問題一覧
1
抗コリン作用を有する薬物はどれか。2つ選べ。
プロピベリン, ソリフェナシン
2
前立腺肥大症に使用される薬剤はどれか。2つ選べ
タムスロシン, デュタステリド
3
ホスホジエステラーゼ5阻害作用をもつ前立腺肥大症薬はどれか。
タダラフィル
4
勃起不全治療薬の併用禁忌はどれか。(2009年 過去問題 午前問題064)
ニトログリセリン
5
更年期女性のホルモン補充療法によってリスクが低くなるのはどれか。(2021年 過去問題 午前問題057)
骨粗鬆症
6
インスリン自己注射の投与経路はどれか。
皮下
7
糖尿病diabetes mellitusの血糖コントロールの指標となる検査値はどれか。(2016年 過去問題 午前問題015)
グリコヘモグロビン
8
糖尿病の薬物療法で正しいのはどれか。
インクレチン関連薬とスルホニル尿素(SU)薬を併用すると重篤な低血糖症状をおこすことがある。
9
副作用(有害事象)として低血糖症状を起こす可能性があるのはどれか。(2015年 過去問題 午前問題016)
インスリン
10
1型糖尿病type 1 diabetes mellitusと診断された人への説明で適切なのはどれか。(2017年 過去問題 午後問題042)
低血糖症状には振戦などの自律神経症状がある。
11
インスリン治療中の糖尿病diabetes mellitus患者への指導で正しいのはどれか。
「高熱,ひどい下痢,脱水などとともに血糖値が大幅に上昇することがあります」
12
薬剤とその副作用(有害事象)の組合せで正しいのはどれか。(2018年 過去問題 午後問題029)
スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉――横紋筋融解症
13
インドメタシン内服薬の禁忌はどれか。(2018年 過去問題 午後問題016)
消化性潰瘍
14
最終代謝産物に尿酸が含まれるのはどれか。(2020年 過去問題 午前問題077)
核酸
15
抗甲状腺ホルモン薬の副作用はどれか。2つ選べ。(2014年 過去問題 午後問題087)
無顆粒球症, 肝機能障害
16
甲状腺機能亢進症hyperthyroidismの患者への説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
ヨウ素(ヨード)を多く含有するコンブを過剰に摂取しない。, 抗甲状腺薬の服用患者は,白血球の減少による易感染状態に注意する。
17
緑内障患者への投与が禁忌なのはどれか。(2019年 過去問題 午後問題016)
アトロピン
18
特発性間質性肺炎の患者。毎日プレドニゾロンを30mg内服している。外来受診時に「この数日,目が少し痛いような気がして軽い頭痛もする。薬の副作用なのだろうか」と話した。視力の変化や眼瞼および眼球結膜に充血を認めない。 対応で適切なのはどれか。(2009年 過去問題 午後問題049)
眼圧を測定する。
19
点眼指導で適切なのはどれか。(2012年 過去問題 午前問題043)
点眼後は,ふき綿で涙囊部を軽く圧迫する。
20
眼底検査の前処置で散瞳薬を点眼する際の看護で適切なのはどれか。(2015年 過去問題 午前問題051)
羞明が強くなると説明する。
21
抗コリン薬の投与が禁忌の疾患はどれか。2つ選べ。(2015年 過去問題 午後問題084)
緑内障, 前立腺肥大症
22
65歳の女性。身長157cm,体重56kg。長女夫婦と2人の孫と2階家屋一戸建てに住んでいる。本人の部屋は2階にある。長女夫婦が共働きのため,孫の幼稚園の送迎や世話などで毎日忙しく過ごしている。1か月前の市の健康診査で骨密度の検査を受けたところ精査を勧められ,近医で骨粗鬆症と診断され,ビスホスホネート製剤の内服を開始した。骨粗鬆症のタイプで最も考えられるのはどれか。(2009年 過去問題 午後問題100)
閉経後
23
経口薬と食品の関係について,正しいのはどれか。(2021年 過去問題 午後問題039)
抗ヒスタミン薬はアルコールの摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。
24
長期間服用中,急に中止することによってショックをきたす可能性があるのはどれか。(2010年 過去問題 午後問題075)
副腎皮質ステロイド
25
Aちゃん(2歳)は,初めて気管支喘息bronchial asthmaの小発作が起こり入院した。母親に家庭での生活状況を確認すると「Aちゃんは犬のぬいぐるみを触らないと眠れないんです」と話した。検査の結果,アレルゲンはハウスダストとダニであった。症状が軽快したため副腎皮質ステロイド吸入薬と抗アレルギー薬とが処方されて退院することになった。 母親への退院指導で最も適切なのはどれか。(2014年 過去問題(追加試験) 午前問題063)
「喘息の症状がないときもお薬を吸入しましょう」
26
抗アレルギー作用を併せ持つ抗ヒスタミン薬はどれか。2つ選べ。
オロパタジン, ケトチフェン
27
白内障進行予防に使用される薬剤はどれか。2つ選べ
グルタチオン, ピレノキシン
28
眼房水の産生を抑制する薬剤はどれか。2つ選べ
炭酸脱水素酵素阻害薬, β遮断薬
29
薬剤とその副作用の組合せで誤っているのはどれか。(2009年 過去問題 午後問題022)
セフェム系抗菌薬――――――髄膜炎
30
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉に有効な薬はどれか。(2013年 過去問題 午前問題015)
バンコマイシン塩酸塩
31
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に有効な薬はどれか。
リネゾリド
32
院内感染の観点から,多剤耐性に注意すべきなのはどれか。
緑膿菌
33
経口薬と食品の関係について,正しいのはどれか。(2021年 過去問題 午後問題039)
抗ヒスタミン薬はアルコールの摂取によって副作用〈有害事象〉が出現しやすくなる。
34
薬剤とその副作用(有害事象)の組合せで正しいのはどれか。(2018年 過去問題 午後問題029)
スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉――横紋筋融解症
35
副腎皮質ステロイド薬の副作用はどれか。( 2008年 過去問題 午前問題031 )
血糖値上昇
36
喘息のため吸入用ステロイド薬を使用する患者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。( 2008年 過去問題 午前問題114 改変)
吸入前に最後まで息を吐き出してから吸い込む。, 吸入後はうがいをする。
37
薬剤とその副作用の組合せで誤っているのはどれか。( 2009年 過去問題 午後問題022 )
セフェム系抗菌薬――――――髄膜炎
38
特発性間質性肺炎の患者。毎日プレドニゾロンを30mg内服している。外来受診時に「この数日,目が少し痛いような気がして軽い頭痛もする。薬の副作用なのだろうか」と話した。視力の変化や眼瞼および眼球結膜に充血を認めない。 対応で適切なのはどれか。( 2009年 過去問題 午後問題049 )
眼圧を測定する。
39
ペニシリン投与によって呼吸困難となった患者への第一選択薬はどれか。( 2013年 過去問題 午前問題079 )
アドレナリン
40
長期間服用中,急に中止することによってショックをきたす可能性があるのはどれか。( 2010年 過去問題 午後問題075 )
副腎皮質ステロイド
41
副腎皮質ステロイドの作用はどれか。( 2019年 過去問題 午前問題025 )
炎症の抑制
42
薬物と特に高齢者で観察すべき内容との組合せで正しいのはどれか。( 2011年 過去問題 午前問題064 )
非ステロイド性消炎鎮痛薬―――――――消化器症状
43
長期投与すると骨粗鬆症osteoporosisを発症するリスクが高まるのはどれか。( 2012年 過去問題 午前問題078 )
副腎皮質ステロイド
44
気管支喘息asthmaに対する副腎皮質ステロイドの吸入療法について正しいのはどれか。( 2013年 過去問題 午前問題048 )
副作用は内服より少ない。
45
長期間の使用によって満月様顔貌〈ムーンフェイス〉をきたすのはどれか。( 2013年 過去問題 午後問題024 )
プレドニゾロン
46
抗血小板作用と抗炎症作用があるのはどれか。( 2014年 過去問題 午前問題015 )
アスピリン
47
Aさん(57歳,男性)は,肺癌lung cancerで放射線治療後,放射線肺炎radiation pneumonitisを発症し,1か月半前から副腎皮質ステロイドにより治療中である。2日前から38.0℃の発熱と頭痛が出現し,検査の結果,前頭葉に膿瘍が認められた。現在のAさんの血液検査データは,白血球12,000/μl,空腹時血糖101mg/dl,HbA1c5.9%,CRP4.6mg/dlである。 膿瘍の発症に関与した副腎皮質ステロイドの副作用はどれか。( 2014年 過去問題 午前問題052 )
易感染
48
食物アレルギーfood allergyのある8歳の児童がアナフィラキシーショックanaphylactic shockを発症した場合の対応として適切なのはどれか。( 2014年 過去問題 午後問題062 )
アドレナリンの筋肉内注射
49
ステロイド薬の副作用(有害事象)はどれか。( 2016年 過去問題 午前問題017 )
骨粗鬆症
50
Aさん(32歳,女性)は,営業で外出の多い業務を担当している。1か月前から発熱,倦怠感,関節痛および顔面の紅斑が出現し,近くの医療機関を受診したところ全身性エリテマトーデス〈SLE〉systemic lupus erythematosusと診断され治療目的で入院した。入院時所見は身長160cm,体重55kg。血圧142/80mmHg。血液検査データは,白血球4,400/μL,血小板17.5万/μL,Hb12.5g/dL,クレアチニン2.5mg/dL,抗核抗体は陽性であった。 Aさんはプレドニゾロン60mg/日のステロイド治療が開始となった。 Aさんへの説明で適切なのはどれか。( 2017年 過去問題 午後問題119 )
「薬の影響で気分が大きく変動するかもしれません」
51
Aちゃん(11歳,女児)は,5日前から両側の眼瞼浮腫と急な体重増加があり,尿量が少ないため来院した。高度の蛋白尿もみられたため入院し,ネフローゼ症候群nephrotic syndromeと診断されステロイド治療の方針となった。 現時点でのAちゃんへの看護で適切なのはどれか。( 2021年 過去問題 午前問題054 )
一時的に満月様顔貌になることを説明する。
52
Aさん(23歳,女性)は会社員で,バレーボールのサークルに所属している。父親に気管支喘息bronchial asthmaの既往がある。最近,両肘の周囲に発疹とかゆみが出現した。仕事中無意識のうちに肘をかいていることや,夜間もかゆみのために熟睡できないことが多くなったため受診した。 Aさんには副腎皮質ステロイド外用薬が処方された。説明内容で正しいのはどれか。
「肘のしわを広げて皮膚に乗せるように塗ってください」
53
C型慢性肝炎chronic hepatitis Cに使用するのはどれか。( 2016年 過去問題 午後問題016 )
インターフェロン
54
受動免疫の効果が期待されるのはどれか。
ボツリヌス中毒や破傷風患者への抗毒素血清の投与
55
ワクチン接種後の抗体産生について正しいのはどれか。( 2022年 過去問題 午前問題027 )
同じワクチンを2回接種すると抗原に対する抗体の産生量が増加する。
56
インフルエンザinfluenzaワクチンについて正しいのはどれか。
とくに高齢者の重症化を予防する効果がみとめられる。
57
予防接種に生ワクチンが使用される疾患はどれか。2つ選べ。( 2022年 過去問題 午後問題088 )
麻疹, 結核
58
冷凍保存する血液製剤はどれか。( 2012年 過去問題 午後問題017 )
血漿
59
20℃から24℃で保存するのはどれか。( 2019年 過去問題 午前問題042 )
血小板製剤
60
全血の検体を25℃の室内に放置すると低下するのはどれか。( 2015年 過去問題 午後問題047 )
血糖
61
赤血球製剤の保存温度で適切なのはどれか。( 2020年 過去問題 午後問題022 )
2~ 6℃
62
輸血後,数日から数週間経過してから出現する副作用(有害事象)はどれか。( 2018年 過去問題 午前問題039 )
輸血後移植片対宿主病
63
大量の輸液が必要と考えられる救急患者はどれか。2つ選べ。
オートバイ事故で両大腿が変形している。, 火事で顔面,胸腹部,背部および両上肢にⅡ度の熱傷burnを負っている。
64
中心静脈栄養法〈TPN〉で高カロリー輸液を用いる際に,起こりやすい合併症はどれか。( 2020年 過去問題 午後問題043 )
高血糖
65
中心静脈から投与しなければならないのはどれか。( 2019年 過去問題 午後問題021 )
高カロリー輸液
66
静脈内注射を行う際に,必ず希釈して用いる注射液はどれか。( 2018年 過去問題 午前問題022 )
15%塩化カリウム
67
赤血球濃厚液の輸血について正しいのはどれか。( 2014年 過去問題 午後問題045 )
専用の輸血セットを使用する。
68
入院中の患者における中心静脈栄養法〈IVH〉の管理で適切なのはどれか。( 2013年 過去問題 午前問題040 )
定期的に血糖値を確認する。
69
抗癌薬の副作用(有害事象)である骨髄抑制を示しているのはどれか。( 2015年 過去問題 午後問題016 )
白血球減少
70
抗癌薬の有害な作用で起こりやすいのはどれか。( 2014年 過去問題(追加試験) 午後問題016 )
嘔吐
71
嘔気・嘔吐が強く出現する抗悪性腫瘍薬はどれか。( 2008年 過去問題 午前問題094 )
シスプラチン
72
Aさん(37歳,女性,会社員)は,夫(38歳)と2人暮らし。身長155cm,体重57kg。Aさんは,入浴中に右胸のしこりに気づき,病院を受診した。乳房超音波検査で右乳房外側下部に,直径約3cmの腫瘤が認められた。医師から乳癌breast cancerの可能性が高いと説明され,検査を受けたところ,右乳癌breast cancerと診断された。 Aさんは,乳房温存療法を希望したが,腫瘤が大きいため手術前に化学療法を受けることになった。術前化学療法としてEC療法(エピルビシン,シクロホスファミド)を3週ごとに,4サイクル受ける予定である。 Aさんに起こりやすい障害はどれか。
卵巣機能不全
73
Aさん(43歳,男性,会社員)は,1か月前に右頸部の腫瘤に気付き,自宅近くの診療所を受診し,大学病院を紹介された。検査の結果,Aさんは,非Hodgkin〈ホジキン〉リンパ腫non-Hodgkin lymphomaと診断され,縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫も確認され,化学療法導入のため入院した。Aさんは「悪性リンパ腫と言われたときにはショックだったけど,化学療法は有効であると聞いて,頑張ろうと思っている」と話す。入院時,Aさんは体温37.5℃,呼吸数18/分,脈拍84/分,血圧124/64mmHgであった。血液検査データは,赤血球302万/μl,Hb10.3g/dl,白血球6,400/μl,総蛋白7.6g/dlであった。 入院後4日。Aさんは化学療法としてCHOP療法(シクロホスファミド,ドキソルビシン,ビンクリスチン,プレドニゾロン)を行うことになった。 開始前のAさんへの説明で適切なのはどれか。
「5日目ころから口内炎ができやすくなります」
74
抗体製剤はどれか。
トラスツズマブ
75
細胞周期のM期のみに作用する抗がん剤はどれか。
パクリタキセル
76
抗がん剤として用いられる抗生物質はどれか。2つ選べ。
ブレオマイシン, ドキソルビシン
77
抗リウマチ薬としても使用される抗がん剤はどれか。
メトトレキサート