問題一覧
1
迷走神経消化不良は複胃の移送障害を起こすが、複胃のどこに移送障害を起こすか?また、それらはなんと言われているか
第一胃・第二胃内容が移送されなくなる第三胃と、第四胃内容が移送されなくなる第四胃幽門で移送障害が起こる。前者の移送障害では、前方での機能閉塞。後者の移送障害は後方での機能的閉塞と言われている。
2
牛でピング音が聞こえる疾患と、ピング音が聞こえる範囲を答えよ
ピング音が聞こえるのは、閉塞性腸疾患(腸捻転・腸閉塞)と第四胃捻転。第四胃捻転は右側第五肋間の上半分において金属製有響音が聞こえる。閉塞性腸疾患が右側腹部でピング音が聞こえる。
3
牛の上部消化官の閉塞ではどのような尿が観察されることがあるか。
牛の上部消化管の閉塞では奇異性(逆説性)酸性尿が観察される。
4
出血性腸症候群の死亡率と時間
出血性腸症候群の死亡率は85%で、24〜36時間以内に死亡する。
5
PI牛が胎齢24歳〜30日で感染した場合、胎齢40日〜125日に感染した場合、胎齢80日〜150日に感染した場合、180日以降の場合の症状を答えよ。
胎齢24日から30日では胚死滅、胎齢80日から150日に感染すると小脳低形成や、白内症などの先天異常を生じる。胎齢180日以降の感染では正常に分娩するか流産する。
6
大腸菌、サルモネラ症、ロタウイルス感染症、クリプトスポリジウム感染症、コクシジウム感染症の下痢の症状を答えよ
大腸菌は白痢、 サルモネラ症は悪臭あり・黄色色〜褐色水溶性下痢便・粘膜卞、クリプトスポリジウムは黄色水様〜白色粘性、 コクシジウム感染症は血便・盲腸炎・大腸炎である。
7
コロナウイルス、ロタウイルスの発症しやすい時期
ロタウイルスとコロナウイルスは冬期に多発
8
ウリジン酸合成酵素欠損症(DUMPS)の症状を答えよ
オロト酸尿症と、妊娠40日前に胚死滅が生じる。
9
遺伝性疾患について・・・保因牛同士(ヘテロ接合体同士)の交配では理論上どのくらいの確率で遺伝子疾患の子牛が生まれるか
25%
10
経静脈局所麻酔法の利点について答えよ。
術野からの出血の現象
11
乳牛の趾皮膚炎はどこに好発するか
後肢球節上の趾間皮膚に好発
12
デルマトフィルス症に痒みはあるかないか
デルマトフィルす症に痒みはない
13
皮膚糸状菌症の原因菌は何か
Trichophyton verrucosum(トリコフィン ベルコーズム)
14
牛で溶血性貧血を主徴とする疾患は何か二つ答えよ
タイレリア症(小型ピロプラズマ症)、産褥性ヘモグロビン尿症
15
赤血球の産生異常が原因になる疾患は何か三つ答えよ
牛伝染性リンパ腫、腎性貧血、鉄欠乏性貧血
16
急性低カルシウム血症で起こる疾患を三つ答えよ。
①乳熱②産褥麻痺③分娩性低カルシウム血症
17
萎縮性鼻炎が発病する過程を答えよ。(問1)
Bordetella Bronchisepticaが豚の鼻粘膜に定着する 鼻粘膜でDNTを産生する Pasteurella multocidaが豚の鼻粘膜に定着する PMT毒素を算出する 鼻炎や鼻曲がり等の症状が悪化する。
18
サーコウイルス二型の感染症はどの様に感染、発症するか(問2)
体内をパトロールしているリンパ球に感染し、減数させて免疫抑制し、病原体が侵入しやすい環境を作る。
19
PRRSはどこに感染し、どの様に広まってゆくかを答えよ
マクロファージに感染し、死滅させて他の病原体が入り込みやすい様にする。
20
マイコプラズマの感染方法を答えよ。
発症豚の気管支表面の線毛を攻撃し、線毛を短くして運動を停止、他の病原菌がトラップされない様にする。
21
三つの病気をまとめてPRDCという。その病気三つを答えよ
PRRS, マイコプラズマ サーコウイルス
22
豚の病気で症状が似ている二つの病気があって、どちらもコロナウイするである。その二つを答えなさい
豚伝染性胃腸炎(TGE)と豚流行性下痢(PED)である。
23
胃潰瘍は餌の粒度をどのようにしたら防げるか。
粒度を荒くすることによって防げる。
24
乳房炎炎症細菌で伝染性原因菌に属する細菌はどれか
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌) Streptococcus agalactiae (無乳性連鎖球菌) Corynebacterium bovis Mycoplasma bovis
25
耐性菌増殖阻害を受けない、耐性菌選択的増殖、感受性菌増殖阻害が起こるエリアは何か答えよ。
MSW
26
新規乳房内感染の多い時期はどれか
分娩直後と分娩前2週間前
27
乳房炎の菌のTrueperella pyogenes の特徴を答えよ
早期に治療すると治癒することが出来るが、慢性化すると治癒が困難である。
28
全体の乳房炎の1割の原因になっている原因菌を二つ答えよ
CNS(coagulate negative staphylococci) とSA(Staphylococcus aureus)
29
放線菌症の原因菌でグラム何菌か、どこから侵入することによって発生するか、病変部位はどこか。問11
放線菌症は、Actinomyces bovis というグラム陽性菌であって、口腔内の損傷部位から原因菌が侵入することにより発生する。放線菌の病原は顎骨である
30
アクチノバチルス症で、特徴的な症状と、治療薬を答えよ。
アクチノバチルス症で特徴的な症状は、流涎と木舌である。主な治療薬はストレプトマイシンなどの抗生物質である。
31
泡沫性鼓脹症の発生理由と、場所、何を第一胃内にすることによりガスの排除が可能であるか、消泡剤で泡沫の排除は可能であるか(問12)
泡沫性鼓脹症の発生理由は、第一胃内の異常発酵によって大量に産生されたガスあるいは、愛気生涯によって充満したガスによって第一胃内圧が急速に高まり、消化及び呼吸機能が障害された病態 また、泡沫の原因として高表面活性物質(サポニン、ペクチン)の増加なども挙げられる。 場所は、左側上膁部の膨満などがある。 消泡剤を併用してもガスの排除が困難な場合が多く、このような場合、針を用いて左側膁部から直接第一位内の排除を試みる。
32
遊離ガス鼓脹症の原因として挙げられるもの二つ答えよ。(なんの食べ物が遊離ガス鼓脹症に関与しているかなど)、問12
遊離ガス誇腸症の原因としては、胃カテーテル操作や永久磁石投与時の食道噴門部の損傷が挙げられる。 粗繊維の少ない飼料の多量摂取による。(開花前期の急成長したマメ科牧草)
33
牛の第一胃アシドーシスについて、どのような状態になるか。また、ヘマトクリット値哉、BUNはどうなるか。第一胃液は何色でどんな感じになるか。また、全身状態はどうなるか。 急性第一胃アシドーシスは、何が産生されるか。
第一胃アシドーシスは、揮発性脂肪酸(VFA)や乳酸が第一胃に異常に蓄積してphが低下した状態である。 ヘマトクリット値やBUNの上昇が認められる。 第一胃液は灰白色を示す。 急性期にL型乳酸を示す。 全身症状を示す。
34
牛の亜急性第一胃アシドーシスについて症状、診断の目安、第一胃の乳酸濃度が高いか低いか、血液成分について以上なものを答えよ。(問14)
牛の第一胃アシドーシスの症状は、軟便、蹄葉炎、乳脂肪率の低下が認められる。 第一胃液pHが1日で180分以上5.6以下になることが診断の目安。 第一胃の乳酸濃度が高いことが特徴である。 第一胃pHは低い傾向にあるが、その他の第一胃の性状、プロトゾア数、VFAや乳酸濃度、及び血液成分などに著しい異常は見られない。
35
分娩後は乾乳期より第一胃pHはどうなるか
分娩後は乾乳期よりも第一胃pHが低くなる傾向がある。
36
創傷性第二胃炎について牛が嚥下した金属異物はどこに存在するか。また、どこへ達し炎症を起こすか。 創症性第二胃炎はX線で確認する事が出来るか。 血液検査所見では何が上昇していたか。(問15)
創傷性第二胃炎は、先端の尖った異物が第二胃壁へ刺入しさらに腹膜へ達し炎症を起こす。 創症性第二胃炎では全てではないが、X線で診断可能なことがある。 血液検査所見では白血球やフィブリノーゲンが上昇する。
37
プラットフォーム療法とは前肢か後肢どちらを台に立たせるか(問15)
前肢
38
第四胃変位の発症機序(問16)
機械的要因説・・・妊娠子宮の影響と分娩による隙間の形成 飼料(栄養・代謝)要因説・・・分娩前後の濃厚飼料過給による乾物摂取量の低下、VFAの過剰産生、第一胃アシドーシスと第四胃アトニー説 合併症説・・・ケトーシス、乳熱、子宮炎、乳房炎
39
第四位変異について答えよ(問17) ・分娩後何ヶ月以内での発生が多いか ・左方変異と右方変異どちらの方が多いか ・一般的に左方変異、右方変異どちらの方が症状が重いか ・ローリング法による治癒率は何%か ・第四胃変異の補正の輸液には何が用いられるか
・分娩後1ヶ月以内での発生が多い ・左方変異の発生が右方変異よりも多い ・症状は右方変位の方が重篤 ・ローリング法による治癒率は5〜20% ・第四胃変異の輸液には生理食塩水が用いられる。
40
第四胃変位の診断での二重聴診とは何か
第四胃での二重聴診とは、左側において第一胃と第四胃の聴診音を比較すること。拍水音は、腹壁を揺らすことによって聴取される。
41
第四胃変位の診断に用いるもの三つ答えよ(症状なども含む)
・産後における食欲の不振、あるいは不定 ・金属性有響音 ・重複聴診法
42
第四胃の臨床病理を五つ答えよ
①低クロール血症 ②代謝性アルカローシス ③脱水 ④第一胃液phが低い ⑦尿phの低下
43
第四胃変位の血液生化学的検査所見として三つ答えよ
①低クロール血症 ②低カルシウム血症 ③高NEFA血症
44
牛の第四胃胃潰瘍に関して何故発症するのか。理由を子牛と成牛両方答えよ。
牛の第四胃変位に関して、泌乳初期の高泌乳牛で発生が多く、分娩ストレスや、濃厚飼料多給と関連がある 乳牛以外にも長時間の輸送や長期の疾病や疼痛性疾患などで発生する。 子牛では離乳期や固形飼料給与が開始される時期に発生が多く粗飼料の種類が関与すると言われている。
45
第四胃潰瘍に関して非穿孔(タイプⅡ)と穿孔(タイプⅢ)の違いで症状がどのように変わってくるか(問20)
タイプⅡでは食欲と第一胃運動の減退、貧血、可視粘膜の蒼白、メレナ、心拍数の増加、末梢の冷感が見られる。 タイプⅢでは食欲廃絶、軽度の発熱、第一胃運動の減退または停止、局所的な腹部の圧痛が見られる。
46
第四胃胃潰瘍の収れん剤や粘膜保護剤の経口投与の効果はどうか(問20)
収れん剤や粘膜保護剤の経口投与の効果は限定的である。
47
牛を後方から見た腹部の膨満が「L字状」あるいは「パップルシェイプ」になる疾患はどれか。二つ答えよ(問21)
第四胃食滞と迷走神経消化不良
48
牛の迷走神経消化不良について ・畜主の発見が遅くなることが多いが、それは何故か ・後方での機能閉塞は何をした後に起こりやすいか ・迷走神経消化不良は迷走神経が損傷しているから起こる? ・前方での機能的閉塞後方での機能的閉塞はどこで胃の内容物が詰まってる?(問22)
牛の迷走神経消化不良 ・成牛では削痩するが、腹囲が大きいから畜主の発見が遅くなることが多い ・後方での機能閉塞は第四胃捻転手術や、妊娠末期に発生することが多い ・迷走神経の損傷の有無に関わらず、複胃での移送障害を生じる症候群である。 ・前方での機能的閉塞は第一胃・第二胃内容が送れなくなる第三胃 後方での機能閉塞は第四胃内容が送れなくなる第四胃幽門で問題が発生
49
閉塞性腸疾患について ・閉塞性腸疾患の初期の症状 ・第四胃捻転との鑑別 ・直腸検査で腸管の重積や捻転部位を触知することは牛では可能か ・牛の上部消化管の閉塞ではどのような尿が観察されるか ・超音波検査はどのような動物で有用であるか
・初期には挙動が落ち着かず、起がを繰り返し、腹部を蹴る、背弯姿勢などが観察される。 ・第四胃捻転との鑑別にはピング音の聴取部位と範囲の確認が重要である。 ・直腸検査で腸管の重積や捻転部位を触知することは可能である。 ・牛の上部消化管の閉塞では奇異性酸性尿が観察されることがある。 ・超音波検査は比較的小型の動物での診断には有用である。
50
出血性腸症候群について ・発症牛の何%以上が24から36時間以内に死亡するか ・なんの銘柄で発症しやすいか ・血液検査では白血球、血糖値、BUNはどうなっているか ・出血性腸症候群の症状を答えよ ・診断することは可能か
・発症牛の85%以上が24から36時間以内に死亡する ・ホルスタインやブラウンスイスに好発しジャージーではまれ ・血液検査では白血球の増加、高血糖、BUNの増加などが観察される。 ・小腸における限極性の粘膜出血と血液凝固における腸閉塞 腸閉塞における腸の重積と捻転 ・診断は難しいけど可能で空腸と断定できないことがある。
51
牛ウイルス性下痢症について ・何に指定されている? ・PI牛に発育不良は認められるか? ・急性感染とPI牛はどちらの方が多量のウイルスを排出し、重大な感染源となるか ・胎齢何日以内に感染すると、その牛はPI牛として認められるか ・粘膜病の特徴。どのような牛が感染し、死亡率など
牛ウイルス性下痢について ・家畜届出伝染病に指定される ・PI牛に発育不良が認められるが、見た目に異常のない牛も少なくない ・胎齢125日以内に感染するとその牛はPI牛として認められる ・粘膜病は持続感染牛のみが発症し、死亡率100%
52
腸管毒素原生大腸菌症は生後どのくらいの子牛で発生し、どのような下痢をする?
腸管毒素原生大腸菌症は生後2週例以内の子牛で発症し「白痢」と言われる。
53
コクシジウム症はどのくらいの年齢で感受性が高く、どのような下痢をするか
コクシジウム症では3から18ヶ月齢での感受性が高く、血便をする。
54
サルモネラ症ではどのような年齢の若牛がどのような下痢をするか
サルモネラ症では6ヶ月齢以下4週齢以下での感受性が強く、悪臭の黄灰色〜褐色性水様性下痢便、あるいは粘血便を排する。
55
コロナウイルスは何齢以内の子牛で発病し、いつ多発するか
コロナウイルスは30日齢以内の子牛で発病し、冬に多発する。
56
クリプトスポリジウム症は何齢以下で多発し、どのような糞便を排泄するか
クリプトスポリジウムは7日齢以下で多発し、黄色水様から白色粘性の下痢を排する。
57
DUMPS(ウリジン酸合成酵素欠損症)の症状を答えよ
オロト酸尿症、腎障害、胎児死の原因となっている
58
IARAS異常症の症状
出生児低体重・虚弱・貧血・発育不良
59
コレステロール代謝異常症の症状
低コレステロール血症
60
尿細管異形成(クローディン16欠損症)の症状
腎不全・過長蹄(つま先が伸びすぎてそりかえってしまうこと。)
61
白血球粘着不全症(BLAD)で発症する症状
易感染性・歯肉炎
62
乳牛の趾皮膚炎について ・どの様な抗生物質の塗布が有効であるか ・どの様な飼い方の集団発生例が多いか ・患部の外観はどの様になって、症状と匂いは? ・どの様な菌の関与が示唆されている? ・好発する部位は?
・オキシテトラサイクリンやリンコマイシンなどの抗生物質の塗布が有効である。 ・フリーストール牛群での集団発生例が多い ・患部は独特の外観の肉芽様組織となり疼痛と悪臭を伴う ・トレポネーマ属菌の関与が示唆されているが真の原因は確定されていない ・後肢球節上の趾間皮膚に好発する
63
疥癬は何の寄生による皮膚炎?
ヒゼンダニ
64
皮膚糸状菌症はどこに病巣が形成されることが多い?
頭頸部、臀部、尾部に病巣が形成される
65
乳頭腫は発生部位や予後についてどんな感じ?
ウイルスの型によって発症年齢、好発部位、病変に差があるが自然治癒する例もある。 一型と二型は皮膚に線維乳頭腫 三型は皮膚に乳頭腫 五.六型は乳頭に乳頭腫
66
パッチテストは何に用いる?
アレルギー性皮膚炎の診断法に用いる
67
牛の皮膚糸状菌症の原因菌(問32)
Trichophyton verrucosum(トリコフィトン・ベルコーズズム)
68
溶血性貧血を主徴とする疾患は何?
タイレリア症 産褥性ヘモグロビン
69
サーコウイルス二型による感染症を三つ答えよ
豚サーコウイルス関連疾病(PCVAD) 離乳後多臓器発育不良症候群(PMWS) 豚皮膚炎腎症症候群(PDNS)
70
豚インフルエンザウイルスはどこに定着して感染するか
気管上皮細胞
71
豚サーコウイルス感染症による症状PCVAD、PMWS、PDNSそれぞれの症状と共通の症状を答えよ
PCVAD(豚サーコウイルス関連疾患)、PMWS(離乳豚多臓器発育不良症候群)では離乳豚、肥育豚で著しい発育遅延や貧血 豚皮膚炎腎症症候群(PDNS)では皮膚炎と腎臓の点状出血 三つの共通の症状はリンパ節腫大
72
豚伝染性胃腸炎(TGE)と豚流行性下痢(PDE) は何に属し、 ワクチンは母豚か子豚どちらに打つ?
豚伝染性胃腸炎と豚流行性下痢はどちらもコロナウイルスに属し、ワクチンは母豚に打ち乳汁移行抗体を子豚に摂取させる
73
浮腫病の菌分離はどこで行う?
回盲部
74
豚赤痢はどのくらいの豚に発症し、感染豚はどのくらい菌を排出し続ける?
肥育豚に発症し、少なくとも10から12週間は菌を排出し続ける
75
チアノーゼが見られる子豚の疾患は?
サルモネラ、豚熱
76
馬の体温 馬の心拍数 馬の呼吸数 馬のCRT 馬の腸蠕動
馬の体温 37.5から38.5℃ 馬の心拍数30回から40回 馬の呼吸数8から12回min 馬のCRT1から1.5s以内 馬の腸蠕動 小腸音8から12回/min 大腸音4から6回/min
77
小馬の呼吸器疾患関節炎などの感染部位に膿瘍を形成するもの
Rhodococcus equi
78
子馬の成長器整形外科的疾患(DOD)のなかで最も多い疾患を答えよ
離断性骨軟骨症
79
オーエスキー病は、子豚、妊娠豚、肥育豚、成豚ではどのような症状を引き起こすか
子豚では神経症状、妊娠豚では死産・流産 肥育豚では呼吸器症状、 新生児豚では急性致死性疾病 成豚では軽症か不顕性感染で耐過し、感染源となる
80
乳酸ナトリウムは主にどこで代謝されて何性作用を示す?
乳酸ナトリウムは主に肝臓で代謝されてアルカリ化作用を示す
81
伝染性リンパ腫について症状を答えよ
伝染性リンパ腫はリンパ腫の腫大、末梢血での異形核リンパ球の増加、病気が進むと貧血なども認められる。
82
牛白血病ウイルスに感染するとどのくらいの割合で持続性リンパ球増加症を発症するか
感染牛の20〜30%が持続性リンパ球増加症を呈する
83
牛白血病ウイルスの水平感染の原因は何か
汚染注射針や輸血直腸検査時の汚染器具である
84
牛伝染性リンパ腫の感染様式を答えよ
水平感染、胎内感染、産道感染である。
85
乳牛の脂肪肝について何故引き起こされる?
妊娠末期の肥満と泌乳開始後の負のエネルギーバランスによって脂肪肝は引き起こされる。
86
牛の肝膿瘍の原因菌を答えよ
牛の肝膿瘍の原因菌は壊死桿菌(Fusobacterium necrophorum フソバクてリウム ネクロフォーラム) である
87
牛の肝膿瘍で重症例で示す症状は何か
呼吸困難、高熱、黄疸、腹部の過敏
88
多発性肝膿瘍を呈するものではTP値と血清AST値はどうなるか。また、予後はどうなるか
TP値とAST活性値は上昇し、治療に反応せず予後不良となるものが多い
89
牛の肝てつは急性、亜急性、慢性どれが一番多い?
慢性肝てつ症
90
重複聴診法はなんの病気で行うか
第四胃左方変