問題一覧
1
狭心症の胸痛発作の特徴について正しいものはどれか。3つ選べ。
数分間持続する。, 放散する。, 校扼感(しめつけ)・圧迫感(押される)がある。
2
労作性狭心症について正しいものはどれか。3つ選べ。
労作により発作は誘発され、安静により消失する。, 運動負荷試験で発作を誘発して診断することがある。, ニトログリセリン舌下により速やかに症状は消失する。
3
不安定狭心症について正しいものはどれか。3つ選べ。
日常的な軽労作でも発作が頻回となり、持続時間が延長する。, 心筋梗塞へ進展する可能性が高く、注意深くモニター管理する。, 冠状動脈形成術を行う。
4
急性心筋梗塞の初期治療について正しいものはどれか。3つ選べ。
胸痛コントロールの目的に麻薬性鎮痛薬(モルヒネなど)を投与する。, 酸素飽和度90以下では酸素投与する。, 抗血小板薬(アスピリン)を投与する。
5
急性心筋梗塞の心電図所見の正しい出現順序はどれか。1つ選べ。
ST上昇→異常Q波→冠性T波
6
恒久型ペースメーカ植え込み術の適応疾患として正しいのはどれか。3つ選べ。
Mobitz(モビッツ)型2度房室ブロック, 高度房室ブロック, 3度房室ブロック
7
発作性上室頻拍について誤っているのはどれか。1つ選べ。
valsalva 法など交感神経刺激手技で頻拍が停止することがある。
8
心室頻拍について誤っているのはどれか。1つ選べ。
突然死予防のためには恒久型ペースメーカ植え込み術をおこなう。
9
心房細動について誤っているのはどれか。1つ選べ。
永続性にはカテーテルアブレーション (肺静脈隔離術)など洞調律に戻す治療が有効である。
10
心収縮期心雑音をきたす疾患として正しいのはどれか。3つ選べ。
僧帽弁閉鎖症, 大動脈弁狭窄症, 閉塞性肥大型心筋症上
11
拡張型心筋症について誤っているのはどれか。1つ選べ。
徐々に症状は進行するため、突然死は少ない。
12
大動脈弁狭窄症について誤っているのはどれか。1つ選べ。
胸部X線撮影上、心陰影は着明に拡大する。
13
レニンーアンジオテンシン・アルドステロン系(RAA系)について誤っているのはどれか。1つ選べ。
アルドステロンは腎でのNaと水の再吸収を増加させて、体液量(循環血漿量)は低下する。
14
左心不全症状として誤っているのはどれか。1つ選べ。
下腿浮腫
15
心不全の診断に有効な血液検査はどれか。1つ選べ。
BNP
16
心不全の治療薬として誤っているのはどれか。1つ選べ
α遮断薬
17
血圧について、誤っているのはどれか。1つ選べ。
動脈硬化で血管が硬い・細いまたは血液ドロドロで末梢血管抵抗は小さくなり血圧は下がる
18
大動脈解離について誤っているのはどれか。1つ選べ。
StanfordB 型は上行大動脈に解離があるため、ステントグラフト内挿術を行う。
19
閉塞性動脈硬化症について誤っているのはどれか。1つ選べ。
通常上腕より足関節の血圧は低いが、閉塞性動脈硬化症では足関節血圧が高くなる。
20
僧帽弁閉鎖不全症について誤っているのはどれか。1つ選べ。
労作時息切れ・動悸・易疲労感などの左心不全症状と狭心痛を生じる。