問題一覧
1
⾝体障害者福祉法において、透析導⼊が必要な腎機能障害は1級に区分される
○
2
腎臓の位置は第12胸椎〜第3腰椎の⾼さに左右⼆対ずつ存在する
×
3
左腎は右腎より低い位置にある
×
4
ネフロンは腎⼩体(⽷球体とボーマン嚢)と尿細管で構成される
○
5
⽷球体係蹄壁は5層構造で濾過膜として機能する
×
6
尿の通路は腎⼩体から近位尿細管、ヘンレループを経て、遠位尿細管を通り、集合管へと続く
○
7
腎臓の役割の中に体液量の調節、代謝産物の排泄、酸塩基平衡の調節、ホルモンの分泌がある
○
8
⽷球体係蹄壁では腎⾎流の1/100の⾎液を濾過し、原尿が⽣成される
×
9
⽷球体係蹄壁ではアルブミンと⾎球成分は濾過されない
○
10
腎臓では⾎圧が変動すると、腎⾎流量と⽷球体濾過量は同じように変動する
×
11
傍⽷球体装置は⽷球体濾過量の低下を感知し、⽷球体フィードバックとレニン・アンジオテンシン系で調整している
○
12
遠位尿細管では、⽷球体で濾過されたブドウ糖やアミノ酸のほとんどを再吸収する
×
13
Na+は近位尿細管で6〜7%再吸収される
×
14
K+は近位尿細管からヘンレループですべて再吸収される
○
15
体液量は飲⽔量および代謝により産⽣された⽔分量と不感蒸泄および腎臓・消化管からの排泄量とのバランスにより規定される
○
16
腎臓の尿細管で再吸収されないのはどれか。
尿酸
17
腎臓の機能で誤っているのはどれか。
カリウムは主に遠位尿細管で再吸収される。
18
腎臓では⽷球体濾過から原尿を⽣成し、1⽇の尿量の正常値は400〜500mlである
×
19
体内には体重の55〜60%の⽔分があり、60%のうち40%が細胞内にあり、20%が細胞外にある
○
20
浮腫は⽑細⾎管内静⽔圧が上昇し、外に組織間液が減少した状態である
×
21
原因となる臓器別に腎性浮腫、⼼性浮腫、肝性浮腫に分類して考える
○
22
⽔やNa過剰による浮腫は塩分制限(6g/⽇以下)は効果がない
×
23
低ナトリウム⾎症は意識障害や痙攣が出現し、是正速度が早すぎると橋中⼼脱髄症候群を起こす危険がある
○
24
カリウムはほとんどが細胞外に含まれている
×
25
低カリウム⾎症となると重度の場合、消化器症状、筋⾁痛、脱⼒、テタニーなどが起こる
○
26
pH7.35よりも酸性に傾いた状態をアルカレミアという
×
27
酸塩基平衡を保つために、肺や腎臓での調節機構がある
○
28
AKIには重篤な基礎疾患を有することが多い
○
29
AKIの障害部位は腎後性の原因が最も多い
×
30
CKDは腎死のリスクだけでなく⼼⾎管病や死亡リスクを増加させる因⼦となる
○
31
腎機能低下は可逆的で、初期から症状に気づくことが多い
×
32
CKDの合併症は、ほとんどみられない
×
33
腎臓でアミノ酸の⼤部分が再吸収されるのはどれか。
近位尿細管
34
腎臓の機能で正しいのはどれか。2つ選べ。
尿量の調節, ⾎漿量の調節
35
蛋⽩尿はすべて病的蛋⽩尿と分類される
×
36
腎前性蛋⽩尿は腎に器質的病変がなくても⽷球体を通過して尿に排泄される
○
37
尿沈渣の顕微鏡的検査において、変形⽩⾎球を確認することで腎疾患の有⽤な情報となる
×
38
尿検査において、⽩⾎球の⼤部分は尿路感染症で認められる好中球である
○
39
腎機能の低下により⾎清クリアチニンは低下する
×
40
腎機能の低下によりBUNは上昇し、⾼蛋⽩⾷や尿量などの影響を受けない
×
41
⾎清クレアチニン値またはシスタチンC値、年齢、性別からeGFRは導き出せる
○
42
eGFRは慢性腎臓病(CKD)のステージ分類に⽤いられる
○
43
GFRの検査としてクレアチニンクリアランスが最も正確にGFRを反映する
×
44
AKIにおいて臨床では尿量減少と⾎清Cr値上昇、⾼窒素⾎症の程度を把握する
○
45
CKDは①GFR低下②腎臓障害を⽰唆する所⾒のいずれか、または両⽅が3ヶ⽉以上持続するものと定義さ れている
○
46
⾼K⾎症は致死性不整脈を呈することがありグルコース・インスリン療法が有効である
○
47
AKIの治療は「原因に対する治療」と「腎不全症状の管理」が並⾏して⾏われる
○
48
CKDのステージにおける⾷事療法は残腎機能に関わらず⼀律である
×
49
現在、CKD患者の運動療法はGFRが増悪する可能性が⽰唆されている
×
50
尿の⽣成について正しいのはどれか。
⾎液の濾過は腎⼩体で⾏われる。
51
腎臓の排尿機構で正しいのはどれか。
近位尿細管ではNa+が再吸収される。
52
AKIは緊急かつ集中的な医学的管理を要することが多い
○
53
透析期CKD患者ではアルブミン尿、タンパク尿が陽性だと⼼⾎管疾患の発症リスクが⾼い
×
54
⼼不全を合併しやすく、⼼電図・CTR・BNPを定期的に確認しておくとよい
○
55
CKD患者に対する運動処⽅には、客観的なATを測定するより⾃覚的運動強度で決定することが望ましい
×
56
フレイルは加齢とともに脆弱性が⾼まった状態である
○
57
CKDステージの進⾏につれて低下し、フレイルの有病率もステージの進⾏に伴い減少する
×
58
歩数計は客観的であり、運動量を数値で⽰せることから有⽤ツールである
○
59
CKD患者の介助を有する割合は少なく、基本的ADLは⽐較的保たれている
○
60
AKIにおいて早期理学療法は、発症早期から他動運動、ベッドアップ座位などの運動プログラムが重要である
○
61
⼈⼯呼吸中や急性⾎液浄化中であれば、運動療法や体位を変更することは禁忌である
×
62
CKD患者に対する運動療法の⽬的は、⾷事療法、薬物療法と同様に疾患管理することである
○
63
スクワットやランジなど⾃重を⽤いた⽅法は負荷量の調整が困難である
×
64
CKD患者において負荷量は⾼強度から開始し、⾼負荷を維持していく
×
65
運動処⽅は、毎⽇が推奨され、セルフエクササイズと合わせて実施していく
×
66
⾮監視下運動療法は離脱率が⾼く、定期的な評価により動機付けが重要である
○
67
慢性腎臓病患者に対する⽣活指導で制限する必要がないのはどれか。
⽇常の⾝体活動量
68
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
⾎液透析⽇にも運動療法が⾏われる。
69
透析療法は不要な物質を除去し、体内に不⾜している物質を補充して体液の恒常性を維持する治療である
○
70
透析療法には⾎液透析と腹膜透析がある
○
71
内シャントは、⾎流には強いが穿刺しにくい静脈と⾎流には弱いが穿刺しやすい動脈を⽤いる
×
72
⾎液透析は週5回通院して1回あたり約4時間実施する
×
73
透析中や透析直後に不均衡症候群や低⾎圧などの合併症が⽣じることはまれである
×
74
ドライウエイト(DW)は透析後に余分な体液がない体重を⽰す
○
75
DWを設定する上で⼼胸⽐(CTR)が重要である
○
76
CTRが男性で50%、⼥性で55%以下、肺⾎管陰影の増強がないことが⽬標である
○
77
腎不全で細胞外液が過剰状態になると下肢より上肢に浮腫が著しい
×
78
DWを低く設定しすぎると⾎圧が低下し、気分不快、筋⾁痙攣、めまい、ふらつきなどを認める
○
79
透析患者において、⽔分制限だけで塩分制限をする必要はない
×
80
体重が⼀定であっても栄養状態が不良であれば実際の体重は減少していることとなる
○
81
⾎圧は透析前は低く、透析後は⾎圧が上がる
×
82
透析患者は易感染性状態である
○
83
シャント部に直接的な過度な圧迫などしないよう⾃⼰管理ができるよう指導する
○
84
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
⾼⾎圧症合併例では等尺性運動は避ける。
85
⾎液透析中の慢性腎臓病(CKD)の⽣活指導で適切なのはどれか。
有酸素運動を⾏う。
86
糖尿病はインスリンの作用不足による高血糖を主徴とする代謝疾患である
○
87
糖尿病の初期には口渇・多飲・多尿・体重減少・易疲労みられる
×
88
糖尿病の治療は、薬物療法を中心に食事療法と運動療法を併用し、完治を目指していく
×
89
1型糖尿病の発症は不良な生活習慣により大きく影響を受ける
×
90
2型糖尿病はインスリン作用の相対的不足により発症し、生命維持のためにインスリン療法が必須になる
×
91
2型糖尿病は生活習慣不良の中高年に好発し、その有病率は糖尿病患者の約95%である
○
92
妊娠糖尿病とは糖尿病患者が妊娠している状態のことをいう
×
93
糖尿病の合併症としては糖尿病性神経障害・網膜症・腎症、動脈硬化症などがある
○
94
血糖調整に関わるホルモンにはインスリン、グルカゴン、ソマ トスタチンがある
○
95
インスリンは膵臓の 筋・脂肪細胞・肝細胞に働きかけ、血糖値を上昇させる
×
96
グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島に働きかけ、インスリン、ソマトスタチンの分泌を抑制する働きがある
×
97
インスリンの分泌には基礎分泌と追加分泌がある
○
98
糖尿病が進行すると基礎分泌量の低下が始まり、さらに進行すると追加分泌量も低下してしまう
×
99
インスリンの分泌障害とはインスリンの分泌量が低下、または分泌のタイミングが遅延することである
○
100
インスリンの感受性亢進とはインスリンの働きが悪くなり、筋・肝臓・脂肪などの組織に糖を取り込みにくくなる状態のことをいう
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