問題一覧
1
確率分布に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 n個の部品を無作為に抽出すると、x個の不適合品が見つかるとし、1つの部品が不適合品となる確率をPとする。このとき、xは( ① )分布に従うとみなすことができる。ここでn=4のとき、0<P<1ならばxがとりうる値は( ② )通り(種類)あるが、P=0ならばxがとりうる値は( ③ )通り(種類)である。
二項, 5, 1
2
検査に関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには❌を選べ。 検査には、製品の一つひとつに対して行うものと、いくつかのまとまり(ロット)に対して行うものがある。前者を全数検査、後者を抜取検査という。
️⭕️
3
散布図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 図Aのx、yのデータとその補助表を次表に示す。これより、xの偏差平方和Sxx、yの偏差平方和Syy、xとyの偏差積和Sxyを求めると、 Sxx=( ① ) Syy=( ② ) Sxy=( ③ ) となる。これより相関係数rは、r=( ④ )となる。
55.50, 39.88, -36.25, -0.77
4
小集団改善活動に関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選び、解答 横にマークせよ。 小集団改善活動は現場第一線の自発的な活動であるべきであるから、組織のトップが活動に関わるのは好ましくない。
❌
5
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 共通の目的を持つ少人数のグループ活動を通じて労働意欲を高め、問題の解決や課題の達成を行うのが( ① )であり、これは活動形態により二つに大別される。一つ目は明確な課題があり、この課題を達成すると( ② )する目的別グループ、二つ目は同じ職場の人たちが集まり、職場の問題解決を図り、職場のある限り( ② )する職場別グループで、この代表的な( ① )がQCサークル活動である。
小集団活動, 解散, 継続
6
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 方針管理を進める大まかなステップは次の通りである。 ステップ1:中長期計画や社内外の情勢や前年度の反省から( ① ) ステップ2:トップダウンやボトムアップによるすり合わせを行い目標や方策へと( ② ) ステップ3:実行可能な実施計画書を作成し実施スケジュールを定めて( ③ ) ステップ4:プロセス重視で、都度未達成要因の解析を行う。またトップ診断により活動状況をチェックする。 ステップ5:阻害要因に対する対応や進捗の遅れ、新たに発生した問題に対する処置(アクション)を行う。 ステップ6:今年度の方針未達成原因の分析や方針管理の仕組みなどを反省して次年度への振り返りを行う。
方針を策定する, 方針の展開をする, 方針を実施する
7
品質に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 品質管理の推進において重視すべきことは、お客様が購入して使ってみたうえでの顧客の満足である。このことを英語のイニシャルから( ① )と呼ぶ。
CS
8
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】QC七つ道具の一つとして、2つの特性xとyを横軸と縦軸に取り、測定値(x,y)を打点して作るグラフで、2つの特性x,yの関係を図的に表して見るために利用するものを散布図という。 散布図を作成する手順は次の通りである。 手順1:期間を定め、対のデータ(x,y)を採取する。 手順2:縦軸、横軸に目盛りを入れる。 手順3:対のデータ(x,y)を打点する。 手順4:必要事項(目的、サンプルサイズ、期間、作成者など)を記入する。 【2】対になったデータ(x,y)の特性xとyの関係を数量的に表すには相関係数(以下記号rで表す)がよく用いられる。rは、―1 ≤ r ≤ 1 の範囲の値をとる。rを計算するには、データから直接計算する方法と相関表から計算する方法がある。測定値の数が少ない場合は直接計算する方法を用いる。測定値の数が多い場合は相関表から計算する方法を用いることもできる。 散布図と相関係数の見方は次のとおりである。 1)点(x,y)の並び方に何らかの傾向があるか。 i)xが増加すれば、yも直線的に増加するとき、xとyには( ① )があり、rの値の範囲は 0 < r < 1 となる。xの各値に対するyのばらつきが小さいほど、( ① )が強くなり、rの値は1に近くなる。 ii)xが増加すれば、yが直線的に減少するとき、xとyには( ② )があり、rの値の範囲は ―1 < r < 0 となる。xの各値に対するyのばらつきが小さいほど( ② )が強くなり、r値は―1に近くなる。 iii)xとyが無関係であれば、rの値はほぼ0(ゼロ)となる。 2)異質な集団が混合していないか。 異質な集団が混合していれば、層別して調べる必要がある。 3)飛び離れた点はないか。 飛び離れた点については、その原因を調べ、処置する必要がある。
正の相関, 負の相関
9
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ある組織では市場において、商品の計量値データで示される特性の不適合が発生しており。こ の改善を進めることになった。 組織内での特性の不適合に関して情報を調査した。この組織では、1日の生産分を1ロットとし、その中から5個のサンプルを抜き取って特性を測り、全てが規格内であればロットを出荷するという出荷検査を行っており、その測定データは記録として残っていた。 そこで、( ① )を使って1ヶ月のロットについて平均値とばらつきの時系列変化を調べた結果、工程は安定状態であることが分かった。次に、1ヶ月間のデータを元に工程能力指数を計算して、CpとCpkの値がそれぞれ 1.50 および 0.78 となったので、この工程は狙いの値に対して( ② )ということが分かり、改善の方向が得られた。
XーR管理図, ばらつきはよいが平均値がずれている
10
品質管理に携わる人が留意すべきことに関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには❌を選べ。 自身の行動が社会や顧客に与える影響を常に考え、社会からの期待および社会的責任を強く自覚しなければならない。
️⭕️
11
正規分布に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 特性xは μ = 30 で N( 30 、σ² )の正規分布に従っているとする。下限規格値 SL= 24 であるとき、不適合品の発生確率が 10% となる母標準偏差は σ=( ① )である。また、このとき、母平均が µ = 34 へ変化すると、不適合品の発生する割合は( ② )%となる。なお、母平均が変化しても母標準偏差は変わらないものとする。
4.680, 1.62
12
データの取り方・まとめ方に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 データには、強度や湿度などのように量を計測して得られるデータと生産した製品個数の不適合品の数のように個数や件数を数えたデータがある。前者のように量を計測して得られるデータを( ① )と呼び、後者のように個数を数えて得られるデータを( ② )と呼ぶ。( ① )は、 計測された量を用いて、中心的な位置を表す尺度と、ばらつきを表す尺度を算出して活用することが多いい。
計量値データ, 計数値データ
13
QCサークル活動に関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには❌を選べ。 QCサークルのリーダー会議では、管理・監督者は職制の立場からの働きかけをするのが望ましく、サークル間の意見の調整や指導・助言も行うとよい。
️⭕️
14
次の状況に合うヒストグラム(図)とその名称について、もっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 【1】規格上限値を超えるものを除外した ヒストグラム:① 名称:② (2)一部のサンプルで異常値が確認された ヒストグラム:③ 名称:④
エ, 絶壁型, ア, 離れ小島型
15
日常管理に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 日常管理とは、組織の各部門において、日常的に遂行される( ① )について、その業務目的 を達成するための活動である。その進め方は図 15.1 のように管理のサイクルに従って行われる。すなわち、現状のやり方などを( ② )した後に実行する。実行結果を( ③ )し、評価を行い、その結果を元に必要な( ④ )をとることを意味している。
職務分掌, 標準化, 確認, 処置
16
次の状況に合うヒストグラムの形状について、もっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 ①規格の上限側に偏っており、平均値を下げる工夫が必要 ②統計的管理状態にある ③一部が規格外であり、異常の原因調査が必要である ④選別を不要にする改善策が望まれる
カ, ウ, ア, オ
17
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】企業や組織の活動を合理的かつ円滑に推進するためには、従業員が順守しなければならないルールが必要であり、これを設定することが( ① )である。さらに、このルール化は組織内関係者の( ② )により、合理的かつ客観的な方法によって設定することも関係者が順守していくうえで重要である。 【2】これを設定するにあたり留意すべきことは、その職場の工程能力などを把握し、実態を考慮した( ③ )なものであること、その内容が客観的かつ具体的表現で成文化されていること、順守しなければならないという十分な( ④ )がなされていることなどである。 【3】上記の成分化されたものは、設計や生産などの条件の変化、生産技術の向上や進歩に対応して、迅速に改訂を行い、常に現状に即した状態に( ⑤ )することが重要である。そのためには、原本の管理・発行・配布などを統括管理する部門および責任者を明確にすること。さらに、これら文書の配布対象部署では、保管・管理するための管理者を常に決め、( ⑤ )をしていくことが不可欠である。
社内標準化, 合意, 実行可能, 権威付け, 維持管理
18
確率分布に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 n=3、P=0.2とする。このとき、x=0となる確率は( ① )である。次に、x=1となる確率を求める。そのために部品の抜き取り順序を考えて、3回のうち1回だけが不適合品になるパターンを考える。つまりx=1となるのは、1回目から3回目のいずれかが不適合品でそれ以外が適合品であり、3パターンある。このうちの一つのパターン、例えば(1回目:不適合品、2回目:適合品、3回目:適合品)となる確率は( ② )である。他のパターンとなる確率も同じなのでこれらを加え合わせると、x=1となる確率は( ③ )である。
0.512, 0.128, 0.384
19
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 管理とは、経営目的に沿って、人、物、金、情報など様々な資源を最適に計画し、運用し、統 制する手続き及びその活動である。その管理の一つである日常管理には、自らの担当業務の目的を効率的に達成するために必要な全ての管理活動が含まれる。 維持活動(( ① )サイクル)は、定められた( ② )に基づき業務を実施し、( ③ )による確認を行い、問題が発生すれば本来あるべき姿に戻す処置を行っていく。 一方、改善活動(( ④ )サイクル)は、改善の目的、目標を決め、達成に必要な計画を策定し、計画通り実施し、効果の確認を行い有効であれば標準化を行う。 なお、( ③ )については、関係者の誰もが同じ判断ができるよう、できる限り定量化し、( ⑤ )を設定する。
SDCA, 標準, 管理項目, PDCA, 管理水準
20
QCサークルに関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選び、解答にマークせよ。 グループ編成をするときに異質な人が集まると意見の集約ができないので、なるべく同じような能力や技量を持った人を集めるとよい。
❌
21
パレート図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、その記号を解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ある工場の塗装工程において5人の作業者 A,B,C,D,E が、これまで改善を重ねてきた作業標準に従って塗装作業を行っているが、慢性的に不適合が発生している。そこで、パレート図を作成することとした。ある1週間の不適合を層別して集計したデータは表 6.1 となった。 この週の全体の不適合数に対するパレート図は( ① )となる。
オ
22
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 管理項目とは、目標の達成を管理するために( ① )として選定した項目であり、日常的には管理項目により結果を確認し、必要に応じて原因に対して再発防止策をとることが必要である。管理項目は、目標から外れたものを確認する結果系の管理項目と、悪さを引き起こす原因を確認し、異常の発生を防ぐ要因系の管理項目とに区別する場合がある。この場合、結果系の管理項目を( ② )と呼び、主に上位職者が。要因系の管理項目を( ③ )と呼び、下位職者が管理するのが一般的である。
評価尺度, 管理点, 点検点
23
品質管理に携わる人が留意すべきことに関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには❌を選べ。 品質管理に関する能力が備わり、一定の水準に達したら、それ以後の能力維持・向上は不要となる。
️❌
24
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 品質管理の活動において、管理は計画を設定して、目的を達成するための全ての活動である。 具体的には、ある目的を合理的かつ効率的に達成するために必要な全ての活動において( ① )を確実に回すことが基本になる。
PDCA
25
新QC7つ道具に関する文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 ・PDPC法 目標達成までに( ① )が生じることを想定して、あらかじめ対応策をフローチャートにして計画する手法。 ・連関図法 複雑な要因が絡み合った状況で、( ② )または目的と手段の関係を矢線で結んで図示して見える化することで、主要因を絞り込むことを目的とした手法。 ・マトリックスデータ解析法 元データを縮約して平面図に表し、問題と要因の関係を示す手法、新QC7つ道具の中で唯一( ③ )を扱う。 ・親和図法 似た性質の( ④ )を結び付けて図示したもので、混沌とした状況で不明確な課題に対する解決策を導き出すための手法。
不測の事態, 原因と結果, 数値データ, 言語データ
26
新QC七つ道具の各手法に関する用途と活用例をまとめた表 7.1 において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。
多数の事実や発想について、それらの類似性に着目して、統合された表題のもとでまとめることによって整理し、あるべき姿や問題の構造を明らかにする場合に使用される。, 問題に影響している要因間の関係を整理し、問題を解決するための手段を多段階に展開することによって最適手段を追求する場合に使用される。, 特定の計画を進めていくために必要な作業の関連をネットワークで表し、最適な日程計画を立てて効率的に進捗管理する場合に使用される。, 二元的に配置された数値データについて、データの持つ情報をなるべく多く表すことのできる代表特性を求めることによって、データ全体を見通しよく整理する場合に使用される。
27
次の文章において、方針管理の特徴を記述しているものには️🅰️、日常管理の特徴を記述しているものには🅱️を選び、その記号を解答欄にマークせよ。 今年の重点課題を整理して取り組むべき計画を立案するときは、上位の目標や重点課題、方策などを考慮して進める。
🅰️
28
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 J社の製造現場では、プロセス保証のために次の取組みを行っている。 作業における管理すべき項目について( ② )を作成し、作業全般の管理項目を明確化している。この文書は、製品・サービスの生産・提供に関する一連のプロセスを図表に表し、このプロセスの流れに沿ってプロセスの各段階で、誰がいつ、どこで、何を、どのように管理したらよいかを一覧にまとめたものである。
QC工程図
29
標準化に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ・標準化の狙いは、( ① )が標準化の( ② )を十分に理解し、協力できるようなものでなくてはならない、 ・標準化による( ③ )は、関係する組織や人々に分配されるので、その範囲が広ければ広いほど標準化の有効性は高いものになる。 ・設定された標準は、その後の活用状況を見て、不都合なところがあれば( ④ )するか、または廃止する。
関係者, 必要性, 効果, 改訂
30
サンプリングに関する次の文章において、 ( )内に入るもっとも適切なものを下のそれ ぞれの選択肢からひとつ選び、その記号を回答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 どのサンプリング単位についても、サンプルとして取られる確率が等しくなるようにしたサンプリングを( ① )という。これに対して、母集団をいくつかの部分母集団に分割して、各部分母集団から一つ以上のサンプリング単位を取るサンプリングを( ② )という。 一方、いくつかの部分母集団をランダムに選び、選んだ部分母集団に含まれるサンプリング単位をすべて取るサンプリングを( ③ )という。
単純ランダムサンプリング, 層別サンプリング, 集落サンプリング
31
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ある工程が安定状態で、その特性値の規格幅が4σであり、特性値の平均は規格の中心と一致しているとする。そのときのCpの値は( ① )であり、その場合の規格外れは( ② )%となる。したがって、この工程の特性値について、ばらつきの改善の必要性は( ③ )。
0.67, 4.56, ある
32
散布図および相関係数に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 時間順に取られたデータ(時系列データ)について、1時点前のデータと現時点のデータとの関係を調べるために、1時点前のデータと現時点のデータを対として散布図を描くことにする。例えば、 1時点目のデータをy₁ 、2時点目のデータをy₂ 、最後のn時点目のデータをynとしたならば、(y₁、y₂)、(y₂、y₃)、⋯、(yn―₁ 、yn)のn―1 組の対を作り、散布図を描くことになる。ここで、例え ば(y₁、y₂)はy₁を横軸、y₂を縦軸に打点する。 いま表 5.1 に示された時系列①~④のデータについて、上記の方法により散布図を描いた時、得られる散布図は、次の通りになる。 1)時系列①から描かれる散布図:( ① ) 2)時系列から描かれる散布図:( ② ) 3)時系列から描かれる散布図:( ③ ) 4)時系列から描かれる散布図:( ④ ) また、各時系列から描いた散布図を比較する時、相関係数の値に対して大きさの順に並べると( ⑤ )になる。
イ, エ, ア, ウ, 時系列② < 時系列④ < 時系列③ < 時系列①
33
層別に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】不適合品が発生するのは、製造したときの条件が、適合品を製造したときと不適合品を製造したときで異なるからである。層別は、この不適合品が発生したときの条件の差異を見つける( ① )を示唆することがある。 【2】層別するにあたり重要なことは、データを取得する前にいろいろな層別ができるよう、データの( ② )を明確にしておくことである。
糸口・ヒント, 性質・履歴
34
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 問題解決を図っていくために、同じ職場の人たちが集まるのが職場別グループである。QCサークルに代表される活動であり、活動を( ① )に運営するのが特徴である。なおQCサークルとは、現場で働く人々が( ② )に製品・サービス・仕事などの( ③ )の管理・改善を行う小グループである。
自主的, 継続的, 質
35
管理図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。
51.400, 48.584, 4.409
36
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 プロセスにも、ばらつきがある。プロセスの( ① )は、ただ見ているだけでなく、必要なアクションを行うものである。インプットの特性に応じて、プロセスのパラメータを調整するのは( ② )であり、アウトプットでプロセスの異常を発見して、プロセスを調べ正常に戻すのは( ③ )である。
監視, フィードフォワード, フィードバック
37
管理図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 管理図には、X―R管理図に代表される長さ、重量、時間、強度のような( ① )を扱う管理 図と、( ② )に代表される不適合品率、不適合数などの計数値を扱う管理図とがある。X―R管理図は、( ③ )の推移を見るX管理図と( ④ )の推移を見るR管理図で構成されている。
計量値, p管理図, 群間の平均値, 群内のばらつき
38
確率分布に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ある円筒形の金属部品の切削工程では、加工後に2方向の直径を測定している。それらを X₁ 、X₂ とおく。検査には X₁の値と、2つの変数の差 X₁ - X₂ の値を用いている。 1)X₁ は平均 4.973 cm 、標準偏差 0.064cm の正規分布に従い、X₁ に関する規格は 5.000 ± 0.130cm である、X₁ に関する偏りを考慮した工程能力指数Cpは 0.536 である。また、この工程では、X₁ が規格上限を超えた金属部品は手直し、規格下限を下回った金属部品は廃棄している。この時、この工程の手直し率は 0.007 である。手直しと廃棄の両方を不適合品とみなすとき。 母不適合品率は 0.06 である。 2)この工程において、X₁ - X₂ は平均が 0 cm 、標準偏差が 0.004cm の正規分布に従っている。この工程では、X₁ - X₂ の規格値を ± d と定めている。母不適合品率が 1.0% のとき、規格上限は 0.010 である。また、この工程のX₁ - X₂ に関する工程能力指数Cpは( ① )である。
0.83
39
チェックシートに関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 チェックシートは、品質管理の改善活動における現状把握の初期の段階でよく用いられる手法のひとつである。簡単にチェックしてデータを表や図に分類して表すことで、どの項目に不具合が集中しているかなど全体を見渡すことができる大変便利な道具である。そのため、チェックシートの作成手順を正しく理解しておく必要がある。以下にその手順を示す。 手順1.( ① )の明確化 何のためにチェックするのか、どのようにチェック結果を活用するのかをはっきりさせる。 手順2.チェックシートの選択 チェックシートには様々な種類があるが、どのような種類のチェックシートを用いるかを決める。 手順3.チェックシートの作成 チェックシートをどのような体裁にするか決定する。そのために、次の項目に留意する。 a)欲しい( ② )が得られること。 b)関連部署の意見を集約して、データが簡単にとれて( ③ )しやすくしておくこと。 c)5W1Hの項目などよく考慮すること。 d)点検項目は、作業の順序と合わせること。 手順4.チェックの実施 チェックシートを用いて、現場に行って現物をよく( ④ )して、その時点で記入する。 手順5.必要事項の記入 データを集計した結果など必要事項を記入する。
目的, 情報, 整理, 観察
40
サンプリングと誤差に関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには❌を選べ。 サンプリング誤差と測定誤差を比較すると、必ず測定誤差のほうが大きくなる。
❌
41
ある製品の品質特性のヒストグラムと規格との関係について説明した次の文章において、それぞれの状況にあてはまる、もっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ①分布の中心が規格のほぼ中心にあり、規格幅に対してのばらつきも小さく、不適合品も発生していない。 ②分布の中心は規格のほぼ中心にあり、不適合品は発生していないが、規格幅に対してばらつきがやや大きい。 ③製品を規格範囲内に収めるために、不適合品を除去した後のデータ分布である。 ④格幅に対するばらつきは小さいが、分布の中心が規格の中心からずれている。 ⑤分布の中心は規格のほぼ中心にあるが、ばらつきが大きすぎるために不適合品が発生している。
ア, イ, エ, オ, カ
42
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ・顧客に適切な品質を提供するためには、検査で不適合品を取り除くだけでなく、製品を生み出すプロセスに目を向け、プロセスとその成果の因果関係を見つめてプロセスの維持・改善を行うという、プロセスで品質を( ① )ことが必要である。 ・顕在化した不適合品に対しては、不適合品を発生させた原因を除去し、同じ原因で再び不適合品を発生させないように( ② )ことが必要である。同様に、製品・サービスの特性や構成要素などから潜在的な不適切事象の発生を予測し、それに対する対策を講じて( ③ )ことも重要である。
作り込む, 再発防止を図る, 未然防止を図る
43
散布図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 データxとyの基本統計量が以下のように与えられたとする。 x の偏差平方和 Sxx y の偏差平方和 Syy xとyの偏差積和 Sxy を求めると Sxx =( ① ) Syy =( ② ) Sxy =( ③ ) となる。 相関係数 r は、r =( ④ )の式で求められる。
154, 248, 177, イ
44
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ISO 9000 の品質マネジメントシステムは、プロセス( ① )をベースにした考え方が基本となっている。このプロセス( ① )は決して新しい考え方ではなく、品質管理の当初からの基本となっている。以前から「品質は( ② )」 という考え方がよく言われていた。また、工程の4Mが重要とも言われてきた。この4Mを、品質を作り込むためのプロセス全体として捉えた上で、プロセスにインプットされる要因、プロセスそのもの、アウトプットに影響を与える品質を作り込む要因で分類すると、( ③ )はインプットされる要因に該当する。仮に組織外で 生産されるとしても、安定したインプットを確保するための活動も、大きな意味でプロセス( ① )と考える。
立ち上げ, 工程で作り込め, Material
45
正規分布に関する文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 ある製品を2つのラインで生産しており、ラインAで生産した製品の寸法 𝒙A[mm] は正規分布 (120,20²) に、ラインBで生産した製品 𝒙B[mm]は正規分布 N (100,30²)に従うことがわかっている。 ここで、寸法の上限の規格を140mmとすると ・ラインAで上限値を超えない確率は、( ① ) ・ラインBで上限値を超えない確率は、( ② )と求められる。
0.8413, 0.9082
46
基本統計量に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 7個のデータ 9.6 10.7 11.0 9.8 10.5 10.2 10.4 (mm) に対して基本統計量を求める。 ばらつき程度の表し方 a) 範囲Rを求めると( ① )となる。 b) 平方和Sを求めると( ② )となる。 c) 標準偏差sを求めると( ③ )となる。
1.400, 1.449, 0.491
47
標準化に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 企業内で、従業員が生産管理などの業務を、効率的かつ円滑に遂行するためには、決まりを設 定し、それを順守しながら日々の活動を行うことが基本となる。この決まりの設定にあたっては、社内関係者の( ① )により( ② )かつ合理的な方法で決めることが重要である。企業内で行う決まりの設定、そして活用、この一連の活動が社内標準化である。
合意, 客観的
48
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 上記の一連の活動をとおして特定した重要な要因について、工程異常が発生しないように、作業の目的、条件、方法、結果の確認方法などを示す( ① )を作成し、教育・訓練を継続して順守していく。
作業標準
49
品質の概念に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 顧客の求める要求品質を技術的に具体化し、製造の目標となる品質を設計品質、あるいは( ① )という。そして、実際に製造して実現した品質を製造品質といい、( ① )をどの程度満たしているかを表したものとして( ② )ともいう。
ねらいの品質, できばえの品質
50
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 組織が継続的に発展するための諸活動を効果的に推進する仕組みとして( ① )が有効であり、これは日本的品質管理の特徴の一つである。この活動は、経営基本方針に基づき、企業全体の参画の元でベクトルを合わせて年度の( ② )を具現化する活動である。この活動は「方針の策定、方針の展開、方針の実施、結果の評価と次期への反映」 という( ③ )を着実に回すことが重要である。その中で「方針の展開」の段階では、上位と下位の方針が一貫性をもったものにするために( ④ )が大切である。 例えば、A工場の今年度の品質目標は「顧客からのクレーム半減」であり、この目標を各部門に展開することになったとする。そこで、製造課と購買課という代表的な2部門の具体的な年度目標を検討することになった。品質に関する2部門の業務役割は、製造課が「正しい作業で良品を生産する」、 購買課が「良い部品を供給する」 となっている。市場クレームの中で作業不良に起因する件数は全体の80%であり、一方、部品の不具合に起因する割合は10%となっている。製造課の年度目標としては作業不良によるクレーム件数の半酸が適切であり、購買課の年度目標としては部品不良によるクレーム件数ゼロが適切である。
方針管理, 経営方針, 管理のサイクル, 方針のすり合わせ
51
図 9.1 は、QCストーリーの一般的手順を示したものである。( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、 各選択肢を複数回用いることはない。
課題達成, 問題解決, 方策の立案, 成功シナリオの追究と実施, 要因の解析, 標準化と管理の定着
52
日常管理に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 この管理項目は、目標達成を管理するために評価尺度として設定した項目であり、さらにこの管理項目は結果系と要因系に区分される。結果系を評価する項目を( ① )、要因系を評価する項目を( ② )ということが多い。そして、管理項目が( ③ )であるかについて、客観的に評価するための値が管理水準である。
管理点, 点検点, 安定状態
53
正規分布に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ある製造工程において製品の重量を管理している。重量が正規分布に従うとき、重量の規格の上下限が「平均値±2×標準偏差」 と同じ値のときには、1,000個生産したときに、約( ① )個の不適合品が発生する工程であることを示している。 また、規格の上下限が「平均値±3×標準偏差」と同値のときは、10,000個生産したときに、約( ② )個の不適合品が発生する工程であることを示している。
46, 26
54
QC7つ道具に関して、次の図に合致するもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。
ヒストグラム, 散布図, 管理図, パレート図, チェックシート
55
新QC七つ道具について、それぞれの手法に対応する図を選択肢から選べ。 ①親和図法 ②連関図法 ③系統図法 ④マトリックス図法 ⑤アローダイアグラム ⑥PDPC法 ⑦マトリックス・データ解析法
ウ, エ, オ, ア, カ, キ, イ
56
グラフに関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選べ。 Fの評点を超えた評点が2項目以上あるのはDだけである。
❌
57
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 J社の製造現場では、プロセス保証のために次の取組みを行っている。 作業をする前に、作業標準を順守して正しい作業ができるように( ① )を行い、製品知識と 作業手順を理解させたうえで、確実な作業を実施している。
教育・訓練
58
日常管理に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ、ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 各部門では、分掌業務の目的が何であるかを十分把握した上で、その達成度合いを見定めるために管理項目および管理水準並びにそれらをチェックするサイクルなども定める。管理項目には、 結果系の( ① )と要因系の( ② )がある。
管理点, 点検点
59
小集団改善活動に関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選び、解答 横にマークせよ。 小集団改善活動は組織の活性化を図るものであるから、個人に対する評価や表彰などは馴染まない。
❌
60
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】統一や単純化を図り、関係者が公正に利益や利便が得られることを目的に、ものや手順などについて定めた取決めが( ① )である。この取決めのうち製品・サービスに関する技術的な事項が( ② )である。一般的に、この取決めは関係者の( ③ )によって確立され、行政機関、業界内・社内組織などの公認機関によって( ④ )される。
標準, 規格, 合意, 承認
61
品質保証に関する次の文章において。( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ・本来、お客様は( ① )を信用して物を買うのであるから、( ① )としては当然お客様に対して品質を保証しなくてはならない。そのために品質保証活動は重要である。 ・特定のお客様の場合には、品質ならびに価格は( ① )とお客様の話し合いで決まるものである。すなわち、売買とは両者の( ② )ともいえる。そうなると( ① )は、その( ② )を守るための品質保証が必要となる。
生産者, 契約
62
データの取り方・まとめ方に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 計数値データの場合、規定要求事項を満たしていない品物の数である( ① )、その品物全体に対する割合である( ② )や、欠点数、欠点率などが用いられる。
不適合数, 不適合率
63
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 工程や製品について管理および改善するために、工程における特性と要因との関係を明確化するのが( ① )である。( ① )は、結果に具体的に影響を与えると考えられる要因を( ② )などを使って抽出し、結果の特性と要因との関係を系統的に整理する。( ② )はブレーンストーミングなどによって、原因についての仮説を議論して設定するときに使われる。
QAネットワーク, 特性要因図
64
次の図はデータxとyに対する散布図である。それぞれの散布図におけるxとyの関係を表す文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。
強い正の相関がある, 負の相関がある, 曲線的な相関がある, 正の相関がある, 相関関係がない, 強い負の相関がある
65
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 不適合が一番多い寸法について、工程からランダムにデータをとって( ① )を作成したところ( ② )の図が得られ、正規分布とはいえない形であった。なお、号機による違いを検討したが、その違いは見い出せなかった。 さらに、工程の作業状況を調べると作業者A、Bの2人が交代で作業していることが分かった。 作業者で層別してヒストグラムを作成したところ、作業者Aの図は( ③ )、作業者Bの図は( ④ )を得た。これにより、平均値では作業者Bが規格の中心からズレており、ばらつきは作業者Aが大きいことが分かった。この2つを比較するときには、目盛を合わせた上で( ⑤ )と違いが分かりやすい。
ヒストグラム, イ, ウ, ア, 横軸を合わせて縦に並べる
66
管理図に関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選び、解答欄にマー クせよ。 p管理図とnp管理図は二項分布を基礎とする管理図である。
️⭕️
67
問題発生時の処置・対応に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】対応名:( ① ) 問題が発生時に最初に行うべきことは、( ② )に基づいて故障・不具合内容の実態を事実・データで正確に把握したうえでの、製品と工程に対する処置である。その際、必要ならば出荷の停止・延期や生産停止などの迅速な処置が重要である。 【2】対応名:( ③ ) 発生した問題への対策に際しては、故障・不具合を作り込んだ要因と併せて、不具合を見逃した要因について調査・分析する必要がある。その場合、なぜなぜ分析などの手法を活用して、物理面や( ④ )面などのさまざまな側面から真の原因を追究し、対策を行うことが重要である。 【3】対応名:( ⑤ ) 品質保証の観点では、問題が発生する前にそれを予測し、事前に対策を講じることができれば非常に有効である。そのためにはFTAや( ⑥ )などの手法を活用し、考えられる故障・不具合の予測、およびそれを除去する方法を検討することが必要である。
応急処置, 三現主義, 再発防止, 仕組み, 未然防止, FMEA
68
次の散布図について、その説明としてもっとも適切なもの、および相関係数に関してもっとも値が近いものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】説明:( ① ) 相関係数=( ② ) 【2】説明:( ③ ) 相関係数=( ④ ) 【3】説明:( ⑤ ) 相関係数=( ⑥ ) 【4】説明:( ⑦ ) 相関係数=0.42
曲線的な関係がある, 0.05, 負の相関がある, ー0.94, 外れの値を除けば無相関に見える, 0.81, 層別が必要である
69
管理図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 管理図では、データをいくつかの組に分けることを( ① )という。この目的は、工程の偶然変動による変動(群内変動)の大きさを求めることと、群内変動の平均の変化(群間変動)を見ることの2つがある。( ① )を行う場合に大切な点は次のとおりである。 a) 群内にはできるだけ偶然変動による ばらつきのみが入るようにし、異常原因を( ② )ようにする。 b) 異常原因によるばらつきが、できるだけ群間の変動として( ③ )ようにする。
群分け, 含まない, 現れる
70
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 設計品質とは、顧客や市場が求めているニーズを設計に置き換えたもので、( ① )とも呼ばれる。一方、製造品質とは、設計品質をねらって製造した実際の品質のことで、( ② )とも呼ばれる。
ねらいの品質, できばえの品質
71
品質に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 品質が良い製品でも、原価が( ① )ようでは事業者の利益は上がらず、だからといって提供品質以上に高い売価では消費者は買わなくなる。したがって、事業者は常に原価を適切に管理する努力が必要である。
高い
72
新QC七つ道具に関する次の文章において、該当する手法を下欄の選択肢からひとつ選び、その記号を解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】目標に対する方策を段階的に展開して具体的な方策を得るための手法で、論理的に分かりやすい構造となり、目的を果たす最終手段を追求する場合に用いられる。 【2】複数の事象の要素間の関係を表にまとめ、問題の所在をつかんだり着眼点を明らかにしたりするための手法で、要素と要素の交点で互いの関係の有無や関連度合いを示すことで、問題の構造が明らかになる。 【3】混沌とした状況の中で得られた言語データを類似性によってまとめていき、問題の本質を理解する手法で、問題点を明らかにしたり、全体像をつかんだり、発想を得たりすることができる。 【4】方策を推進する過程において発生する可能性のある事態を予測して、事前に回避する策を講じておくための手法で、プロセスの進行をできる限り望ましい方向に導くことができる。 【5】原因と結果あるいは目的と手段などの関係が複雑に絡み合っているときに、これらの相互のつながりを論理的に展開して重要要因を絞り込み、問題を解明するための手法で、全体像を明らかにして、主要原因を把握することができる。 【6】計画を推進するうえで必要な各作業の前後の関連性を明らかにし、作業手順を整理するための手法で、目標を達成する手段の実行計画や所要日程の短縮策を検討することができる。 【7】問題に関連する多くの特性間の関係から小数個の総合特性に要約し、見通しよく整理するための手法で、傾向をつかんだり分類したりするときに用いられる。
系統図法, マトリックス図法, 親和図法, PDPC法, 連関図法, アローダイアグラム法, マトリックス・データ解析法
73
改善活動に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ・改善活動をはじめる際には、実態を調べ問題の所在を明らかにすることが求められる。そのためには、まず期待する水準を明確にすることが必要である。組織や部署に課せられた方針・目標などの期待水準と( ① )とを比較することで取り組むべき問題が明らかになってくる。 ・改善目標を設定する際に注意すべきことは、評価すべき項目(管理特性)その達成すべき目標値および( ② )を明確にすることであるり、とりわけ達成すべき目標値は具体的な( ③ )で示すべきである。目標値は一度に理想の値にすることが困難であれば、より現実的な値にしてもよいが、状況次第ではそれ以上の目標設定が必要な場合もある。その場合には期間を複数に区切り、( ④ )に目標設定を行いながら最終目標に近づけていく取組み方も現実的である。 ・改善活動を計画的かつ効率的に、納期どおり完結するためには、解決への手順に沿って日程計画を作成した上で進捗を管理する必要がある。この日程計画は( ⑤ )を用いて明確にすることができる。
現状, 達成期限, 数値, 段階的, ガントチャート
74
新QC七つ道具について、それぞれの手法に対応する説明を選択肢から選べ。 ①親和図法 ②連関図法 ③系統図法 ④マトリックス図法 ⑤アローダイアグラム ⑥PDPC法 ⑦マトリックス・データ解析法
ア.混沌とした問題を言語で表現し、似たものをまとめて解決すべき問題を明らかにする。, オ.混沌とした問題の因果関係を失線でつないで整理し、問題の構造を明らかにする。, ウ.目的を達成するための手段を系統的に展開し、最適な手段を得る。, イ.行と列の交点で要素同士の関係性や関連の度合いを示す。, キ.計画を進めるために必要な作業の相互関係を矢線で表し、日程管理を行う。, 工.事前に考えられる事態を予想し、対応を検討しておくことで、良い結果に導く。, 力.二元的にまとめられた数値データを見通しよく整理する。
75
工程管理に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 工程に異常が発生した際の処置はとても重要であり、適切で間違いのない対応が求められる。そのためには、異常とはどのような状態であるのかを工程や作業ごとに明確に( ① )し、あいまいなまま判断する領域を( ② )する。そして異常が発生したとき、関係者の連携が迅速かつ確実に実行できるよう対処の方法や手順を明確にしておく。
定義, 極小化
76
サンプリングに関する次の文章において、もっとも適切なものを選択肢から選べ。 支店10カ所にそれぞれ1~10の番号をつけて、無作為に3カ所の支店を選び、選ばれた支店の全従業員を調査対象とした。
集落サンプリング
77
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 特性に大きく影響するとおぼしき要因が計量値であれば、対応した特性と要因をそれぞれ縦軸と横軸にとり、データを打点して作られる( ① )を活用するなどして、特性に対する要因の影響度を把握する。
散布図
78
工程管理に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 工程に異常が発見された場合、上記の対策により工程を異常な状態から正常な状態に戻すことはできる。しかし異常が発生した原因を追究し除去しなければ、また同様のトラブルが発生する危険があるため、再発を防ぐ対策を行わなければならない。ここで考慮すべきことは、( ① )を突き止めて確実に除去することであり、この一連の活動を( ② )という。
根本原因, 是正処置
79
次の文章は、管理の方法について述べたものである。下線部の発言内容のうち、品質管理の考え方として正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を解答欄にマークせよ。 ある会社の戦略会議で、『まず来年度の目標を設定すること。そして、その達成のためシステムを構築しなければならないが、その際にはシステム稼動に伴うリスクを抽出し、問題を解決しなければならない。』という意見が出た。これに対し、ある担当者は『システムは稼動してみなければリスクも分からないので、まずは一刻も早く何かしらのシステムを稼動し、その後にリスクを考えることでよいのではないでしょうか。』と言った。
️❌
80
チェックシートに関する文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 ある製品の5日間の不良項目の集計結果として以下を得た。 ・目的や用途に応じて様々な様式が用いられるが、今回用いたものは、( ① )チェックシートと呼ばれる。 ・5日間で最も多い項目は( ② )最も少ない項目は( ③ ) ・ 最も不良の多い日は( ④ )であった。
不適合項目調査, 反り, 欠け, 4/2
81
グラフに関する文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 次のレーダーチャートは、ある製品を作る3社 (A社、B社、C社) の特徴を5つの評価指標にて5段階で点数付けしたものである。 ・すべての評価指標でA社を上回っているのは( ① )である。 ・5つの指標の合計点がもっとも高いのは( ② )である。 ・B社の5つの評価指標の中で、3社の平均値を上回っているものは( ③ )項目ある。 ・3社の点数ばらつきがもっとも小さい評価指標は( ④ )である。
B社, C社, 2, 価格
82
方針管理に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 方針は、企業や組織が重点的に取り組み、達成すべき重点課題・目標、また目標を達成するための方策を含めることが一般的である。この方針は、下位に展開していくに従い、内容がより( ① )になることが要求される。
具体的
83
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 設計・開発の段階では、設計・開発からのアウトプットと設計・開発へのインプットを比較し、設計・開発のアウトプットが設計・開発のインプットとして決められた目標などを満たしているかどうかを( ① )に確認する設計検証が何度となく行われる。また、最終製品が使用時に顧客の( ② )を満たせるかどうかなどの妥当性を確認することが行われる。これをボールペンで例えれば、所望の書き味が得られているかどうかを試作品などで実際に確認することが相当する。
客観的, ニーズ
84
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 A氏が勤務する会社において、不適合品が顧客へ流出してしまうトラブルが発生した。A氏は検査体制を現状より厳しくして、検査のみで不適合品の流出を防ぎ、この活動を社内の改善報告会で発表した。しかし、上司からは品質管理におけるアプローチとして不十分であるとのコメントを受けた。 A氏は上司からのコメントを受け、不適合品発生の改善を進めることにした。まず、( ① )に基づいて問題に関する事実を観察し、( ② )の考え方によって改善の対象とする不適合を絞り込んだ。次に、絞り込まれた不適合に関連するデータを収集した。これにより、問題となっている品質特性の平均値に問題があるのか( ③ )に問題があるのかなどを把握することができる。
三現主義, 重点指向, ばらつき
85
次の図はデータxとyに対する散布図である。それぞれの散布図における xとy の関係を表す文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 図Aのような散布図において、xとy の関係に、( ① )といえる。 また、図A,B,Cの相関係数をそれぞれ rA , rB , rC とすると、その絶対値の大小関係は ( ② )>( ③ )>( ④ )となる。
正の相関がある, rB, rA, rC
86
QCストーリーに関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 問題解決型QCストーリーの手順3の要因の解析では、( ① )を用いることにより特性に影響を及ぼしている要因を整理することができる。特性と要因との関係が複雑である場合には、相互関係を明確にするために( ② )を利用することも考えられる。抽出した要因が実際に特性に影響を及ぼしているかについては、二つの変数間の関連を調べるために( ③ )を利用して確認することも必要である。
特性要因図, 連関図法, 散布図
87
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 品質マネジメントシステムは、多くのプロセスにより構成されていて、外部から提供されるプロセス、製品およびサービスの管理は重要なプロセスの一つである。 このプロセスにおいては、その最初の段階で供給者の品質保証に関する組織としての能力を( ① )し、継続的に改善することが基本となる。ここに組織としての能力とは、技術力、( ② )、財務力、要員、設備等に関する能力のことで、この能力を正しく( ① )するための( ③ )を明確にしておく必要がある。
評価, マネジメント力, 基準
88
パレート図に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 表 6.1 は7月1日〜7月5日の5日間、機械Aと機械Bに分けて、日用品容器のラベル貼り付け工 程で発生した不適合数について、該当する項目にチェックを記入した結果である。ただし、計および小計の欄の数値は集計途中である。この集計表に基づいて、パレート図を作成した。 この5日間において、不適合数がもっとも少なかった不適合項目は( ① )で、2番目に少なかった不適合項目は( ② )である。
破れ, 文字欠け
89
小集団改善活動に関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選び、解答 横にマークせよ。 小集団改善活動には人材育成の果たす役割が大きく、多くの人が積極的に教育や研修に参加できる状況を作り出すことが重要である。
️⭕️
90
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 ある組織では市場において、商品の計量値データで示される特性の不適合が発生しており。この改善を進めることになった。 ・改善を進める上で有効な手順には幾つかの種類がある。今回の場合は( ① )の手順を活用するのが適切である。この手順では、特性に影響している原因を特定し、これに対して改善策を実施する。この原因を特定する行為を( ② )と呼び、重要なステップである。このステップを効率的に行うためには、その前のステップである現状把握をしっかり行うことが大切である。 ・現状把握は、改善すべき特性がどのような状態(内容)なのかを( ③ )に基づいて色々な情報を集め分析する。その中でも、まずは市場で発生している実際の不適合品の特性を測定して、規格に対してどの程度外れているのかなどを調査する必要がある。
問題解決型, 要因の解析, 三現主義
91
ヒストグラムに用いる用語について、次の図に対応するもっとも適切 なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。
区間, 度数, 区間の中心値, 区間の境界線
92
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 B社では、工場拡大による人員増加に伴い、製品の品質保証や業務の効率化、安全の確保等により、自社の経営基盤の確立と体質の強化に取り組んでいる。更に社内標準化を推進することで、より堅牢な品質マネジメントシステムを構築することを目標としている。 ・社内標準化の導入にあたっては、( ① )が社内標準化の方針を示し、全部門の活動における社内標準の位置づけを明確にしている。 ・全従業員は、標準化が便利で豊かな社会生活を安心して送るためのルールの一つであることを理解して、自社における社内標準化の取組みが( ② )、コスト管理、安全衛生、環境保全など、全ての活動を適切に実施するための 「要」であると認識している。 ・社内標準化の推進にあたっては、( ③ )に合った社内標準を作成し、全員一丸となって、しっかりとした標準化を運用することで確実に歯止めを行い、成果に繋がる活動を展開している。 ・自社の社内標準化の取組みにおいては、次の3つの目的をあげている。 1)部品・製品の互換性やシステムの整合性を向上し、コスト低減にも寄与する。 2)個人が持っている固有技術を標準化することで目に見える形で蓄積し、自社の技術力を向上する。 3)物造りにおいて、4Mのばらつきを管理して低減させることで、( ④ )を安定向上す る。
トップ, 品質保証, 自社の規模, 製品の品質
93
サンプリングと誤差に関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには❌を選べ。 サンプリング誤差は、サンプリングによる「ばらつき」を表す用語であり、 サンプリングによる「かたより」を表すものではない。
❌
94
次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 組織の各部門で日常的に実施されるべき( ① )について、その業務目的を効率的に達成するために必要な全ての活動が日常管理である。日常管理を円滑に進めていくためには、日常的に実施されなければならない( ① )を一覧表に整理し、各業務の達成度合いを測るものさしである管理項目と、維持したい( ② )を明らかにすることが必要である。ここに( ② )とは、「安定した、または計画どおりの、プロセスの状態を表す値、または範囲」のことである。さらに、日常の業務遂行時に発生する異常を見過ごさないために、正常か否かの判断基準。そして発生した異常に対して処置が適切に実施できる手順を明確にしておくことも重要である。
業務分掌, 管理水準
95
チェックシートに関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、その記号を解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 表 7.1 より、不適合項目は( ① )の発生件数が最も多い。( ② )や作業者で層別しても不適合の発生件数にあまり違いが見られない。時間帯については、( ③ )の不適合の発 生件数がもっとも多くなっている。
シワ, 機械, 8:00~10:00
96
サンプリングに関する次の文章において、 ( )内に入るもっとも適切なものを下のそれ ぞれの選択肢からひとつ選び、その記号を回答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 母集団に含まれるサンプリング単位の数を母集団の大きさ、サンプルに含まれるサンプリング単位の数を( ① )またはサンプルの大きさという。 さらに、大きさが無限大であるという母集団を( ② )、大きさが有限である母集団を( ③ )という。 工程の管理や解析のために工程を母集団とするとき、これは無限母集団と考えられる。
サンプルサイズ, 無限母集団, 有限母集団
97
QCサークルに関する次の文章で正しいものには️⭕️、正しくないものには❌を選び、解答にマークせよ。 QCサークル活動は、職場の中のいろいろな重要問題を取り上げて解決し、その結果を維持・改善し続けていく活動である。
️⭕️
98
標準化に関する次の文章において、( )内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 社内標準化を実施するにあたっては、( ① )IECなどの国際標準、JIS、ANSIなどの国家標準、産業界などで定めた( ② )標準との整合性も検討して進めなければならない。
ISO, 団体
99
管理図に関する文章として、( )内に入るもっとも適切なものを選択肢からひとつ選び解答欄にマークせよ。 Q社では、ある工程の安定性を管理図を用いて管理している。 A号機とB号機それぞれに対して製品をサンプリングし、XーR管理図を作成した。 ・X管理図で統計的管理状態にあるのは( ① )である。 ・長い「連」が見られるのは( ② )である。 ・管理限界線を外れているのは( ③ )である。
B号機のX管理図, A号機のX管理図, A号機のR管理図
100
新QC七つ道具に関する次の文章において( )内に入るもっとも適切なものを下欄の選択肢からひとつ選べ。ただし、各選択肢を複数回用いることはない。 【1】手法名:( ① ) 作業の順序や関連が複雑な仕事を効率的に遂行するためには、( ② )となる作業を抽出して重点的に管理する必要がある。各作業の関係と日程のつながりを矢線で図示することによって重要な作業を明確にし、効率的な日程管理を行う。 【2】手法名:( ③ ) 何かを成し遂げようとする際には、さまざまな障害が発生する。計画が進行するプ ロセスで発生するさまざまな( ④ )を予想し、その打開策を考えながら最終目標達成に向けて、望ましい解決の道筋をつける。 【3】手法名:( ⑤ ) 要因が多岐にわたり複雑な絡み合って、何をすればよいか悩むことがある。目的と手段、また原因と結果の関係を( ⑥ )によって論理的に関係づけて図にすることで、問題の構造や因果関係を明確にする。
アローダイアグラム法, ボトルネック, PDPC法, 不測の事態, 連関図法, 矢線