問題一覧
1
肺結核について正しいのはどれか。2つ選べ
搬送中は空気感染予防策がは必要である, 搬送時には傷病者にマスクを着用させる
2
突然の胸痛を来す疾患はどれか。1つ選べ
自然気胸
3
肺野で連続性ラ音が聴取される疾患はどれか。1つ選べ
気管支喘息
4
急性喉頭蓋炎について誤っているのはどれか。1つ選べ
咽頭の吸引を行う
5
喀血を来す疾患はどれか。2つ選べ。
肺結核, 気管支拡張症
6
左側の緊張性気胸でみられる所見はどれか。1つ選べ
右外頸静脈の怒張
7
喘息発作の症状のうちただち入院に該当しないものはどれか1つ選べ
喘鳴
8
慢性呼吸不全の急性増悪の原因で最も多いのはどれか。1つ選べ
気道感染
9
過換気症候群でみれないのはどれか。1つ選べ
低酸素血症
10
気管支喘息でまれな所見はどれか。1つ選べ
嗄声
11
慢性呼吸不全の急性増悪時にみられないのはどれか。1つ選べ
胸痛
12
72歳の男性。ここ数年、労作時に息ぎれを感じていた。散歩中に息が苦しくなり救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS2。呼吸数42/分。脈拍120/分、不整。血圧182/102mmHg。SpO2値70%。チアノーゼと発汗とを認める。 半坐位でフェイスマスクを装着し、酸素を5ℓ/分で投与したところ、意識レベルが低下した。 直ちに行うべき処置はどれか。1つ選べ。
補助換気
13
72歳の男性。十数年前よりしばしば息切れを感じていたが放置していた。3日前より熱感があり咳をしていた。本日、夕食後より息苦しさが出現し、横になれないため、家族が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS1。呼吸数40/分。脈拍84/分。血圧168/106mmHg。体温37.6℃。SpO2値88%。 適切な対応はどれか。1つ選べ。
補助呼吸を行う
14
17歳の女性。口論した後、息苦しいと座り込んでしまったため家人が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS1。呼吸数36/分。脈拍84/分、整。血圧120/76mmHg。手はこわばっていた。 考えられる随伴症候はどれか。1つ選べ。
口唇のしびれ
15
70歳の男性。慢性呼吸不全で通院中である。昨日から発熱があり、本日意識が低下したため家族が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS10。呼吸数40/分。脈拍120/分、不整。血圧160/100mmHg。体温39℃。SpO2値78%。 現場での適切な処置はどれか。2つ選べ。
酸素投与, 補助換気
16
28歳の女性。不安神経症のため通院中であった。訪ねてきた友人が意識なく倒れているのを発見し、救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS100。呼吸数28/分。脈拍140/分、整。血圧78/35mmHg。体温38.2℃。SpO2値58%。口周囲に乾燥した吐物が付着している。聴診では湿性ラ音が聴取される。抗不安薬の空箱を大量に発見した。 この傷病者で可能性の高いのはどれか。1つ選べ。
誤嚥性肺炎
17
肺血栓塞栓症の誘因となりにくいのはどれか。1つ選べ
閉塞性動脈硬化症
18
急性喉頭蓋炎で認めないのはどれか。1つ選べ
胸痛
19
気管支喘息について正しいのはどれか。1つ選べ
乾性ラ音の減弱は重篤化を疑う
20
17歳の男性。バスケットボールの練習中突然右胸痛と共に呼吸困難を訴え、うずくまったため、同僚が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識清明。呼吸数24/分。脈拍110/分、整。血圧118/86mmHg。SpO2値86%。右前胸部が膨隆し、右呼吸音は聴取できない。 適切な対応はどれか。1つ選べ。
高濃度酸素吸入
21
28歳の女性。喘息発作が起こり周囲の者が救急要請した。 救急隊到着時観察所見:意識JCS2。呼吸数32/分。脈拍120/分、整。血圧170/100mmHg。SpO2値90%。苦しくて歩行はできなかったが救急車による搬送を拒否している。 この傷病者に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。
入院治療が可能な施設に救急搬送することを説得する
22
上気道閉塞で緊急に気道確保する時に穿刺する部位はどこか。1つ選べ。
B
23
過換気症候群でみられるのはどれか。2つ選べ
空気飢餓感, 手指のしびれ
24
78歳の男性。2日前より発熱と全身倦怠感とを訴えていた。今朝より呼吸困難が増悪したため妻が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS3。呼吸数30/分。脈拍110/分、整。身体には熱感があり、口唇にはチアノーゼを認める。50年以上の喫煙歴があり、15年前から労作時に呼吸困難があったが、放置していた。この傷病者にみられる所見はどれか。2つ選べ。
努力呼吸, ビール樽状胸郭
25
27歳の男性。感冒症状があり市販薬を服用して出勤した。職場で呼吸困難を訴えたため、同僚が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS1。呼吸数36/分。脈拍128/分、整。血圧112/90mmHg。SpO2値93%。喘鳴があり、呼気が延長している。この傷病者の適切な搬送体位はどれか。1つ選べ。
起座位
26
36歳の女性。3週間前からふくらはぎの疼痛と腫脹が出現し、寝込んでいた。徐々に疼痛が増強し、歩行困難となったため近医を受診し、鎮痛薬を処方された。昨日より次第に動悸と呼吸困難とが増悪したため、救急隊を要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS0。呼吸数36/分。脈拍144/分、整。血圧86mmHg(触診)。体温36.5℃。SpO2値86%。聴診上、異常呼吸音は認めない。最も考えられるのはどれか。1つ選べ。
肺血栓塞栓症