問題一覧
1
ユニコーン企業
上場をしていないが、創業10年以内で想定時価総額が10億ドルを超える企業のこと
2
日本の主要なユニコーン企業
Preferred Networks、スマートニュース、Spiber、SmartHR(出典元:CB lnsights *2022年9月時点)
3
上場していない有名企業
竹中工務店、JTB、YKK、日本IBM、ロッテ、森ビル
4
定時株主総会
決算承認、それに伴う剰余金分配決議、役員の選任決議を行う 会計期間が1年の会社は年1回開催する 時期は、事業年度終了後3ヶ月以内
5
株主代表訴訟(そしょう)
株主が会社を代表して取締役・監査役などの役員に対して法的責任を追及するための訴訟
6
有価証券報告書
上場企業が事業年度ごとに作成する、企業内容の外部への開示資料
7
決算短信
上場企業が決算期に作成・開示する決算の速報資料
8
上方修正
企業が従来業績見通しとして公表していた数字をプラス方向に修正すること
9
決算説明資料
株主や投資家に対して企業の業績や今後の計画を発表する資料
10
下方修正
企業が従来業績見通しとして公表していた数字をマイナス方向に修正すること
11
ROA(総資産利益率)
当期純利益÷総資産 企業に投下された総資産が、利益創出のためにどれだけ効率よく使われたかを表す指標
12
ROE(自己資本利益率)
当期純利益÷自己資本 株主が企業に投資したお金が、利益創出のためにどれだけ効率よく使われたかを表す指標
13
PER
株価収益率 株価÷1株当たりの当期純利益 会社が稼ぐ利益に対して、株価が割安なのか割高なのかを表す 14~20の間が適正とされ、PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるとされる
14
PBR
株価純資産倍率 株価÷1株当たりの純資産 1株当たりの総資産に対し、株価が何倍まで買われているを表した指標
15
筆頭株主
ある会社の発行済み株式に対して、議決権のある株式を最も多く保有している株主のこと
16
主要株主
議決権のある株式の10%以上を保有する株主のこと
17
配当
企業が生み出した利益のうち、株式に還元するお金
18
減配
前期に比べて配当金を減らすこと 業績悪化などを理由に起こり、減配を発表した企業は失望感や先行きへの不安から、その企業の株式が売られる傾向にある
19
増配
前期に比べて配当金を増やすこと 業績が向上したときに実施される場合が多く、安定配当を掲げている企業が業績好調時に出す特別配当も増配の一種
20
シンジケート団
大型の資金調達に際して、新たに発行される有価証券(株式、債務券)などの引き受けのために、証券市場を通じて多数の投資家から機動的に資金を調達しやすくなる
21
IPO
新規株式公開のことで株式を証券取引所に新たに上場すること 株式を上場することで、証券市場を通じて多数の投資家から機動的に資金を調達しやすくなる
22
幹事証券会社(幹事会社)
有価証券の募集や売り出しをする際に、シンジケート団を代表して発行体と発行条件や引き受け契約内容を協議する証券会社のこと 主導的役割を果たす幹事会社を主幹事、主幹事会社という
23
民事再生
経営不振に陥った企業を再生する手続きのうち、経営陣の刷新を必須としないもの
24
会社再生
経営不振に陥った企業を再生する手続きのうち、経営陣の刷新を必須とするもの
25
破産
企業が債務の支払いをすべての資産をもってしてもできなくなり、裁判所や破産管財人の関与の下、所有する財産全てを換金して債務者に公平に支払い、その後の債務を原則として全て帳消しにすること
26
TOB
株式公開買い付け 特定の会社の株式を買い付けるために、「買い付け期間・買取株数・価格」を公告し、不特定多数の株式から株式市場外で株式等を買い集める制度のこと 第三者が企業買収や子会社化など対象企業の経営権の所得を目的に実施することが多い 他には市場に流通する自社の株式を購入するために使われることもある
27
投資信託(ファンド)
投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用し、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品
28
ヘッジファンド
一般的な投資信託(ファンド)と違い、機関投資家や富裕層から私募により資金を集めるファンド 過去には、ヘッジファンドの破綻が市場を動揺させたこともあったため、現在では種々の規制が整備されている
29
機関投資家
個人ではなく、企業体で投資を行っている大口の投資家 保険会社などが多い
30
エンジェル
創業間もない企業に対し出資する(富裕な)個人
31
ベンチャーキャピタル(VC)
高い成長率を有する未上場企業(ベンチャー企業)に対して、ハイリターンを狙った投資を行う投資会社のこと 資金をただ融資するのではなく、株式を所得することで投資する形を取る
32
M&A(Mergers & Acquisitions)と・合併・提携
2社以上の企業による合併や吸収、資本による企業買収を指す 講義の意味では、業務提携などもM&Aに含まれる
33
敵対的買収
買収対象企業の経営陣や親会社の事前の同意を得ずに、既存の株式から株式を買い集めて企業を買収すること
34
第三者割当増資
主に敵対的買収からの防衛手段として、特定の第三者に対し新株を発行すること 有償増資にあたる
35
MBO (management buy out)
経営者が株式から自社の株を買い取り、オーナー経営者となること
36
MBO企業例
CCC、USEN
37
親会社
ある会社の発行済み株式に対して半数以上の株式を保有している法人株主
38
子会社
親会社に、議決権(株式数)の過半数以上を保有されている会社 (もしくはそうでなくとも親会社に事実上経営を支配されていると判断される会社)
39
関連会社
親会社もしくは子会社が、20%以上50%以下の議決権を所有している会社 (もしくはそうでなくとも、親会社もしくは子会社が、経営方針の決定に重大な影響を与えることができると判断される会社)
40
持株会社
子会社の支配・管理を業務とする会社
41
ジョイントベンチャー
複数企業による合併会社のこと 主に2社がそれぞれ資金を出し合って会社を設立させ、共同経営を行うことが多い
42
スピンオフ
企業が特定の部門を分離して新会社として独立させることで、元の企業から出資などを受けて独立する場合を指す 独立後も資本関係が継続する
43
スピンアウト
企業が特定の部門を分離して新会社として独立させることで、元の企業との資本関係が切れる場合を指す
44
株式持ち合い
企業同士が互いの株式を長期にわたって持ち合うこと 取引関係の強化や業務提携などを目的として戦後広まったが、閉鎖性・不透明性から近年はその株式を売却することで解消すること(持ち合い株解消)が増えている
45
持株制度
企業が自社の従業員・役員・取引関係者に対して自社株の所得・保有を推進するための制度 毎月一定額が給与から引き落とされて自社株を共同購入する 安定株主を増やすや、従業員のモチベーションの向上が目的
46
のれん
買収金額-買収された企業の純資産総額
47
合併比率
複数の会社が合併する際、合併により消滅する会社の株主に対し、持ち株数に応じて割り当てられる新会社(若しくは存続会社)の株式の比率
48
存続会社
複数企業が合併した際に、存続する会社
49
一般会計
国や地方公共団体において、一般の歳入歳出を経理する会計(例:土木・教育・福祉など)
50
特別会計
国や地方公共団体において、公共料金や利用料など、独自の収入がある部門における会計
51
確定拠出年金
掛け金を運用した金額が老後に支払われる私的年金 証券会社などが運営している
52
NISA
年100万円までの株式や投資信託への投資で得られる配当や譲渡益を最大5年間非課税とする制度 資産運用の選択肢を広げるべく、リスクを伴う金融商品への投資を促進するのが目的 2024年以降、NISAへの抜本的拡充・恒久化が図られ、新しいNISAが導入される予定
53
委員会設置会社
経営の監督機能と業務執行機能を分離し、全社を取締役、後者を執行役が担っている、かつ取締役会の中に、半数が社外取引役からなる委員会(指名委員会、監査委員会、報酬委員会)が3つ存在する会社
54
転換社債
予め決められた期間内に、予め決められたレートで株式に交換できる社債(株価が上昇し転換価格を上回れば、メリットになる)
55
清算型の倒産
破産、特別清算 すべての資産を所金処分して債権者に分配し、事業を廃止するもの
56
直接金融
企業が銀行を介さずに、投資家から直接資金調達すること
57
間接金融
企業が銀行に融資を受ける形で資金調達すること
58
インカムゲイン
ある資産を保有することで安定的に得られる現金収入 例えば銀行預金の受取利息や、配当金など
59
キャピタルゲイン
保有する資産(株式、土地、建物など)の価値が(取得時と比べ)上昇したときに、その売却で得られる売買差益
60
ESG投資
環境や社会への配慮の度合いなど、企業の社会的意義や持続性を重視して投資すること
61
ストックオプション
あらかじめ決められた価格で自社の株式を所得できる権利のこと
62
監査法人
上場企業が開示する情報のうち特に財務書類について、間違いがないことを確認し証明するために存在する機関
63
マネーロンダリング(資金洗浄)
麻薬取引や犯罪で取得した不正資金など、違法な手段で入手したお金を、架空口座や他人名義口座などを利用して転々と移転することで出所をわからなくして、正当な手段で得たお金と見せかけること
64
インサイダー取引(内部者取引)
上場会社や不動産投資信託(REIT)の投資法人などの会社関係者が、当該上場会社などの投資判断に影響を及ぼすような内部情報を知ったうえで、その情報の公表前に、当該上場会社などの株式等を売買すること これに違反した場合は、刑事罰が科せられる
65
粉飾決算(ふんしょく)
決算数値を不正に操作して、虚偽の財務諸表を作り、企業の経営状況をよくみせること 公正な商取引や、市場の価格形成が損なわれることから、会社法や金融商品取引法などで禁じられている
66
タックス・ヘイブン
租税回避地 一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される国や地域のこと
67
コールレート
金融機関同士が短期資金を貸し借りするときの利率
68
バーゼル規制
金融機関の国際ルール 銀行が過度に強気な経営判断をすることで金融システムが不安定に鳴るのを防ぐのが目的
69
金融危機(信用危機)
巨額の損失を抱えた金融機関の経営破綻をきっかけに金融市場に不安が広がり、経済が危機的状況に陥ること
70
バブル景気
1986年12月から1991年2月前の間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気および、それに付随して起こった社会現象
71
米中貿易摩擦
2018年、アメリカのトランプ元大統領が中国の鉄鋼背品などに25%の関税をかけると発表したことに端を発するアメリカと中国の貿易摩擦
72
リーマンショック
2008年9月に起きたアメリカの大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」の経営破綻に端を発した、世界的な大不況のこと
73
ITバブル
1997年から2000年のアメリカを中心に、ITを関連企業の株価が以上に急騰し、その後短期間で急落したバブル 世界中に不況をもたらした
74
三大経済団体
経済同友会(経営者が個人の資格で参加) 日本商工会議所(各地の商工会議所が参加) 日本経済団体連合会(東証プライム上場企業や各種業界団体が参加)
75
三大経済団体のそれぞれの会頭
日本商工会議所:小林健(三菱商事相談役) 経済同友会:新浪剛史(サントリーホールディングス取締役社長) 経団連:十倉雅和(住友化学会長)
76
三種の神器
白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫
77
世代の呼称
70代前半:団塊の世代 50代後半~60代前半:新人類世代 50代前半:バブル世代 30代後半~40代:ロストジェネレーション世代 20代後半~30代前半:ミレニアル世代 ~20代前半:Z世代
78
ウィズコロナ
新型コロナウイルスが(少なくとも短期的には)撲滅困難であることを前提として、コロナウイルスと共存しながら活動する新たな社会の在り方を問う文脈で用いられる表現
79
コロナ禍
2019年末からの新型コロナウイルス感染症の流行による災難や危機的状況を指す言葉
80
新三種の神器
カラーテレビ・クーラー・自動車 3Cともいう
81
アフターコロナ、ポストコロナ
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行した後に社会の在り方を問う文脈で用いられる表現
82
ブラック・スワン
予測ができないにもかかわらず起きたときに衝撃が大きい事象のこと
83
ブラック・エレファント
見逃すことができない大きなリスクのこと
84
VUCA
Volatility(変動性・不安定さ) Uncertainty(不確実性・不確定さ) Complexity(複雑性) Ambiguity(曖昧性・不明確さ) という4つのキーワードの頭文字から取った造語 現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして用いられる
85
サミット
政治・経済・環境問題など、世界的課題を話し合う主要国首脳会議のこと
86
G7
フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの主な先進国のこと
87
G20
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU、ロシア、中華人民共和国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ共和国、オーストラリア、大韓民国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン
88
FTA
自由貿易協定 2か国以上の国・地域が関税、輸入割当など貿易制限的な措置を一定の期間内に撤廃・削減する協定
89
EPA(Economic Partnership Agreement)
経済連携協定とも呼ばれる 特定の国や地域同士での貿易や投資を促進するため、主に以下の内容を約束する条約 ①輸出入にかかる関税を撤廃・削減する ②サービス業を行う際の規制を緩和・撤廃する ③投資環境の整備を行う ④ビジネス環境の整備を協議する
90
EU
ヨーロッパを中心に27か国が加盟する政治経済同盟
91
APEC
アジア太平洋発の経済協力を目的とする非公式協議体
92
ASEAN
東南アジアの10か国からなる地域の経済間組織
93
RCEP
ASEAN加盟10か国と、そのFTAパートナー5か国の間で、2020年11月15日に第4回RCEP首脳会議の席上で署名された経済連携協定
94
TPP(Trans-Pacific Partnership)
環太平洋戦略的経済連携協定 オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナム、米国の間で2016年2月4日に署名された経済連携協定
95
OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development)
経済協力開発機構 経済成長、貿易自由化、途上国支援を目的として世界37か国で構成する国際機関 年2回行われる経済見通しが注目を集める
96
Brexit(ブレグジット)
イギリスの脱EU(欧州連合)の動きのこと
97
WHO
人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関
98
日本に新型コロナウイルスのワクチンを提供することで合意した5社
アストラゼネカ(米国)、ファイザー(米国)、モデルナ(米国)、武田薬品工業(米国ノババックス社のワクチン)
99
SDGs
「持続可能な開発目標」のことで、経済発展と環境保護を両立させながら将来の世代や地域環境に負荷を与えずに進めていく開発目標のこと 国際社会が2030年までに達成を目指す17の目標からなる
100
グリーン投資
環境に配慮した経済活動に投資すること