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倫理 近代哲学
  • 杉山晴

  • 問題数 80 • 10/22/2023

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    問題一覧

  • 1

    自由連想や夢の分析により、無意識に潜む潜在的な精神活動を明らかにしようとする学問を何という

    精神分析学

  • 2

    フロイトは、抑圧された欲求が無意識に形成する情緒的な「しこり」を( )と呼び、特に、幼児が異性の親の愛情を独占しようとする中で生まれる、愛と憎悪のコンプレックスを( )と呼んだ

    コンプレックス, エディプスコンプレックス

  • 3

    フロイトは何を克服することで超自我が生まれると考えた

    エディプスコンプレックス

  • 4

    フロイトは、人間の欲望には、生種族の保存に向かう( )と、逆に自己破壊に向かう( )があると考えた

    エロス, タナトス

  • 5

    ユングが説いた、個人の経験を超えた人類共通の普遍的で生得的な無意識を何という

    集合的無意識

  • 6

    ユングが説いた、個人の経験に基づく忘却された思考や抑圧された観念を何という

    個人的無意識

  • 7

    ダーウィン進化論に影響を受け、生命の進化は植物性、 動物性、 知性の3段階 に分類できると考え、生命の躍動という「生の哲学」を説いた人物は誰

    ベルクソン

  • 8

    ベルクソンが説いた、環境に適応し創造的に進化した生命のようすを何という

    生命の躍動

  • 9

    ベルクソンは、生命の躍動は人間の道徳にも表れ、為政者による抑圧的、静的な 「( )」の段階を超え、 情緒的、創造的、動的な「( )」へと発展し、人類愛( )へと向かうと考えた

    閉じた道徳, 開かれた道徳, 愛の躍動

  • 10

    自然的態度から離れたところにある純粋意識が認識した現象を記述するとし、自分の意識が捉えた現象のみに限定した、厳密な学としての現象学となると考えた人物は誰

    フッサール

  • 11

    フッサールは、事物の本質を理解するためには、先入観を全て排除し、自然的態度を遮断( )する必要があると考えた

    エポケー

  • 12

    フッサールは、現象学では意識は常に意識以外のものへと向かう( )を持つと考えている

    志向性

  • 13

    現象学の立場から、意識と世界は対立しないと考え、サルトルの即自存在や即物存在を批判した人物は誰

    メルロ=ポンティ

  • 14

    メルロ=ポンティは、人間は( )を通じて世界に向かう志向性を持つため、 物と心の( )なものであり、 身体によって人間の実存は世界に住んでいると考えた

    身体, 両義的

  • 15

    道具的理性ではなく、現状を批判的に検討する批判的理性を働かせ、よりよい社会を作るべきと考えたフランクフルト学者は誰

    ホルクハイマー

  • 16

    ホルクハイマーは、人間の理性は、産業化に伴って変容し、 特定の目的を達成するためだけの 技術的な( )になってしまったと考えた

    道具的理性

  • 17

    フロムやアドルノが研究した、強者の権威に従順であり、弱者には強圧的に接する所属集団に対する帰属意識が強く、 差別や偏見を生ずる大衆の社会的性格を何という

    権威主義的パーソナリティ

  • 18

    道具的理性や啓蒙主義を批判して権威主義的パーソナリティを説いたフランクフルト学者は誰

    アドルノ

  • 19

    アドルノは権威主義的パーソナリティが何になりうると考えた

    全体主義の温床

  • 20

    『自由からの逃走』を著し、権威主義的パーソナリティを研究した人物は誰

    フロム

  • 21

    フロムが説いた、人々が自由を強制されることによって生じた不安や孤独を回避しようとして権威に従属し、 全体主義に向かう様子を何という

    自由からの逃走

  • 22

    生活世界の植民地化や対話的理性の必要性を説いたフランクフルト学者は誰

    ハーバーマス

  • 23

    ハーバーマスは、生活を効率的に達成するための道具的理性( )が人々を支配していることを( )と呼んだ

    システム合理性, 生活世界の植民地化

  • 24

    ハーバーマスは、生活世界 を本来の姿に戻すには、対等な立場で相手と討論を行い、合意を形成するための( )が必要だと主張した

    対話的理性

  • 25

    国家や組織の価値を優先させ、個人を従属させる思想で孤立化、 無力化した大衆が帰属意識を求めることで全体主義が成立したと考えた人物は誰

    アーレント

  • 26

    アーレントは、近代社会では生活のために必要な( )を優先させてしまったため、 公共的な場で意見を交わす ( )が軽視され、全体主義の心理が生まれたと考えた

    労働, 活動

  • 27

    アーレントは人間の営みを、生命を維持するための営み( )、耐久性のある物を製作し、それを通じて人間世界を創造する営み( )、他者との共同行為、特に言葉を用いたコミュニケーション( )に分類した

    労働, 仕事, 活動

  • 28

    人間は自己中心性を持ち、他者の顔が全体性を引き裂き、他者を支配すると説いた人物は誰

    レヴィナス

  • 29

    レヴィナスは、人間は自我を中心として世界の事象を理解、把握しようとするため、自我に他者を把握しようとする働き( )を持つと考えた

    全体性

  • 30

    レヴィナスは、他者を同化しようとする全体性を引き裂くのが、他者の( )であると説いた

  • 31

    大衆社会を批判し、脱呪術化や官僚制を説いた人物は誰

    マックス=ウェーバー

  • 32

    マックス=ウェーバーは、伝統的、宗教的な価値観から脱却して合理化が進むという何を説いた

    脱呪術化

  • 33

    合理的だか個人に無力感をもたらす、法の支配と、組織の分業によって組織や社会の統制を行う仕組みを何という

    官僚制

  • 34

    世界の複雑さに耐えられない大衆は、みんなと同じであることに苦痛を感じず、むしろ快感を感じていることを批判した人物は誰

    オルテガ

  • 35

    オルテガが、権利のみを主張して義務や努力を果たさない大衆を批判したものを何という

    大衆の反逆

  • 36

    他人指向型を批判して『孤独な群衆』を著した人物は誰

    リースマン

  • 37

    リースマンが説いた、現代の特色で、マスコミや仲間などの意見を自分の行動の原理としている人間のあり方を何という

    他人指向型

  • 38

    ソシュールが言語の構造を分析した『一般言語学講義』に影響を受けた学派で、 現実の社会事象には構造的な背景が存在するという思想上の立場のことを何という

    構造主義

  • 39

    構造言語学の考え方を生んだ( )は、日常の発話行為( )には、その背景となる文法や、社会制度の総体である( )があると考えた

    ソシュール, パロール, ラング

  • 40

    構造人類学を研究し、未開社会にも西洋にも、それぞれに論理性があり、固有の価値や構造が存在するとし、自民族中心主義を批判し、文化相対主義の重要性を主張した構造主義者は誰

    レヴィ=ストロース

  • 41

    レヴィ=ストロースが説いた、未開社会における世界の理解の仕方で、ありあわせの 素材を用いて自然と文化を調和させているようすを何という

    野生の思考

  • 42

    構造主義の手法から、理性的価値観の形成により、 狂気とされる人、 病人、犯罪者が社会から排除されていく過程を研究した構造主義者は誰

    フーコー

  • 43

    フーコーが説いた、各時代の知や規範の構造(エピステーメー)が、その時代の政治、経済、言語などの枠組みであるため、 文献などから各時代のエピステーメーをさぐることを何という

    知の考古学

  • 44

    フーコーは、デカルト以降の近代的自我の考え方に伴って以前は社会が許容していたはずの( )を、病人や罪人として排除するようになったと考えた。さらに、そうした理性と非理性の分類は、彼が( )に例えた学校制度などの中で人々に規律化され、民衆が自発的に権力支配に従うようになっていると考えた

    狂気, 監獄

  • 45

    フーコーが説いた、各時代の知や規範の構造を何という

    エピステーメー

  • 46

    デリダが説いた、 西洋哲学には二項対立が存在し、 そのどちらかが優位な状態が基本構造となっていると分析し、その境界をかき乱すことで哲学を活性化することを何という

    脱構築

  • 47

    エディプスコンプレックスの抑圧から人間の社会活動が成立する過程を批判し、むしろ欲望が動的に発慮することによって社会活動が成立していると考えたポスト構造主義者は誰

    ドゥルーズ, デリダ

  • 48

    リオタールは、西洋近代哲学による理性、自由、革命は、人々を単一の基準に還元しようとする「( )」であり、その結果が全体主義や差別であると批判し、大きな物語に対する不信感から( )を提唱し、 人々は局所的、個別的に知的活動を行う「( )」に移行すべきと考えた

    大きな物語, ポストモダン, 小さな物語

  • 49

    大きな物語に対する不信感からポストモダンを提唱したポスト構造主義者は誰

    リオタール

  • 50

    ポスト構造主義者の( )は、高度消費社会において商品の価値は使用価値ではなく、 他者との差異によって確認される象徴的 記号的なその商品のブランドイメージだという( )を分析した

    ボードリヤール, 記号的な差異化

  • 51

    ポスト構造主義者の( )は、西洋は東洋が後進的である( )という偏見を持つと 批判し、こうした考えが植民地主義や差別に結びついていることを指摘した

    サイード, オリエンタリズム

  • 52

    ウィトゲンシュタインが説いた、言語と世界の間には共通の構造があり、世界の事実を像として映し出した言葉、 文章にのみ意味があるという考えを何という

    写像理論

  • 53

    ウィトゲンシュタインは、現実の像を持たないものについての言語表現は意味をなさないため、 神、善、人生などの哲学的、 形而上学的な問いはすべて、 論理的に( )であるとし、「語りえぬものについては、( )しなければならない」と考えた

    無意味, 沈黙

  • 54

    ウィトゲンシュタインは、言語活動は、日常的なやり取りに参加している中で規則性や使い方が共有されており、かならずしも写像理論のようにならないという( )の概念をふまえ、 日常の実際的用法、 脈絡に即して哲学的命題も分析すべきだと主張

    言語ゲーム

  • 55

    前期は事実を像として映し出した言葉や文章のみ意味があるという写像理論、後期は日常的な言語活動に参加している中で規則性や使い方が共有される言語ゲームを提唱した人物は誰

    ウィトゲンシュタイン

  • 56

    クーンが説いた、その時代において広く認められた科学的認識の転換を指す言葉を何という

    パラダイムシフト

  • 57

    知は連続的に進歩していたのではなく、パラダイムの転換によると考えた人物は誰

    クーン

  • 58

    ポパーは、反証の可能性がある場合のみ、 科学的であるという何を主張した

    反証可能性

  • 59

    現在有効な科学的理論は、 「反証に耐え抜いてきた仮説」であると考える一方、迷信や宗教は、観察も検証も反証もできないため科学ではないと考えた人物は誰

    ポパー

  • 60

    クワインが説いた、人間の知識と信念はつながあっており、一体の構造体になっているという考え方を何という

    ホーリズム

  • 61

    個々の知識は人類の知識体系全体のなかで意味を持ち、個人的な経験に基づき反証を検証しようとするポパーの思想を批判した人物は誰

    クワイン

  • 62

    ロールズは自分がどのような社会階層や得になるか分からない( )におおわれた( )の人々がいたとして、これから社会を作るとしたら、彼らは自分が( )になるような社会は作りたがらないはずであると考えた

    無知のヴェール, 原初状態, 不幸

  • 63

    ロールズは、( )の人々は、できるだけ自由で、できるだけ公平にお金儲けができ、 不遇で貧乏な人にも最大限に配慮した社会を作るはずであり、人々の見出す二つの原理に従うと( )が実現すると考えた

    原初状態, 公正としての正義

  • 64

    原初状態の人々は自由で平等な社会を作ろうとすると考えて公正としての正義を説いた人物は誰

    ロールズ

  • 65

    ロールズが説いた、「すべての人が他者の自由と両立できる限り、できるだけ広い範囲の基本的自由を平等に持つ (平等な自由原理)」はどちらの原理であるか

    第一原理

  • 66

    ロールズが説いた「社会的・経済的不平等は、社会の全構成員に機会と財が等しく均等に配分されている条件下で容認され 、 それが最も不遇な立場の人の福祉を増進する ことに役立つかぎりで容認される(機会均等原理)」はどちらの原理であるか

    第二原理

  • 67

    アマルティア=センは、財の配分により達成可能な活動、選択の結果のことを何と呼んだ

    機能

  • 68

    アマルティア=センが説いた、選択可能な機能の自由度のことで、福祉支援により最大化すべきものを何と呼んだ

    潜在能力

  • 69

    アマルティア=センは、安全保障では対処しきれない難民問題などに対し、( )という概念を提唱し、個人の潜在能力と選択の自由を広げるために( )などの重要性を指摘した

    人間の安全保障, 教育

  • 70

    貧しさとは選択肢のなさであると考え、教育などで選択の自由を広げる重要性を説いた人物は誰

    アマルティア=セン

  • 71

    サンデルは、人間は所属する共同体の歴史的な価値観に影響を受けた( )をもっており、それは自由主義の平等とかならずしも一致しない道徳性を持つと説いた

    共通善

  • 72

    サンデルが説いた、共同体の共通善を意識した立場は何とよばれる

    コミュニタリアニズム

  • 73

    人間は所属する共同体の歴史的な価値観に影響を受けた共通善をもつと考え、『これからの正義の話をしよう』を著した人物は誰

    サンデル

  • 74

    (①)は労働の成果 (賃金)は、すべて労働者本人の所有物になるべきだと主張し、 国家による税の徴収や、それに基づく所得の再分配に反対した(①)の立場は(②)と呼ばれる

    ノージック, リバタリアニズム

  • 75

    シュヴァイツァーは「自分は、生きようとする生命に囲まれた、 生きようとする生命である」「生を維持し促進するのは善、生を破壊し阻害するのは悪」という何を説いた

    生命への畏敬

  • 76

    生命としての人間と自然との調和や、精神的進歩と物質的進歩の調和の重要性を主張し、 西洋の機械論的自然観を批判した人物は誰

    シュヴァイツァー

  • 77

    ガンディーは、イギリスによるインドの不当な植民地支配に抗議し、国産品費用 ( ) を展開し、インドの自治・独立( )を勝ち取る解放運動を指導した。また、ジャイナ教の影響を受けており、不殺生( )の考えから非暴力を主張し、さらに徹底した禁欲( )によって死を恐れずに抵抗運動を行うべきだと主張

    スワデーシ, スワラージ, アヒンサー, ブラフマチャリア

  • 78

    ガンディーは、アヒンサーとプラフマチャリヤにより、真理の把持( )にいたり、 それは同時に愛による力でもあるから敵の心も正気に立ち返らせることができると説いた

    サティヤーグラハ

  • 79

    牧師になるため神学を学び、ガンディーの影響も受けて徹底した非暴力と、 愛に基づいた活動を行った人物は誰

    キング

  • 80

    愛の反対は無関心であるという思想が知られ、キリスト教の愛の考えに基づき、貧しい人や病人に支援を行った人物は誰

    マザー=テレサ