問題一覧
1
(1) 職業訓練における教科指導とは、職業に関する技術・技能を教室や実習場で訓練生・受講者に対して直接指導することであり、指導のための準備や計画あるいは指導後の評価•改善は教科指導の範囲に含めない。
✖︎
2
(2) 訓練計画には大きく2つのレベルがあり、第1のレベルは長期的・戦略的な計画すなわち「マスタープラン」といえるもの、第2レベルは第1時レベルの計画を具体化するための「実施計画」といえるものである。
○
3
(3) 「教科編成指導要領」は,法律で定める訓練のすべての種類•過程についてカリキュラムの手引きとして作成されている。
✖️
4
(5) 訓練のニーズや需要について定量的に調べるためには、聞き取り(インタビュー)調査は最適な調査法である。
✖️
5
(6) 訓練実施のための計画では、訓練項目の内容(範囲、程度)及び配列(順序)を決定することが主要な作業となる。
○
6
(7) 訓練目標は、終了時に訓練生が到達すべき技能及び知識をあらかじめ決めておくものである。
○
7
(8) 訓練目標を決める場合は当該地域の産業界や訓練生のニーズなどの事情を勘案する必要はない。
✖︎
8
(9) 学科において、「・・・についてよく知っていること」と表現した場合は、当該科目は目指す技能者として必ず知っておかなければならない基礎的な知識であり、実技に活用できる知識として指導する。
○
9
(11) 普通過程の普通職業訓練の教科などに関しては、標準とされるものが省令の別表に定められており、最低限必要とする教科目が示されているが、当該地域の特色や企業のニーズに示されている教科目を削除することができる。
✖️
10
(11訂版) 普通過程の普通職業訓練の訓練基準(別表第二)では、年間標準1400時間となっており、系基礎学科及び実技並びに専攻の学科及び実技ごとに示されている時間数も標準訓練時間を示している。
✖️
11
(11訂版) 訓練計画予定表は、実技の進行学科予測できないのでできる限り月単位で定めた方がよい。
✖️
12
(11訂版) 実技訓練においては,訓練時間数と設備について最優先で計画をたて、指導員数、生徒数などはこの計画に追従させるよう努力する。
×
13
(14) 実技指導計画のために行う職務分析では、職業を「エリア」ー「ブロック」-「ジョブ」-「オペレーション」の順に階層的に細分化できるものととらえて、教えるべき要素を選び出す。
○
14
(15) 職業分析を通して得られる要素作業(オペレーション)は,実技指導における課題作業の難易の判断に役立つ。一般に、課題作業は,それを構成している要素作業(オペレーション)の数が多いほど難しいと判断される。
○
15
(11訂版) 実技訓練ににおいて、計画と実技状況の食い違いを小さくするためには,進行管理入庫にとどまらず実施してきた実技訓練が適正であったか評価を行い、この結果からは改善を加える。
○
16
(17) 教室の机の配置には教室型、ロ型などさまざまな方法があるので、目的に応じて適切な配置にするとよい。
○
17
(18) 職業訓練において指導する目的は、その適用の可否は別として、なるべく多くの知識を訓練生が習得することを目指すことである。
✖️
18
(22)「指導の3段階」とは、指導を展開する順序として、導入•展開•まとめ、の3段階で計画するとよいことを示した指導方法のことである。
○
19
(23)「指導の3段階」ので導入段階では、訓練生が訓練に集中していると考えられるので、重要な指導項目を指導するとよい。
✖️
20
(24)指導の4活動である、動機づけ•提示•適用•評価は,訓練生の学習過程に沿っているので、この順で指導するのがよい。
✖︎
21
(25)「将来就く仕事のどの場面で今日の訓練の内容を利用するか」を説明することは、「指導の4活動」の「評価」として有効である。
✖︎
22
(30)指導案の作成は労力がかかり、新人の指導員につくらせるのは負担となるので、さけた方がよい。
✖️
23
(31)指導案は,訓練を改善する資料としても有効である。
○
24
(32)技能には,感覚運動系の技能と知的管理系の技能があり,それぞれに達した指導方法がある。
○
25
(33)訓練施設で指導する多くの技能についてはすでに作業分解がなされ実習課題票が作られているので、各指導員がわざわざ作業分解をする必要がない。
✖︎
26
(34)それぞれの職場に求められる態度は、共通なものがあるが、異なることも多い。したがって、それぞれの職場で求められる態度を職業能力開発施設で指導することは重要である。
○
27
(35)態度の訓練は、生活指導と同じ視点で厳しくしつける方法で行うとよい。
✖️
28
(36)態度の指導は、訓練の場面で指導員が行うことが最も効果が高いので、訓練施設のほかの職員が気にかける必要がない。
✖️
29
(37)訓練の最中に指導員が訓練生に様々な質問をすることは、訓練生の集中がとぎれるので控えるべきである。
✖️
30
(38)訓練中に質問するとき、次の順序で質問するとよい。 1 OOO君△△について答えてください。 2 みんなも、かんがえてくださいね。
✖️
31
(39)グループワークや討論は、単調になりながら訓練が活性化し、理解が深まり、訓練と現実のギャップを少なくし、訓練生間の理解の差を少なくするなどの特徴があるので、積極的に訓練に取り入れるとよい。
○
32
(40)訓練に用いる教材は、内容の提示を容易にし、訓練生の理解を促進し、訓練展開を容易にし、訓練の内容の記憶を高める視点で作成するとよい。
○
33
(41)公共職業能力開発で扱う職種については、すべて厚生労働省認定教材が用意されているので、指導員はわざわざ教材を作成する必要はない。
✖️
34
(42)認定された職業訓練教科書の内容は指導すべき内容の標準なので、すべての項目をもれなく指導しなければならない。
✖️
35
(43)教材の教科書は、厚生労働省認定教材が市販されている。これ以外の市販の教科書を使用する場合は、内容は勿論のこと、使用ページ数の割合や価格までも考慮し慎重に選定する必要がある。
○
36
(44)視聴覚教材は、実物をなるべく加工せずにそのまま見せる工夫をすると効果が高い。
×
37
(45)視聴覚教材を提示するための機器や教室の備品は、常に利用できるように整備しておく必要がある。
○
38
(46)モジュール訓練方法、プロジェクト方式、クリニック方式、C.A.I方式など、訓練の多様化に対応する訓練方式が提案されているが、奇をてらったものが多いので導入には慎重になるべきである。
×
39
(47) 形式な訓練評価は、訓練の成果を高めるために実施する。
○
40
(48) 訓練評価は、評価の対象・目的・評価レベル・の組み合わせでその目的が異なるので、評価結果の用途をよく検討して計画するとよい。
○
41
(49) 訓練評価の評価基準を決めるときに、訓練の目標に到達の程度を検討すれば、訓練の成果が職場で活用されたかを検討する必要はない。
✖️
42
(50)訓練評価の基準は、訓練に対するニーズを満たしたかより、訓練基準に適合していたかを優先すべきである。
✖︎
43
(51)職業能力開発促進法では、普通課程の試験は、学科及び実技の試験に区分けし、強化の各科目ごとに訓練期間1年につき最低3回は行わなければならないと定められている。
✖️
44
(52)普通課程の試験のうち、最終の試験は技能照査を持って代えることができる。
○
45
(53)指導段階に実施する評価は、質問や観察により実施されることが多く、これにより訓練生の理解度を深めることにもなるから、必要に応じて実施するとよい。
○
46
(11訂版) 実技試験の欠点の1つは、機械、器具、工具、材料、に制限があり、費用がかかることである。
○
47
(55)一対比較法とは、制作された課題作品を相対比較して順位をつける試験方法である。
✖️
48
(56)記述尺度法では、論文の形式や(・・・の理由を述べよ)などという自由回答との方式により行われ、訓練性自身の言葉で回答する試験である。
✖️
49
(57)選択式又は短答式といわれる問題形式で行われる試験方式を主観的試験法という。
✖️
50
(11訂版) 相対評価は、受験者の得点を訓練科の中での順位と、どの位置にあるか全体をランクづけする評価である。
○
51
(11訂版) 試験成績を発表するときには、訓練科ごとの平均点及び標準偏差を示し技能及び知識の習得程度を認識させる。
○
52
(60)公共職業訓練を受講する訓練生の選考については、職業に必要な技能及びこれに関する知識を習得することを目標としている者を選び、就職の意志の有無は関係がない。
✖️
53
(4) 職業能力開発促進法施行規則の別表(第二~第七)に該当しない訓練科の訓練計画をたてる際には、該当訓練科の教科編成指導要領がないため、訓練項目の記述など独自で案出しなければならない。
○
54
(9)学科の教科の細目を決める場合は、訓練目標の設定の考え方を適用し、「・・・をよく知っていること」に対しては細目を多くする。
○
55
(10) 実技において、「・・・ができること」と表現した場合は、当該科目は技能者として、一般的にできなければならない典型的な作業のことである。
○
56
(12) 訓練計画予定表や時間表は、「いつ、だれが、どんな順序で教えるか」を決めるために作成するものである。
○
57
(13) 実技訓練は、技能習得の各段階で指導内容や課題を変えていく必要はない。
✖︎
58
(16)実技訓練が計画通りに進まない事態が起きた場合でも、実技訓練計画進度表を変更すると他の課題や科目に影響が出るため計画変更は行わない。
✖︎
59
(19) 学科では知識を指導し、実証では技能を指導する。
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60
(20)職業訓練用の認定教科書には、職業訓練で指導すべき内容のすべてが記載されているので、訓練中に、それ以外の資料を提供する必要はない。
✖︎
61
(26)指導を計画する際、授業で扱う内容はさまざまな場面での活用が想定されるので、指導案の「目的」の設定では、特定の職業の場合を想定しない法がよい。
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62
(27)指導を計画する際の「訓練到達目標」は理念的な目標なので、訓練終了後に実務についてからの習得する能力を見通して設定するとよい。
×
63
(28)指導計画を記述する際、訓練の目的、訓練到達目標、指導項目、訓練の展開を段階的に計画するが、各項目で飛躍や矛盾がないように一貫させる必要がある。
○
64
(29)指導計画として設定する次の訓練到達目標は、いずれも適切である。 ・のこぎりで木材を切断できる。 ・10分で200文字の日本語入力ができる。 ・溶接棒の選定方法を習得できる。 ・安全な高所作業の方法を理解できる。
✖︎
65
(54)試験は、訓練評価の目的が達成できる内容で実施することが重要であり、試験の種類は学科と実技の2種類がある。
✖︎
66
(58)試験目標に対して、何がどこまでできるようになったか、習得度の程度がどこまで到達したかを評価する方法を到達度評価という。
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67
(59)試験成績を発表するときは、訓練課ごとの平均点及び標準偏差を示し、技能及び知識の習得程度を認識させる。ただし、結果により劣等感等を抱かせることのないように配慮し、個人情報の取り扱いには注意しなければならない。
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68
(21) 学科であれ、実技であれ、その訓練で指導する内容を実際の仕事に適用できることを到達目標に設定するとよい。
○