問題一覧
1
誤っているのは?
裏急後重は急激な腹痛が起こり、頻繁に便意を催すが排便によって解消されず、肛門部二押し迫った感覚を伴うもので、大腸実熱によるものが多い。
2
正しいのは?
心下鞭と心下痞がともに存在するものを心下痞硬という。
3
正しいのは?
現在では六部定位比較脈診が最も広く用いられる。
4
正しいのは?
厥陰経頭痛は頭頂部が痛む。
5
誤っているのは?
陰刺は寒厥(足先から冷感が膝や腰まで上り、容易に下痢をする)のとき、左右の外果の後ろの穴(太渓)に同時に刺入すること。
6
正しいのは?
悪寒・発熱ともに強く現れる場合は正気・外邪ともに強いことが多い。
7
正しいのは?
酸痛はだるい感覚を伴う痛み。
8
誤っているのは?
表裏弁証は主に8つの判断基準を用いて、人体の状況を大まかに弁別する。
9
誤っているのは?
冷秘は実熱による便秘のこと。
10
正しいのは?
睡眠は衛気の運行や陰陽の盛衰、肝の蔵血と関係する。
11
誤っているのは?
色が濃く黄赤色の尿は湿証に属する。
12
誤っているのは?
怔忡とは動悸のこと。
13
誤っているのは?
矢気は失気ともいい、気を失うこと。
14
正しいのは?
尿が出にくくスムーズに排尿できないものを癃という。
15
歯痕の特徴で正しいのは?
多くは胖大舌を伴う。
16
術者の聴覚・嗅覚を通じて診察する方法は?
聞診
17
陰虚などで見られ、薄苔よりもさらに薄いものは?
少苔
18
正しいのは?
六十九難による補瀉法で肺虚の場合、肺経と脾経の土穴を使う。
19
誤っているのは?
脈数は実証に多い。
20
正しいのは?
寒熱の偏重がない状態を平寒平熱証または平証という。
21
正しいのは?
絡刺は絡脈が病んだとき、毫鍼や三稜鍼で血絡を浅く刺して瀉すこと。
22
誤っているのは?
小腹急結は下腹部、とくに左下腹部に抵抗や硬結のあるもので、気滞の腹証とされる。
23
正しいのは?
崩漏は不正性器出血のことで、月経でもないのに突然大量の性器出血をするもので、気虚による固摂作用低下によるものが多い。
24
誤っているのは?
厭食とは、食べ物を嫌ったり食べ物の臭いを嫌がるもので、食欲不振によるものが多い。
25
誤っているのは?
女性は12歳前後で天癸が至り初潮を迎える。
26
寒症状について正しいのは?
自覚的にも他覚的にも冷えるものを手足厥冷。
27
正しいのは?
腰は腎の府であり、腰痛は腎の病変によるものが多い。
28
正常な舌所見でないのは?
舌質淡白
29
誤っているのは?
抜針後に鍼孔閉じる方法は、開闔のうち瀉法である。
30
誤っているのは?
太息は肝胆湿熱が考えられる。
31
正しいのは?
口の乾きを飲みで飲水をあまり欲しないものを口乾という。
32
正しいのは?
不栄則痛は気血が不足し栄養されず痛むもので虚証に属する。
33
誤っているのは?
手関節横紋より上方1寸の部分を寸口という。
34
正しいのは?
浮取と沈取の中間で脈を診ることを中取という。
35
誤っているのは?
目渋とは目の乾燥感や異物感があるもので、血虚や熱邪による津液の不足によるものが多い。
36
陽虚や痰湿で見られる舌形は?
胖大
37
誤っているのは?
短気は呼吸困難のこと。
38
舌質紫暗の好発病証は?
血瘀
39
誤っているのは?
少陽病は、外感病の初期であり、表寒証に属す。
40
正しいのは?
女性は49歳前後で天癸が尽き、閉経する。
41
正しいのは?
口淡とは食べても味がしないもので、脾気虚によるものが多い。
42
厚白苔の場合に多い病証は?
寒証
43
舌裏面の舌下静脈が怒張したり蛇行している場合に考えられる病証は?
血瘀
44
誤っているのは?
標とは疾病の本質を意味する。
45
誤っているのは?
脈弱と弱脈は同義である。
46
誤っているのは?
重痛は瘀血によって起こるものが多い。
47
誤っているのは?
虚証の耳聾は腎気不固によるものが多い。
48
誤っているのは?
脈遅は脈拍が遅いもので、虚証に多い。
49
誤っているのは?
帯下は妊娠時のみ分泌されるとのである。