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雑踏警備
  • おかめ撫

  • 問題数 30 • 7/24/2023

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  • 1

    次は、雑踏警備業務の基本についての記述であるが、誤りはどれか。 1、群集の規制・誘導は、あらかじめ定められた方針に基づいて行い、やむを得ない場合の他はみだりに変更しない。 2、一部の群集が規制方針に反して勝手な行動をとったときは、放任することなく、協力を求めるなどの必要な措置をとる。 3、警備員が行う権限行為は、契約先の施設管理権の及ぶ範囲で、かつ、警備契約によって警備員に委託された範囲内に限られる。 4、施設管理権が及ばない範囲では、実力行使に限界はないが、その行使は慎重に行う。 5、雑踏警備の現場では、警備隊本部(隊長)へすべての情報が集約される体制をとり、警備隊本部がすべての事案に対し、適切な判断を行う。

    4

  • 2

    次は、流動状態にある雑踏形態についての記述であるが、誤りはどれか。 1、「流動状態にある雑踏」とは、神社、仏閣の縁日や初詣などで見られるように、参道の両側に露店が並ぶ中を参拝する参集者(雑踏)が行き交う状態が典型的である。 2、流動状態にある雑踏は、目的地に近づくほど、群集密度が低くなる傾向がある。 3、流動状態にある雑踏の整理の基本は、雑踏の急激な移動の阻止対策を講じ、流動の円滑化を図ることである。 4、縁日や初詣等で見られる流動状態にある雑踏の特徴としては、年齢・性別はまったく関係なく集まることが挙げられる。 5、本堂や拝殿などへの参拝を目標に流動する雑踏の歩行速度と密度は、行きと帰りでは大きな違いがあり、帰りの方が混雑が緩和している場合が多い。

    2

  • 3

    次は、停止状態にある雑踏形態についての記述であるが、誤りはどれか。 1、「停止状態にある雑踏」とは、コンサート、公営競技、パレードやマラソンを見るために集まっている状態が典型的である。 2、停止状態にある雑踏の特徴としては、集まる目的が明確なことから、参集・散開する時間が限られるため、一時に集中して混雑状態が生ずることが多い。 3、公営競技等のように順位を争うものや勝敗を決める場所の群集については、その結果によって、興奮や異常を伴う心理を誘発する要因が様々に存在することを、十分認識しておく。 4、停止状態にある雑踏の整理の基本は、収容人員の限度を超えないこと、群集を区域ごとに分断し、一定の場所に集中させないことである。 5、花火大会の場内及びその周辺で花火を見物している人々は、流動状態の雑踏である。

    5

  • 4

    次は、雑踏警備業務における行事等の態様別警備形態の特徴についての記述であるが、誤りはどれか。 1、博覧会会場での警備業務は、あらゆる事象から観客の安全を確保するとともに、会場における秩序を維持し、また、犯罪の予防並びに博覧会に関する諸規則の違反に対する予防警戒を行うことを重要な任務とする。 2、コンサート会場では、コンサートが昼の部と夜の部など、2回行われることも多く、参集する観客の座席移動制限などが重要な任務となる。 3、コンサートに参集する客層が変わっても、警備体制は変わらないので、その施設で毎回使える警備計画の作成が必要となる。 4、公営競技場への来場者は、熱狂的でギャンブルを主目的とするファンと、一般的娯楽感覚を持ちレクリエーション気分で来場するファンとに大別され、警備員は来場者を観察しながら、適切な接客対応が必要となる。 5、公営競技上でレースの開催があると、周辺の付近住民に対する違法駐車、騒音、ごみの投棄などの迷惑防止を観点とした対策も要求される。

    3

  • 5

    次は、雑踏警備業務における行事等の態様別警備形態の特徴についての記述であるが、誤りはどれか。 1、スポーツ競技場は、イベント会場(コンサート、催し物等)として使用する場合もあり、競技場の種類又は開催する内容によって参集する観客層も異なるため、警備員は来場者を観察しながら適切な接客対応が必要となる。 2、野球場やサッカー場等において開催する競技やイベント等によって、警備体制も大きく変わってくることを考慮に入れた警備計画の策定が必要となる。 3、一般の競技場では、競技場内の案内、監視、警告、実力措置などの業務だけでなく、競技場出入り口や駐車場出入り口等での人と車両の誘導や、周辺道路上の違法駐車排除等の業務も重要である。 4、パレードやマラソン競技の特色として公道を利用すること、競技者や演技者等が移動することが挙げられる。 5、一般公道で行われるパレードやマラソンでは、不適切な観客がいた場合には、警備員はたとえ競技等の邪魔となっても強制的に排除する。

    5

  • 6

    次は、花火大会会場における行事等の特徴についての記述であるが、妥当でないものはどれか。 1、花火大会は夜間に実施され、短時間のイベントであるため、限られた時間帯に多数の観客が一斉に移動する。 2、花火打上げ終了の直後が最も危険な時間帯である。 3、観客の中には高齢者・子供などの弱者も多く含まれるため、群集密度が過密な状態になると生命の危機も生じてくる。 4、花火会場周辺には、露店商等が店を出すことも多い。その出店の場所によっては、歩行動線の障害となり、結果として、過密な群集密度を招くこともある。 5、河川敷や海岸等で行われる場合も多く、暗くて足元が見えず、階段や傾斜のあることも多いため、より危険な状態が予想される。

    2

  • 7

    次は、店舗における雑踏警備業務についての記述であるが、誤りはどれか。 1、ショッピングセンターの開店は、営利を第一としたイベントであり、雑踏警備業務の対象となる人々は買い物客であることから、サービスを重視した警備体制が要求される。 2、開店時刻前に、店舗の入口前に多数の来店客が集まることも多く、開店と同時に先を争って店舗内に駆け込もうとするため、転倒事故等、危険な状況が発生するおそれがある。 3、店舗内ではエスカレータや目玉商品の売り場等で群集が過密となることも多く、店内での混雑の緩和措置も重要な業務となる。 4、パチンコ店の開店では、来場者は比較的順序良く整列する傾向がある。 5、パチンコ店では来場者が開店と同時に店内に入り、目指す遊戯台まで走り込むのが通常である。

    4

  • 8

    次は、雑踏警備業務における広報の意義と重要性等についての記述であるが、誤りはどれか。 1、群集が心理的に安定していると、警備員からの依頼や指示等が素直に受け入れられ、結果として雑踏事故を未然に防止することができる。 2、群集が不満を感じる原因には、物理的不満や心理的不満等様々なものがあるが、警備実施上、積極的に解消する必要があるのは物理的不満である。 3、群集に対して必要な情報が的確に伝達されると、群集の心理の安定につながり、それがないと不満が強まる。 4、群集を規制する場合は、その群集を構成している個人の大多数が十分に納得できる状況(広報等)が必要である。 5、群集の不満が強まると、それまで保たれていた秩序が次第に崩れていく状況となる。

    2

  • 9

    次は、雑踏警備業務における広報についての記述であるが、誤りはどれか。 1、群集が心理的に安定していると、警備員からの依頼や指示等が素直に受け入れられ、結果として雑踏事故を未然に防止することができる。 2、規制広報は、群集内における不正行為等を事前に察知してその是正を促すものである。 3、広報の種類には、情報広報、規制広報、中止広報がある。 4、突発事案発生時等で現場が混乱した場合は、簡明にその事実を伝え、避難誘導等に必要な広報を迅速かつ的確に行う。 5、群集の入場時や退場時又は群集の流れの変化等に伴って、広報位置を変更する場合は、その都度、警備隊本部等の指示を仰ぎ、その場の広報状況を警備隊本部が掌握することが大切である。

    3

  • 10

    次は、雑踏警備業務における広報についての記述であるが、誤りはどれか。 1、規制広報は、群集内における不正行為等を察知してその是正を促すもので、群集全体の秩序の維持という観点から、規則に違反していることを厳しい命令口調で広報する。 2、群集が心理的に安定していると、警備員からの依頼や指示等が素直に受け入れられ、結果として雑踏事故を未然に防止することができる。 3、群集の入場時や退場時又は群集の流れの変化等に伴って、広報位置を変更することも必要である。この場合は、その都度、警備隊本部等の指示を仰ぎ、その場の広報状況を警備隊本部が掌握することが大切である。 4、広報の種類には、情報広報、規制広報、禁止広報がある。 5、突発事案発生時で現場が混乱した場合は、簡明にその事実を伝え、避難誘導等に必要な広報を迅速かつ的確に行う。

    1

  • 11

    次は、群集動線の切替えについての記述であるが、誤りはどれか。 1、主動線の群集密度が高まった場合に対応できるよう、迂回動線を設け、群集密度を低下させる計画が必要である。 2、迂回動線は、主動線上の密度が危険と判断される状況にある場合や、群集の列の長さや幅が一般の交通に支障を及ぼす状況に達しようとする場合に、それらの障害を回避するために重要な役割を果たす。 3、事故、救急、著しい混雑等による状況の変化や、主動線が使用できない事案が発生した場合に、迂回動線への切替えを行う。 4、主動線が過密状態になり、迂回動線がない場合は、群集に対して前方が混雑していることを十分に広報し、早めにその状況を知らせながら進行させる。 5、緊急時に必要な規制を行う場合を想定して必要な資機材を要所のポイントごとに用意しておく。

    4

  • 12

    次は、群集密度と歩行速度についての記述であるが、誤りはどれか。 1、一般に、人が通常に歩行や散策をする場合に快適であると感じる群集の密度は、0.5人/㎡以下である。 2、1人/㎡(10m四方の場所に100人)の密度になると、人が大勢いるという印象を受ける。 3、2人/㎡程度までは、停止又は整列しているときには、それほどの混雑を感じない。 4、3人/㎡になると、その群集が流動しているときに、ほとんどの人が混雑を感じるようになるが、その歩行速度に変化は見られない。 5、4人/㎡の混雑密度は、エレベーターが満員となったときの状態であり、一般的に入場待ちの行列等、停止している群集の安全確保上の限界密度とされる場合が多い。

    4

  • 13

    次は、群集の誘導、停止等についての記述であるが、誤りはどれか。 1、雑踏警備業務における安全確保の原則は「流動している群集を急に止めるな」、「停止している群集を急に動かすな」である。 2、群集の整列が必要と予想される場合は、事前に整列のためのスペースを確保し、そこに参集した群集が先着順に自然と整列できるように準備しておく。 3、既に雑然と集合してしまった群集をその後に整列させるような場合には、群集の真横の位置に整列に必要な一定のスペースを確保した後、再度、先着順で整列させる。 4、群集を一時停止させる場合は、群集の後方から広報を開始し、先頭を一時停止させる旨及び前の人を押さない旨の広報を周知徹底したうえで、その先頭に停止をかける。 5、やむを得ず警備員による人的規制を行う場合は、警備員の手のひらやひじで相手を押すことは避ける。

    3

  • 14

    次は、群集の動線についての記述であるが、誤りはどれか。 1、適正な動線を決定するための検討は、それぞれの場所や区域において、群集を自由に行動させた場合の動線を予想し、その過密となる場所及び過疎となる場所を特定することから始まる。 2、過密となるか否かは、動線上及び滞留場所における面積と、そこに集まる群集の数によって算出することができる。 3、ある場所が危険な群集密度になると予想される場合は、その直前までに群集に対し、ゆっくり進むこと、前の人を押さないこと、前の人との間に間隔を保つことなどの広報を徹底する。 4、事前の広報にもかかわらず、危険な群集密度に達した場合には、規制が必要な群集の先頭に対してその場で直ちに停止をかけ、前方の歩行動線の密度を上げないようにする。 5、群集の主動線が交差する場所において混雑が激しくなった場合には、車両における交差点での交通整理と同様に、一方の動線を停止させ、他方の動線を流動させるという整理方法を交互にとる。

    4

  • 15

    次は、緊急動線の確保と群集動線の切替えについての記述であるが、誤りはどれか。 1、雑踏警備の現場で、事件や事故、急病人等が発生した場合に、関係者、警備員、警察官、救急隊員、医師、看護師その他必要なスタッフが緊急に通行したり、緊急自動車その他の関係車両が臨時に通行したりするための経路を緊急動線という。 2、周辺の規制をする際にも、パトカー、救急車、消防車その他の関係車両が駐車できる場所を確保しなければならないが、それらの車両が進入してくる際の緊急動線も同時に確保しておく。 3、整列している群集の列の長さが20mを超えるような場合には、15から20mごとに分断し、緊急動線として列を横切ることができるように計画する。 4、緊急動線を確保するためであっても、群集の動線は変更してはならない。 5、迂回動線は、主動線上の密度が危険と判断される状況にある場合や、群集の列の長さや幅が一般の交通に支障を及ぼす状況に達しようとする場合に、それらの障害を回避するために必要かつ重要な役割を果たすものである。

    4

  • 16

    次は、群集密度と歩行速度との関係であるが、誤りはどれか。 1、2人/㎡程度までは、停止又は整列しているときには、それほどの混雑を感じない。ただし、その流動速度には低下が見られる。 2、3人/㎡になると、その群集が流動しているときに、ほとんどの人が混雑を感じるようになり、全体としての歩行速度にも明らかな低下が見られる。 3、一般に、1分間に80m進むことができる人が、2人/㎡の場合には約50m、3人/㎡の場合には約25m、4人/㎡の場合では10m以下になる。 4、安全な密度を保っている群集であっても、興味をひく対象が出現したときには、徐々にかけ寄るなどして、少しずつ危険な過密状態となっていく。 5、「アーチアクション」とは、狭い出入り口等へ多数が殺到した場合、すべての人が通過しようとしているのに、相互に他人の体が邪魔をして押し合う結果となり、誰一人として通過できなくなる現象である。

    4

  • 17

    次は、群集の圧力についての記述であるが、誤りはどれか。 1、多くの人が特定の場所に集中すると、個々の人々の意思に関係なく、全体として巨大な圧力が生ずる。 2、群集の動線上に障害物があり、移動させることができる場合には、あらかじめ障害とならない場所に移動させておく。 3、動線の中央に植栽などの移動できない障害物があるときは、その障害物の十分手前で動線を分岐させるような誘導帯を設けることで、その圧力を分散させることができる。 4、群集の圧力がかかる部分の構造が、それらの圧力に耐えられる構造となっていない場合であっても、動線自体を変更することはしないようにする。 5、群集がある特定の場所に詰め掛けた場合や、群集の動線が曲がっている場合は、思わぬ方向に巨大な圧力が発生するので注意する。

    4

  • 18

    次は、群集密度と歩行速度についての記述であるが、誤りはどれか。 1、群集の密度が2人/㎡程度までは、その群集が流動しているときには、ほとんどの人が危険を感じない状態であり、停止又は整列しているときには、それほどの混雑を感じない。ただし、その流動速度には、低下が見られる。 2、安全な密度を保っている群集であっても、興味をひく対象が出現したときには、一斉にかけ寄るなどして、突発的に危険な過密状態が出現することがある。 3、4人/㎡の混雑密度は、エレベータが満員となったときの状態であり、一般的に入場待ちの行列等、停止している群集においては比較的安全な密度とされる場合が多い。 4、一般に、1分間に80m進むことができる人が、2人/㎡の場合には約50m、3人/㎡の場合には約25m、4人/㎡の場合では10m以下になる。 5、アーチアクションは、9人/㎡を超える密度となった場合に発生するので、あらかじめ群集を分断するなどして、このような事態を回避する手段を講ずる。

    3

  • 19

    次は、群集動線の切替え等についての記述であるが、誤りはどれか。 1、参集する人や車両の量に著しく変化が予測される催事では、主動線の群集密度が高まった場合に対応できるよう、迂回動線を設け、その切替えによって主動線上の群集密度を低下させる計画が必要である。 2、迂回動線は、主動線上の密度が危険と判断される状況にある場合や、群集の列の長さや幅が一般の交通に支障を及ぼす状況に達しようとする場合に、それらの障害を回避するために必要かつ重要な役割を果たす。 3、イベント等の会場内における収容可能人員を超える混雑の緩和は、入場規制を行うとともに、入場と退場を一方向にするなどの案内と誘導によって、人の流れをスムーズにし、混雑の緩和を図る。 4、緊急時に必要な規制を行う場合を想定して、必要な資機材を警備隊本部に用意しておく。 5、急病人や事故等が発生した場合のために緊急動線の確保が必要となり、群集の動線の変更又は規制を行う場合の対応についても検討しておく。

    4

  • 20

    次は、群集の密度と歩行速度についての記述であるが、誤りはどれか。 1、一般的に群集動線においては、この2人/㎡が安全を確保するうえでの限界密度とされる場合が多い。 2、3人/㎡になると、その群集が流動しているときに、ほとんどの人が混雑を感じるようになり、全体としての歩行速度にも明らかな低下が見られる。 3、災害時の避難の際においては、群集密度1.5人/㎡では強制された整流状態であり、避難時にこの密度を設定することは極めて危険である。 4、一般に、1分間に80m進むことができる人が、2人/㎡の場合には約50m、3人/㎡の場合には約25m、4人/㎡の場合では10m以下になる。 5、7人/㎡に達すると、1秒間に1m程度しか進むことができない。

    5

  • 21

    次は、群集の動線と規制についての記述であるが、誤りはどれか。 1、適正な動線を決定するための検討は、それぞれの場所や区域において、群集を自由に行動させた場合の動線を予想し、その過密となる場所及び過疎となる場所を特定することから始まる。 2、一見、不都合と思われるような動線の設定が行われたとしても、警備員はそれらの動線の意義を理解しておく必要があり、勝手に警備計画で定められた動線以外の場所へ群集を誘導しないよう周知しておく。 3、ある場所が危険な群集密度になると予想される場合には、警備員はいち早く危険を察知し、率先して実力による規制を行う。 4、有名人や人気タレントなどのパレードでは、熱狂したファンなどが必ず規制ラインより前に飛び出してくるものと予想し、適切な規制方法を事前に計画しておく。 5、警備員が群集を押し返すなど、直接に群集と身体を接触させるような場合には、警備員の手のひらや肘で相手を押すことは避ける。

    3

  • 22

    次は、群集から発生する圧力についての記述であるが、誤りはどれか。 1、多くの人が特定の場所に集中すると、個々の人々の意思には関係なく、全体として巨大な圧力が生ずる。 2、群集がある特定の場所に詰め掛けた場合や、群集の動線が曲がっている場合などには、進行方向に対して正面にしか圧力がかからない。 3、群集が一方向に集中した場合には、正面に対する圧力以外に、斜め前方の左右方向にも大きな圧力が発生する。 4、群集の動線上に障害物があって、移動させることができる場合には、あらかじめ移動させておく。 5、群集が過密となっているときは、群集を分断し、過密場所へ進入させない方法又は過密場所から迂回させるなどの措置をとり、群集の圧力を分散する。

    2

  • 23

    次は、群集の整列(整理)についての記述であるが、誤りはどれか。 1、整列に当たっては、群集の自由な行動に正当な理由なく制限を加えたり、あるいはみだりに参集者を威圧しないようにする。 2、必要により群集の行動に制限を加える場合は、広報するよりも複数の警備員によって、実力行使で行う方が効果的である。 3、混雑防止のため一時通行を遮断する場合は、その後方にロープ等を使用し数ヶ所の遮断線を設けて、群集の圧力の緩和を図る。 4、上記3の遮断線(規制線)を設ける場合は、群集が過密状態になってしまってからでは、遅い。 5、橋上等に群集が密集して危険となるおそれがある場合は、一方通行又は歩行(移動)促進等の措置をとって、危険な状態の解消に努める。

    2

  • 24

    次は、群集の整列(整理)についての記述であるが、誤りはどれか。 1、路上を移動する群衆が、路面の収容限界を超えて混雑をきたす場合は、迂回路を設けて迂回させるなど、歩行距離を延長して収容力の増大を図る。 2、進路の前方が混雑していて、そのまま前進させると前方の群集が過密になるために群集を迂回させる場合は、指示・命令として強制的に行う。 3、混雑防止のため一時通行を遮断する場合は、その後方にロープ等を使用し、数ヶ所の遮断機を設けて、群集の圧力の緩和を図る。 4、電車、バス等の運行時間・運行方法等については、関係機関等と打ち合わせを行い、状況によって停留所の位置、乗降車変更等の措置を講じておく。 5、群集の整列線を確保するためには、ロープ等で区画し、あるいは比較的統制のとれた団体(ボーイスカウト、生徒、児童等)等を群集の前面に整列させるか、前面の群集を座らせるなどの措置を講じる。

    2

  • 25

    次は、雑踏警備業務における整列の方法等についての記述であるが、誤りはどれか。 1、「直進方式」とは、入場待ちの群集を2列、4列等で整列させる方式である。 2、蛇行方式には、入口に向かって縦方向に蛇行させる方式と、横方向に蛇行させる方式とがある。 3、ゲート等の入場口では、一般的には、入口の数と群集の列の数を等しくすることが望ましい。 4、VIP動線や緊急動線を一時的に群集の整列場所として使用することは、整列場所が混雑してきたときに有効である。 5、店舗等の前は、一般の車両等が通行し、交通上の危険が生じたり、排気ガスによって気分が悪くなったりするような場所もあるので、このような場所が滞留場所となるような計画は避ける。

    4

  • 26

    次は、雑踏する場所における群集圧力の予想についての記述であるが、誤りはどれか。 1、特定の場所に多くの人が集中すると、個々人の意思に関係なく、全体として巨大な圧力を感じる。 2、群集が対象に対してある方向から集中した場合には、対象の正面に対する圧力以外に、斜め前方の左右方向と真後ろにも大きな圧力が発生する。 3、群集が狭い通路に殺到した場合には、対象の方向と直角の左右に大きな圧力が発生する。 4、群集の動線が曲がっている場合は、元の方向から見て正面の方向に圧力が発生することは予想できるが、対象と反対方向にもかなりの圧力が発生する。 5、群集が持つ圧力は、群集が向かおうとしている方向以外の方向にも、様々な形で発生する。

    2

  • 27

    次は、雑踏警備業務における群集の整列規制要領についての記述であるが、正しいものはどれか。 1、整列に当たっては、既に混乱が生じた後では、これを正常に復することは極めて困難であるとともに時間を要する。したがって、事前に群集の自由な行動を制限し、威圧的な姿勢を持って混乱の未然防止に努める。 2、蛇行方式による待ち列は、一方向に長くなり、幅が広いスペースの場合は、そのスペースを有効に利用しにくいという欠点がある。 3、直進方式による待ち列は、一定のスペースを効果的に利用することができるが、群集にとっては、歩行距離が延びるという欠点がある。 4、待ち列の縦の長さが20mを超えるような場合には、15から20mごとに分断し、緊急動線として待ち列を横切ることができるようにする。 5、施設の壁等に沿って列を作る場合は、隣接した他の施設等の正面に人が滞留して、営業を妨害することになってもやむを得ない。

    4

  • 28

    群集の整列等についての記述であるが、正しいものはどれか。 1、整列に当たっては、既に混乱が生じた後では、これを正常に復することは極めて困難であるとともに時間を要する。したがって、事前に群集の自由な行動を制限し、威圧的な姿勢を持って混乱の未然防止に努める。 2、群集の滞留場所がないような施設等での整列は、当該施設の壁等に沿って当該施設を取り巻くように列を作ることとなるが、他の施設等と隣接している場合、その正面に人が滞留して営業妨害となるようであってもやむを得ない。 3、蛇行方式による整列は、一定のスペースを効果的に利用することができるが、群集にとっては、歩行距離が延びるという欠点があり疲労感を与えやすい。 4、整列する群集の待ち列が100mを超えるような場合には、50mごとに分断し、緊急動線として待ち列を横切れるようにする。 5、群集の滞留場所の環境は、夏場であれば直射日光が当たる場所、冬場であれば寒風が直撃する場所、道路上においては車両による排気ガスで気分が悪くなる場所もあるが、入場待ち等のためであり、配慮する必要はない。

    3

  • 29

    次は、群集の整列の要領についての記述であるが、誤りはどれか。 1、整列に当たっては、群集の自由な行動に正当な理由なく制限を加えたり、みだりに参集者を威圧することのないようにする。 2、必要によって、群集の行動に制限を加えるときは、その趣旨、理由を説明する広報を併せて行い、群集の納得と協力を求める。 3、混雑防止のため、群集をその場で一時停止させる場合は、その後方にもロープ等を使用して数ヶ所の遮断線を設けて、群集の圧力の緩和を図る。 4、群集の整列線を確保するために統制のとれた団体(ボーイスカウト、児童等)を群集の前列に整列させることは、将棋倒し事故が発生したときに被害が拡大するので好ましくない。 5、橋上等の群集が密集して危険となるおそれがある場合は、一方通行又は歩行促進等の措置をとって、危険な状態の解消に努める。

    4

  • 30

    次は、群集の整列要領についての記述であるが、誤りはどれか。 1、整列に当たっては、群集の自由な行動に正当な理由なく制限を加えたり、あるいはみだりに参集者を威圧することのないようにする。 2、路上を移動する群集が、路面の収容限界を超えて混雑をきたす場合は、迂回路を設けて迂回させることや、歩行距離を延長して収容力の増大を図る。 3、特定の施設等で滞留場所がない場合には、当該施設の壁等に沿って当該施設を取り巻くように列を作る方法がある。この場合、隣接する施設に係る人や車両の出入りを妨害することもあるが、一時的にはやむを得ない。 4、必要によって群集の行動に制限を加える場合は、その趣旨、理由を説明する広報活動を併せて実施し、群集の納得と協力を求めて行う。 5、整列(整理)に当たっては、既に混乱が生じた後ではこれを正常に復することは、極めて困難であるとともに時間を要する。

    3