問題一覧
1
血管、結合組織、気道の平滑筋などの指示組織の総称は?
間質
2
肺は、約3億〜5億の( )によって構成される。
肺胞
3
肺の最小単位を何という?
肺胞
4
気管支の表面を覆う線毛上皮細胞から分泌される分泌液を、口側へ送ることを何というか。
線毛運動
5
空気感染(飛沫核感染)を起こす病原体は?(3つ)
結核, 水痘, 麻疹
6
結核の感染を予防するために、医療従事者・病室入室者が着用するものは?
N95マスク
7
結核の治療に特に重要な薬は?(2つ)
INH, RFP
8
結核の治療薬、RFP(リファンピシン)の副作用は?
尿が赤くなる。
9
気管支の構造上、誤嚥が起こりやすいのはどっち?
右側
10
胸腔に空気がたまることで起こる疾患は?
気胸
11
胸腔に異常に液体がたまること、またその液体自体をなんという?
胸水
12
呼吸に関係する最大の筋肉を何という?
横隔膜
13
息を吸ったり吐いたりすることを何という?
換気
14
生理学において、生態が外部環境との間で酸素・二酸化炭素のやり取りをすることを何という?
ガス交換
15
呼吸中枢を調節するのは?(2つ)
PaO2, PaCO2
16
酸素投与が必要となるのは、PaO2が( )以下の状態のときである。
60mmHg
17
末梢化学受容体であるのはどれ?
頚動脈, 大動脈
18
中枢化学受容体であるのはどれ?
延髄
19
体内の酸塩基平衡(pH)を調節している臓器は?(2つ)
肺, 腎臓
20
慢性咳嗽(8週間以上持続する咳嗽)の主な原因は?(3つ)
咳喘息, アトピー咳嗽, 副鼻腔気管支症候群
21
咳嗽とともに血そのものを喀出したものを何という?
喀血
22
嘔吐とともに喀出することを何という?
吐血
23
喀血で正しいのはどれ?
鮮紅色, 肺野にラ音を伴うことが多い。
24
吐血で正しいのはどれ?
暗赤色, タール便を伴うことが多い。
25
血痰・喀血の治療では、血液が健側の気道や肺に入らないようにするために、出血部位を上にした体位をとる。
×
26
肺自体を栄養するのは、大動脈から直接分岐する( )である。
気管支動脈
27
肺循環で酸素分圧が最も高いところは?
肺静脈
28
肺の構造で、右肺は( )葉、左肺は( )葉に分かれている。
3, 2
29
気管支の表面を覆う線毛上皮細胞から分泌される分泌液を口側に送る運動を何という?
線毛運動
30
生体でのpHの正常値は?
7.35〜7.45
31
血中の酸が過剰(=塩基が減少)の状態を何という?
アシドーシス
32
血中の塩基が過剰(=酸が減少)の状態を何という?
アルカローシス
33
白色または透明の喀痰を何という?
非膿性喀痰
34
黄色または緑色の喀痰を何という?
膿性喀痰
35
非膿性喀痰で正しいのはどれ?
白色または透明の喀痰, 気管支喘息を示唆する, 肺水腫を示唆する
36
膿性喀痰で正しいのはどれ?
黄色または緑色の喀痰, 細菌感染症を示唆する
37
胸痛のメカニズムで、脊髄神経を経由するものを何という?
表在痛
38
胸痛のメカニズムで、自律神経を経由するものを何という?
内臓痛
39
身体のある部位が原因で起こる痛みを、原因より離れた部位で感じる痛みを何という?
関連痛
40
末梢神経の障害によって、その神経支配領域に沿って広がる痛みを何という?
放散痛
41
表在痛(表在感覚痛)で正しいのはどれ?
脊髄感覚を経由, 刺激の部位と疼痛を自覚する部位が一致しやすい。
42
内臓痛(内臓感覚系)で正しいのはどれ?
自律神経を経由, 疼痛の由来が分かりにくい, 疼痛の感じ方に差を認めたり、部位が特定しにくい
43
見逃してはいけない胸痛は?(4つ)
虚血性心疾患, 大動脈解離, 肺塞栓症, 緊張性気胸
44
虚血性心疾患に含まれる疾患で一般的に知られているものは?(2つ)
急性心筋梗塞, 不安定狭心症
45
呼吸困難の程度をグレード0〜4で表すものをなんという?
MRC息切れスケール(修正MRCスケール)
46
動脈血中の酸素飽和度が低下することで生じるチアノーゼを何という?
中枢性チアノーゼ
47
動脈血中の酸素飽和度は正常であるが、循環障害によって末梢組織での酸素消費量が増大して起こるチアノーゼを何という?
末梢性チアノーゼ
48
この表を使って客観的に眠気を評価する検査を何という?
エプスワールの眠気スケール
49
急激なPaCO2上昇によって呼吸性アシドーシスをきたすことで起こる症状を何という?
CO2ナルコーシス
50
〈喀痰検査〉 常在菌の増殖を防ぐために採取した喀痰の保存時間は、室温では( )時間、冷蔵庫では( )時間まで。
12, 24
51
〈喀痰検査〉 微生物学的検査では、( )が開始される前に喀痰を採取する。
抗菌薬
52
〈画像診断〉 PET(陽電子放出断層撮影)では、( )を放射性同位元素(フッ素18F)で標識して患者に投与する。
ブドウ糖
53
〈血液検査〉 インターフェロンγ遊離試験(IGRA)で正しいのはどれ?
感染を評価するもので、発症しているかどうかは分からない。, 結核抗原を添加し既に感染している場合は、因子が上昇する。
54
〈内視鏡検査〉 気管支鏡検査には( )気管支鏡と( )気管支鏡があり、用途により使い分ける。
軟性, 硬性
55
〈内視鏡検査〉 気管支鏡検査で現在はほとんど使用されていないのはどっち?
硬性気管支鏡
56
経気管支肺生検で正しいのはどれ?
肺胞の病変に対して行う。, 気管・気管支病変に対して行う。, 気管支鏡内から鉗子を挿入する。
57
擦過細胞診で正しいのはどれ?
気管支や肺胞病変に対して、ブラシで擦って細胞や菌を回収する。, 組織は採取できず、細胞診断のみ可能である。
58
気管支肺胞洗浄(BAL)は、何という疾患に対して行う診断?
びまん性肺疾患
59
超音波気管支鏡はどこにある病変の検査に用いられる?
気管支の外側
60
超音波気管支鏡では、超音波で病変を確認しながら( )を穿刺する。
吸引生検針
61
CTガイド下肺生検で正しいのはどれ?
診断率が高い。, 気胸のリスクがある。
62
遺伝子検査は、従来の抗がん剤より( )が得られ、( )も少なくなった。
高い効果, 副作用
63
〈呼吸器能検査〉 換気機能検査で、換気障害を決定するために重要となる値は ( )と( )である。
肺活量, 1秒量
64
拘束性換気障害で正しいのはどれ?
肺活量が予測値の80%未満
65
閉塞性換気障害で正しいのはどれ?
1秒量が予測値の70%未満
66
肺疾患に当てはまるのはどれ?
間質性肺炎, 肺線維症
67
〈呼吸器能検査〉 肺活量の低下をきたす疾患はどれ?
間質性肺炎, 肺線維症
68
〈呼吸器能検査〉 1秒量の低下をきたす疾患はどれ?
気管支喘息, 慢性閉塞性肺疾患
69
可逆性の気流制限があるのはどっち?
気管支喘息
70
不可逆性の気流制限があるのはどっち?
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
71
〈ガス交換機能検査〉 動脈血液ガス分析(動脈採血)は、ガス交換の機能を評価するために動脈から採決を行う。そのため、静脈より圧が強く、 ( ) 分程度は( )を行う必要がある。
5, 圧迫止血
72
吸入療法は、血中に薬剤がほとんど入らないため副作用が少ない。○か×か。
○
73
吸入療法が使用される疾患は?(2つ)
気管支喘息, 慢性閉塞性肺疾患
74
〈吸入療法〉 定量噴霧器は( )が低い患者(高齢者や幼児)では効果が弱くなる。
吸引力
75
〈吸入療法〉 高齢者や幼児は吸引力が弱く効果が弱くなるため、吸入器具の( )する必要がある。
使用手技を練習
76
〈吸入療法〉 薬液からエアロゾルを産生し吸引する吸入器を何という?
ネブライザー
77
あらかじめ噴霧器に充填された薬剤の粉末やガスを吸入する吸入器を何という?
定量噴霧器
78
ネブライザーで正しいのはどれ?
使用するたびに1回分の薬液を器具に入れる。, 吸入力の弱い患者に適している, 器具が大きいため携帯には適さない。
79
定量噴霧器で正しいのはどれ?
小型で携帯に適している, ある程度の吸入力とと吸入手技の習得が必要
80
酸素療法の目的は?
低酸素による臓器障害の予防
81
酸素療法で注意することは?
二酸化炭素の貯留
82
〈酸素吸入方法〉 低流量システムはどれ?
鼻カニューラ, 簡易酸素マスク
83
〈酸素吸入方法〉 流量システムはどれ?
高流量式鼻カニューラ
84
鼻カニューラ(低流量方式)は、つけたままの( )や( )が可能である。
会話, 食事
85
簡易酸素マスクは鼻カニューラより( )の酸素投与が可能である。
高流量
86
高流量式鼻カニューラ(高流量方式)を英語で言うと?
High flow nasal cannula
87
高流量式鼻カニューラ(高流量方式)は、酸素( )以上・酸素濃度( )まで設定可能である。(単位まで書いてください)
30L/分, 40〜100%
88
慢性呼吸不全患者は、在宅酸素を導入した方が予後が良い?悪い?
良い
89
〈人工換気法〉持続的強制換気 ・( )の換気が強制換気 ・強制換気は( )、( )のいずれも可能 ・( )はない。
毎回, 従量式, 従圧式, 自発呼吸
90
〈可能換気法〉間欠的強制換気 ・強制換気を( ) で行う。 ・強制換気は( )、( )のいずれも可能
一定の間隔, 従量式, 従圧式
91
呼気終末に一定の陽圧をかける方法を何という? 日本語(アルファベットで略したやつ)って感じで答えてくださいl
呼気終末陽圧換気(PEEP)
92
呼気週末陽圧換気(PEEP)の特徴 ・( )に一定の( )をかける方法 ・( )の原因となる。
呼気終末, 陽圧, 血圧低下
93
〈NPPVの特徴〉 メリット ・( )の必要がなく、会話や食事が可能 ・( )の必要がない デメリット ・( )があると使用できない
沈静, 気道確保, 意識障害
94
呼吸理学療法はどんな患者さんに有効?
慢性呼吸疾患, 術後, 寝たきり
95
〈呼吸理学療法〉 運動療法のポイント:( ) の運動に重点をおく。
下肢筋力
96
〈気道確保〉 経口・経鼻にチューブを気管内に挿入することを何という?
気管挿管
97
気管挿管の特徴 ・自発呼吸や意識が消失した際の( ) に使用する。 ・挿入に際しては( ) が必要で全身管理を要する。 ・長期となる場合は感染症予防のため、( )週間をめどに( ) に移行する必要がある。 ・再挿入が困難な場合が多く、( )には注意する。
人工呼吸器管理, 沈静, 2〜3, 気管切開, 自己抜去
98
気道確保で、舌根沈下による低酸素を疑ったときに最初に試みるべき処置はどれ?
肩枕
99
〈呼吸器外科の手術〉 開胸手術で正しいのはどれ?
肺葉切除や肺全摘など手術に適している, 回復やリハビリに時間を要する