問題一覧
1
アメリカの心理学者のホールは「発達心理学入門」を1926年に出版した。
✕
2
発達という考え方は、成長に伴う量的変化に着目したものである。
✕
3
高齢者が老化によって運動機能が低下する中で、ゆっくりと仕事を進めるようになったことは発達とは言えない。
✕
4
パーソナリティや認知機能の個人差には、家庭環境の影響は総じて小さい。
○
5
現在の双生児研究は、別の家庭で暮らす双生児の比較が主流である。
✕
6
自分の子どもが生まれ、子育てする経験は発達とは無関係である。
✕
7
ルソーは、著書エミールで大人の発達に着目することが必要なことを説いた。
✕
8
空間性知識だけは共有経験の影響を大きく受けている。
✕
9
児童という用語は児童福祉法上は18歳未満の人を指している。
○
10
バルテスは発達における生物学的要因を標準・歴史的要因と名付けた。
✕
11
行動遺伝学における双生児法で共有経験というのは家庭環境のことを指す。
○
12
パーソナリティや認知機能の個人差への遺伝の影響は年齢とともに小さくなる。
✕
13
エリクソンの理論によると乳児期の心理社会的危機は基本的信頼対基本的不信である。
○
14
エリクソンの理論によると青年期の心理社会的危機は勤勉対劣等感である。
✕
15
青年期の終わりは生物学的に決定されている。
✕
16
発達段階は社会的な制度とは無関係に決められている。
✕
17
結晶性知能とは、経験によって得られる言語や社会的知性などを用いた問題解決能力のことを指す。
○
18
発達心理学の英訳はdevelopmental psychology である。
○
19
バルデスの理論によれば乳幼児であっても喪失経験をしていると考える。
○
20
母体の風疹感染は、先天性の障害の原因になる。
○
21
原始反射は、通常、生後数ヶ月で消失する。
○
22
出生後、12か月で乳児の体重は約3倍になる。
○
23
胎児期には味覚はない。
✕
24
周産期は、出生後の時期を含んでいる。
○
25
出生後、12か月で乳児の身長は約3倍になる。
✕
26
細胞期(卵体期)は約4週間の期間である。
✕
27
ジェネラルムーブメントは、胎児期だけにみられる運動である。
✕
28
胎芽期に人体の基本的構造が形成される。
○
29
胎児期には、母体外からの音を聞き分けることができる。
○
30
吸啜(きゅうてつ)反射とは、手指に何かが触れると掴む様な動作のことである。
✕
31
妊娠中のアルコール摂取は発達の遅れや奇形などを引き起こす可能性がある。
○
32
DOHaD仮説とは、胎児期初期の環境が胎児期後期の発達に影響を与えるという説である。
✕
33
カウプ指数はBMIと同じ計算式である。
○
34
出生時の身長は平均20cm程度である。
✕
35
自力でのボタン留めは1歳にはできるようになる。
✕
36
粗大運動は、微細運動よりも先に発達する。
○
37
ピアジェは、外界を認識するための枠組みを「シェマ」と呼ぶ。
○
38
第3次循環反応は、能動的な働きかけによる試行錯誤がみられる。
○
39
感覚運動期は6つの段階に分けられている。
○
40
第2次循環反応では、自己の身体感覚に対する反応が生じるようになる。
✕
41
ピアジェはスイスの心理学者である。
○
42
中学生の時期は、ピアジェの発達段階では形式的操作期にあたる。
○
43
幼児期は、ピアジェの発達段階では具体的操作期にあたる。
✕
44
現有のシェマで外界への適応が難しいと同化が生じる。
✕
45
感覚運動期の第2段階になると第1次循環反応が生じる。
○
46
表象とは、その時点において感覚・知覚した内容のことである。
✕
47
ピアジェの研究では、生後6か月ごろになると対象の永続性が理解できるようになる。
✕
48
期待背反法を使用した研究では、対象の永続性は生後5か月で理解できると主張されている。
○
49
つかまり立ちよりも先にハイハイするようになる。
✕
50
対象の永続性の理解には、表象を活用することが必要と考えられている。
○
51
感覚運動期の第6段階では延滞模倣がみられる。
○
52
期待背反法では、乳児が「起こり得ない」と理解している事象を調べる。
○
53
同化と調節の繰り返しによる適応を均衡化と呼ぶ。
○
54
馴化・脱馴化法では、注視時間は指標に使用されない。
✕
55
アニミズムは、前操作期の終わりには消失する。
✕
56
幼児が「考えるのは口でしている」という主張は人工論に当てはまる。
✕
57
フェノメニズムとは、物の見かけに影響されて、実質を間違える現象のことである。
○
58
ピアジェの三つ山課題によると、4〜5歳児には他者の視点を取得することが難しい。
○
59
前操作期には、ルール遊びができるようになる。
✕
60
前操作期の遊びの中心は、「機能的遊び」である。
✕
61
知的リアリズムとは、知識やイメージに影響されて、見かけについて間違って答える現象である。
○
62
自己中心性とは、利己主義傾向が強いということである。
✕
63
前操作期には、表象における仮説的、抽象的な操作が可能になる。
✕
64
幼児がテレビのヒーローは現実に存在すると考えるのは実念論に当てはまる。
○
65
言語を使った思考には表象が使われていると考えられる。
○
66
6歳ぐらいまでは、全てのものに生命があるという考えを持っている傾向がある。
○
67
砂を団子にして本物のように扱う遊びは「見たて遊び」と考えられる。
○
68
他者の顔をスケッチするときに正面顔になってしまうのは視覚レアリズムの働きである。
✕
69
前操作期には、象徴(サイン・シンボル)を使えるようになる。
○
70
具体的操作期の論理的思考は抽象的な対象への思考を可能にする。
✕
71
形式的操作期では形式的推論が可能となる。
○
72
具体的操作期には、仮説演繹的推論が可能になる。
✕
73
形式的推論とは、思考の形式と思考の内容が分離されていることである。
○
74
足し引きしなければ保存が成立すると理解できるのは、同一性の論理が理解できているからである。
○
75
液体を細い容器に移し替えたとき、水面は高くなるが、底面積は小さいので、量は保存されていると理解できるのは相補性の論理ができているからである。
○
76
新生児微笑は生理的反射である。
○
77
3か月微笑は身近な大人だけに生じる。
✕
78
視覚的断は、そもそも乳児期の奥行き視の研究のための器材である。
○
79
視線を追従するだけでなく、二項関係が成立することで、共同注意が形成されたと考える。
✕
80
人は生まれてすぐに言語音を発声する。
✕
81
母語話者は、その言語の文法の正誤を直感的に理解できる。
○
82
小林・永田(2012)の研究では、初期出現語の中で最も多く出現していたのはアンパンマンであった。
✕
83
ばー、ぶーといった子音の発声は「規準喃語」と言われる。
✕
84
語彙爆発すると2歳ごろまでに約1000語の単語を使うようになる。
✕
85
周りの大人がかわいいとめるのに、幼児語が次第になくなっていく現象は、オペラント条件づけで説明可能である。
✕
86
クーイングでは、Kやgの音が発声されやすい。
○
87
言語の経験が少ないのに、言語獲得される成果が大きい事態を「刺激の貧困」と呼ぶ。
○
88
チンパンジーに手話を使って言語を学習させると、人間と同様の言語を獲得できる。
✕
89
日本語の二語文には助詞が付加されている。
✕
90
二語文期に入るころから語彙爆発する。
○
91
初語をはじめとして音声発達の各段階に至る時期には個人差がほとんどない。
✕
92
規準語は6か月ごろに現れる。
○
93
脱馴化とは、新しい刺激によって馴化が解消することである。
○
94
初語とは、意味はないが、はっきりした言語音を初めて発声することを言う。
✕
95
生まれてすぐの乳児は全ての言語の音素を聞き分けられると考えられている。
○
96
1歳半ぐらいになると初語を発する。
✕
97
一語文は、単語であるが、文のような使い方をされている。
○
98
宮原(1923)の研究では、「ここ」や「これ」といった語は、基軸語となっていた。
○
99
人間のような言語の使用は人間固有のものである。
○
100
「水をかける」という動詞の用法を獲得すると「電話をかける」という用法も使えるようになる。
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