において、債権者が 予約上 (停止条件付き)の地位(将来所有権を取得するという地位)を仮登 記で公示する形式の担保は?

    仮登記担保

  • 33

    目的物先渡し売買で、売主が残代金の弁済確保のため、買主と、代金完済まで目的物の所有権を売主に留保 する特約を付与したものは?

    所有権留保

  • 34

    抵当権を設定できる対象は?

    不動産

  • 35

    民法370条において、「付加して一体となっている物」とは?

    付加一体物

  • 36

    建物に取り付けられると建物の一部を構成するものは?

    付合物

  • 37

    主物である不動産の 常用に供する ため附属させた自己の所有に属する動産・不動産(87 条 1 項)は?

    従物

  • 38

    抵当権設定後の従物にも抵当権がおよぶとする説は?(370条を根拠に)

    肯定説

  • 39

    87条2 項の「主物の処分に従う」という場合の「処分」を抵当権の設定行為に限定しないで、抵当権の実行までの一連の行為を「処分」と認めることで、抵当権設定後の従物におよぶとする説は?

    否定説

  • 40

    抵当不動産の価値代替物(損害賠償債権等)に対する物上代位は?

    代替的物上代位

  • 41

    抵当不動産から派生的に生ずる収益的債権(賃料債権)に対する物上代位は?

    付加的物上代位

  • 42

    抵当権の効力の主張のためには、他の債権者に先立って 抵当権者自らによる差押さえが必要(大連判大正12・4・7民集2-209) (目的物の滅失により消滅するはずの抵当権の効力が例外的に に代位物に及ぶと理解するため)とする学説は?

    優先性確保説

  • 43

    抵当権の効力は代位物に当然に及ぶが、一般債権者など 第三者保護 の趣旨で、一般財産への混入を避け抵当不動産の代位物であ るという特定性を確保しておかなくてはならず、そのために「差押え」が必要。 一般債権者の差押えなどによりすでに 特定性が確保 されていれば、抵当権者が後れて競合的に差し押さえ、物上代位権を 行使したとしても、抵当権者と一般債権者との優劣の問題となり、物上代位が優先する cf.最判昭和 59・2・2 民集 38-3-431(動産先取特権に基づく物上代位の事案)という学説は?

    特定性確保説

  • 44

    差押えの趣旨目的は、対象債権につき利害を有する第三者の利益を保護するためではなく(それは抵当権設定登記に任せる)、主とし て、「二重弁済を強いられる危険から 第三債務者 を保護するという点にある」という学説は?

    第三債務者保護説

  • 45

    〔1〕抵当権の設定時に土地の上に建物が存在すること(同時存在)、〔2〕抵当権の設定時に土地およびその地上建物が同一の所有者に属 すること(同一所有者)、〔3〕「その土地又は建物につき抵当権が設定され」、〔4〕「その実行により所有者を異にするに至った」こと 以上の4つが構成要件のものは?

    法定地上権

  • 46

    民法第87条第2項では「従物は主物の処分にしたがう」と定められているがこの権利は?

    従たる権利

  • 47

    第三取得者 のイニシアティブによる抵当権消滅の可能性の付与は何弁済?

    代価弁済

  • 48

    抵当権が付着している不動産の所有権を取得した第三者が、抵当権者に対して抵当権の消滅を請求することは?

    抵当権消滅請求

  • 49

    抵当権者がその抵当権を他の債権の担保に供する権利は?

    転抵当権

  • 50

    不動産から生ずる 収益 を被担保債権の弁済に充てる方法による不動産担保権の実行は?

    担保不動産収益執行

  • 51

    法で定める手続に従って裁判所で目的物を競売し、その 売却代価 から、抵当権者が優先弁済を受けるということは?

    担保不動産競売

  • 52

    「債権者が同一の債権の担保として 数個の不動産 につき抵当権を有する場合」(392 条 1 項)をなんと言う?

    共同抵当

  • 53

    競売による配当が同時か異時か、また配当の順序いかんにかかわらず、共同抵当の被担保債権額を 各不動産の価格 に応じて按分負 担させ(割付け)、各不動産の残りの価値をその後順位抵当権者に配当するというルールは?

    割付のルール

  • 54

    継続的な取引関係にある当事者間で、発生、消滅する 一群の不特定の債権 につき極度額の限度で担保させるもの=(398条の2第1項)は?

    根抵当

  • 55

    一般的な質権をなんと言う?

    動産質

  • 56

    質権者が債権の担保として受け取った質物を、さらに他の債権の担保として預け入れることは?

    転質

  • 57

    転質権の対象を文言どおり質物とする説は?

    質物質入説

  • 58

    転質物の対象に被担保債権も併せるとする説は?(通説)

    共同質入説

  • 59

    質権の目的が財産権であるものは?

    債権質

  • 60

    譲渡担保について、法形式を重視、担保目的による拘束は当事者間にとどまるとする理解は?

    所有権的構成

  • 61

    譲渡担保において、経済的実質を重視する理解は?(通説)

    担保的構成

  • 62

    譲渡担保権者が目的物を適正に評価し、その額で確定的にその所有権を 自己に帰属 せしめる旨の意思表示をし、その 評価額 を債権の弁済に充当して実行する方式は?

    帰属清算方式

  • 63

    担保の目的物を第三者に売却等して 換価処分 し、その 代金等を債権の優先的弁済に充てるかたちで 実行する方式は?

    処分清算方式

  • 64

    債務者が有する動産をまとめて担保に利用する債権回収方法は?

    集合動産譲渡担保

  • 65

    先順位の抵当権が弁済等何らかの理由で消滅した場合に後順位の抵当権が繰り上げられるという原則は?

    順位昇進の原則