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家族心理学 確認テスト
  • 牧野空音

  • 問題数 78 • 1/22/2024

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    問題一覧

  • 1

    フーコー(M.Foucault)は、文あるいは一連の言葉としてまとまった内容を持つ言語表現の意味を指して( )という用語を唱えた。

    ディスコース

  • 2

    家族療法においては、家族相互の関係性と心理的問題について、( )という捉え方をするところが特徴的である。

    円環的因果律

  • 3

    柏木(2002、2003)は、どことも関わりのない真空空間に家族が存在するのではなく、社会のあり方が相互連関的に家族の形態や機能を規定するのであって、現在進行形で進んでいる社会変動に対して、今でも( )が起こっているというと主張している。

    家族の最適化

  • 4

    生物体システムは、何らかの特徴に注目することにより、それを構成するもっと小さな単位に分けられる。この分けられた小さな単位を( )と呼ぶ。

    サブシステム

  • 5

    ( )の考え方では、唯一の客観的事実というものを想定せず、社会的現実は人々の語りや交流から生成する相対的なものと見なしている。

    社会構成主義

  • 6

    家族システム論における家族の「( )」とは、家族システムの家族成員の数や父親、母親、きょうだいなど家族の構成員のことをいう。

    構造

  • 7

    家族療法において家族の中で問題行動や症状を抱える人のことをクライエントではなく( )と呼んでいる。

    IP(Identified Patient)

  • 8

    Minuchinが提唱した境界の分類において、境界があいまいな家族を( )という。

    纏綿家族

  • 9

    家族の成員が問題を起こしているときには、家族システムの階層が混乱していることが多いと述べた家族療法家は( )である。

    Haley,J.

  • 10

    多世代派の家族療法家たちが積極的に用いた家族の包括的な理解のために活用されるツールで、3世代以上の家族メンバーを盛り込んだ家族図のことを( )という。

    ジェノグラム

  • 11

    ( )を行ううえで、ある程度確立されていることが前提となるのは、アイデンティティの確立である。

    職業選択

  • 12

    アイデンティティが確立されることによって( )の力が得られる。これは自分で選んだ価値観を信じて、それに対して貢献しようとすることである。

    忠誠

  • 13

    柏木らの研究によると夫婦関係に影響しうる重要な事柄について、結婚前にあらかじめ話し合うことが大切であることが指摘されている。その研究結果に当てはまらないものはどれか。

    夫婦にとって重要な問題についての話し合いは、結婚する半年前に話し合わなければ契約として成立しない

  • 14

    ウィークスとトリートが提唱した「親密さへの恐怖」の中で、自分のことを相手により深く知られることを恐れることは( )である。

    自分をさらけ出すことへの恐怖

  • 15

    家族療法家のボーエン(Bowen)は、( )が高い人は同じように高い人を、低い人は低い人をパートナーとして選択すると考えた。

    自己分化度

  • 16

    ( )の『平成27年度人口動態統計』を見ると結婚5年未満の夫婦の離婚件数が最も多いことがわかる。

    厚生労働省

  • 17

    家族システム論の考えによると結婚は夫婦の心の中にある、( )家族システムの結合であると考えられる。

    2つの異なる

  • 18

    新婚期における夫婦の( )は、その後の家族生活の土台となる。

    相互信頼感

  • 19

    物事の状況や体験を捉える際の認知の歪みで対人関係も含めマイナスの影響を及ぼすものを( )という。

    非合理的思い込み

  • 20

    カップル・ダンスは( )が指摘した夫婦の悪循環のパターンである。

    Middelberg,C.V.

  • 21

    子どもの誕生をめぐるさまざまなストレスの中で今回の講義で取り上げていないものは( )である。

    社会的ストレス

  • 22

    小野寺・柏木(1997)によると、子どもの誕生を契機に妻は親役割を、夫は( )という分業体制となって一応の安定を示すという。

    職業役割

  • 23

    夫は仕事、妻は家事と子育てといった( )の夫婦においては、子どもの世話と家事における課題は表面化しにくい可能性がある。

    伝統的性別役割観

  • 24

    世界的に見て、日本の父親は子どもと接する時間が少なく、家事も子育ても( )任せであることがよく知られており、そのことが批判されることもある。

    母親

  • 25

    父親の育児への積極的な関わりが3歳児の社会性の発達に直接的な影響を与えられていることが明らかにされている。また、( )は中高生において父親の子育て参加が子どもの発達に肯定的な影響を与えているということを示唆している。

    Rosenberg,m.

  • 26

    教科書p.87~89に掲載されている事例の内容で該当しないのは( )である。

    T子はリストカットの問題を抱えていた

  • 27

    児童期(学童期)の心理社会的発達段階は( )である。

    勤勉性 VS 劣等感

  • 28

    児童期(学童期)の心理性的発達段階は( )である。

    潜伏期

  • 29

    目の前に具体物がなくても論理的に物事が考えられるようになるのは、Piagetの認知発達段階によると( )である。

    形式的操作期

  • 30

    子どもの発達に関する記述で間違っているものは( )である。

    成長の量的・質的側面はここ10年でどちらも減退している

  • 31

    思春期以降の友達関係において裏切らない味方であり、同じ気持ちでいてくれる一番の理解者である、2~3人からなる同性の友情関係を( )という。

    チャムシップ

  • 32

    いくつかの選択肢について迷っているところで、その不確かさを克服しようと一生懸命努力をしている青年期の状態を( )という。

    モラトリアム

  • 33

    中釜(2008)が主張する自我同一性を構成してる感覚として当てはまらないものは( )である。

    自己斉一性

  • 34

    心理的離乳を提唱したのは( )である。

    L.S.Hollingworth

  • 35

    岡本(1985)は、停滞や憂うつといった感情と近づきながら、長い老後に備えて、これからの生き方を主体的に選び直すことに取り組みながら納得のいく行き方を探していくことを中年期のアイデンティティ( )という。

    再体制化のプロセス

  • 36

    65歳以上人口が総人口の7%以上になった社会を( )という。

    高齢化社会

  • 37

    エリクソン(E.H.Erikson)は老年期の心理社会的発達課題のテーマを(  )とした。

    統合 VS 絶望

  • 38

    ADL(activities of daily living)の説明として正しい記述は( )である。

    食事、移動、着脱衣などの日常生活動作をする能力評価のこと

  • 39

    介護家族カウンセリングを行っている渡辺(2005,2008)が主張している介護体験を通した介護家族の変化について間違っている記述は( )である。

    高齢家族の介護を通じて、介護家族には、家族の成長にとって意味のある変化が起こることはないと主張している。

  • 40

    ( )とは、弱い立場(主には社会的弱者)にある人の生命や権利、利益を擁護して主張・代弁する活動のことである。

    アドボカシー

  • 41

    ( )やライフレビューは高齢者が自分の歩んできた人生を振り返り、聞き手と対話する中で心的事実としての自分の人生を再評価し、意味の再発見することを狙って行われる。認知症高齢者にも行われている。

    回想法

  • 42

    ( )では、障害された機能と、代償能力・できる能力をアセスメントして、効果的な介入が計画される。

    認知的リハビリテーション

  • 43

    多世代家族療法のセラピーにおける介入の特徴は( )である。 これは家族の特定の誰かに偏らない公平な関係を家族全員と結ぶことが求められる。

    多方向への肩入れ

  • 44

    構造的家族療法家において中心となった人物としては( )がいる。

    ミニューチン

  • 45

    家族療法においては,問題行動や症状を呈している人物を( )と呼ぶ。これは”患者とみなされる人”という意味であり,問題行動や症状は,個人だけではなく家族のSOSであるとみなされる。

    Identified Patient

  • 46

    夫婦の問題を自分たちで解決できなくなっている場合、そこには必ずコミュニケーションの問題が見られる。その一つがパートナーからメッセージを受け取るときの問題となるが、次の中でそれに含まれないのは( )である。

    どうせ言ってもわからないだろうとあきらめる

  • 47

    カップル・セラピーの記述として正しくないものは( )である。

    夫婦の関係を改善し、葛藤を解決することを目的としているので、離婚を選択させるようなことはしない

  • 48

    Carter&McGoldrichの示した「離婚までのプロセス」に該当しないものは( )である。

    親権の行使

  • 49

    Carter&McGoldrichの示した「再婚家庭の形成プロセス」の中の「再婚と家族の再構造化」段階で発達課題となっていないものは( )である。

    元配偶者との間で経済的に協力し、子どもに対して親であり続けるよう計画すること

  • 50

    夫婦の一方あるいは双方が、前の配偶者との子どもを連れて再婚したときに誕生する家族を( )という。

    ステップファミリー

  • 51

    日本の「家族」という概念の歴史について、次の記述の中で間違っているものは( )である。

    大正期に入り、家制度が政策的に導入されたことで、血縁が強調され、戸主に絶対的権限が与えられたことで、家族の求心性と凝集性が高まった。

  • 52

    鈴木ら(2003)が1950年代と1990年代の子どもに実施したロールシャッハ法の比較調査で現代の子どもたちの特徴として挙げられていないものは( )である。

    感情表出の露骨さ

  • 53

    子どもの遊び文化の変化が及ぼしている影響について、次の記述の中で間違っているものは( )である。

    高齢者を敬う態度・姿勢の欠如

  • 54

    愛着対象である養育者に肯定的に扱われることで愛着対象をよいものとして内在化し、さらにそのように扱われている自分自身を愛される価値のあるものとして、その自己像を内在化する。ここで形成されたものを( )という。

    内的作業モデル

  • 55

    児童虐待のタイプとして間違っているものは( )である。

    経済的虐待

  • 56

    「発見しにくい特殊な虐待」についての記述について間違っているものは( )である。

    乳幼児揺さぶり症候群は、乳幼児を電車に乗せたり、飛行機に乗せることにより微細な振動が脳の発達へ影響を与えるという研究が科学的エビデンスになっている。

  • 57

    次世代育成支援対策推進法では、有料は「子育てサポート」企業に対して厚生労働大臣の特例認定を受けることができるようになっている。これを通称( )という。

    プラチナくるみん

  • 58

    親業トレーニング(Parent Effectiveness Training:PET)はアメリカの心理学者の( )が開発した。

    Gordon,T.

  • 59

    母親たちが家事育児への重責や孤独感を抱いている状況を表現したものは( )である。

    ワンオペレーション育児

  • 60

    物理的構造化と視覚的構造化ということを一つの特徴としている自閉症児への支援として有名なプログラムとして( )がある。

    TEACCH

  • 61

    1995年に阪神・淡路大震災が起こり、これまでにボランティアに従事してこなかった人が被災地に入ったりした。1年間で延べ138万人のボランティアに従事し、1995年は( )と呼ばれている。

    ボランティア元年

  • 62

    マクゴールドリックら(McGoldrick et al)によると、誰もが多かれ少なかれ経験するライフサイクルの移行に伴うストレッサーを( )という。

    水平的ストレッサー

  • 63

    東日本大震災において津波にのまれ消息不明となり、未だに死が確定できない状態にある場合、喪失の概念では( )とされる。

    あいまいな喪失

  • 64

    ニーメヤー(R.Neimeyer)のグリーフ理論が依って立つ6つの前提にないものは( )である。

    時間の経過によってショックと不信による激しい怒りが発現する

  • 65

    困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力のことを( )という。

    レジリエンス

  • 66

    ( )は、ハワイ州カウアイ島の子どもたちを対象に30年にわたる縦断的調査研究の結果から困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力(resilience)があることを提唱した。

    E.Werner

  • 67

    ナラティヴ・アプローチにおいて、多くは自分に対して否定的なものであり、悩んでいる人はその物語に支配されて、変えることができないと信じ込んでいる物語を( )という。

    ドミナント・ストーリー

  • 68

    ワッツラウィックら(Watzlawick et al.,1967)によって発表された「人間コミュニケーションの語用論」についての記述で正しいものは( )である。

    人間関係は、コミュニケーションのパンクチュエーションによって規定される

  • 69

    解決志向アプローチにおいて解決を構築するための質問技法として正しいものは( )である。

    ミラクル・クエスチョン

  • 70

    配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV法)に関する記述で間違っている記述は( )である。

    生活の本拠を共にする交際をする関係にある相手からの暴力については処罰対象から外されている

  • 71

    子育てで体験したことを共有したり、愚痴をこぼしたりしてストレスを発散することを( )という

    情緒的サポート

  • 72

    成長の量的・質的側面の急速な変化を( )という

    発達の加速現象

  • 73

    異質性によるつながりを( )という

    ピア

  • 74

    過ごす時間の長さに関わらず相手を理解し、お互いを束縛せずに相手らしさに敬意を払う関係を( )な関係という

    相互尊重的

  • 75

    心理社会的発達課題は( )vs( )である

    生殖性, 停滞

  • 76

    家族療法は( )でベルが行った家族合同面接が最初の試みである

    MRI

  • 77

    リフレーミングを命名したのは( )である

    ワッツラウィック

  • 78

    夫婦関係の危機は夫婦としての成長のチャンスであり、危機=( )+( )

    危険, 機会

  • 79

    ステップファミリーを支援するための当事者たちによる相互支援を( )という

    SAJ

  • 80

    再婚した夫婦が直面する課題で最も対処が難しいのが子育ての問題であり、親子関係の問題であるというのを( )-MCという

    prepare

  • 81

    発達早期における養育者との愛着経験の重要性は( )が明言している

    bowlby

  • 82

    自分の意味の世界を捉え直して、新たにその体系を再構成することを( )という

    グリーフ

  • 83

    相談相手や患者などを支援する際に、相手の語る「物語」を通して解決法を見出していくアプローチ方法を( )・アプローチという

    ナラティヴ

  • 84

    社会的弱者や被差別者が、自分自身の置かれている差別構造や抑圧されている要因に気付き、その状況を変革していく方法や自信・自己決定力を回復・強化できるように援助することを( )という

    エンパワーメント

  • 85

    家族を理解する上で欠かせない3つの属性は( )・( )・( )

    構造, 機能, 発達

  • 86

    ( )とは、人が結婚を決める際に心理的社会的な欲求や期待のことであり、契約と言っても文章化されたり表現されたり意識化されたりしていないことも珍しくないものである

    夫婦間契約

  • 87

    夫婦関係に深刻な傷となりうるコミュニケーションは( )・( )・( )・( )である

    非難, 侮辱, 自己弁護, 逃避

  • 88

    結婚した2人の最初に会った年齢が上昇しており、出会いから結婚に至るまでの交際期間も上昇傾向にあることを( )という

    晩婚化

  • 89

    子供の仲間づくりの進展と家族には( )と( )がキーポイント

    養育システムの再編成, 家族成員の個性化

  • 90

    同質性のつながりは( )、異質性のつながりは( )という

    チャムシップ, ピア

  • 91

    ジョイニングは( )が最初に述べた技法

    ミニューチン

  • 92

    多方向への肩入れは( )が導入した言葉

    ナージ

  • 93

    二次要害をもたらすメカニズムの理解には周囲との相互作用や家族システムの視点が不可欠であり、( )をアセスメントする必要がある。

    関わりの悪循環

  • 94

    矛盾したメッセージを同時に送るコミュニケーションのことを( )という

    ダブルバインド