問題一覧
1
経営資本の計算式を記述せよ
建設仮勘定+投資資産+繰延資産+その他営業に直接参加していない資産
2
当座資産の計算式を記述せよ
現金預金+受取手形(割明分、裏書分を除く)+完成工事末収入金+それらを対象とする貸倒当金
3
棚資産の要素を挙げよ
未成工事支出金、材料野蔵品
4
支払利息の要素を挙げよ
借入金利息、社債利息、その他他人資本に付される利息
5
事業益の計算式を記述せよ
経常利益+支払利息
6
安全余裕額の計算式を記述せよ
実際(あるいは予定)の完成工事高-損益分岐点の完工事高
7
総職員数の計算式を記述せよ
技術職員数+事務職員数
8
必要運転資金の要素を挙げよ
受取手形、完成工事末収入金、未成工事支出金、支払手形、工事末払金、未成工事受入金
9
純キャッシュ・フローの計算式を記述せよ
当期純利益(税引後)+法人税等調整額+当期減価償却実施額+引当金増減額-前期の配当の額
10
営業キャッシュ・フローの要素を挙げよ
営業活動によるキャッシュ・フロー
11
建設業の財務構造の特徴として、固定資産の構成比が低く、流動資産の構成比が高いことは何を示すか?
仕掛品に相当する未成工事支出金が巨額であることを示す
12
建設業の財務構造の特徴として、流動負債の構成比が高く、固定負債の構成比が低いことは何を示すか?
受注工事を前提とする未成工事受入金が多額であることを示す
13
建設業の財務構造の特徴として、自己資本の構成比が低いことは何を表しているか?
財政的基盤の弱さを表している
14
建設業の損益計算書の特徴として、完成工事原価の構成比が高く、特に何が高いことが挙げられるか?
外注費の構成比が高いことが挙げられる
15
建設業の損益計算書の特徴として、販売費一般管理費が相対的に少ないことは何が原因として挙げられるか?
建設業が不特定多数を対象としていないため
16
D貸借対照表の構成比について、特徴1として挙げられているのは何か?
固定資産の構成比が低く,流動資産の構成比が高いこと
17
D貸借対照表の構成比について、特徴2として挙げられているのは何か?
流動負債の構成比が高く,固定負債の構成比が低いこと
18
D貸借対照表の構成比について、特徴3として挙げられているのは何か?
自己資本の構成比, 特に資本金の構成比が低いこと
19
生産性分析とは何を分析することをいいますか?
投入された生産要素がどの程度有効に利用されたかを分析すること
20
生産性を単純に表現すると何をインプットで割ったものと表現できますか?
アウトプット
21
付加価値に減価償却費を含めた場合を何と呼んでいますか?
組み付加価値
22
建設業における付加価値の算式は何で示されますか?
完成工事高-(材料費+労務外注費+外注費)
23
生産性分析の基本指標は何の測定であるとされますか?
付加価値労働生産性の測定
24
安全性分析とは一般的に何を分析することを指すか?
企業の支払能力
25
流動性分析は何を見るための分析か?
短期的な支払能力
26
立替工事高比率とは何を用いて計算される指標か?
完成・引渡し済みの工事高
27
費金変動性分析では何を用いて資金のフローを示すキャッシュ・フロー計算書を作成するか?
純キャッシュ・フロー
28
自己資本利益率は何とも呼ばれる?
ROE
29
自己資本利益率の分子として一般に用いられる利益は何か?
税引後当期純利益
30
活動性の指標である総資本回転率は何で除したものか?
年間の完成工事高
31
損益分岐点分析では、固定費と変動費を区分する方法を何というか?
高低2点法
32
損益分岐点売上高とは何を示す数値か?
利益も損失も発生しない点
33
損益分岐点販売量を計算する際に固定費を何で除するか?
単位当たり限界利益
34
損益分岐点売上高と予算や実績の売上高の離れ具合を示す比率を何に分解するか?
固定費と変動費
35
建設業の分析では、経常利益段階で損益分岐点分析を行う際に固定費に何を加えるか?
支払利息
36
金業の活動性分析とは何を示すものか?
貴本やその運用たる資産等が、ある一定期間の間にどの程度運動したかを示す
37
受取勘定回転率は何を示すものか?
売上債権の回収速度を示す
38
受取勘定回転期問を求めるために何を12カ月で除すか?
受取勘定回転率
39
建設業の場合、未成工事受入金の額を控除した正味受取勘定回転率を算定することが必要な理由は何か?
工事代金の一部を前受けしているため
40
建設業において重要な未収施工高回転率を算出するための算式は何か?
旅工高+(先掛催権 +未成工事施工高一未成工事受入金)
41
企業財務の安全性もしくは安定性を支える要素は何か?
企業財務の流動性の確保と資本構造の健全性
42
資本構造分析の中核となる比率は何か?
自己資本比率
43
自己資本比率が高い場合、何を示しているとされるか?
過去の業績がよかったことを示している
44
付加価値を算定する際に、減価償却費を含めた場合の付加価値の名称は何か?
粗付加価値
45
付加価値労働生産性を分析する際、どの要因に分解して分析することができるか?
労働装備率と設備投資効率
46
キャッシュ・フロー計算書を分析する手法には、大別して何があるか?
実数分析と比率分析
47
増減分析とは何をするための手法か?
2期間以上にわたる1企業の財務諸表の各項目を比較して、その増減を分析し、増減の原因を明らかにすること
48
比率分析とは何を用いてキャッシュ・フローの状況を明らかにする方法か?
各種のキャッシュ・フロー数値間あるいは他の財務諸表から得られる数値を用いて、一定の規点から比率を算定すること
49
企業の収益性をとらえる指標として代表的なものは何か?
資本利益率
50
資本利益率の別名は何か?
自己資本当期純利益率
51
資本利益率をROEと呼ぶことが一般的である。ROEの計算での利益の分子として一般に用いられるのは何か?
税引後当期純利益
52
収益性を示す比率として損益分岐点比率がある。損益分岐点とは何を意味するか?
利益も損失も発生しない完成工事高(売上高)
53
建設業における損益分岐点分析で用いる利益の段階はどこか?
経常利益段階
54
企業の総合評価の手法には点数化による方法、図形化による方法、そして何があるか?
多変量解析を利用する方法
55
考課法とは何か?
いくつかの適切な分析指標を選択し、各指標ごとに経営考課表を作成し、企業の実績値を当てはめて評価する方法
56
指数法の長所は何か?
経営全体の評価が評点によって明確となり、標準比率との関連で企業間比較が可能になること
57
象形法は何を利用して総合的な状態を評価する方法か?
人間の表情を利用した方法
58
判別関数で用いられる判別式として有名なものは何か?
アルトマンの企業倒産予測のための判別式
59
流動性に関する分析には、関係比率分析・資金保有月数分析・資産滞留月数分析がある。建設業の財務分析では、建設業独特の勘定科目に対して特別な配慮を必要とする。関係比率分析において、工事に関係する固有の流動性については、末成工事収支比率が有効である。この比率は、現在施工中の工事に関する立替状況を分析するものであり、 100%以上であれば、請負工事に対する支払能力は十分という解釈が成立する。また、すでに完成・引き渡した工事をも含めた工事関連の状況を分析するのが立替工事高比率である。この比率の分母と分子の両方に含まれる項目が末成工事支出金であり、一般にはこの比半は小さいほうが良好である。
流動性に関する分析には、関係比率分析・資金保有月数分析・資産滞留月数分析がある。
60
資金保有月数の数値は大きいほど支払能力があり、財務健全性は良好ということになる。
資金保有月数の数値は大きいほど支払能力があり、財務健全性は良好ということになる。
61
資産滞留月数の数値は、大きいほと資金線りを圧迫する要因と考えられている。
資産滞留月数の数値は、大きいほと資金線りを圧迫する要因と考えられている。
62
建設業の特性として以下のうちどれが正しいか選択肢から選んでください。 建設業の特性は何故他の産業と比べて貸借対照表上の固定資産の構成比が低いとされるか?
流動資産の構成比が高いため
63
一般の総合建設会社の損益計算書に関して以下のうちどれが正しいか選択肢から選んでください。 一般の総合建設会社の外注費の割合や完成工事原価率はどのような特徴があるか?
外注費の割合が高く、完成工事原価率が高い
64
生産性分析の中心概念は何か?
付加価値
65
建設業において採用されている生産性計算方法は何か?
控除法
66
資本生産性の計算において、分子に何が使用されるか?
付加価値
67
労働生産性は何と何の積で求めることができるか?
設備投資効率と労働装備率
68
出資者の見地から投下資本の収益性を判断するための指標は何か?
自己資本利益率
69
証券市場では自己資本利益率を何と呼んでいるか?
ROE
70
自己資本利益率の分子の利益として一般に用いられるのは何か?
当期純利益
71
総資本利益率を自己資本比率で除する数値は何と等しいか?
自己資本利益率
72
企業の安全性に関する分析は、何に分けられるか?
流動性分析、健全性分析、資金変動性分析
73
立替工事高比半とは何を分析するものか?
工事関連の資金立替状況
74
流動性分析において、立替工事高比半の数値が低い方が望ましい理由は何か?
流動性が高いことを示すため
75
健全性分析において、資本構成比率は低い方が望ましい理由は何か?
リスクを低減するため
76
財務分析において、(①財務数値)の分析を行うことにより、何の良否を判定するのか?
財政状態
77
狭義の財務分析では、企業の貸借対照表を基礎として、何を分析するか?
財務構造及び財務の安全性
78
広義の財務分析では、どのような財務諸表のデータを用いて企業の経営内容を分析するか?
貸借対照表と損益計算書を含むすべての財務諸表
79
財務分析において、何が反映きれないとされる非時務的要因の影響について述べよ
生産性分析や損益分岐点分析等は、必ずしも正確とはいえない
80
内部財務分析と外部財務分析の違いは、分析主体を誰とするかによる。内部財務分析の分析主体は誰か?
経営者
81
総論V 阪益性分析企業の何を示す分析か?
収益獲得
82
総論V 安全性分祈金業の何を見るための分析か?
支払能力
83
総論V 資本や資産が一定期間にどのくらい活動したのかを示す分析は何か?
活動性分析
84
総論V ヒト・モノ・カネ等の何の収益・利益に対する貢献度を示す分析か?
生産要素
85
総論V 事業の拡大・発展度合いを示す分析は何か?
成長性分析
86
財務分析の手法I 実数法は何をそのまま用いて分析する方法か?
金額
87
財務分析の手法I 実数法の短所は何か?
企業規模に差のある企業間比較は意味をなさないことが多い
88
財務分析の手法I 比率法は何を求める分析手法か?
各項目間の比率
89
財務分析の手法I 比率法には何があるか?
構成比事法、特殊比事法、韓勢法
90
財務分析の手法 構成比率法は何と全体の数値との関係により分析を行う方法か?
構成部分の数値
91
財務分析の手法 構成比率法の長所は何か?
企業の観察が容易になる
92
財務分析の手法として特殊比率法とは何か?
財務議表上関連ある2項目間の比率を求めて分析する手法
93
越勢法の特徴は何か?
基準年度を定め、その財務数値を100とし、後の年度の変化を百分率で示す分析手法
94
財務分析における内部分析について述べよ
経営政策や経営戦略は企業の全体的評価に基づき実施されるべきものであることから必要とされる
95
指数法とは何か?
ウォールによって提案され、標準状態にあるものの指数を100とし、分析対象の指数が100を上回るか否かで経営の良否を総合的に判定する分析手法
96
収益性の総合指標としての資本利益率は一定期間の比率をいう。これは、資本の利用度をあらわす何率に分解される?
資本回転率
97
損益分岐点とは、完成工事高と費用とが等しくなり、損益がゼロとなる営業量である。損益分岐点は通常、固定費を何率で除して求める?
限界利益率
98
財務分析の手法として特殊比率法とは何か?
財務議表上関連ある2項目間の比率を求めて分析する手法
99
越勢法とは何か?
基準年度を定め、その財務数値を100とし、その後の年度における同一項目や同一比率の変化を百分率で示す分析手法
100
内部分析における総合評価の必要性は何か?
経営政策や経営戦略は、企業の全体的評価に基づき実施されるべきものであるため必要とされる