問題一覧
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1.用量に制限的な記載がある例(経口糖尿病用薬) 以下の医薬品の制限量を答えよ 1.グリクラジド(グリミクロン) 2.グリベンクラミド(オイグルコン、ダオニール) 3.グリメピリド(アマリール) 4.ボグリボース(ベイスン) 5.シタグリプチンリン酸塩水和物(グラクティブ、ジャビヌア)
1日160mgを超えない, 1日最高投与量10mg, 1日最高投与量6mg, 1日0.3mg 1日3回まで, 1回100mgまで
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1.用量に制限的な記載がある例(経口糖尿病用薬) 以下の医薬品の制限量を答えよ 1.メトホルミン塩酸塩(メトグルコ) 2.ブホルミン塩酸塩(ジベトス) 3.ピオグリタゾン塩酸塩(アクトス) 4.ナテグリニド(スターシス、ファスティック) 5.イプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)
1日最高投与量2250mg, 1日最高投与量150mg, 1日45mgを上限とする, 1回120mgまで、1日3回, 1回100mgまで
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ アスピリン 1)1~4.5g/日 2)80~150mg/日
解熱・鎮痛・抗炎症, 血小板凝集抑制(抗血小板作用)
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ 酸化マグネシウム 1)0.5~1g/日 2)2g/日
制酸, 緩下
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ スルピリド 1)300~600mg/日 最大1200mgまで 2)150~300mg/日 最大600mgまで 3)150mg/日
統合失調症, うつ病・うつ状態, 胃・十二指腸潰瘍
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ アミトプチリン 1)初回30~75mg/日 150mgまで漸増 2)10~30mg/日
うつ病・うつ状態, 夜尿症
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ ジピリダモール 1)300~400mg/日 (3~4回に分けて服用) 2)1回100mg 1日3回服用 3)1回25mg 1日3回服用
血栓・塞栓の抑制(ワルファリンと併用), 尿蛋白減少 ネフローゼ症候群, 狭心症 うっ血性心不全
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ メトトレキサート 1)5~10mg/日 (1週間に3~6日服用) 2)初日~2日目 1回2mg 12時間間隔で3回投与後、残り5日間は休薬
白血病, 関節リウマチ
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ アマンタジン 1)初回量100mg/日 1週間後維持量200mg 最大300mg 2)100mg/日
パーキンソン症候群, A型インフルエンザウイルス感染症
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ アシクロビル 1)1回200mg 1日5回 5日間 2)1回800mg 1日5回 7日間 3)1回200mg 1日5回 7日前から35日後まで
単純疱疹, 帯状疱疹, 骨髄移植時の単純疱疹の発症抑制
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ プロメタジン 1)5~75mg/日 2)25~200mg/日
麻酔前投薬 感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽, 振せん麻痺 パーキンソニスム
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2.適応症により薬用量が異なる医薬品の例 以下の医薬品の容量に合わせた用途・適応症を選べ アジスロマイシン 1)500mg(力価) 1日1回 3日間 2)1000mg(力価) 1回 3)1200mg(力価) 週1回
喉頭・咽頭炎 リンパ管・リンパ節炎 肺炎, 尿道炎 子宮頸管炎, 日和見感染予防
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3.服用回数、服用日数に制限が設けられている医薬品の例 ボノプラザンフマル酸塩(タケキャブ) 〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍〉 通常、成人にはボノプラザンとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍では[1]週間まで、十二指腸潰瘍では[2]週間までの投与とする。 〈逆流性食道炎〉 通常、成人にはボノプラザンとして1回20mgを1日1回経口投与する。なお、通常[3]週間までの投与とし、効果不十分の場合は[4]週間まで投与することができる。 さらに、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回10mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は、1回20mgを1日1回経口投与することができる。 〈低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉 通常、成人にはボノプラザンとして1回10mgを1日1回経口投与する。
8, 6, 4, 8
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4.休薬期間が設けられている医薬品の例 メトトレキサート 1)5~10mg/日 (1週間に3~6日服用) 2)1回2mg 12時間おきに3回服用 残りの5日間は休薬 これを1週間ごとに繰り返す
白血病, 関節リウマチ
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5.年齢で調節が必要な医薬品 以下の医薬品の一般名を答えよ 小児には1日体重1kgあたり25~50mg(力価)を4~6回に分割経口投与する ただし、小児用量は成人量を上限とする
エリスロマイシン
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5.年齢で調節が必要な医薬品 添付文書上、高齢者に制限量がある医薬品を選べ 1)1日1.5mgまでとする 2)1回0.125mg~0.25mgまでとする 3)1回1mgまでとする 4)1回2mgを越えないこと 5)高齢者には、1日25mgを初期用量とし、1日 60mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に 経口投与 する
エチゾラム(デパス), トリアゾラム(ハルシオン), フルニトラゼパム(ロヒプノール、サイレース), ロルメタゼパム(エバミール、ロラメット), ミルナシプラン塩酸塩(トレドミン)
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6.臓器障害や患者のリスク因子に応じた増減が必要な医薬品の例 以下の薬を投与する際に気をつける機能は何か 1)H₂受容体拮抗薬 2)コハク酸ソリフェナシン(ベシケア)
腎機能, 肝機能
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7.服用の時期、タイミングが決まっている医薬品の例 以下の医薬品の用法を答えよ 1)テオフィリン徐放性製剤 2)ボグリボース、アカルボース 3)ナテグリニド 4)ミチグリニドカルシウム水和物 5)エチドロン酸二ナトリウム 6)アレンドロン酸ナトリウム水和物、リセドロン酸ナトリウム水和物 7)イトラコナゾールカプセル 8)エイコサペント酸エチル 9)メナテトレノン
1日1回の場合は就寝前, 1日3回毎食直前, 毎食前10分以内, 毎食前5分以内, 1日1回食間, 1日1回起床時, 食直後, 1日3回毎食直後, 1日3回食後
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7.服用の時期、タイミングが決まっている医薬品の例 テオフィリン徐放性製剤は6~8時間後にピークが来るため、[1]に服用することで明け方の喘息発作を予防できる
就寝前
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7.服用の時期、タイミングが決まっている医薬品の例 骨粗鬆症治療薬として用いられるビスホスホネート製剤(内服)の服薬指導で注意する点は何か。 1)[1]に服用する。(エチドロン酸は食間) 2)[2]で服用する。 3)服用後[3]は水以外の飲食を控える。 4)服用後[4]は横たわらない。 5)ミネラルウォーターでは服用しない。 6)毎日、週1回、月1回の製剤がある。
起床時, 多めの水, 30分, 30分
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7.服用の時期、タイミングが決まっている医薬品の例 イトラコナゾールの用法 カプセル剤は[1]に、内服液は[2]に服用する。
食直後, 空腹時
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7.服用の時期、タイミングが決まっている医薬品の例 以下の投与方法をなんというか答えよ。 [1]:1日おきの投与 [2]:日数をかけて少しずつ用量を増やしていく投与方法 [3]:日数をかけて少しずつ用量を減らしていく投与方法
隔日投与, 漸増投与, 漸減投与
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7.服用の時期、タイミングが決まっている医薬品の例 漸増投与する薬剤の例 ドネペジル塩酸塩(アリセプト) 服用開始量:1日1回[1]mg 服用開始1~2週間後:[2]mgに増量して服用 高度のアルツハイマー型認知症:[2]mgで4週間以上経過後、[3]mgに増量
3, 5, 10
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PK-PDパラメータと抗菌薬 以下の値と効果が相関する抗菌薬を答えよ [1]:Cmax/MIC→1回投与量増加 [2]:AUC/MIC→1回投与量増加 [3]:Time above MIC(%T>MIC)→投与回数増加
キノロン系薬 アミノグリコシド系薬, テトラサイクリン系薬 CAM,AZM,VCM,LZD,TEIC etc., β-ラクタム セフェム系、ペニシリン系、カルバペネム系 etc.
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知っておきたい用量 1)ジゴキシン 2)テオフィリン 3)アセトアミノフェン
(0.125~)0.25~0.5mg/日, 100~200mg/日、1日1~2回, 成人 300~500mg/回、頓用または1日3回 乳児・幼児・小児 10~15mg/kg
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知っておきたい用量 NSAIDs 1)インドメタシン 2)ロキソプロフェンナトリウム水和物 3)ジクロフェナクナトリウム
25mg/回、1日1~3回, 60mg/回、頓用または1日3回, 25~50mg/回、頓用または1日2~3回
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知っておきたい用量 睡眠導入剤・睡眠障害改善薬 1)トリアゾラム 2)ゾピクロン(アモバン) H₂受容体拮抗薬 3)シメチジン 4)ファモチジン ※添付文書に、クレアチニンクリアランスに基づく腎機能障害患者への投与方法の記載あり
0.25~0.5mg/回 高齢者には1日最高0.25mg, 7.5~10mg/回、10mgを超えないこと, 400~800mg/回(1日3回)(※), 10~20mg/回(1日2回)(※)
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ジギタリス製剤であるジゴキシンの半減期は[1]hr テオフィリンの有効域は[2]~[3]μg/mLであり[3]μg/mLを超えると中毒症状が発現することがある
36~48, 5, 20